【世界一周319日目】2024.2.25 ボリビア ウユニ
気温:10度〜18度
歩数:14,152歩
1ボリビアーノ(ボリ)=21.81円
今日の予定
- ウユニへバス移動
- ウユニ塩湖のツアー予約
昨日は2本投稿しているので見逃している方は先にこちらをどうぞ。
1本目 317日目
2本目 318日目
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ウユニへの道
・・・あまり眠れない。
今はウユニへ向かうバスの中。
1−2配列なので快適なはずだがあまり眠れない。
シートピッチもそれなりにあるのだが、この写真のように足元が前のシートに入り込めないようになっている。
なのでシートピッチに余裕はあるものの、結局足が伸ばせる量に限界があり、結果的に180cmを超えているmosariにはキツいシートになってしまっていたのだ。
常に足が踏ん張っているような状態なので膝が痛くて何度も起きてしまった。
まさか1−2シートでこんな思いをするとは。
トントン
ウダウダしていたらAzuが叩いてきた。
どうやらトイレに行きたいらしく荷物を見ていて欲しいとのこと。
交代でバスに付いているトイレに行った。
こういう時は2人だと便利だ。
トイレはこの世の終わりみたいな汚さだった。
揺れるからかトイレの床は水浸し。それが溢れて車内の通路にまで漏れていた。
これは高いバスだとどう変わるのかは気になった。
あまり変わらないような気がするが。
あっ、トイレットペーパーはすっからかんになっていたので女性は持参した方が良さそうです。
そんなこんなでウダウダしてたら7時にウユニのバスターミナルに到着。
ターミナルは思ったよりも立派で中には多くのバス会社のカウンターがあった。
22時半に出発しているので8時間半のバス旅だった。
mosariはあまり眠れなかったがAzuは6時間くらいぶっ通しで寝てたそうなので快適なのは間違いない。
もしかすると南米のバスはいい感じなのかもしれない。
南米は超長距離バスがあると聞く。
アフリカの地獄のバスを更新してくれるかどうか楽しみだ。
宿へ飛び込み
ついにやってきました。
あの”ウユニ”です。
ウユニ塩湖が映し出す鏡張りの景色は死ぬまでに絶対に見たい景色として旅人だけで無く多くの日本人にとって憧れの場所。
ただし地球のほぼ裏側とあってなかなか訪れるのは難しい。
mosariは実に14年越しの訪問である。
ついにここに辿り着いたんだなぁ。
実に感慨深い。
メキシコから急足で南下していたのはウユニのシーズンに間に合わせるため。
ウユニ塩湖で鏡張りが見れるのは12月〜3月の雨季のみ。
でも我々は同じく3月でシーズンを終えてしまうパタゴニア地方にも行きたいのでこのタイミングで訪れた。
本当なら新月のタイミングがベストなのだが、3月の新月は3月8日ごろ。
まだ2週間近くある。
ツアー会社と相談しながらコンディションの良い日にちを狙ってウユニ塩湖に行こうと思う。
なのでウユニを離れる日にちは未定。
早めに見れるといいのだが・・・
ターミナルから宿へ歩いていく。
人気が少なく、線路の脇に置かれたゴミ箱から溢れたゴミを漁る野犬たち。
どこか寂しげな雰囲気はまるで映画のワンシーンに出てきそうだ。
人と物が揃った首都ラパスとは真逆の雰囲気だ。
これだから田舎町はやめられない。
静まり返った街を歩いて今日の宿へ。
HOTEL AVENIDAさん。
予約はできないので飛び込みである。
この安宿は直前までウユニにいた「たびひつじ」さんに教えてもらったのだ。
Booking.com掲載宿よりも安かったのでこちらに決めた。
満月というタイミング的には悪い時期なのであまり心配していなかったが部屋は空いていた。
ダブルの共有バスルームで1日80ボリ(1,744円)と安い。
ラパスの神宿はこれより安いんだからマジでどうなってるんだ・・・
8時前だったがチェックインさせて部屋が使えた。
優しいぜ・・・
部屋にはベッドが2台にテーブルが1個、椅子が2個。
天井のある中庭エリアにあるからか思ったより寒く無い。
これは朝夕が冷えるこの地域では嬉しいぞ。
夜行バス明けなので寝たい気持ちを堪えて荷物を置いて外に出た。
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ホダカツアー
ウユニ塩湖はここから少し離れているのでツアーを使う必要がある。
そんな訳で日本人御用達のホダカツアーに行ってきた。
宿から5秒で到着。
ツアーの説明をしてもらった。
英語が通じるよおおおお!
