【世界一周257日目】2023.12.17 南アフリカ ケープタウン
気温:14度〜22度
歩数:6,543歩
1南アフリカランド=7.76円
今日の予定
- ケープタウンを離れて凶悪都市ヨハネスブルグへ
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目覚め
7時半ごろにタイマーよりも前に目が覚めた。
昨日は事故で頭を打っていた。
まずは身体の様子を確認。
頭が少し熱っぽい感じがしたが他に吐き気などの症状は無い。
昨日は寒い中外に長時間いたから風邪っぽい感じだろうか?マラリアじゃなきゃいいけど。
とりあえず大丈夫だろう。
今日はヨハネスブルグへ20時間のバス移動の日だ。
その後はマダガスカルへ飛ぶ。
まだ宿をとっていなかったので起きてすぐにアンタナナリボの宿を予約した。
ウィントフック、ケープタウン、アンタナナリボと我が家にしては珍しく他の旅人たちと会う予定が続いている。
アフリカは治安も悪いし、会いたくなるんかな。
日本人が行くところが固まってるってのもあるだろうか。
自由に旅をしているつもりでも、気がつけば誰かの轍をなぞっている。
もちろんそれが悪いわけじゃ無いけど。強盗が多い以上、大多数の人は安心なルートを選ぶのは自然だろう。
朝食はパンとトマトにバナナ。
10時に6泊もした部屋を片付けてチェックアウトした。
ケープタウンでお世話になった宿
- 施設名:Urban Hive Backpackers
- 住所:208 Long street, Cape Town CBD, 8000 ケープタウン, 南アフリカ
- チェックイン時間: 13:00〜
- チェックアウト時間: 〜10:00
- 部屋タイプ:ドミトリー6人部屋→ツインルームにアップ
- エアコン:無し
- 1泊1人:261ランド(2,010円)
6泊しているがいきなり全部予約すると何か問題があった時に移動できないのは辛い。
そんな訳で最初はドミを2泊分だけ予約。
2人分で522ランド(4,020円)。
んでケープタウンに向かうバスが故障して12時間も遅れて深夜にチェックインすることになった。
するとそれを考慮してくれたのか個室に泊まらせてくれたのだ。
快適だったのでその後の2泊は追加で個室を予約。
さらにその後の2日間は節約のために再びドミで予約し直した。
が、結局個室にいてもいいよ、と言う事になり6泊全て個室となった。
もうほんとありがたかった。
個室の2日間は1泊あたり648ランド(4,992円)だった。
合計で6泊で3,384ランド(26,068円)をカードで支払い。
宿はロングストリートという賑やかな通りに面している。
治安が良くないと言われているエリアだが安宿とバーが多く立ち並ぶおかげで人通りが多く、セキュリティもかなりたくさんいる。
普通に日中歩く分には問題無かった。
宿は広いキッチンがある。
必要なものは揃っており自炊しやすい環境。
映っていないが電子レンジもある。
宿は共有スペースが多数。
テラスや、
室内。
でも室内で食べられるところは少なめ。
蚊がいないので外でも問題無いが朝と夜はけっこう寒かった。
宿にはATMもあるので安心。
ケープタウンの市内にあるATMは良く犯罪に使われてるようで使わない方がいいんだとか。
写真の右にポットがあり紅茶とコーヒーが置いてあるが有料なので注意。確かビスケット付きで15ランド(116円)となかなかのお値段。
あとは宿にアルコールの持ち込みが禁止されてるので注意。
宿にあるバーで飲むか、レセプションで買う必要がある。
ビールは確か35ランド?(270円)だった。
インターケープのバスで来た場合はUberがおすすめ。
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水回り
トイレとシャワーが別れたものが2ペア見つかった。
宿は広く複雑な形をしているので探せば別のものもあるかも。
お湯はしっかりでるし排水も問題無し。
ひっかけるスペースが少ないので工夫が必要。
ちょっと汚めよりだが全然問題無し。
トイレの紙は常に補充されていて無くなるシーンには出会わなかった。
よく清掃されている証拠だ。
部屋周り
結局全て個室だった。
2段ベッドにシンク、扇風機が置いてあった。
テーブルが無いので何か食べたり作業はあまり向いて無い。
電源も1箇所しか無かったので上段ベッドの人は延長ケーブルがあると便利。USBのソケットも1箇所あったのでそこは⚪︎。
地味に上段へのアクセスがハシゴではなく階段。
場所は取るけどめっちゃ楽に上がれるので気にいった。
リネン類も部屋も清潔。
ハンガーラックもあったので洗濯物を干す場所にも困らなかった。
