【世界一周565日目】2024.11.20 香港 〜 ニュージーランド オークランド
気温:8度〜17度
歩数:7,044歩
1ニュージーランドドル=91.57円
今日の予定
- オークランドを経由してクライストチャーチへ
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機内で過ごす夜
Azuと交代で3席中の2席を使いがなら寝ていたのだが、横になれるのがやはり大きくて3時間以上寝ることができた。
目を覚ましたらAzuと交代したんだけど、1時間くらいで朝食のサーブが始まってしまった。
たくさん寝させてくれてありがとうAzu。
朝食も2種類から選べた。
オムレツか焼きそば。
オムレツは香港行きと同じやつ。
我々は焼きそばをチョイス。
見た目よりも薄味でちょっと物足りない。
うーん、コロナ前のキャセイは機内食が美味しいイメージだったんだけどな。
まぁ出るだけありがたいんだけども。
食事が終わるとニュージーランドまで残り2時間を切っていた。
昔から来たかった場所なのになんだか実感が湧かない。
もっというとワクワクすら0。
・・・長く旅をしている弊害だ。
海外に行く事が当たり前になってしまったのだ。
そして何よりこのニュージーランドがこの旅最後の国だというのも大きいのかもしれない。
夢の時間の終わりが近づいている。
それが怖いのかもしれない。
僕の心はニュージーランドが近づくに連れてザラザラしていった。
離陸してから窓のシェードは下げたままだ。
開けようとするも少し上げただけで凄まじい光が入り込んでくる。
あまりの強さにまたもや思わず上げかけたシェード下げてしまった。
それでも降下に入る前にCAさんからシェードを上げる指示があった。
太陽は眩しかったけれど、すぐに降下を開始して雲の中に入り込んだ。
真っ白な世界をボーッとしていたら、突如雲を抜けて、すぐにオークランドの空港が窓から見えた。
空港の奥には淡いエメラルドグリーンの海が見えた。
今まで見たことの無い色。
それが見えた瞬間に一気にワクワクした。
なんだ、ちょっと遅かったけど僕の心はまだまだ楽しめと言っている。
最後まで楽しみ尽くそう。
少し揺れたけどAzuも乗り物酔いは大丈夫そうだった。
昔は酔い止めが無いと飛行機にも乗れなかったってのにこの旅で強くなったなぁ。
ニュージーランドの入国について
機内から降りて通路を進んで行くとまずは入国審査があった。
ここは自動化されていてゲートにパスポートを読み込ませて写真を撮られたらあっさり入国。
Azuがスタンプが欲しいとスタッフに言うと、
自動化ゲート使ったんだろ?スタンプは不要で進んでいいんだぞ。
と、一度断られるも、
ただスタンプが欲しいんです。
そう食い下がってみる。
わかった。パスポートを寄越せ。どれくらい滞在するんだ?
お?なんか押してくれそうだ。
2ヶ月です。
わかった。パスポートを寄越せ。そこに座って待ってろ。
押してくれそうなんだけど、なんかパソコン叩いて何かしている。
ただ入国のスタンプが欲しいだけなんだけど…
なんか面倒な事になってないといいけど。
不安のまま待つ事数分。
返されたパスポートを見ると、
visitor visaの文字が。
ん?これ入国スタンプじゃなくてビザになってるやん。
ニュージーランドには日本のパスポートがあればビザは不要で90日間の滞在が認められている。
その代わり、
- NZETA
- NZTD
という2つのオンライン申請を事前にしておく必要がある。
NZETAはアメリカでいうESTA、NZTDは税関申請のようなものだ。
NZETA
NZETAは申請費用としてアプリ経由だと1人17NZドル、WEB申請だと20NZドル。
そして観光税であるIVLも同時に支払う。
これが1人100NZドル。
合わせて最低でも117NZドルが必要。
日本円にすると10,800円。
日本も外国人からはこれくらい徴収しても良いと思うのだが…
これは申請から72時間以内に承認される。
我々は僕がアプリを落として2人分同時に申請を行った。
内容はニュージーランドへの渡航目的や、犯罪歴が無いかの確認など。
5分ほどで終わるのだが、僕は申請してから1分で許可がおりた。
だがAzuは70時間ほどかかったため、何か申請が間違ったのでは無いかとかなり心臓に悪かった。
これがあるからビザは不要になっているんだけれど、ビジタービザを押された事で何か無ければ良いのだが。
