【世界一周258日目】2023.12.18 南アフリカ ヨハネスブルグ
気温:19度〜28度
歩数:6,543歩
1南アフリカランド=7.72円
今日の予定
- ヨハネスブルグ到着から空港へ
あ、この記事が投稿されてる日はクリスマスイブですね。
みなさまメリークリスマスです。
リアルタイムでは我々はマダガスカルにいるはずです。
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バスの中の目覚め
ふと目を開けた。
空を燃やすような朝日が目に飛び込んできた。
・・・そうかバスの中だ。
時間を確認すると5時だった。
3列シートの隣に座っている巨大なマダムのせいで我々は1.5人分のシートしか使えない。
元から2-3配列の悪魔のようなシートなのに、これは終わってるとしか言えない。
Azuは何度もマダムと膝の上に座る子供に起こされていた。。。
6時ごろに休憩があったので炭酸水を買って飲んだ。
- 炭酸水500ml:16ランド(124円)
浅い眠りを繰り返したおかげでボーッとしていたが目が覚めた。
炭酸水が売ってるところが欧州の影響力の強さを感じる。
その後は再び地獄のシートへ戻る。
席を交代して今度はmosariがマダムの隣の番。
マダムは遠慮せず自分の身体にもたれかかってくる。
あなたの名前は?
あなたのサンダルいいわね?どこで買えるかしら?
会話までしてくるようになった。
こちらの気も知らずに楽しそうだ。
いや、実際は子供を膝にずっと乗せっぱなしだ。マダムだってキツいに決まっている。。。
・・・
・・
・
そして、ついにヨハネスブルグの市内に到達した。
外を歩くものなら一瞬で身ぐるみを剥がされ、車を使うものなら停車した瞬間に銃を突きつけられるとか、もうどうしようもない街だ。
もうすぐバスターミナルに到着するというのになんだかゴミゴミしている。
何かを待っている家族。
ご無事で・・・!
本当はヨハネスブルグの街もできる範囲で見たかったが、ケープタウンで助けてくれたディエゴやタクシーの運ちゃんもこぞってヨハネスブルグは辞めておけと言う。
流石にそこまで言われたら観光するのも辞めようと思ったが、この後会う世界一周中の夫婦の方はこの街でカウチサーフィンを使って観光もしたという(;´∀`)強すぎる
8時ごろ、バスは1時間遅れでヨハネスブルグに到着した。
20時間のバス移動がようやく終わった。
マジでインターケープを使うならスリープライナーを予約しましょう。早めに。
ヨハネスブルグのインターケープはここから発着。
警官は本物?
バスから降りて荷物を受け取ろうとバスの横に回ろうとする。
凶悪都市にいるからかちょっと緊張。
そこで警察官の格好をした人物に捕まった。
おい、このリュックを開けて中を見せろ。
いきなり自分が前に抱えていたリュックを奪うようにして引っ張ってきた。
突然すごい力でリュックを引っ張られたもんだからちょっとよろける。
これまで会った警察官やセキュリティの人は温和な感じだったのでびっくりした。
なぜですか?
セキュリティチェックだ!早くよこせ!
すごい力だ。リュックを奪われないようにこちらも力をこめてリュックを守る。
警察だと言っているがいきなりすぎて直ちに信用するのは躊躇われた。
完全に我々を狙い撃ちしている。
高圧的な態度にAzuは恐怖を感じている。
なんで我々だけ?
中国人!やましいことがあるから見せられないんだろ!とっととよこせ!
鍵をかけてある。自分じゃないと開けられない。
なら今すぐ開けろ!できないなら壊してでも開けるぞ!
だからなんで我々だけ?
警官はすぐに荷物を渡さない我々にめっちゃ怒ってる。
偽警官ならここまで人気の多い場所で目立つような真似はしない。
と、なると本物かな。
ID(パスポート)を出してみろ!
うおー、でも何かしら理由をつけてパスポートパクられるのはキツいぞ。
にしても周りの人も全く助けてくんないんだな。
完全に傍観している。
Azuは周りの乗客にこの警官に見せる必要があるか聞いてみている。
乗客たちは歯切れの悪い返事。
ますます訳がわからん。
というかそろそろおっさんマジでキレてる。
本物だとしたらそろそろ殴られたり最悪勾留されてもおかしくないな。
Azuはこのおじさんにリュックを渡すのは怖いと言って渋っているが、多分本物・・・だと思う。
それにそろそろマジでキレて何かされそうw
そんな訳で鍵を開けてリュックを渡した。
中身を出されたりしたので何か盗られないか手元を注視した。
特に怪しいものも入っていないので荷物チェック自体はすんなり終わったが問題はパスポートだ。
これを奪われたら非常に困る。
騒ぎを聞きつけて別の女性の警官が来てくれた。
どうやらこのおっさんは本物で偉い人なのかパスポートをこのおっさんに渡すように促された。
だがどうしてもこのおっさんには渡したくない。
女性に受け取ってもらい、女性が別の上司にパスポートを渡して確認の手続きをしてもらう。
その人は我々のパスポートをじっくりと見た後に返却してくれた。
どこに行くんだい?
