皆様こんにちは。
一時帰国中は相変わらず美味しいものを食べまくってます。
さて、前半戦に続き半年かけて回った中南米編が終わったので、行ってよかったおすすめ観光スポットまとめてみます。
少しでも旅の雰囲気や、楽しさ、地球の広さみたいなのが伝わって、皆様の旅熱を少しでも刺激できたら嬉しいです。
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訪問国
まずは我々が訪れた国をご紹介。
前半戦の29ヶ国に21ヶ国が足されてちょうど50ヶ国(地域)となりました。
国数 | 地域 | 国名 |
1 | アジア | タイ |
2 | アジア | フィリピン |
3 | ヨーロッパ | オーストリア |
4 | ヨーロッパ | スロベニア |
5 | ヨーロッパ | クロアチア |
6 | バルカン | セルビア |
7 | バルカン | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
8 | バルカン | モンテネグロ |
9 | バルカン | コソボ |
10 | バルカン | 北マケドニア |
11 | バルカン | アルバニア |
12 | ヨーロッパ | ギリシャ |
13 | ヨーロッパ | トルコ |
14 | コーカサス | ジョージア |
15 | 中央アジア | ウズベキスタン |
16 | 中央アジア | キルギスタン |
17 | 中央アジア | トルクメニスタン |
18 | コーカサス | アルメニア |
19 | 中東 | イラン |
20 | 中東 | ヨルダン |
21 | 中東 | サウジアラビア |
22 | アフリカ | エジプト |
23 | アフリカ | ザンビア |
24 | アフリカ | ジンバブエ |
25 | アフリカ | ボツワナ |
26 | アフリカ | ナミビア |
27 | アフリカ | 南アフリカ |
28 | アフリカ | マダガスカル |
29 | アジア | インド |
30 | 中米 | メキシコ |
31 | 中米 | グアテマラ |
32 | 中米 | エルサルバドル |
33 | 中米 | ホンジュラス |
34 | 中米 | ニカラグア |
35 | 中米 | コスタリカ |
36 | 中米 | パナマ |
37 | 南米 | ボリビア |
38 | 南米 | アルゼンチン |
39 | 南極 | 南極 |
40 | 南米 | チリ |
41 | 南米 | パラグアイ |
42 | 南米 | ウルグアイ |
43 | 南米 | ブラジル |
44 | 南米 | エクアドル |
45 | 南米 | ペルー |
46 | 南米 | コロンビア |
47 | ヨーロッパ | イギリス |
48 | ヨーロッパ | フィンランド |
49 | ヨーロッパ | エストニア |
50 | ヨーロッパ | デンマーク |
中米はメキシコから入ってパナマまでローカルバスを乗り継いで南下。
南米は2月のウユニ塩湖と3月のパタゴニアと南極に間に合わせるために飛行機であっちこっちしました。
その後、人に会うためにヨーロッパを少しだけ訪問。
今回はこの後半で訪れた中南米(+ヨーロッパ)で行ってよかった場所をmosariとAzuそれぞれがランキング形式でご紹介したいと思います。
なお、前半のユーラシア・アフリカ大陸編はこちらをどうぞ。
行ってよかった場所ランキング mosari編
まずはmosariからいってみましょう!
11位 パナマ:パナマ運河
第11位は海と大地を貫いた水利施設、パナマ運河がランクインです!
すいません10個に絞れずw
見学施設から見えるだけで考えたらただの水門でしかありませんが、太平洋と大西洋を結ぶために運河で大陸をぶち抜いてやろう。
そう考えて実際に作ってしまうという地球規模の人工物と思うと人の欲望と知恵はすごいと思わざるを得ない。
直前までいたコスタリカでは自然を再生させつつ観光客を集めるエコツーリズムの考え方に共感したところだったので、一気に欲望渦巻く環境破壊はインパクト抜群でした。
複数の水門を駆使して水位を調節して船が通行するシステム。
いや、考えたのもすごいし、実際に作ってしまったのが凄すぎる・・・
10位 エクアドル:ガラパゴス諸島
第10位は南米エクアドルにある離島、ガラパゴス諸島がランクイン。
動物好きにはたまらない動物たちの楽園。
街にはアシカが溢れ、
イグアナたちが至る所に生息している。
海亀を見たり、
ゾウガメを発見したりとまるで子供のように動物探しをする日々が続きます。
足が真っ青なアオアシカツオドリを探しまくってようやく見つけた時はめちゃくちゃ嬉しかった・・・
アシカと一緒に泳ぐことも可能。
本当に目の前に来てくれるのだ。
またガラパゴスはマグロ三昧を楽しむこともできるのが高ポイント。
天国かな?
