【世界一周360日目】2024.4.6 アルゼンチン ブエノス・アイレス 〜 ウルグアイ コロニア・デル・サクラメント
気温:15度〜23度
歩数:12,588歩
1ウルグアイペソ=3.99円
今日の予定
- ウルグアイのコロニア・デル・サクラメントまでフェリーで移動
- コロニアの街散策
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目覚め
昨日は宿に夕方戻ってきてから体調がまた悪化してずっと寝ていた。
今朝起きると、少し良くなっている気がする。
とりあえず移動はできそうだ。
今日はお隣ウルグアイへ移動する日なのである。
朝食を軽く食べる。
昨日買っておいたバナナとトマト、青リンゴ。
おにぎりはバリローチェの移動日に作ったやつの余り(2日前・・・)。
そして昨日のレストランで残ったじゃがいもオムレツの一欠片。
電子レンジがあったのでおにぎりとオムレツは温かくすることができた。
食後はチェックアウトの準備。
ピンポーン
部屋のベルが鳴った。
ホストのLuisが迎えに来たようだ。
このエアビーはホストと合流して鍵を受け取り、退室時はホストに直接鍵を返してアパートの外に出るという方法。
なので最初の合流時はアパート到着時に連絡する必要があるので基本的にSIMが必須になる。
バルカン半島ではSIMを買ってなかったので近くのカフェでWIFIを借りて連絡して走って向かう、なんてこともしていた。
まだ旅の最初の頃。
懐かしいね。
それが今やe SIMを入れて快適に連絡が取れてしまう。
旅の最初の頃のハングリーさが無くなっているな。
でも南米は治安的な意味でUberを使いたいシーンが多いのでSIMが無いと結構キツいのも事実なのである。
お礼を伝えてお別れをした。
ブエノス・アイレスでお世話になった宿
- 施設名:アパート、素晴らしいロケーション。(エアビー掲載名)
- 住所:ブエノス・アイレス市内中心部
- チェックイン時間: 13:00〜
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 部屋タイプ:アパート1室
- エアコン:有(ファン有)
- 1泊:3,152円
エアビーなので事前にカードで支払い済み。
日本で言う1Kの間取りの集合住宅だ。
前回ブエノス・アイレスに滞在した時はホテルを利用した。
その時は1泊3,350円程度なので値段的には同じくらい。
でもキッチンがあると言う点で今回はこちらをチョイス。
結果的にキッチンは設備がちょっと不足していたのでほとんど使わなかったが、電子レンジは使わせてもらった。
致命的だったのが鍋が1個しか無かったこと。
フライパンが無かったのでお湯を沸かして煮るか米を炊くくらいしかできなそうだったのだ。
それでも市内の中心なので立地は良いし、アルゼンチンの集合住宅に滞在できると思えば良い経験だった。
チェックイン時にお菓子と冷たいコーラとファンタを用意してくれていたのもありがたかった。
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水回り
結構古め。
汚くは無いけれど。
イタリア移民が多い国なだけあってビデが設置されていた。
お湯はしっかり出るが、水を使うとガスでお湯を沸かすのか、
ブオオオオオオオオ!グオオオオオ!
と、変な音が鳴り響くのが怖かった。
後シャワーヘッドが取れていたので水が飛び散りやすかった・・・
バスタオルは1枚ずつ用意してくれていた。
部屋回り
シングルベッドが2台にテーブルやソファ、テレビ、クローゼットなど。
リネン類は清潔だったが、シングルベッドが過去一狭かったw
たぶん70cmくらいしか無かったんじゃ無いだろうか。
一晩なら問題無さそう。
そう、全ては一晩なら問題が無い。
まぁ安いしね、で済ませられる。
2泊以上するのは避けたいと思ったし、リピートするかと言われるとしない。
繰り返しだが集合住宅に泊まれたというのは貴重なので1泊は有り。
そういえばWIFIは夜になると一切繋がらなくなってしまった。
うーんって感じの宿。
ホストは親切でいい人だったけど。
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ウルグアイへフェリーで移動
アルゼンチンとお隣のウルグアイは陸地で繋がっているが、ブエノス・アイレスからはフェリーで渡ることもできる。
最短路線であるコロニア・デ・サクラメント行きなら1時間15分という近さなのである。
コロナ前は3社運行していたようだが今は2社が運行しているようだった。
行き先としては世界遺産でもある古都コロニア・デル・サクラメントと首都モンテビデオ行きがある。