総じていい宿だった。
Wi-Fiもめっちゃサクサク。超快適。
ケープタウンの宿としておすすめです。
スーパーは徒歩10分ほど、ライオンズヘッドやテーブルマウンテンへの入り口までも3kmほどなので歩ける。(我々は治安が悪いとは思わず普通に歩いて行きましたが、自己責任にて)
一つだけ気になる点を上げるとすれば、宿の中のバーが2時くらいまで爆音で音楽を流してることだろうか。
気になる人は耳栓を持っていきましょう。
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レンタカー事故は連絡待ち
レンタカーの事後処理はめちゃめちゃ申し訳無いがケープタウンに残るMikaさんとHaruki君に任せてしまっている。
今日警察署とレンタカー屋に行ってもらう事になっている。
保険には入っているけど、廃車レベルに大破したらどんな請求が来るんだろうか。
ちゃんと最後までDMなんかでやり取りしていこう。
また動きがあれば経過を書いていこうと思います。
ディエゴとルイス
チェックアウト後はもう一仕事残っている。
ケープタウンに深夜到着時に我々を宿まで送ってくれた2人へ挨拶をしたい。
当時は連絡先を聞いていなかったが、泊まっている宿は聞いていた。
10日間はケープタウンにいると言っていたから宿を移ってなければ会えるはず。
手にはお礼の品のコカコーラ。
ビールが好きそうだったので本当はビールにしたかったが、我々が泊まっているUrban Hive Backpackersでは宿にアルコールの持ち込みが禁止されていた。
そのため念の為アルコールは避けた。
彼らの宿は我々の宿から徒歩1分。
インターホンを押すと鉄格子が開いた。
レセプションのイケメンにベルギー人のディエゴが泊まっていないか聞いてみた。
日本だったら顧客情報が〜などと言って教えてもらえないだろうが、彼らに助けてもらったので会いたいと言うと調べてくれた。
OK、彼らに声をかけて来るから、隣のバーで待っててくれ。この宿はゲスト以外立ち入り禁止なんだ。
話のわかる人でよかった。
そしてディエゴのスペルも本名もわからないが、ディエゴという名前だけで伝わってよかったよ。ニックネームとかだったら不可能だもんな、、、
5分ほど待っているとディエゴとルイスが現れた。
ルイスは起きてシャワーを浴びたてなのか上半身裸だった。
しかし改めて見ても2人ともイケメンである。
おぉ、君たちか。いきなり宿の人に2人のアジア人が訪ねて来たって言われて誰かわからなかったよ。
1週間ぶりに再開。
あの時はドタバタしててゆっくりとお礼も言えなかったので改めてお礼を伝えてコーラを渡した。
2人は2ヶ月ほどのアフリカ旅。
お互いの無事を願ってお別れをした。
ブレてる!(左がディエゴ、右がルイス)
旅は優しさでできている。
僕らも誰かを助けてあげて親切の輪を広げていかないとな。
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インターケープのバス
宿からバスターミナルまではUberを使った。
62ランド(478円)。
やっぱりここがアフリカだとは思えないや。
運転手にヨハネスブルグに行くと伝えると、
なんであんなところに行くんだ。危険すぎる。この間俺の友達はバスの中に暴漢が4人も乗り込んで来たと言っていたぞ。
このようにヨハネスブルグの物騒な話はいくらでも聞くことができる。
そんなところにある空港が南部アフリカの玄関口ってんだから困ったものだ。
5分ほどでバスターミナルへ。
ウィントフックでインターケープのバスに乗った時はオフィスに寄って荷物の重量チェックがあった。
ターミナル内にチケットオフィスがあったので聞いてみると、搭乗ゲートに向かえば良いと教えてくれた。
すぐ近くの搭乗ゲートに行くと重量の計測と荷物タグをつけてくれる。
荷物を預けて車内へ。
そこで目を疑った。
地獄の2-3の5列シートだった。。。
インターケープのバスは快適なことで有名だがそれはあくまでスリープライナーだけか。
今回予約したバジェットライナーは人権無しの激狭シートだ、、、
すでに膝が当たっている。
当然前の席はリクライニングしてくるから、
こうなる(;´∀`)こ、これで20時間
普通は800ランドくらいなのに1,200まで値上がりしてしまったのでスリープライナーは諦めてバジェットライナーにしたのだがこれは過酷な移動になりそうだ。
バジェットライナーは座席指定無しの早い者勝ち。我々が到着した時には2列側のシートは埋まってしまっていた。
隣に現地民を添えての20時間。
昔はバス移動でもちゃんと1時間前に来ていた。
それならまだ2列側の2席を抑えられていたのに・・・
