【世界一周309日目】2024.2.15 コスタリカ Pierella Ecological Garden 〜 フォルトゥナ
気温：17度〜25度
歩数：8,099歩
1コロン＝0.29円
今日の予定
- Pierella Ecological Gardenで森を散策 3日目
- フォルトゥナ（La Fortuna）へローカルバス移動
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雨の森
ザアアアアアアア！！
激しく降り注ぐ雨の音で目が覚めた。
この部屋は窓のガラスが無いので外の音が響くのである。
時計を確認すると3時過ぎ。
もう一度寝る。
ウホウホウホウホ！
サルの声で目が覚めた。
時計を確認すると5時過ぎ。
もう一度寝る。
6時半にタイマーで目を覚ます。
森の中で寝ることができるのは贅沢だけれど、眠りが浅いmosariは快眠しにくい環境なのかもしれん。
7時に朝食を食べに外へ。
残念ながら雨はまだ降っていてなかなか止みそうになかった。
まずはコーヒー。
雨の音を聴きながら飲むコーヒーも悪く無い。
食事は相変わらずすごい量。
半分も食べられない。
手作りのカカオを使ったショコララテもくれた。
今日もサナギが羽化するところを見ながら。
我々のテーブルに置かれたサナギはすぐに羽化してくれたが、他のテーブルの個体は全然。
あなたたちはラッキーだね！
周りのフランス人たちがこぞって写真を撮りに来た。
食事を終えても雨は止まない。
雨の中森を歩くのはなかなかシンドイぞ。
でもだからこそ奇跡が起きるのかも知れない。
一度部屋に戻って荷物を回収。
ここで例の儀式をやっておくことにした。
塗り塗り。
35カ国目コスタリカを塗り潰しました！
mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。
詳しくはこちら。
キャリーケースを引きにくい砂利道なのでホストが一輪車を貸してくれた。
うーん、楽ちん楽ちん。
雨の当たらない場所に荷物を置いて森の散策へ。
昨日の夜とは別のフランス人カップルと4人。
幻の個体と遭遇
雨は強くなったり弱くなったり。
たまらずウインドブレーカーを着た。
Azuは着てなかったけど。
ぬかるんだ足元に気をつけながら森の中で生き物を探しまわる。
雨の日は動物も見つけにくいだろうがガイドのジョセフは今日もたくさん見つけてくれる。
イタイタ！
何かのコウモリ。
めっちゃカラフルと思われるオウム。
アカメアマガエルは今日も可愛い。
夜行性なので寝ているのだがジョセフが起こしてくれる。
マイコドリ。
今日も可愛い。
この子は巣の上に座って雨を凌いでいた。
飛び立つと小さな卵が2つ。
おぉ。子育て中だ。
無事に生まれますように。
いつも地面に座って枯葉に擬態しているヨタカ (nightjar)も今日は木の枝の上？
地面が濡れてるからね〜枝の上で休憩中さ〜
ジョセフが教えてくれた。
なんでも知ってるな。
今日も豊作。
森の中で見れる生き物は昨日の記事にかなり掲載したのでそちらをどうぞ。
そしてその時が訪れた。
セラフィヌ（Serafin de Platanar）である。
なんだねこの可愛い生物は・・・
コスタリカには幻の鳥と呼ばれるケツァールが生息している。
ケツァールを見るツアーも多く開催されており、コスタリカ観光のハイライトの一つとなっている。
だが、このセラフィヌも非常に珍しく、コスタリカで見られることは滅多に無いそう。
この森で1年以上ガイドをしている凄腕ジョセフですら22歳の生涯で今日で3回目だそう。
実は我々は到着した日にも見れたのでこれで2回目。
相当ラッキーなようだ。
あまりの珍しさにジョセフも動画を撮影していたほどだ。
ケツァールはツアーに参加さえすればまぁそこそこの確率で見ることができるのでセラフィヌの方がレアなんじゃなかろうか。
アリクイの仲間で四足歩行でゆらゆらと歩く様はとーーーーっても可愛い。
一度枝から転げ落ちる間抜けな一面も見せてくれた。
幻の生き物を見る事が出来て最終日まで楽しませてくれた。
カメラ目線。
かわゆす。
あ、ナマケモノは今日も発見。
赤ちゃんのようで母親の上で寝てる姿の横顔。
