【世界一周358〜359日目】2024.4.4〜5 アルゼンチン バリローチェ 〜 ブエノス・アイレス
気温：16度〜22度
歩数：4,000歩くらいずつ
1ドル＝151.60円
ブルーレート 1ドル＝995ペソ
予定
- バリローチェからブエノス・アイレスへ21時間のバス移動
- ブエノス・アイレスの安くて美味しいおすすめのレストランへ肉を食べに行く
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バス移動の日
朝7時に目を覚ます。
今日は移動日だ。
アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスまで21時の長距離バスである。
だが昨晩から本格的に調子が悪い。
寒気と頭痛、喉の痛みに鼻水。
風邪と思われるが風邪引くような事はしてないんだけどな。
暖かくしてるし。
んで今朝。
残念ながら体調は悪いままだった。
キツいけどバスチケットは買ってしまったし、珍しく1週間分くらいの移動チケットや宿も予約済み。
移動しないわけにはいかない。
チェックアウトは10時、バスは15時だからチェックアウト後は共有スペースで休ませてもらいつつ、スーパーに寄ってからバス停に行く予定(；´∀｀)
朝飯を食べる。
今日のパンケーキはキャロットケーキだろうか？
これもめちゃくちゃ美味しかった。
幸せな朝ごはん。
食後にホストのママがやって来たので、チェックアウト後も共有スペースに居てもいいか聞いた。
こんにちは。今日はチェックアウトだけどその後も、、、
あーいいわよ、いつでも。今日は誰もその部屋を使わないから。
！！バス15時だから13時過ぎでも良い？
いいわよ。いいわよ。
や、やった。
出発ギリギリまで寝てられる。
ありがとうママ。
そんな訳で出発ギリギリまで寝て休むことができた。
Azuはその間に昼食と、これからバスで食べるおにぎりを作ってくれた。
昼食は食材がもう無いから具無しのリゾット。
でも日本のキムチスープの素を使っているから味はめちゃくちゃ美味しい。
炒りごまもナイスだった。
そんな訳でギリギリまで部屋にいて、13時過ぎにチェックアウト。
具合が悪いので横になれたのはほんと助かった・・・
ママにお礼を言いたかったが不在のようだったのでエアビーのメッセージ機能を使ってお礼を送っておいて、家を後にした。
バリローチェでお世話になった宿
- 施設名：森の中のスイートルーム（エアビー掲載名）
- 住所：バリローチェ郊外
- チェックイン時間: 14:00〜
- チェックアウト時間: 〜10:00
- 部屋タイプ：ダブルルーム 専用バスルーム
- エアコン：無し（暖房有り）
- 1泊：5,245円
エアビーで4泊20,980円をカードで事前決済。
1泊5,245円なので決して安くは無いが、市内のドミトリーに2人で泊まるよりは安かったのだ。
バリローチェもまだまだパタゴニアらしく物価が高い・・・
郊外にあるのでバスに乗らないと行けないし、バス停から未舗装の坂道を15分は歩かないと行けないので立地は良くない。
が、その分周りは静かだし、ゲストの数も我々含めて6人程度と小規模なので宿でも静かでゆっくりと過ごすことが可能。
エル・チャルテンの大型ホステルでの滞在に疲れていた我々にとっては最高の宿だった。
バリローチェに来た人はジャロジャロの丘方面に行く人がほとんどだと思われるが、宿はそっち方面なので実際そこまで不便では無い。
市内に行きたければバスで10分で行ける。（バス停まで15分ほどかかるけど）
バスターミナルからは20番で1本で来るか、市内で50番で乗り換える方法がある。
20番だと乗り換え不要だが、追加で1kmほど歩く必要が出てくるのでお好みで。
Googleマップでバスの路線含めて検索できるのでその時の都合に応じて検索結果から選べばOK。
検索結果のイメージ
キャリーケースがあると坂道を登るのが難しいので坂の下のスーパーで降りて食材を買ってからUberがおすすめ。2,000ペソくらいなので300円ほど。
共有スペースは実に快適だった。
コーヒーも紅茶も無料なのもGOOD。
エスプレッソマシンで淹れてもいいし、
マキネッタを使って淹れてもいい。
キッチンはかなり充実してるし包丁も切れ味が良かった。とても清潔だ。
なお、大型犬と猫が歩き回ってるので床には毛がちょっと落ちてたりするので動物が苦手な人は避けた方がいいやも。
そしてホストのママは親切で何でも教えてくれるし、無料の朝食のパンはとても美味しかった。
こんな朝食が付いてくるなんて幸せすぎる。
Wi-Fiは天気が悪い日は遅くなる事もあった。
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水回り