と、言うか良い子は早めにスリープライナーを予約しましょう。
バスは予定通り12時に出発した、、、
地獄のバス移動
意気消沈しながらバスは市内を抜けて郊外へ。
しばらくすると葡萄畑をたくさん見ることができた。
南アフリカはワインでも有名。
飲みそびってしまったな、、、
ケープタウンは本当に美しい街だった。
治安が悪いと言われながらも多くの観光客を惹きつける魅力を確かに感じた。
我々も短期旅行じゃなければおしゃれなカフェでテーブルマウンテンを見ながらコーヒーでも飲みたかったものだ。
でもこうして郊外に出ると嫌でも目に入ってしまう。
トタンで作られた掘立て小屋の数々。
スラムである。
犯罪を犯している者の多くはこうした貧困層だ。
ここに生まれた彼らは多くのものを奪われ続けている。
勉強する機会、暖かい家、お腹いっぱい食べること、まともな仕事に着くこと。
数え出せばキリがない。
だから彼らも我々から奪うことがある。
非常に難しい問題だ。
南アフリカは光と影が強い国だ。
複雑な感情になりながらケープタウンを後にした。
・・・
・・
・
ウィントフックからケープタウンに来た時の同じく3時間おきにバスは休憩スポットに立ち寄ってくれた。
14時45分1度目の休憩。
15時15分に出発したので30分間の休憩。
トイレは無料で売店とハンバーガーチェーンのWINPYがあった。
WINPYは高いので我々は売店のハンバーガーを購入。
- ハンバーガー:1つ40ランド(309円)
ベーコン、トマト、レタス、目玉焼きと言うブレックファーストバーガーなるもの。
これが意外にも美味しかった。
窓際席をAzuと交代して再びバス移動。
あまりに狭いし隣に人がいるので窓際を交代しながらにしたのだ。
次の休憩は19時。
出発は19時半。
ここも無料のトイレとWINPYにガソスタ。
ここではチョコバー的なものを一つ購入した。
- チョコバー:16ランド(124円)
再び窓際を入れ替えてまたバス移動。
あまりに狭くてお尻も腰も足も痛い。
なんせほとんど身動きが取れない。
これまでで1番過酷かもしれない。
まだバスは12時間もある。
先ほど買ったチョコバーと持ち込んだスコーンと青リンゴを食べた。
食べる間だけは幸せだ。
日が落ちて真っ暗闇の中夕食を食べた(暗かったので写真も無し)
その後は心を無にしてただただ時間が過ぎるのを待つ。
だがここで事態はさらに悪化する。
ドスン!
いきなり何かすごい重量に押しつぶされる感覚が襲った。
すごい巨体のマダムが隣に座ってきた。
しかも膝の上には小さなお子さん付き。
通路の反対側に座っていたはずだが、いつの間にか隣の女性と入れ替わっている。
あまりの巨体ゆえ席に全く収まっていない。
僕の左半身が彼女に覆われた。
子供がいて辛いのか頻繁に姿勢を入れ替えようとする。
もう寝ることすら許されないようだ。
21時45分3度目のトイレ休憩。
地獄から解放されるべく急いでバスから降りる。
改めて考えても恐ろしい事態になった。
ちなみに休憩毎に席を入れ替えてるので、次はAzuの番だ。
めっちゃヤバいよ。グッドラック。
えー絶対嫌だぁ〜。
が!30分後にバスに戻ると先ほどのマダムは席を変えていた。
って言うかなんで移動してきてんの?
まぁこれで一安心、、、と、思いきや
FU⚪︎K
Get out
汚い言葉が車内に響き渡る。
何事かと思いきや、先ほどの巨体のマダムだった。
多分だけど移った先の隣人が文句を言ったんじゃないだろうか。
喧嘩をし始めた。
そして、我々の隣に戻ってきた(;´∀`)チクショオオオオ
ヨハネスブルグまで後7時間半。
辛い戦いが始まった。
2時にブルームフォウンテンの街に着いたが、ここは乗客の乗り降りだけで休憩として外に出ることはできなかった。
隣のマダムは完全に1.5人分のスペースを使っている。
我々も1.5人分のスペースを使う。
半分重なりながらただただ耐えるだけ。
これで明日朝ヨハネスブルグに着いても宿は無く空港で深夜のフライトまで待ち、さらに飛行機で一晩過ごす。
こりゃタフな移動になるなぁ、、、
本当に申し訳ないがその体格で子連れは罪だよ。2-3配列の狭い座席なんよ、、、
そういうことを思うのって心が狭いのかな。
Azuが心配していた。
いや、それとこれは話が別だ。彼女は2席購入するべきだったよ。
2時30分にトイレ休憩があった。
遅れてるのか10分だけだと強調してくるドライバー。
頼むから遅れないでくれ。
少しでも早くこの地獄から出たかった。
車内に戻ってまた重なり合って目を閉じた。
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日は凶悪都市ヨハネスブルグに到着し、空港へ一目散に逃げる予定。
それでは!