雨のせいで毛がびしょ濡れである。
すやぁ。
かわいいね。
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ケツァールを見ない夫婦
森の散策を終えてレセプションに戻って来た。
ここで我々は一つの決断をした。
もうケツァール見なくて良くね？
間違い無くケツァールはコスタリカ観光の一大イベントとして有名なのだが、正直このPierella Ecological Gardenが良すぎて森は満足してしまったのだ。
ケツァールを見に行くにはツアーを利用して60ドル（9,000円）ほど。そこまでの交通費を考えると1万円程度はかかる。
ツアー自体は1、2時間ほど。
このロッジは1日100ドル（15,000円）だが朝、昼、夜のツアーに3食と宿泊費まで含まれている。
採算が取れるのか心配になる程だ。
もしケツァールを見に行くならこのロッジに来る前が良さそうだ。
そんな訳でサンホセには戻らずに同じ方向にある「La Fortuna」と言う温泉地帯に向かう事にした。
ここから直接行った人の情報は無いのでジョセフに聞いてみると、時間帯はわからないが、サラピキで乗り換えて行けるそうだ。
どうなるかはわからないが行けそうではあるのでLa Fortunaの宿を予約した。
ホストのウィリアムが最寄りのバス停まで送ってくれる事になった。
さぁ行くぞ！
待ってまだお金払ってないよw
このお金に執着していない姿勢が素晴らしい自然を作りあげたのかも知れない。
なんなら一度もパスポートすら見せて無いよ。
予約サイトも無いので彼が知ってるのは僕らの電話番号だけだ。（予約はwhat’s upのチャットでした）
それくらい人を信用している。
これだけの森を原っぱから作り上げるなんて情熱意外の何物でも無いよな。
かっこいい大人たちだった。
そして何より1日中我々を案内してくれたジョセフ。
本当にありがとう！
お世話になった宿
チェックアウトしたのでこのガーデンについて改めて紹介。
1人1泊100ドルと安くは無いが内容を考えると安いと言える。
なんせ宿泊費だけで無く3食と3回の森の散策ツアーが含まれているのだから。
ホストのウィリアムさんもクリスタルさんも優しい人柄。スタッフもガイドも親切だ。
森で様々な生き物を見つける事が出来る。
ハイライトは
- ナマケモノ
- トゥーカン
- アカメアマガエル
だろう。
イモムシからサナギになる瞬間や、サナギから蝶に変わる瞬間も見られる。
見つけた生き物たちは昨日の記事を参考にどうぞ。
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水回り
部屋に専用のシャワー兼トイレが付いていた。
清潔でシャワーはお湯がちゃんと出るが２日目は停電なのかお湯が出ず水シャワーだった。
バスタオルも2枚ずつ用意されていたし、パンテーンのシャンプーも置いてあった。
部屋回り
ベッドが2台にテーブルがあった。
リネン類も清潔。
水もデカンタで置いてあった。
無くなっても言えば水道水を補充してもらえる（コスタリカは水道水が飲める）。
Wi-Fiは各部屋では届かない可能性が高いが、我々はたまたまオフィスの上のせ部屋だったので部屋でもサクサクだった。
ただし2日目は夜に停電以降、朝まで繋がらなかった。
使えないものと思っていた方が良いだろう。
（レセプション付近は繋がる）
森の中なので虫はいる。
殺虫剤は置いてあった。
我々の場合は小さな蛾が少し入って来たくらいだったので使わず。
テラスもあった。
ロッジは森の中にある。
総じてめちゃくちゃ良い宿だった。
大大大満足である。
だが多分通算で100箇所以上蚊に刺された。
虫除けスプレーを使ってたのたが、、、
首都サンホセからの行き方は初日の記事をどうぞ。
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長い長い移動
ホストのウィリアムがクソかっこいいランドローバーで送ってくれた。
おろしてくれたのは行きでサンホセからのバスを降りたバス停。
このGymの向かい側。
ありがとうウィリアムさん！
どうやらここで待てばサラピキに行けるようだ。（そう言えば来る時はサラピキ方面のバスチケットを買っていた）