とりあえず入国は出来たので何かあるとすれば出る時だろう。
まぁ大丈夫だと思うが…
NZTD
NZTDは食べ物やアウトドア用品の持ち込み有無についての申請が主だ。
ニュージーランドは環境保護のため、食べ物と土が付いたアウトドア用品の持ち込みには必ず申請が必要になっている。
もし申請せずに見つかると400NZドル(36,800円)もの罰金を支払うことになる。
我々はどちらも持ち込むので事前に持ち込み有りで申請しておいた。
食べ物については基本的に持ち込み不可と書かれているが、実際は生もので無ければ審査官のお目溢しで持ち込めるケースがほとんどらしい。
だが審査官によってはカップヌードルに含まれる乾燥肉や、卵を使ったマヨネーズなんかが没収されたという情報があった。
そのため我々は原材料に肉が入っていないものを選んで購入。
鶏ガラや、ポークエキスなんかは含まれていても良しとした。
また、野菜に関しては乾燥されたものもOKとした。
こんな感じで持ち込み品を用意したが、さてさてどうなることやら。
んでアウトドア用品は土が付いていないか別室で確認されることがあるとの情報があった。
そのため我々は靴を綺麗に洗い、トレッキングポールの先端を新しいものに交換した。
他にもテントやら何やらも持ち込むが、これらは全て新品なので大丈夫。
申請サイトにも新品の場合は申請不要と書いてあった。
新品である事がわかるように商品が入っていたビニール袋のまま持ち込んでいる。
Amazonで買っているので商品購入履歴ページも英語表記にして用意する周到ぶりだ。
だが未開封ゆえ何か商品に不備が無いことを願うばかりだ(;´∀`)
とある方のサイトにはこの審査を抜けるのに3時間かかったと書いてあったので出来る限りリスクを抑える形をとった。
何故ならこの後国内線でオークランドからクライストチャーチに乗り継ぐからだ(;´∀`)
そんな訳で事前に色々と準備しなければならないニュージーランド入国。
無事に全て持ち込めますように!!
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いざバイオセキュリティチェック
入国後通路を進んで行くとバイオセキュリティの文字を発見。
何も申請が無い人は左の部屋、申請がある人は右の部屋とあったので我々は右の部屋に入って荷物を受け取った。
キャリーケースカバーが外れてビリビリになっていたが(;´∀`)
何があったらカバーが破れるのだ…
キャリーケース自体は大丈夫そうで一安心。
そのまま申請がある人用のレーン「somthing declare」に進む。
なかなか列は進まず、どんどん後ろに伸びてゆく。
こりゃ最後の方の人は何時間かかるやら…
30分ほど並んで我々の番に。
パスポートにNZETAとNZTDの情報が紐付いているようでパスポートを渡せばこちらの申請内容がパソコンから見れるようだった。
あなた食べ物を持ち込んでるわね。どんな食べ物?
醤油や鶏ガラスープ(chicken stock)、グミや乾燥した大根など。生鮮(flesh)品はありません。
そう、ではアウトドア用品は?
この靴とトレッキングポールです。テントは新しいものです。
靴の裏を見せて?洗ってあるわね?
はい、この通り。トレッキングポールも先端のチップを新しいものをセットしてます。
靴は大丈夫そうね。わかったわ。2番に進んでちょうだい。
そう言ってパスポートに2番のシールが貼られたのでその先にある1〜4のレーンのうち、2番に並ぶ。
まずは口頭でどんな種類の食べ物やアウトドア品を持ち込んでいるか確認して、内容に応じてレーンを分けて詳しく確認するって感じだろうか。
持って来た食品は全部伝えられていないがとりあえず生ものは無いって伝われば良かったのだろうか?
しどろもどろに回答すると怪しきものは黒になりかねないので食材やアウトドア品は英語でリスト化しておくと安心そうだ。
堂々と「私たちわかってますよ!」という程で答えていけば大丈夫かと。
んで2番のレーンにはよく見るX線の検査機。
そちらに持っている荷物を全て乗せる。
保安検査と同じ流れで荷物はベルトコンベアに、人間はゲートを潜ってチェック。
食べ物が入ったバックパックはそのまま受け取れたが、キャンプ用品の入ったキャリーケースが引っかかった。
開けて全部説明かと思ったが、
この中にテントは入っているか?
はい。でも新しいやつです。
一度も使ってない?