モンテビデオ行き関しては直行便のほか、コロニアに行ってからバスに乗り換える経由便が存在している。
当然経由便の方が安くなる。
コロニアへは1時間15分ほど、モンテビデオへは直行便で2時間半、バスの経由便で4時間程度となっている。
1日数本運行しているので自由度は高い。
朝昼夕と揃っていた。
当日フェリーで買うと安かった、なんて情報もあったが乗れないと予定が狂うので我々は事前に上記のサイトから購入した。値段を比較してBUQUEBUSにした。
- 往路:コロニア行き
- (別チケット)コロニア→モンテビデオ
- 復路:モンテビデオからコロニア経由便
我々は両方の都市に行くことにしたので上記旅程で予約した。
BUQUEBUSの場合は片道でそれぞれ買うよりも往復で買った方が安くなったので往復がおすすめ。
上記のように往路到着地と復路出発地が異なるオープンジョー的な買い方でもOK。
往復で1人77,385ペソ(12,300円程度)だった。
コロニア行きを片道で買うと7,000円程度するので、往復がおすすめ。
コロニアとモンテビデオ間は現地でバスチケットを買う予定。
こちらは1日に何本もあるということだったので多分問題なく買えるはず。
こちらは2,000円程度と聞いている。
こんな感じで1日に何本もある。これがもう1社あるのでかなりの本数だ。
そんな訳で我々はBUQUEBUSのターミナルへ向かう。
BUQUBUSのターミナル
Colonia Expressのターミナル
フェリー乗り場へ
アパートを出たらバスを使ってBUQUEBUSのターミナルへ。
これでSUBEカードの中身もほぼ空っぽになってしまった。
ペソが全く無い状態になってしまった。
残金320ペソ(50円程度)という有様。
しっかりとしたバス停だったので降りるのを間違えることは無さそう。
それにしてもブエノス・アイレスは首都だけあって高層ビルまで建っている。
南米・・・
イメージしていたものと違うんだよなぁ。
勝手にイメージしていただけだけど。
そんな訳で通過するだけです。ごめんちょ。
ターミナルは思ったよりも立派だった。
予約したeチケットには2時間前には必要な書類を提出してください。
と言った1文があったが、噂によると1時間前でも余裕でしたってことだったので我々は間をとって1時間半前に到着。
中に入ると空港のようなチェックインカウンターがあった。
ここでスマホの予約画面を見せ・・・
ること無くパスポートを渡したら勝手に手続きしてくれた。
12時15分行きのコロニア行き。
パスポートの返却と一緒に搭乗券を渡してくれた。
預け荷物がある場合はここで預ける。
搭乗券をもらったら2階に出国エリアがあるとのこと。
時間があったので1階をチラ見。
めっちゃオシャレなカフェがあった。
手前で焙煎してレールを通って奥のカフェにある豆の瓶に自動で流れる仕組みになっているようだった。
が、タイミングが悪く焙煎中で豆が移動する瞬間は見れなかった。
2階に上がったらまずはアルゼンチン側の出国審査。
写真と指紋を取られたら終わり。
相変わらずスタンプは無し。
そのすぐ隣に今度はウルグアイ側の入国審査があった。
フェリーに乗る前にウルグアイに入国できてしまった。
こちらも特に何も聞かれること無く終了。
こっちは入国スタンプ有り。
審査ブースを抜けたら搭乗ゲートのあるエリア。
40分くらい前から搭乗開始っぽい。
それまではベンチで座って待った。
WIFIはあったけど繋がらなかった。
フェリーの中の席は早い者勝ちなのでいい席を狙っている人は搭乗開始の前からずっと並んでいるようだった。
こちらが今日お世話になるフェリー。
中に入るとシートがずらり。
窓際が人気で埋まっていった。
が、特にこだわらなくてもいいと思われる。
海の水は茶色で全く綺麗で無かったので。
おとなしくお昼のおにぎり。
朝作っておいたおにぎり。
うまし。
船内には両替所もあった。
レートはあまり良いようには見えないが、もうアルゼンチンに戻らないと言う人はここで両替しても良いかもしれない。
また、土日だと銀行と両替屋が閉まっていることがあるのでちょっとだけドルでも何でも両替しておくといいかも。
コロニア行きは1時間ちょっとなのであっという間に到着。
これがウルグアイ側の到着ロビー。
ここにあるATMでUSドル札を入手するために訪れる人も多いんだとか。
我々はUSドルでは無くウルグアイペソが欲しいのでATMを使おうとしたが、前に使っていたニキが画面をバンバンし始めた。
カードか現金のどちらかが出てこないのであろう。
怖いので利用は辞めた。
ATMなら街中にもあるだろうし。(実際は・・・)
ターミナルの中にインフォメーションがあるのでお姉さんに聞いてみた。
オラ!モンテビデオ行きのバスに乗りたいだけどどこにチケットカウンターある?