我々はゾウガメの施設に10ドルだけ払いましたがそれ以外は無料で野生の動物を探したのでそこまでお金をかけずに楽しめるのも良かった。
9位 コスタリカ:Pierella Ecological Garden
第9位はコスタリカで訪問したPierella Ecological Garden自然保護区がランクイン。
ガラパゴス諸島とどちらが良かったは非常に悩ましいのだが、3食ご飯付き、1日中ガイドと一緒に森を散策できるというまさに大人の夏休みが楽しすぎたのでこちらを9位に。
コスタリカといえば森とそこに住む多種多様な生物が有名。
中米に行ったら絶対に森に行きたいと思っていたが、想像以上だった。
Pierella Ecological Garden自然保護区ではガイドと共に1日中森を散策し、数えきれないほどの生き物たちを発見することができた。
森の散策はまるで冒険のよう。
お猿さんもこちらに興味津々といった表情。
鳥は何十種類も発見することができた。
みんなカラフルでかわいい。
2人のお気に入りのアカメカエル。
サナギから蝶になる瞬間を見ながら朝食を食べたり、
カカオを使ってチョコレート作りなんてこともした。
今回の散策での一番の発見がこちら。
地元ではセラフィヌと呼ばれていたがヒメアリクイの一種のようだった。
めちゃくちゃレアらしい。
Pierella Ecological Garden自然保護区は3食&1日中ガイドが付いて1人1泊100ドルと破格のお値段。
コスタリカに行ったら100%おすすめ。
できれば2泊推奨。
なお、コスタリカは物価が高いのと、首都サンホセ(治安悪し)を起点にあっちこっち行くことになるのだが、渋滞がひどく公共交通機関があまり発達していないので、この自然保護区だけサッと見て抜けると良い印象のまま出られると思う。
8位 ブラジル:イグアスの滝
第8位はブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝です!
北米のナイアガラの滝、アフリカのヴィクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布の一つであるイグアスの滝。
その特徴は大小275の滝が連なり4kmもの滝幅という途方も無い大きな滝(群)なんです。
見渡す限り滝!滝!滝!
そしてそこから流れ落ちる水量には地球の力強さを感じずにはいられない。
もう水飛沫でびっちょびちょです。
ブラジル側は悪魔の喉笛と呼ばれるスポットに橋で近づくことが可能。
滝の下から見上げる滝は圧巻の一言。
もしアルゼンチン側とどちらかしか選べないならブラジル側がおすすめです。(ただし日本人には上から見下ろすアルゼンチン側の方が人気らしい)
是非南米に行ったら地球の力強さを全身に浴びて感じちゃってください。
7位 パタゴニア:絶景ハイキング
第7位はチリとアルゼンチンにまたがるパタゴニア地方での絶景ハイキングです!
南米南部に広がる雄大な自然を誇るパタゴニア地方はハイキングの聖地。
オンシーズンである12月〜2月の間には世界中から多くのハイカーたちが集まってくる。
我々はキャンプはもちろんハイキングもろくにしたことが無かったが、日帰りでも十分に楽しむことができた。
初めて挑んだトレス デル パイネでは登れるか不安になりながら進んだ。
3月に入っていたので上部は雪が積もっていたが、なんとかトレス デル パイネの3本槍を拝むことができた。
これはめちゃくちゃ嬉しかったなぁ。
他にもアウトドアブランドである「Patagonia」のロゴにもなっているフィッツロイにも挑戦した。
ほんのちょっとだけ焼けたようなフィッツロイ。
フィッツロイといえば朝日が昇るまでのわずかな間だけ見ることができる「燃えるようなフィッツロイ」が有名なのだが、mosariが39度の高熱を出してしまい、夜間のアタックは断念・・・
手前の湖で日の出から少し時間が経ったものが↑の写真。
それでもフィッツロイを見ながら歩いたハイキングルートはまさに絶景だった。
紅葉し始めた湿地帯に架けられた橋を歩いたこのエリアは絶景続きの南米の中でもかなり印象に残っている。
あまりに美しい。
ちなみにフィッツロイが間近で見えるビューポイントに辿り着いたころには雲で覆われてしまっていた。
残念!