はい。一度も。先週Amazonで買いました。
わかった。
そんな感じで荷物を開ける事なく釈放。
厳しいと言われていた食べ物とアウトドア品については問題無く、というか軽く口頭でのチェックと靴の裏を見せたくらいで逆に心配になるくらいだった。
これはタイミングや審査官によるのだうろが、こんなにあっさりならもっと持ってくれば良かったな。
サイトに寄っては薬も市販品の箱付きだったり医者の処方箋が必要だなんて書いてあるからビビっていたけれど、3ヶ月分以下の薬なら特に問題無さそうだ。(NZTDのサイトには3ヶ月分を超えない場合は申請不要と書いてあった)
これからニュージーランドに行く人にアドバイスをするとすれば、
NZETAは72時間かかる可能性があるのと、申請間違いで再申請することになるかもしれないので余裕を持って2週間くらい前に申請しておくと精神的に穏やか。
NZTDは出発の24時間前からしか申請できないので忘れずにやろう。そして、持ち込み品は必ず正直に申請すること。
未申請の場合は問答無用で400NZドル。
申請すれば没収されるかもしれないがほとんど持ち込めると思われる。(生ものは不可)
食べ物を持って行かない場合でも、空港で買ったガムなんかも食べ物に見なされるので注意!!
同行者含めて意識を徹底しておこう。(審査場の前にゴミ箱があるので最悪そこで捨てる)
アウトドア品は中古を持っていく場合、洗って必ず土を落としておこう。
審査には1時間もかからなかったが別室送りになるとさらに時間がかかるのでその後の予定は余裕を持たせておこう。
そんなところだろうか。
我々はこの後国内線に乗り継ぐが余裕を持って到着から6時間後にしている。
スケジュールに余裕が無い人は食べ物とアウトドア用品を持ち込まないようにするのが良いだろう。
オークランド乗り継ぎ
国際線ターミナルを出て国内線ターミナルへ。
歩くと15分。
無料のバスも出ているようだが運動がてら歩くことに。
昼間は太陽のおかげで想像以上に暑かった。
軽く汗をかきながら国内線ターミナルに到着。
適当なベンチで休憩しながら明日以降の予定を話し合った。
無料Wi-Fiがあったので調べ物も可能。
なお、ニュージーランドではSIMを契約することにしていた。
空港で買おうかと思ったが、e SIMなら日本にいるうちに契約できたので機内モードをOFFにしたら繋がった。
契約したのは通信大手のSPARKという会社の90日で100GBのデータ専用プラン。
様々なプランがあるが旅行者はTravel Pack(前払いのプリペイドタイプ)というものしか契約できないようなので注意。
最新のプラン内容はこちらをどうぞ。
https://www.spark.co.nz/online/shop/mobile-plans/travel-pack
空港でも売っているが空港にデータ専用プランがあるかわからなかったがどうやら空港にもありそうだ。
カウンターの料金表があったので掲載。(写真はこの後のクライストチャーチのもの。オークランドにもあるとは思うけど)
16時過ぎに荷物を預けて保安検査を抜けた。
プライオリティパスが使えるレストランがあるはずなのだが見当たらない。
サイトでチェックしてみるとまさかの保安検査前だった(;´∀`)
係員にお願いして外に出してもらってレストランで夕食。
プライオリティパス1回分で42NZドル分がタダで食べられる。(少なくてもお釣りはでないし、超えたらその分の差額を払えばOK)
ドンっ!(写真には無いけどスプライト600mlも)
これで2人で83ドル分。
7,635円分。
超豪華だけど自分で払うなら絶対食べないな…
ハンバーガー自体は22NZドル(2,025円)なので豪華かつ美味い。
だが大きすぎて食べにくいったらありゃしない。
食べ終わったら再び保安検査を抜けて制限エリアへ。
搭乗ゲートに向かうと今にも搭乗が始まりそうな雰囲気。
列がはけるのを待ってからゲートに向かうと、
その便はここじゃ無いわ
な、なんだと?