今の時間は11時20分。
車があれば目的地のLa Fortunaまでは1時間半ほどの距離。
バスだから倍の3時間ちょっとで着けば良いだろう。
バス停で待っているとすぐにバスが来た。
ラッキーだ。
サラピキ？
首を振る運転手。
え、この道はサラピキに続いてるのに行かないの？そんな事ある？
再度確認しても行かないと言う。
他の乗客も英語で聞いて来てくれたが、次のバスに乗るんだと言う。
仕方なく次のバスを待つ。
が、ここからが長かった。
・・・
・・
・
なんと、次のバスが来たのは1時間後だった。
来るかどうかわからないバスを待つのは精神的に疲れる。
なんだか少し気持ちも悪くなって来ていた。
そして次なるバスはちゃんとサラピキに行ってくれた。
HORQUETAS → Puerto Viejo de Sarapiqui
640コロン 40分
12時20分に出発。
市バスのようで市街地を経由してゆっくりと進んだ。
値段は1人640コロン（186円）。
市バスだから安いね。
サラピキに着いたのだがどこで降りれば良いかわからないので運転手にLa Fortunaに行きたいと伝えると、サンカルロス行きに乗り換えるんだと教えてくれた。
バスはサラピキのバスターミナルに13時ちょうどに到着した。
ここでサンカルロス行きに乗り換えるのよ。私も一緒だから着いて来なさい。
優しい乗客が教えてくれた。
スペイン語なので雰囲気で察する。
窓口でサンカルロス行きのチケットを購入。
2,170コロン（630円）。
意外と高い。
しっかりとしたバスなのだろう。
優しい乗客の名前はナンシー。
彼女が言うには出発は14時45分。
後1時間45分もあるでは無いか。。。
こりゃ到着は結構遅くなりそうだ。
仕方無いのでスーパーで水と夕食用のカプヌを買ってひたすらにベンチで待つ。
ちょっと気持ち悪いのが続いていたのだが、Azuもそうだと言う。
なんだろうか？
2人ともと言うのが少し気になったが一旦様子見。
トイレは300コロン（87円）
Puerto Viejo de Sarapiqui →San Carlos→Quesada
2,170コロン 2時間半
バスは時間通りに出発。
２階建バスの先頭に座れたのだが、突如大雨が。
座席指定などは無く自由席なの早い者勝ちだった。
1時間半くらいで着くかと思っていたが、バスは直進せずに遠回りしていた。
こりゃサンカルロスまで3時間は余裕でかかりそうだ。
そこからもう1本乗り換えなければいけない。
Azuこれは到着したら真っ暗だね。。。
夕飯買いに行く時間無いね。カプヌ買っておいてよかったね、、、
うーん、地図上は近かったんだけどな。
接続がうまく行かないと時間ばかりかかるな。。。
サンホセに帰って1泊してから再度向かうよりはマシだと思うが。。。
あえて山道に遠回りしつつ、市バスですか？ってくらいバス停に停まる。
そんなにかかると思ってなかったからバスを待ってる間に水を飲んでしまったのが大失敗。
2人してめちゃくちゃトイレを我慢しながらだったのて辛かった、、、
ひたすら尿意と戦いついにトイレ休憩。
Quesada（ケサダ）と言う街だった。
コーヒータイム
ナンシーがそう言うので持っていた2Lのペットボトルだけ置いてバスから降りる。
財布を出して準備万端と思ったら、
トイレは向こうよ。お金はかからないわ。
ナンシーはこのターミナルについて詳しいようだ。
はぁぁぁぁあ〜
猛烈な解放感に包まれる。
生きてるって素晴らしい。
トイレから出ると我々の荷物が外に出ていた。
ナンシーが手招きしている。
我々の荷物を見てくれていたようだ。
だが、荷物が出されたと言うことはバスを乗り換えると言うことだろう。
我々はサンカルロス行きを買ったがその手前で乗り換え？一体何がどうなっているかわからなかった。
ナンシーは別のバスを指差して走って進んで行った。
Azu、水がバスの中だ、、、！
とってくる！
ナンシーの様子を見ると急いだ方が良さそうだったがこの国は水が高いのだ。
運転手にドアを開けてもらって水を回収。
急いでナンシーを追いかけると早く来いと言わんばかりに手招きしていた。
慌てて荷物をバスに積み込む。