でも39度の熱を出した後にしてはよくここまでこれたと褒めてあげたい。
こちらは南米のスイスと呼ばれるバリローチェでのハイキング。
とにかくパタゴニア地方は雄大な自然に囲まれており、どこに行ってもハイキングが楽しめる。
12月〜2月に南米に来るなら是非おすすめしたい。
我々は3月中旬に入ってから来たが、かなり天候が不安定で雨続きだった。
天気との戦いになる可能性が高まるのでできれば2月までが良さそう。
オンシーズンなら気持ちの良い大自然の中をゆっくりと歩く贅沢な経験があなたを待っている。
6位 グアテマラ:アカテナンゴから見るフエゴ火山
第6位は中米グアテマラよりアカテナンゴから見るフエゴ火山がランクインッ!
地球って生きてるんだ。
そう感じずにはいられない。
地球に住まわしてもらってるんだなぁと思ったのはこれが初めてかもしれない。
このレベルの噴火が短い時だと10分おきに起こる。
お隣のアカテナンゴ山に登って噴火を間近に見ることができたのは本当に素晴らしい経験になった。
このためだけにグアテマラに来てもいいくらい。
コーヒーも美味しいしね。
翌日はご来光も拝むことができた。
我々は1泊2日のツアーで参加。
南米でもフィッツロイやトレス デル パイネにも挑戦したがこれが一番キツかった。
歩いている分には絶景が広がっているパタゴニアの方が楽しいが、噴火を見ることで地球を感じることができたという点でこちらを上位にチョイス。
体力に不安な人は我々が参加したツアー会社ががちゃんと遅れても一緒に来てくれるのでおすすめ。
5位 ボリビア:ウユニ塩湖
南米といえばウユニ塩湖を真っ先に思いつく人も多いでしょう。
ボリビアよりウユニ塩湖の鏡張りが5位にランクインッ!
12月〜4月の雨季にのみ見ることができるこの鏡張り。
前日に雨が降り、風が無く、晴れている時に見せる光景は空中を散歩しているかのように錯覚してしまうほどあまりに美しい。
天国かな?
だがしかし晴天だけがウユニ塩湖では無い。
曇りの日に見せる幻想的な光景もまた素晴らしかった。
世界の終焉かのような非現実的な光景を拝むことできる。
むしろ印象に残っているのはこちらの曇りのウユニ塩湖。
行くたびに表情を変えるので何度行っても飽きることは無いだろう。
よくウユニ塩湖は「死ぬまでに見たい絶景の一つ」として上げられているが、まさにその通りだ。
絶対に期待を裏切らないだろう。
なお、新月だと月が無く満点の星空が見えるので、行くなら事前に新月の日を調べるのがおすすめ。(我々は満月だったw)
4位 ペルー:マチュピチュ
続いては天空の都市マチュピチュが4位にランクインッ!
南米といえばウユニ塩湖と並んで人気なのがこのマチュピチュ。
正直行く前は何度も同じような写真を見まくっていたので大して期待していなかっただが、目の前に現れたマチュピチュはあまりにも圧倒的な存在感を放っていた。
なるほど、これは世界中から人が集まるわけだ
自然とそう納得してしまうほど不思議な魅力がこの遺跡にはあった。
まさかウユニ塩湖よりも印象的に残るとは思っていなかった。
我々は別日には遺跡の後方にそびえるワイナピチュにも登った。
上から見下ろすマチュピチュもまた良かった。
もしマチュピチュに訪れる際は2日に分けて、是非ワイナピチュにも登ってほしい。
なお、2024年6月からルート制限が厳しくなって変更が入っているのでこちらの記事に詳しく書いています。
3位 ブラジル:弓場農場
第3位はブラジルにある日本、弓場農場での生活です!