このまま空港に行ってマダガスカルへ。
そうか、気をつけてな。
ありがとう。
普通に話せる人でよかった。
普通の態度で来てくれたらこっちも普通に対応できるんだけどな。
朝から心臓に悪い出来事だった。
偽警官もいるという噂も聞くのでどこまで信じていいか非常に難しいなぁと思った。
変に対応して難癖つけられて賄賂を請求されるとかめっちゃありえそう。
南米とかも多そうなイメージ(;´∀`)
バスを降りていきなりの事態だったし、やはり周りの雰囲気も良くない。
警察官も怖い人がいる。
なのでこの辺りは全然写真を撮れなかった。
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ハウトレインに乗って空港へ
この後は空港へ向かう。
バスターミナルの中は安全だとは言われているのですぐに建物の中へ避難。
人に聞きながら併設されているハウトレイン乗り場を探す。
人に聞く時もトレインステーションと言うよりも「GAUTRAIN(ハウトレイン)」と言った方が伝わるようだった。
もしかすると地下鉄とか別の電車があるのかもしれない。
ハウトレイン乗り場では改札近くにチケットカウンターがある。
バスターミナルのハウトレイン乗り場は赤のラインの左下の「Park」駅。
ここから空港の「O.R Tambo」駅に行くには「Sandton」駅で黄色のラインに乗り換える必要がある。
料金は1人217ランド(1,672円)とお高め。
しかも初回はICカードの発行手数料で20ランド必要になる。
合計で1人237ランド(1,826円)必要だった。
イマイチ機械の反応が悪く手こずっていたらセキュリティのおじさんが手伝ってくれた。
↑の黄色のベストを着ている人。
いい人も多いんだけどなぁ。
ICカード。裏面は路線図が書いてある親切設計。
入る時と出る時にタッチする必要がある。
日本と同じ方式だ。
ホームに降りるとすでに電車が停まっていた。
綺麗な車両。
お金のある人しか乗れない電車なので安全。
めちゃめちゃ綺麗。
「Sandton」駅で乗り換えて無事に「O.R Tambo」駅に到着。
ここまで来ればもう安心だ。
フードコートに引き篭もる
空港で所用を済ませたら朝食を食べるためにフードコートエリアにやってきた。
今は9時で今日のフライトは23時。14時間もある。
とりあえずスコーンのあまりがあるので軽く何かオーダーすることにした。
選んだのはChicken Lickenと言うお店のSoul Mixというメニュー。
写真では立派なハンバーガーとチキンとポテトの絵が書いてあった。
それなのに30ランド(232円)という激安プライスなのでオーダーした。
が、出てきたのはミニチュアサイズだったw
普通のハンバーガーが1個収まる箱の中にミニチュアサイズのハンバーガーとチキンとポテトが入っていたw
安い訳だw
でも味はファストフードとしてみればまぁまぁの味。
軽く食べたかっただけなので十分。
空港のフリーWIFIも使えたのでここで引き篭もることにした。
WIFIの説明画面では4時間もしくは1GBと書いてあったが、最後まで使うことができてしまったぞ?
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Azu有名人に会う?
WIFIがあるのでマダガスカルのことを調べていた。
ほらこれワカバさん、ナミビアのロードトリップで参考にさせてもらった人もつい最近マダガスカル行ってたみたいだよ。
ほ〜ん。
そんな会話をしながらマダガスカルでどこに行くかを調べた。
・・・
・・
・
しばらくしてトイレに行った。
帰ってくる時に我々の席の近くでノートPCを開いて動画編集している人を見かけた。
交代でAzuの番。
すると帰り際、先ほど動画編集してた人と話をし始めた。
何を話しているかはちょっと聞き取れなかったが日本語で話してるっぽいので相手は日本人。
ほら、mosari!さっき話してたワカバさんだよ!!
なんと言う偶然。
彼女も世界一周中でマダガスカルに行っていたばかり、そこからちょうど帰ってきたところだと言う。
どこに行こうか決めかねていた我々にとって最新の生の情報が手に入るのはマジで助かる。
マダガスカルの情報ってただでさえ少ないのにほぼ全てコロナ前。
お金のこと、クレカの普及具合、おすすめの観光地情報など教えていただいた。
はー、有名人に会ったみたいです・・・
AzuはInstagramをチェックしていた人に会えて嬉しそうだった。
ワカバさんのInstagramはこちら
おかげでマダガスカルで何をするか決まったぞ!
ハンバーガーはもう飽きた?