なお僕の英語はかなりクソだった。
夜行バス明けでだるかったのを差し引いてもクソだった。
ウユニ塩湖のツアーは5種類。
- 1日中+夕日:10時半〜20時
- 星空+朝日:3時〜7時
- 夕日+星空:16時半〜22時
- 日中:10時〜15時半
- 星空:23時〜3時
価格は1日中+夕日のみ200ボリ(4,362円)
他は150ボリ(3,272円)。
1日中+夕日のみちょっと高いがこれは鏡張りのエリアだけでなく、ウユニ塩湖の周辺にある観光地、列車の墓場や博物館やランチが付いている。
他の4つは鏡張りのエリアにのみ訪れる。
ウユニは時間帯によって異なる表情を見せてくれるので時間が許せば、
- 星空+朝日:3時〜7時
- 夕日+星空:16時半〜22時
の二つに参加すると朝日、日中、夕日、星空を見ることができる。
んで大事なのが月の満ち欠け。
満月だと明るすぎて星空が見えないのだ。
そのため新月に訪れるのがベスト。だが今はまさに満月になろうとしているタイミングだ。
だが、満月であっても日が落ちて月が昇るまでの限られた時間であれば星空を見ることができる。
当然雲が無く晴れていれば、である。
そんな訳でツアーのスタッフに相談してみる。
我々は星空が見たいよ。
今は難しいわ。満月だから。サンセットのツアーならば晴れていれば少しの時間見ることができるわ。ただし3日後ね。天気は今の所悪いけど。
事前に調べていたとおりサンセットに参加すれば多少星空は見れるようだ。
ただし、3日後からだそうだ。日の入りと月が昇るタイミングが3日後からじゃないと短すぎるとのこと。
そして今のところ3日後の天気も良く無いらしい。
なんなら今日も明日も明後日も明明後日も曇りで良く無いらしい。
午前中なら晴れている可能性もあるそうだが午後以降は雲が出て雨が降ったり止んだり。
運次第で観れるかもしれないがあまり良いとは言えないそうだ。
今日は25日。早くて28日。ただし天気は今の所悪い。
長い戦いになるかもしれないな。
せっかく早く来たがこればかりは仕方ない。
3日間ただ待っているのもアレなので毎日ツアー会社に朝訪れてコンディションを確認し、午前中だけでも晴れてるタイミングがあればDEY TIME(10時〜15時半)参加するかな。
予約はできるけど曇ってたり雨降ってたらもったいないので毎朝確認してから申し込むことにした。
最低限4人以上集まれば当日参加でも大丈夫とのことだったので。
ちなみにホダカツアーは日本人に人気なだけあって日本人がたくさんいた。
若い子達だったから大学生の卒業旅行だろうか。
そんなに若くしてここまで来るなんて大したもんだ。
この旅でこんなに日本人を見たのは初めてかもしれない。
流石ウユニだ。
朝食
ツアー会社を出て近くのメルカド(市場)へ。
「たびひつじ」さんが教えてくれた情報をもとに朝食を食べに行くことにした。
道中も多くの屋台が出ており食べ物には困らなさそうだった。
しかしスープの中にリャマの頭部が入っており、地元民がムシャぶり付いているのはなかなかにショッキングな光景だった。
ウユニではリャマを食べると聞いていたがいきなり頭部とは。
朝なのでガッツリ食べる気はなかったのでメルカドへ。
こじんまりとしたメルカドには野菜や肉などが売られていた。
この2階にカフェがあり、サンドイッチが食べられると聞いている。
ここか。
中に入ると複数の小さな食堂が連なっていた。
その中でも一番威勢の良いおばちゃんがやっている店が良いとAzuセンサーが反応していた。
こういう小さなスペースを活用してるのっていいよね。
Azuは小さな食堂(屋台)が好きだ。
決して綺麗じゃない、なんなら汚いけど、こういうところで食べるのがいいんだよな。
欧米系の人たちって中心地のレストランでピザとか食ってる人も多い。
旅の仕方は人それぞれだけどね。
ハムとトマトとアボカドとチーズのサンドイッチと、煮込んだ肉のサンドイッチ。
コーヒーと紅茶を付けて優雅な朝食だ。
注文時の話。
せっかくなので昨日Naokoさんに教えてもらったフレーズを使ってみた。
ジョー ダンビエン キエロ(私もこれが欲しい)
他の客が食べていた肉のサンドイッチを指差してそう言ってみた。
まぁ本当は普通のサンドイッチが食べたかったが使ってみたかったのだ。
だが、コーヒーに関しては失敗してしまった。
コーヒーを注文したのだが、
¿Le pones leche a tu café?(コーヒーにミルクは入れる?)