戦後に南米へ移民した人々が作り、今もなお続いている共同体「弓場農場」。
いただきます。
この言葉の本当の意味を教えてもらった。
生きる上で欠かせないこの言葉の意味を理解できたのは今後の人生において絶対にプラスに働くだろう。
感謝の気持ち、それを忘れてはいけない。
ここでは我々も共同体に参加させていただき、主に農業、食品加工を手伝った。
ある時は炎天下の中で畑を耕し、
ある時は椎茸を育てるための原木であるマンゴーの木を伐採(我々は運ぶのがメイン)したり、
収穫した作物をスーパーに納品しに行ったりした。
食品加工では、
ラー油を作るためのニンニクをひたすら剥いたり、
煙が目にしみて泣きながらジャムを作ったり、
甘味噌を封入してラベル張りしたり。
現地に生きる日系人に日本語を教える現場を見せていただいたりもしたし、
牛を解体する現場も見せていただいた。
解体後に食べた牛肉はこれまで食べた肉の中で一番美味しく感じた。
お命をいただいている。
だからこそ僕らは感謝してそれをいただかないといけない。
食卓の上に並んでいる肉には確かに命があって、我々が食べるためにその命を間接的に奪っているのだ。
頭では理解していても実際見ると見ないとではやはり違う。
作物もそうだ。
自然の恵みをいただいていて、生産者の方々が本当に大変な思いをしながら愛情をかけて育てている。
作っている人だってそう。
食べてくれる人のことを思って手間を惜しまず最高に美味しい状態にしてくれる。
その全てに感謝して頂かなければいけない。
ここでは食事の前にお祈りの時間がある。
僕は毎回、その日学んだことを整理し、感謝の気持ちを述べていた。
それが終わったら食堂で共同体のみんなと一緒にご飯を食べる。
そして一緒に片付けをして、一緒にお風呂に入る。
デジタル化が進みリアルなコミュニケーションがどんどん希薄になっている現代社会において、古き良き日本が残る弓場農場での経験は色々と考えるきっかけになるだろう。
精神的な豊かさを知りたいのであれば、弓場農場へ飛び込むことを強くおすすめします。
興味を持っていただけたら是非こちらの記事を読んでみてください。
弓場の皆さんは元気にしてるだろうか。
2位 ペルー:アマゾンの村での暮らしとハンモック船
第2位はなんとアマゾンの中にある小さな村での暮らしとハンモック船です!!
我々は実際に住んでいる人と同じ目線でアマゾンを見たいと思い、アマゾン川を走っている貨物船に乗ることにした。
わずかな情報を手がかりに次の村に行く船を探しながら移動して辿り着いた小さな村「カボ パントーハ」。
この村から乗りたかった貨物船、通称ハンモック船が出ているのだが、なんと次の船が来たのは9日後だった。
その間我々はこの村にお世話になり、アマゾンの暮らしを見させてもらい、実際に体験した。
雨水とボロ切れを使って食器を洗い、
村人の家に招かれて一緒にお酒を回し飲み、
子供達と遊び、
伝統的な口神酒作りを手伝ったり、
リアルジャングルクルーズなんかをして過ごした。
もちろんもっともっと色んなことがあったし、電気は18時以降じゃ無いと使えない、鏡が無いので自分の姿を見れない、想像以上に滞在が長くなってお金が足りなくなるなど、まぁ色々とあった。
虫(たぶん蚊)にもずいぶん悩まされた。
Azuなんてこの時の虫刺されが原因で炎症を起こしコロンビアで病院に行くことになった。
毎日Azuと2人で散歩もした。
何も無いけれど、それゆえに慌ただしさを全て忘れることができた。
電波はあったようだが我々はSimを持っていなかったし、有料のWi-Fiサービスも一度使っただけでそれ以外は使わなかった。