部屋に専用のトイレ兼シャワールームが付いていた。
清潔で暖かいお湯もしっかり出る。
バスタオルを1枚ずつ貸してくれた。
手拭きのタオルも1枚あった。
何も問題無し。
部屋回り
ダブルベットが1台にテーブルとクローゼット。
リネン類も清潔。
部屋は暖房が付いてて暖かい。
テーブルと椅子が1人用なので2人で使うのは難しいが、大きな問題は無いだろう。
電源も部屋に幾つかあった。
総じて実に快適だった。
体調が良くなかった事もあり引きこもっていたが快適すぎた。
これまでの宿の中で相当上位。もしかしたら1番良かったかもしれない。
市内を散策するのが目的でない限りこの宿はめちゃくちゃおすすめ。
エアビーで「森の中のスイート」と書かれている物件である。
1人用だとシェアルームになって「森の湖の景色- 4人用シェアルーム」だった。
またバリローチェに来ることがあればリピートしたい。
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ブエノスアイレスへ
チェックアウトしたらまずはUberを呼ぶ。
坂の下のスーパーまでで帰りは1,500ペソだった。
スーパーでバスの中で食べる青リンゴやお菓子、水などを購入。
その後20番のバス乗り場まで1kmほど歩いた。
バス停で少し待って20番に乗り込んでバスターミナルへ。
バリローチェのバスは一律320ペソとかなり安い。50円くらい。
SUBEカードをタッチして乗るので支払いは簡単。（SUBEカードが無いと乗れないので注意）
が、アルゼンチンはインフレがエグいのですぐに料金は変わると思われる(；´∀｀)
バスターミナルには45分前に到着。
無料のトイレを済ませて待つ。
Wi-Fiはあったが繋がらなかった。
バスが来たら荷物を預けるが、荷物乗せ係の若いあんちゃんは手にお札を挟んでいた。
Azu、これチップ必要なやつやも。
え？払うの？
普段なら払わないが、ここまであからさまにチップが必要だと見せびらかしてると嫌な予感。
少し待って他の乗客がどうしているか観察。
すると全員もれなく払っていた（払わされてた）。
最初から渡すためにお札を持って並んでいる人もいたし、知らずに立ち去ろうとすると引き止められてチップを請求されてる人もいた。
任意じゃなく半強制だと言う事がわかった。
渡してる額もチェックしたが1人200〜500ペソ程度だった。
我々は2人分で500ペソ札を渡す事にした。（400ペソ分の札が無かった）
75円程度ではあるが半強制のチップは気持ち良く無い。
荷物乗せるだけでお金をもらおうとするのがなぁ。
エジプトのカイロでも言われてめっちゃ嫌な気分になったのを思い出した。アジア人にだけ請求してさ。
バリローチェ→ブエノスアイレス
88,600ペソ 21時間→22時間 Via Bariloche社
バスは立派。
2-1配列なので広々。
席の間にカーテンがあるシステムは良き。
でも電源無し、Wi-Fi無し。
21時間も乗るけど軽食や水の配布も無し。
14,000円も払ってるのに！
さらに恐ろしいことに一度も休憩は無かった。
食べ物と水を持ち込んで無い人は何も買う事も出来ずただ我慢するしか無いのであった。
マジでアルゼンチンの長距離バスはいけてないのである。
ついでに言うとこのタイプのシートも苦手。
前の座席の下に仕切りがあって潜り込ませることができず、足が伸ばせんのですよこれ。
常に踏ん張ってるような感じになるので超苦手。
そんな訳で体調も悪いのでここからはひたすら寝ます（寝れるとは言っていない）。
ひたすら寝て、目が覚めてを繰り返してバスはブエノスアイレスへ向けて走るのであった。
風景はずっとこんな感じで何も無い。
途中に小さな街を通るくらい。
20時ごろに夕飯のおにぎり。
具がなくなって来たのでごま塩おにぎり。
シンプルでうまい！
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翌日5日
目が覚めても休憩が無いのでひたすら寝るだけである。
・・・
・・
・
ブエノスアイレスの市内に入るとこれまでの道とのギャップに驚く。
めちゃくちゃ都会〜。
んでバスは1時間遅れの22時間でブエノス・アイレスのバスターミナルに到着した。
バスターミナルの場所はここ。
いやぁ休憩無しでずっとバスに缶詰は辛かったなぁ。
市バスに乗って宿へ
ブエノス・アイレスもバリローチェ同様にGoogleマップでバスの検索も出来た。
SIMがあると楽すぎるなぁ。。。
SUBEカードはバリローチェで購入済みなので意気揚々と端末にタッチ、、、するも反応無しあれ？
アルゼンチンアルゼンチンメッシメッシ
運転手が何か言っている。
が、全く何を言ってるかわからない。