そう聞かれたので本当は
sin leche(ミルク抜きで)
で良いのだが
sin con leche
と訳のわからんことを言ってしまっていたようだ。
con leche(ミルク入りで)
と混ざってしまったようだ。
咄嗟に聞かれると全然ダメだな。
もちろん最初の砂糖入れるかどうかも正確に聞き取れた訳じゃない。
コーヒーをお願いした後に「leche(ミルク)」が聞き取れたので前後の文脈から判断しただけだ。
いやぁ難しいですな。
まぁ英語も似たようなもんだけど。
もうすぐ旅に出て1年だけど、英語は・・・(;´∀`)アハハ
2人旅だと・・・ね。
サンドイッチはどちらも美味しかった。
コーヒーは相変わらず薄かった。
中米ではどの国もコーヒーに気合が入っていたがボリビアはやる気が無いようだ。
最初に濃いのを作ってお湯で薄めるというびっくりスタイルだからね。
ラ クエンタ(お会計ちょーだい)
これは簡単で覚えやすいぜ。
- 朝食:19ボリ(407円)
内訳は不明。
ラパスで食べるよりはちょっと高め・・か?
メルカドをチラ見。
野菜が売っていたので買いたくなるが宿にキッチンが無いので調理できないのだ(;´∀`)
ボリビアボリビアウユニウユニ
おっちゃんが何か言っている。
mosariのスマホを指さしている。
あぁなるほど。
写真を撮って欲しいんですね。
久しぶりだなこれ。
イランとかアフリカあたりではたまにあったけど。
中米では全然無かったかな。
覚えてるのだとニカラグアくらいだろうか。
写真を撮ったら周りに自慢していた。
可愛いおっちゃんだ。
ウユニなので観光客も多いだろうがメルカドの中にはあまり入ってこないのだろうか?
アスタ ルエゴ(またね)
そう言うと嬉しそうだった。
これ魔法の言葉だな。
覚えてよかった。
ありがとうYoshiさん。
宿への帰り道でお菓子を買うことにした。
何種類か味見させてくれた。
mosariどれにする?
んーこれは?
私はこっちがいい。
残念バラバラ。
そんな訳で久しぶりにジャンケン。
Azuはプラタナチップス(甘い)、mosariはピーナッツ(甘い)を選択。
最初はグー!
ジャンケンポン!
・・・
・・
・
お互いの手はパー。アイコだ。
最初はグー!
ジャンケンポン!
mosariの手はパー。
Azuの手は
・・・
・・
・
グー!
我の勝利だ。
そんな訳でピーナッツを買うことにした。
でもおっちゃんは両方買ってくれると思って両方とも包んでくれたw
ジャンケンなんて無いんだろうな(;´∀`)
プラタナは断ってピーナッツだけ買った。
- お菓子一袋:5ボリ(110円)
宿への帰り道に空を見上げると雲が出てきていた。お
でもこれなら午前中はいい感じの鏡張りが見れれたんじゃ無いだろうか。
この調子だと午後は完全に曇りになってしまいそうだが。
宿に戻る途中に水を買って帰った。
- 水7L:18ボリ(393円)
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まったりとした午後
宿に戻ったらとりあえず昼寝。
Azuは起きてるらしかった。
よほどバスが快適だったのだろう。
・・・
・・
・
2時間後に起きたらバッチリAzuは寝ていた。
今日はツアーには参加しないので起こす理由も無い。
ここぞとばかりに溜まったブログを書いた。
・・・
・・
・
Azuは16時ごろに起きて来たので順番にシャワー。
Azuの時はギリギリお湯?みたいな感じだったらしいが、その後mosariが入ったらギリギリ水?みたいな感じでめっちゃ寒かった(;´∀`)
リャマを食べるぞ!
18時前にとある店を目指して宿を出た。
お目当てのお店に着くと日本人が2人。
こんにちはー!
声をかけると振り向く2人。
かねまるさん家の世界一周の2人だ。
彼らとはInstagramで繋がっていて、たまたまウユニで一緒になったので急遽ご飯を一緒に食べることにしたのだ。
今日連絡して今日会うと言うフットワークの軽さ。
ジョージアでもニアミスしていたが、その時はタイミング合わずだったので5ヶ月ぶりかな?
ユーラシア、アフリカ大陸で日本人と一緒になることは珍しかったが南米に入って一気に頻度が増えた。
まぁウユニのシーズン的にこの辺には多く集まるからだろう。
今日のお店は豪快なBBQ屋さん。
店先で凄まじい量の肉を焼いていた。
我々が頼んだのは、
リャマの肉!
普通の部位が売り切れだったのでTボーン。
こっちは牛肉!
いっただっきまーす!
これにサラダバーが付いてくる。
だがこのサラダバーが曲者だった。
野菜コーナーの脇にあったドレッシング。
全員たっぷりかけて肉を食べる前に野菜をパクり。
か、辛い!