スマホから離れて2人の時間も楽しんだ。
スペイン語が話せない我々がこの村で過ごすのはなかなかに大変だったが、最後には多くの村人と触れ合えた。
交番で警察官にお願いしてココナッツを取ってもらったりもした。
これはココナッツウォーターとして飲むためだ。
アマゾンのでの暮らしは想像以上に近代化されてはいたものの、やはり環境としてはめちゃくちゃ過酷。
でもそこには子供達が元気に走り回り、物が無いなら無いなりに工夫して楽しく暮らす人々の姿があった。
そして我々のような旅人に食事を何度も何度も無償で提供してくれたり、高熱が出てマラリアの疑いが生じた際も貴重な検査キットをタダで使わせてもらうなど無償の愛を分けてもらった。
心の豊かさ、それは現代社会において多くの人が忘れかけている価値観だと思った。
これが自分にできるだろうか、いや、難しいだろう。
アマゾン川にようにひろーーい心を持った人々だった。
そして待ち侘びたハンモック船。
牛や豚(右側の小屋の中にいる)、その他貨物などと一緒に4泊5日の船旅を楽しんだ。
途中で高熱が出てマラリアの疑いがあったので船を降りて医者を探すなんてアクシデントもあったが、それ以外は本当に楽しかった。
船の先頭に座って雄大な川の流れを見るのは飽きることなくいつまでだって見ていられた。
ここでの食事は生きた鶏をいただく。
その肉は本当に美味しい。
間違いなくこれまで食べた鶏肉の中で一番美味しい。
締めたての肉がこんなに美味しかったとは知らなかった。
アマゾンの夕日は美しかったし、
アマゾンに点在する小さな村たちも美しかった。
こんな小さな村がこんなにも多くあるとは思わなかった。
間違いなく不便なのに、多くの村がまだそこにあって人々が暮らしていた。
言葉にするのがなかなか難しいのだが、アマゾンでの暮らし、そしてその後に乗ったハンモック船は本当に冒険としか言いようが無かった。
作られた観光地を見るよりも、リアルにそこに住む人々の生きる様を見ることができてめちゃくちゃ楽しい毎日でした。
2週間近くいたのでペルーの記事一覧に飛ぶリンクを貼っておきます。
絶対におすすめです。
ただし衛生面は当然ワイルド仕様なので細かいことが気になってしまう人はやめておきましょう。
1位 南極:原初の海
中南米編の映えある第1位は南極です!
手付かずの自然。
地球本来の姿がそこにあった。
地球本来の姿はあまりにも美しく、あまりにも静寂だった。
心が洗われる
本当にそんな言葉がぴったりな白銀の世界。
我々は上陸有りのクルーズだったので、初上陸時には多くのジェンツーペンギンが船に寄ってきて出迎えてくれた。
お邪魔します。
そんな気分で動物たちの王国に入れてもらった。
近づいてはいけないと言われていたが、近づいてくるのだからどうしようもない。
他にもアザラシだったり、
鯨なんかを見かけた。
もうなんというか言葉にできない美しさ。
写真では到底伝えきれない。
あの荒波で有名なドレーク海峡を乗り越えた人だけが見れる世界。
南極を見たら「あ、これから南米がまだまだ待ってるけど、これはもう越えられないな。」そう思ったほど。
そしてそれはその通りだった。
地球上にあるもので南極以上の光景があるだろうか?
そう思ってしまうほど圧倒的な美しさだった。
南極クルーズには上陸するクルーズとしないクルーズがあるので、もし南極に行く場合は上陸するクルーズがおすすめ。
もちろんその分高くなるけれど、その価値は絶対にありますので。
ゾディアックボート(頑丈なゴムボート)でのクルーズはまさに大冒険だ!