港を出て右側に行ったところにすぐあるわよ。
やっぱりここはフェリー専用ターミナルなのか。
港を出るところでWelcomeの文字が。
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ウルグアイのプチ情報
さて、41ヶ国目のウルグアイに入国しました。
- 建国:1828年
- 首都:モンテビデオ
- 公用語:スペイン語
- 面積:176,220㎢(88位)
- 人口:350万人(132位)
- 通貨:ウルグアイペソ
面積は日本の半分!
人口も350万人とめちゃくちゃ少ない。横浜市と同じくらいらしい。
アルゼンチンの東側、ブラジルの南部に位置する小国。
ウルグアイと聞いて思いつくのはサッカーの強国くらいって人も多いんじゃ無いだろうか。
まぁマイナーではある。
が、mosariにとっては地味に訪れたかった国の一つでもある。
それは世界で最も貧しい大統領と呼ばれたホセ・ムヒカ氏の存在だ。
彼が2012年にブラジルで行われたリオ会議でスピーチした内容は多くの日本人が聞いた方がいい内容だと思う。
大量消費社会による欲望の先に何があるのか?
人は幸せになるためにいるんだとスピーチする姿は誰もが何か感じるものがあるはず。
僕が東京という街を離れたいと思ったのも彼のスピーチの影響が少なからずあるのかもしれない。
当時はバリバリのサラリーマンだったし、すぐに行動に移すことはできなかったけど、心の奥底にはこの考えがあったのかもしれない。
現代社会に生きる全ての人に聞いてもらいたい。
彼はもう政界を引退しているのでその影響を街中で見ることは出来ないだろうけれど、単純にどんな国なのか興味がある。
ちなみにビッグマックの値段を比べたビッグマック指数的には世界で2番目に高いほど物価が高い国なのである(;´∀`)
古都コロニア・デル・サクラメント
さて、我々が降り立ったのは古都コロニア。
1680年にポルトガルによって設立されたこの街だが、アルゼンチンとの距離から戦略的にも重要な都市という事で、その後100年に渡ってスペインとポルトガルがこの地を巡って争ったんだそう。
何度も街は焼かれることになり、破壊と修復を繰り返すうちに、石壁や屋根、格子など、それぞれの国の伝統様式を持つ都市になったんだそう。
そんな街を早速散策・・・
する前にバスチケットを買いにお隣のバスターミナルへ。
モンテビデオ行きは2社取り扱っているようで2時間に1本ほどとかなりの頻度で運行されていた。
値段は一緒だったので時間が合う会社を選べば良いと思われる。
片道1人546ペソ(2,163円)。
支払いはカードが使えた。
無事に明日のバスチケットも手に入ったのでまずは荷物を置きに今日の宿へ。
バスターミナルから歩いてまっすぐ10分ほどで到着。
家の前でホストが待っていてくれた。
パティオ(中庭)付きでめっちゃ良き。
アルゼンチンに何か足りないと思っていたがパティオかもしれない。
エアビーで予約したのだが、ホストがかなり手慣れており、民泊というよりもホテル(ホステル)に近い感覚だった。
この後はどうするんだ?ビーチに行くならこの道をまっすぐ。そこからぐるっと回って歴史地区に行くこともできるぞ。
丁寧に色々と教えてくれるホスト。
そんな訳でビーチに寄ってからヒストリカルエリア(歴史地区)に向かうことにした。
コロニア街歩き
まずは10分ほど歩いてビーチへ。
これがウルグアイのビーチだっ!!
・・・
・・
・
うわぁ、わかっちゃいたけど、めっちゃ曇ってるぅうう!