かねまるさんが叫ぶ。
玉ねぎがそんなに辛いのかな?
mosariも食べてみる。
か、かれぇ!なんだこれ!
尋常じゃない辛さ。
ドレッシングだと思ってかけた液体がチリだったのだ。
とても辛くて食べれない。汗が一気に噴き出てくる。
肉と一緒にヒィヒィ言いながら食べる。
んで肝心の肉。
・・・
・・
・
か、かたいw
リャマの肉がめっちゃ噛みごたえがあるというか、なんと言うか。
なんで可愛い顔してこんなに硬いの?
味は悪く無いんだけど硬すぎてちょっとキツい。
アルパカみたいなふわっとした見た目なのに・・・
牛肉も結構硬め。
量もとんでもなく多いので残してしまった(;´∀`)
1個を2人でシェアくらいがいいかも。
食事中はやはり旅の話が中心。
どんな旅をしてきたのか、これからどんな感じで回るのか、どうやってルートを決めているのか?などなど。
興味深かったのはかなまるさん達はJAL(ワンワールド)の世界一周航空券を使っていたのだ。
かなまるさん:僕らはJALの世界一周航空券を使ってまして。
mosari:あぁ16区間乗れるアレね。
mosariは飛行機が好きなので当然知っている。
2019年に一度記事化したこともある。
ワンワールドに加盟する航空会社を使って世界を巡ることができる航空券だが、南米の雄LATAMが抜けた今、南米の移動が難しくなっているんだよな。
値段としてはお得なんだけどね。
当然JAL派のmosariも今回の世界一周でも検討している。
が、使わなかった。
理由は事前にルートが決まってしまうのと、行きたいところが多すぎてJALのネットワークだけだと難しかったから。
なので旅の前半は都度航空券を購入しつつ、間にJALとANAのマイルを使った特典航空券を使ったりしている。
だが旅の後半は節約のため&ヨーロッパに寄れるという理由からANAのマイルを使ったスターアライアンス世界一周特典航空券を利用している。
まぁ自分で言うのもなんだがいいルートが作れたと思う。
2月のウユニと5月のマチュピチュという異なるベストシーズンをうまく巡れるルートになったのではなかろうか。
ただしヨーロッパから日本に帰る路線は人気で埋まりすぎてて妥協しまくっている。(バンコク経由のタイ航空)
世界一周に興味があって仕事を辞めて飛び出した彼らだが、旅の成長が聞けてとても楽しかった。
最初は不安いっぱいで宿はホテルを使うと思っていたそうだ。
だが旅先で世界一周の先輩に会って話を聞いていくうちに安宿を使うようになり、さらには節約のためにカウチサーフィンを使うまでに成長している。
カウチサーフィンって世界中の人と交流したいホストと、タダで泊まりたい旅行者をマッチングするサービス。
物価が鬼高いヨーロッパをカウチサーフィンで乗り切ったのだからすごい。
我々もいつか使いたいと思ってなかなか踏み出せないんだよな。
ホストとどれくらいの距離感で接していいかわからないし、何よりも英語がなぁ(;´∀`)
どちらかが喋れればいいんだけど我々はどちらも・・・ね。
でもせっかくの機会だし、彼らにもいろいろとお話が聞けたのでこの旅の最中でチャレンジしたいと思います。
今は4人とも無職だが、男性側は同じデジタルマーケ職、女性側は同じ医療職という共通点もあった。
旅好き&元の職種が同じと言うことでまぁ話は尽きない。
見かねてお店の人が食器を下げ始めた&店内も混雑してきたので今日はお開きにすることにした。
彼らもしばらくウユニに滞在するしまだまだ会うこともあるだろう。
宿に戻ったらちょうどツアーの参加者が帰ってきたところのようで盛り上がっていた。
いい景色が見れたのかな?せっかくここまで来たんだから笑顔で帰ってもらいたいものだ。
宿に戻ったらブログとインスタを書くといういつものルーティン。
日が変わる頃にベッドへ。
3日連続で日本人夫婦と会っている。
海外まで出て日本人とツルむとかダセェって意見もあると思います。
でも同じ日本人同士無理に避ける必要は無いし、会いたかったら会えばいいと思うのです。
みんな希望に満ちていて、そう言う人と話すのは楽しいし、刺激をもらえるものだ。
なんなら英語もスペイン語も堪能で世界中に友達がいるYoshiさんだって我々と会ってくれているのだ。
そういうコミュケーションをしっかり取れる人の方が絶対かっこいいし魅力的だろう。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は晴れるといいな。
いい天気じゃ無かったら何もすることがないんだよな、ウユニって。
パタゴニアのルートでも決めようかな。
それでは!