最高の思い出だ。
↑南極に安く行った方法や、どんな風に過ごしていたかなどはこちらの記事をどうぞ。
こうしてみるとやはり中南米は自然系が多いですね。
もちろん行きたくても行けなかった場所も沢山あります。
南米は本当に広いし、見どころが点在しているので難しい(;´∀`)
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行ってよかった場所ランキング Azu編
どうもAzuです。
mosariのランキングとほぼ内容はかぶっているので、サクッとご紹介。
10位 グアテマラ:アカテナンゴ登山
この旅の中でぶっちぎりに辛かった。
ハイキングも登山も経験がない私は開始5分で参加したことを後悔したほど、急な登りが続く。
火山が何度も爆発し暗闇の中に赤い石がコロコロ転がっていく、ダイナミックな自然を目の前で見ることができた。
地球は今も生きていて、私達は自然には敵わないと美しさと共に恐怖も感じた。
9位 ブラジル:ボニート
世界一美しいと言われるプラタ川では、魚と一緒に泳ぐことができます。
川底の砂を巻き上げないようにするため私達はライフジャケットを着て泳がず、ただ浮いて流されていく。
抜群の透明度で、川底がキラキラひかり、魚が浮いているかのように見えて不思議。
魚がこんなに逃げずに一緒に泳いでくれるのがとても楽しかった。
水のアクティビティが好きな方には是非おすすめしたい。
大自然に囲まれたボニートの町ではプラタ川の他にも様々なアクティビティがあるようでした。
ボニートについてはこちら。
8位 ブラジル:イグアスの滝
見渡す限り滝だらけ・虹だらけ。
180度以上ある虹は初めて。
文字通り全身でダイナミックな滝を感じた。
7位 コスタリカ:Pierella Ecological Garden
たくさんの鳥や動物を見たが、会ってみたかったナマケモノがなかなか見つからずガイドのジョセフと一緒に「Donde esta Perezoso〜?」と言いながら森を散策。
ようやく会えたがお昼寝中で顔がよく見えず、しかも雨の後だったのでびしょびしょの毛玉。それもまたかわいい。
日本人が多く訪れるため日本語の鳥の本があり、英語とスペイン語を話すジョセフとスペイン語と日本語を教え合ったのも楽しかった思い出。
また、私は蝶などの飛ぶ虫が苦手だったが、毛虫がサナギになりサナギが蝶になるシーンを実際に見てからは、虫も一生懸命生きていると感じて苦手意識が減った気がする。やはり実際に見ることは大切な経験となる。
6位 アルゼンチン・チリ:パタゴニアハイキング
それぞれの目的地の景色は達成感も相まってもちろんよかったのですが、ハイキングの道中の景色もとてもよかった。
5位 ブラジル:弓場農場
地球の裏側ブラジルに古き良き日本があった。
農作業・食品加工の過酷さ。
動物の肉を食べるということ。
いただきますの本当の意味。
手作りの安心感。
物を大切に長く使うこと。
家族がいつも近くにいること。
日本で暮らしていては思い至らなかったたくさんの大切なことに気づかせてもらった。
弓場の皆さんは敬称なしで下の名前で呼んでくれる。
そこがまた、大家族の一員になったような気分にさせてくれてた。
弓場の皆さんの幸せな暮らしが末長く続きますように。
4位 ペルー:マチュピチュ
よく写真では見ていたのでそんなに期待はしていなかったのだが、あっさりと越えてきてくれた。
もやもやのもやピチュを見ながら太陽が出るのを待って1時間、太陽が昇ると共に雲が谷に吸い込まれるようにして遺跡が現れた時の感動といったら。
自然が作り出すものすごい演出で気分は一気に高揚した。
私達は最も安価な方法でマチュピチュの麓の村・アグアスカリエンテスに行ったが、それは費用だけでない良い面もあった。
マチュピチュ遺跡がある山の周りをぐるっと歩いて村に向かったが、この山に遺跡があることはわかっているのに全く見えなかった。こんな山奥の山の上にあるんだ、そりゃ見つからないわけだわと、妙に感心してしまった。
3位 エクアドル:ガラパゴス諸島
こんなかわいい2匹が港でお出迎えしてくれる、ガラパゴス。
ツアーは一切使わず無料スポット巡りだけで十分楽しかった。
野生のガラパゴスゾウガメに出会えた時は嬉しかったぁ。
ちなみに、さすが赤道直下の国。ジリジリと肌が焼ける感覚があり、とんでもなく日焼けをした。
2位 ペルー:アマゾン
Wi-Fiのない小さな村に8泊するとは想定外だった。(実際には有料WiFiがあり、村人も利用していた)
しかしアマゾンで暮らす人々の生活を知ることができ、雨水で洗った食器で食事をしてもお腹は壊さず。
足るを知る経験になった。
ハンモック船に乗っていて見かけた小さな村では川沿いに家がぽつんとあり、一体どうやって食糧を調達して暮らしているのか全く想像もつかないが、皆たくましく生きていた。
観光地化されていないアマゾンには、派手な格好をしたり踊ったりする民族はいない。
逆にそれが良かった。
1位 南極
人の手が入っていない、圧倒的大自然。
ドレーク海峡で辛い思いをしてでも来て良かったと思える唯一無二の場所。
地球温暖化・環境保護についても考えるきっかけをくれた。
最初は治安にビビっていましたが、何も失わずに無事中南米を終えることができました。
全くわからないスペイン語単語を少しずつ覚えてコミュニケーションを取るのが楽しかった!