運転手も会話を諦めて何かボタン操作した後にタッチしろと言う仕草。
タッチするとピーと言う音と共に270ペソが引かれた。
どうやらバリローチェでは市バスは一律料金だったがブエノスアイレスでは行き先に応じて変わるようだ。
多分行き先を聞いていたのだろうと後で気がついた。
すまねぇ運転手のおっちゃん(；´∀｀)
んで15分ほどバスに乗って宿の近くで降りた。
今日もエアビーなのでアパートの下に着いたらWhat’s Appを使ってホストに連絡。
すぐにホストが玄関まで降りて来てくれた。
古いエレベーターに乗って部屋に案内してくれた。
日本で言う1Kの間取り。
元々ホストが住んでいたらしいがら実に小さな集合住宅だ。
設備は古いが現地の住居に泊まれると思うと貴重な経験だ。
値段的には市内の安ホテルの個室と同じくらい。
こっちはキッチンもあるのでエアビーにした。（実際はキッチン用品が整っておらず使わなかった）
ホストのLUISはスペイン語だけだがまぁ設備の説明ならジェスチャーと雰囲気で概ねわかる。
地味に冷蔵庫の中で冷やしてくれていたコーラとファンタをくれたのが嬉しかった。
設備は古いがこういうちょっとした気遣いがあるだけでめちゃくちゃ心象が良くなるものである。
アルゼンチンと言えば肉
そんな訳で肉を食べに行きます。
アルゼンチンと言えば牛肉が安く食べられると噂の肉なのだが、パタゴニアでは安い肉に出会えなかった。
20,000ペソ〜って感じだった。
3,000円は想像していた価格とは違うのだ。
なのでずっと我慢してブエノスまで戻って来た(；´∀｀)
ここならちょうど1ヶ月前にジェリー夫妻と食べに行った肉屋があるからだ。
そんな訳でバスに乗ってそのレストランへ。
SUBEカードの残りが1回分になったので帰りにチャージしたほうが良さそうだ。
おすすめレストラン「El Nuevo Castel’s」はここ。
ここはハラミ（エントラーニャ）が8,000ペソ（1,200円くらい）！
サーロインなら6,000ペソ（900円くらい）で食べられるのだ！！
そんな訳でハラミを頼む。
ドンっ！
チュミチュリソースをかけて肉を口に運ぶ。
ぎゃあああうますぎるうぅぅう！
肉は柔らかく、チュミチュリソースの酸味と辛さがめちゃくちゃ合う。
これで1,200円は信じられない美味しさである。
もう1品はじゃがいもオムレツ。
これも無難に美味いが肉にもポテトが付いてるのでじゃがいも祭りになってしまった。
デザートはプリン。
この間よりもカラメルが少なめだったがそれでも美味い。
さすがイタリア移民が多い街だ。
この他に炭酸水を1本頼んで合計で15,700 ペソだった。
約2,500円。
レストランで食べてこの値段と味なら大満足なのである。
パタゴニアでずっと食べたかった牛肉にありつけてめちゃくちゃ嬉しかった。
してお会計。
前回も使えたのでクレカで払おうとする。
これデビットカード？
いや、クレジットだよ。
クレジットは使えないんだ？
え？試してみてよ。先月は使えたよ。
今はダメなんだ。
えぇ、マジで？
デビットカードは持ってないので現金で払うしか無い。
持っていた現金を数えてみるとギリギリ足りた。
あまりにギリギリ過ぎて店員さんも笑っていた。
どれくらいギリギリだったかと言うと残りがこれ。
320ペソ。
日本円にして50円である。
これでもうバスにも乗れないし、いざ現金が必要になった時に困る。
でもそんなに多額の現金はもう不要。
100ドル札でブルーレートで両替しようものなら無駄になる可能性が高い。
その辺で両替・・・と思ったがやはり体調が優れず、両替商を探す元気が無いので一旦問題を先送りにすることにした。
後で困らないといいけど・・・
とりあえず金が無くなったので帰りは30分歩いて帰った。
天気が良いので気持ちが良い。
建物も綺麗。
でも大都市は人が多いし、ゴミも多いし、疲れるね。
我々夫婦には合わないのだ。
宿の前にあるスーパーで買い物。
結局食べ終わったのが16時過ぎなのでこの様子では夕飯は無くてもいいかもしれない。
明日の朝食だけ買って帰った。
が、水を買うのを忘れていた。
ホストは水道が飲めると言っていたがこの古いアパートの配管は信じられないと言う事でAzuに水を買いに行ってもらいつつ、お米やパスタなど保存が効くものも買って来てもらった。
ブエノスアイレスは物価が周りと比べて安めなので。
結局夜になっても腹は減らず、体調も良くならないのでmosariはずっと寝ていた。
夕方以降はWi-Fiも繋がらなくなっておりAzuも早めに寝た。
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明日はウルグアイの古都コロニアへ移動します。
体調良くなってくれ〜。
それでは！