水も茶色で空の色と同化してまぁなんとも味気ないビーチなんだ。
何人か砂浜に座ってぼーっとしている人がいたけどとても長居する感じでもなければ遊ぶ感じでも無い。
早々にビーチ沿いの道を通って歴史地区に向かうことにした。
久しぶりの石畳に背の高い街路樹。
写真だとなんだかイマイチだが実際見る分には雰囲気が良い。
道を渡ろうとすると車は止まってくれるし、民度も高そう。
歩いているだけでなんだか気持ちが良くなる、落ち着く街っていうのかな。
無料のアートギャラリーがあったので覗いてみたら中庭がちょっとだけ雰囲気が良かった。
奥に海が見えたけどやはり水が濁っているし曇っているしで風景は全然・・・
歴史地区の中心に来ると長い間そこにあるであろう趣のある建物が多く残っていた。
石畳も無秩序でセクシーだ。
こんな色味の建物も。
1本通りが変わると雰囲気も変わる。
建物には白地に青文字の美しいタイルの標識。
街頭もまた歴史を感じさせる。
夜に来たら雰囲気めっちゃいいんだろうな。
建物には花を咲かせた木が絡み付いていることも多かった。
路駐が多いのが残念。
この歴史地区のシンボルである灯台にも行ってみた。
青空が広がっていれば白い灯台が映えるのだろうが、曇り空なので一体化してしまっていた・・・
値段は未確認だが有料で登ることも可能。
個人的に一番印象的だったのはこちら。
レトラクラシックカーだが、座席には謎の魚w
コロニアの歴史地区は小さいので1時間ちょっとで見れてしまう。
感動するほどの物は無いが、大都市ブエノス・アイレスから来たこともあって背の低い建物が並ぶ街は実に居心地が良かった。
なんか落ち着くね。
そんな感じの街だった。
カフェでコーヒーでも飲もうかなんて話をしていたけれど、街を一通り回ったところでmosariの電池切れ。
倦怠感がひどく早く宿に戻りたくなってしまった(;´∀`)
あ、でもマグネットが売ってるから見ていこうよ。
我々は各国のマグネットをお土産として買っている。
たまにしょうもないマグネットしか売っていないところもあるが今回はAzuのお気に入りが見つかった。
くださいな。カードでよろ。
カードは最低利用金額が決まってるのよ。
まだATMを発見していないので現金を持っておらず買うことができなかった(;´∀`)
仕方ないのでATMを探すけど、歴史地区の近くは銀行の中にあるATMしか見つけられなかった。
んで今日は土曜日。
どの銀行も閉まっていた(;´∀`)
ならばちょっと勿体無いけど手持ちのドルを両替するか!
ってことで両替屋を探したけどそちらも軒並みクローズ。
え?現金手に入らなくね?
まさかの現金難民になってしまった。
そんな訳でマグネットは諦めて宿に戻ることにした・・・
途中で夕食の野菜を買いにスーパーに寄った。
けっこう大きめのスーパーなんだけどまさかの野菜が売っておらず。
辺りを探して八百屋を発見したが、今度はクレジットカードが使えなかった(;´∀`)
宿が近かったのでmosariは先に宿に戻り、Azuはもう1軒だけ八百屋を探してくることに。
・・・
・・
・
部屋に戻って休んでいると、Azuが帰ってきた。
なーんも買えなかったぜぃ!
もう1軒八百屋を見つけたものの、今度は現金かデビットカードじゃないとダメだったらしい。
現金もデビットカードも持っていない我々が野菜を買うことはできなそうだった。
デビットカードしか使えないってアルゼンチンとウルグアイでしか言われたことないんだけど何なん?
1個だけ食材を買ってきてくれたのでそれを使って夕食。
・・・
・・
・
トマトパスタWithソーセージ!!
すげぇ見た目のインパクトw
トマトソースはブエノス・アイレスで買ってきたものだが、意外と美味しくてAzuも感心していた。
体調悪いのに野菜0だが買えなければどうしようもない(;´∀`)
見知らぬ国ではこう言うことがあるので土日を移動日にするのは避けた方がいいのだが、すっかり忘れていた。
食後はシャワーを浴びる元気も無くベッドに寝転ぶ。
うー、早く回復せんかなぁ・・・
移動続きだし、1日しかいられない日程だから大人しくしていないのが悪いんだけども・・・
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は首都モンテビデオへ移動します。
それでは!
2年目突入、おめでとうございます。
同じところを旅している気分で、毎日それはそれは楽しみにしています。
mosariさんの文章の雰囲気が好きです。
帰国後になにをなさるか…。まずはこの旅行記の書籍化をお願いします。
さて、老婆心ながらmosariさんの体調が気になります。移動やブログアップができているので大丈夫とは思いますが、マラリアは少しだけ心配ですね。
それから、歯科治療を受けておられますので心内膜炎だけは鑑別しておきましょう。ぜひAzuさんに胸の音を聞いてもらってください。直接胸に耳を当ててでもOKです。もし心音に雑音(鼓動の間にザーという音)が聞こえたら即帰国をお考えください。
drasak様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
書籍化の要望ありがとうございます。
できたらいいなと思いつつ、な、なかなか難しそうです・・・
また、ご心配かけてしまい申し訳ございません。
パタゴニアではたぶん刺されてないのでマラリアは多分大丈夫かと思いますが、胸の音は聞いてもらいますね。
だいぶ回復してきている&もうすぐ日本人宿でゆっくりするつもりなのでそこで全快にならなかったらちょっと考えますね(;´∀`)
ありがとうございます。