そして中南米はどこも地元の人が優しい。スーパーでも市バスでも、毎日何人もの親切に助けてもらいました。
日本でも外国人には親切にしてペイフォワードしていきたいと思っています。
ということで中南米編は順位は多少違えどほぼ丸かぶりでした(;´∀`)
そしてやっぱり自然系が多め。
形式上場所にフォーカスしていますが、中南米に関しては人の陽気さや優しさが一番かもしれません。
街中の至る所で陽気な音楽が鳴り響き、リズムをとったり踊ったり。
目が合えば必ず挨拶するし、困っていたらすぐに声をかけてもらえる。
数えきれないほどビッグスマイルでサムズアップされた。
時間の概念が日本ほどきっちりしていなくてゆる〜く暮らしているのもすごい良かった。
いるだけで元気になる感じ。
治安が悪い、怖いイメージを持っていたけれど、それ以上に陽気で楽しいイメージを持って南米を離れることになった。
本当に実際に行ってみないとわからないことだらけだ。
(ただし、強盗や盗難に遭った旅人もダントツで南米が一番多かったのでやっぱり気をつけないといけない場所ではある)
割と王道の場所ばかり行っていたのでランキングの中身は無難な感じではありますが、今後中南米に行く時の参考になれば幸いです。
南米はとにかく広いし、バス移動の時間がどうしても長くなるので余裕を持ったスケジュールがおすすめ。
世界は広い、でも遠くは無い。
これで最初に予定していた旅は終了です。
この後はもう少しだけ延長しますが、これまでのように”旅”って感じではなくなる予定。
Instagramではブログでは伝えきれない動画などもあるので気になった場所があったら投稿やハイライトをチェックしてみてください。
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
前半のユーラシア・アフリカ大陸編はこちらをどうぞ。
それでは!
こんにちは!
いつも楽しく拝見しています!
Azuの料理が気になっています。
機会があればレシピ集の記事も見てみたいです。
海外で料理したいけど、調味料とか全然違うので、中々ハードル高いように感じています。
コロコロさま
こんばんは!
コメントありがとうございます。
お料理気になっちゃいましたか・・・!
調味料自体は日本から持って行っているものがほとんどなので、あんまり目新しいものは作っていないはず・・・
時間のある時に何個かよく作ったものなのか、作りやすいものなのかレシピ紹介する記事を書いてみますね。
mosariさん、世界一周楽お疲れ様でした。1年間パソコンを通して自分の知らない世界を見れました。スペイン語圏で生き生きと生活していましたね。ご自身にあった国が見つかったのかもしれません。今後も旅行生活は続くのでしょうか。引き続きブログの更新を楽しみにしています。
nobok様
こんにちは〜。
ありがとうございます。
スペイン語圏はほんと楽しかったです!
優しい人は世界中どこにでもいたのですが、南米は陽気さだったりフレンドリーさも相まってすごく印象深いです。
嫌な顔されたり、迷惑そうな反応されたこと全然無かったのでほんと気持ちよく滞在できました。(その代わり寒暖差はキツかったです・・・)
もう少し続けることにしましたのでどこに行くのか含めてブログでお伝えしますね。(まだ書けてないので明後日になると思います)