よく見ると別の行き先…
どうやら出発ゲートが変わっていたようだ。
良い子は定期的にちゃんとゲートが変わっていなかチェックしましょう。
電光掲示板をチェックして変更後のゲートに向かう。
到着が遅れているようで搭乗開始も少し遅れ、なんだかんだ出発は30分遅れだった。
なお、機内持ち込みの荷物は身の回りの品に加えてもう一つ持ち込めるタイプだったが、搭乗ゲートでも7kg以下だと警告する什器が置いてあった。
今回のフライトでは測られている人はいなかったように見えたが規定サイズギリギリの荷物の人は重さに注意。
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ニュージーランド航空 NZ 567便
- 便名:NZ567便
- スケジュール:11月20日
19:0019:30オークランド発ー20:2520:50クライストチャーチ着 - クラス:エコノミー
- 機材:A320
- 予約クラス:SEAT & Bag
- 2人分プライス:435.6NZドル(39,735円)
機材は3-3配列の小型機材。
座席幅は狭め。
めっちゃボケてる・・・
座席指定をせずにランダム席で購入したがちゃんとAzuと隣同士にしてくれていた。
席に着いたが機材の遅れのせいでいつ飛ぶかわからず、ウトウト。
なんだか猛烈に眠くなって気がつけば離陸していた。
予定の30分遅れでの出発となった。
途中でドリンクサービスが。
このフライトはKoru Hourフライトという特別な便。
Koru Hourフライトではより多くの種類のスナックとお飲物をご用意しています。朝のフライトでは、コーヒーと、スナックまたはクッキーをお楽しみいただけます。夕方のフライトでは、お飲み物にニュージーランド産ワイン、プレミアムビール、サイダー、L&P、コカ・コーラノーシュガーが加わり、チーズ&クラッカー、またはおつまみと共にお楽しみいただけます。
Koru Hourフライトはオンラインでの予約時にご確認いただけます。オークランド、ウエリントン、クライストチャーチ、ダニーデン、クイーンズタウンを結び、予定飛行時間50分以上のA320ジェットフライト便が、国民の祝日を除く月曜日から金曜日の午前8:00までと午後4:35~7:05の時間帯に運航しています。
https://www.airnewzealand.jp/domestic-fares#koru-hour
たまたま対象だったのでラッキーだ。
国内線なのに
- ビール
- ワイン
- コーラ
- アップルジュース
- コーヒー
- お茶
なんかがもらえる。
つまみとしてポテチかチーズも選べる。
その後もアメを配ってくれた。
コーヒーは若干フルーティーで美味しかった。
対応してくれたのは南の島国らしい褐色の肌をした豊かな体つきの笑顔が素敵なお姉さんだった。
1時間ちょっとのフライトなのであっという間に到着。
来たぞ来たぞー!
クライストチャーチ!!
フライトは30分遅れのまま到着。
20時50分過ぎ。
本当はこの時間にあるバスに乗りたかったが仕方ない。
30分後のバスを待つことにする。
案内に従って空港の外へ。
日が落ちて暗くなり始めていた。
ちょっと前までいたドイツでは16時半には暗くなり始めたというのにこの国の太陽は随分とゆっくりだな。
30分後にお目当ての125番のバスがやって来たので運転手に今日の宿の最寄りのバス停名を見せて念の為確認する。
クライストチャーチのバスは以下のサイトで調べることが可能。
https://go.metroinfo.co.nz/mtbp/en-gb/journey-planner/content/favorites
このバス停に行きたいんだけど。
いや、このバスじゃ無い。
次のバス?
そうだ。
電光掲示板にはすぐ1分後に同じ125番のバスが来ると表示されていた。
どちらかに乗ればいけると思っていたが、後の方だったか。
3分ほどして同じ125番がやって来たので運転手に再度確認。
いや、このバスは確かに125番だけど反対方向に行くバスなんだ。次の125番のバスに乗ればいい。ほにゃらら行きって書いてあるから。
ちょw
ほにゃらら行きってさっき来たやつやん。
あのやろうw
仕方ない次のバスはっと・・・
1時間後。
ふざけんなぁあああw
くそー。
フライト続きで疲れているのに1時間のロスは痛いぜ・・・
まぁ怒っても仕方ないので空港に戻ってロビーでだらだら。
無料のWi-fiがあって助かった。(e SIMはあるけど節約節約)
5分前に再びキラキラロードを通って市バス乗り場へ。
さっき正しい情報を教えてくれた運ちゃんだった。
ぐるっとして来たのかな?
調子はどうだい?
1時間待ったのを知っているから笑いながらそう言って来た 笑
クライストチャーチのバスはICカードを使うと半額の2NZドル(184円)で乗れるけれど、空港では手に入らないらしいので現金で1人4NZドルを支払って乗車。
22時を過ぎていたけど不安な感じは全然しない。
治安めちゃくちゃ良いと思われる。
15分ほどで宿の最寄りのバス停に到着。
重い荷物を担いで(引いて)ホストの家に到着。
どうやって入るか悩んでいたらちょうどホストが外から車で帰って来たので一緒に部屋に入った。
一軒家の部屋一つを借りるタイプのエアビー。
この時間なので寝るだけなのだが9,000円弱。
た、たかひ・・・(市内の中心部はもっと高い)
交代でシャワーを浴びてすぐに就寝。
ブログとインスタを更新したかったけど、眠過ぎてそれどころではなかった。
深夜便含めて2本乗り継いで42時間の移動だった(;´∀`)
明日から本格的にニュージーランドでの旅が始まる。
ワクワクしながら、あっという間に眠りについた。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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明日はレンタカー旅の始まり!!
それでは!