訳がわからなかったがナンシーが言うにはこのバスでフォルトゥナまで行けるらしい。
我々が買ったサンマルコス行きはどうなってしまったのか全く訳がわからなかったが、持っているサンマルコス行きのチケットを見せつつフォルトゥナまで行きたいと運転手に告げると1人1,630コロン（945円）だと言う。
正しいのかどうか、サンカルロスまでの分が二重に払っていないか気になったがスペイン語なので言われるがママだ。
運賃を払って席に座るとバスはすぐに出発。
と、思いきやいきなり停車。
コスタリカコスタリカコーヒーコーヒー
運転手が何か叫ぶ。
立ち上がる乗客たち。
車両トラブルだろう。
すぐ隣に来た新しいバスに乗り換えた。
Quesada→La Fortuna
1,630コロン 2時間
2階建ての大きなバス。
市内は渋滞しておりゆっくりと進む。
訳のわからないまま乗り換えたが、運転手にもLa Fortunaと伝えてあるのでこれで辿り着けるはずだ。
到着時には完全に日が暮れてしまっているが、観光地っぽいのでたぶん大丈夫だろう。
ちなみにグアテマラで導入したE simは昨日の夜期限が切れている。
またSIM無し生活なので何か予想外の事があると調べることすらママならない。
旅っぽくなってきたな。
どちらにしろこのルートは調べても情報が無い。
誰かの通った轍じゃない道を通っている。
大変だけどスマホが普及する前の旅はこんな感じだったんだろうな。
旅の最初の頃のウズベキスタンからキルギスタンに移動した時の事を思い出した。
あの時も困って真夜中に警察やらを巻き込んで揉めに揉めた。
あの時よりはマシだな 笑
んで街を走っていると看板にサンカルロスとあちこちに書かれてる事に気がついた。
もしかしたらこのQuesadaと言う街もサンカルロスと言う地域の一部なのかも知れない。
であれば乗り換えたのも納得だ。
でもQuesada到着時にナンシーはコーヒータイムって言ってたから乗り換えるつもりじゃなかったようにも思う。
相変わらず謎だったが同じルートを通る人がいればとりあえずサラピキまで行って、フォルトゥナに行きたいと窓口で相談すれば良いだろう。
バスは相変わらず遠回りをしながらゆーーっくり走る。
真っ暗になった19時にサンペドロと言う街でナンシーは降りて行った。
ありがとうナンシー。
後はもうちょっとだ。
結局バスは19時半ごろフォルトゥナに到着。
宿の近くの幹線道路で下ろしてもらった。
実に8時間の大移動になってしまった。
3時間くらいのつもりだったんだけどな・・・
青い幹線道路を進んでくれればよかったのにわざわざ山の近くの細い道を通るもんだからめっちゃ時間がかかってしまったよ(；´∀｀)。
宿の近くの大通りでおろしてもらってから5分ほど歩いて宿にたどり着いだ。
真っ暗だったけど治安はそんなに悪くはなさそう。
チェックインしたらカプヌを食べた。
夜遅くに到着する時など移動日にはやっぱり便利だ。
海外産のカプヌとマルちゃんのチキン味を食べ比べてみたけど、海外産の方が美味しかったたと言う・・・
マルちゃんの方が30円くらい高いのに・・・
6人ドミトリーだったけど、部屋がめっちゃ狭い。
床に荷物が散らばってたり宿泊者のマナーはあまり良くなさそう。
この宿は22時半で消灯だそう。
暗闇の中溜まったブログを少し書いた。
部屋はクーラーが付いていて夜寒かった(；´∀｀)
一応付けていいか聞いてくれたけど、エアコン付けられるとベッドの上段ってマジで寒いんだよな。
日本人の体感的には全然暑く無いんだけどね。
ちょっとの移動のつもりが大移動で色々と疲れてしまったので日が変わる前に寝た。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は温泉に行ってきます。
それでは！
トップのカエルの写真、めっちゃ可愛く撮れてますねー
散歩してこんな生き物たちが見れるなんて、異世界ですね。
onomgrnさま
こんにちは〜。
カエル可愛いですよね〜。
ほんと異世界でした。
これを草しか生えてない原っぱから作り上げたのですから本当にすごいと思います。
それと同時に動物たちの世界を人間がどれだけ奪ってきたのか・・と考えずにはいられません(；´∀｀)