そんなこんなでずっと調べ物。
途中で昼飯。先ほどと同じフードコート内で購入。
ボツワナで食べたようなアフリカ飯。
肉のシチューと豆のサンピ、そして蒸しパンのようなやつ。
これで69ランド(534円)。
2人で食べてそこそこお腹が膨れた。
最近ハンバーガーだらけだったからAzuが発狂しそうだったので別の物が食べれてよかった。
mosariは食にこだわりが無いのでハンバーガー続きでも問題無い。
いいのか悪いのか・・w
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バオバブの木に行けない・・?
我々は一応滞在費として1日の予算を1万円と決めている。
これは宿代や食費、観光費にバスなどの移動費を含んでいる。
流石に国際線を含むと余裕でオーバーするのでそれは除いている。
旅に出てからオーバーする日もあれば全然余裕の日もある。
なんだかんだアフリカに入るまではちょうどぴったりくらいの金額で推移していた。
の、だがこの間のナミビアロードトリップで完全に赤字になった。
楽しかったからいいけど。
だから今後は気を引き締めないと・・・という思いで南アフリカを過ごしていた。
南アフリカではレンタカーを廃車にするというアクシデントもあったがこれもまぁ予算外として計上。
免責金額だけかと思ったらレッカー代やガソリン代がかかってしまうようだった。
MikiさんとHarukiさんはレンタカー屋さんと交渉してくれて費用を抑えようとしてくれている。
海外での交渉は十八番なので任せてください!
Mikiさんから力強い連絡をもらっている。
でも無理のない範囲でね(;´∀`)ありがとうー
こちらは2人とも元気だよー。
そしてフルーツタルトの写真も送られてきていた。
これは事故時のトランクに積んでいたものだが、衝撃で上のフルーツが吹っ飛んでしまっていた。
Harukiさんが警察に説明している間にMikiさんがこっそり回収していたものだが、ちゃんと綺麗に並べ直されていた。
帰国したら4人でケーキを食べるぞー。
んで本題。
この後のマダガスカルである。
マダガスカルといえばバオバブの並木道が有名。
我々もそれを見に行くつもりだった。
首都のアンタナナリボからバオバブの木があるMorondava(モロンダバ)まではバスか飛行機がある。
当然バスで行くつもりだった。
のだが!のだが!
前入りしている方から25日まで満席だという連絡が入ったのだ・・・!(今日は18日で我々が行きたかったのは21日)
公式サイトはあるが決済できず、現地で買うのが一般的なのだが、すでに直近の分が売り切れてしまっているようだった。。。
となるとツアーか何かで行くか、飛行機で行くか、タクシーブルースと呼ばれるローカルのバンで移動するかになる。
ツアーの費用はわからないので一旦保留。
残りは飛行機かローカルのバンになる。
飛行機は片道約28,000円ほど。
元々予定していたCotisseのバスなら片道60,000アリアリ(1,886円)だった。
一気に26,000円ほど追加費用がかかってしまうことになる。
2人だと約5万円の追加。。。
た、たけぇ(;´∀`)
これはキツいぞ・・・
もちろん払えない金額じゃないけど、その分はどこかで挽回しないといけない。
南米も金がかかりそうなのでちょっと心配。
んで、もう一つのローカルバン。
これはバスよりも安く行けるが、4人座席に5人か6人乗るのがデフォルト。
出発時間もあって無いようなもの、パンクや車の故障も日常茶飯事。
ゆえに到着時刻も全く不明。
ギュウギュウに詰められて悪路を15時間程度走らなければならないという基本的に避けるべき手段となっている。
今回の過去一辛かったバス移動の記録を容易に更新してくれるだろう。
でもこっちなら費用的にはいけるのだが、Azuは
無理!ケツが割れる!今回のシートですら痛いもん!
ケツならすでに割れてるから安心しろ。
もっと割れる!
二重ケツ・・?
と言うことでローカルのバンは難しそうだ。
となると飛行機・・・なのか?
ぐぬぬ。
せっかく生の情報が手に入りマダガスカルの予定が固まったタイミングでこれである。
飛行機・・・?つかう?
バオバブバオバブ。。。
答えは出なかったがチェックイン時間になったのでいったん保留にした。
と言うか9時から19時まで10時間もフードコートにいたことになる。
WIFIがあると一瞬に時が過ぎ去ってしまうのなんで?
チェックイン
優先カウンターで手続きしていますが、スターアライアンスには何のステータスも持ってません。
ただ順番で案内されただけです。
やる気のないお姉さんが対応してくれた。
ボソボソ下向いて喋るし、同僚とおしゃべりしたりしてるからどっちに話しかけてるのかわからない。
早口だし、全然聞き取れないっすわ。
って言うかチェックインカウンターでマダガスカルへ何しに行くのか聞く必要ある・・?
搭乗券を受け取ったら保安検査場へ。
この空港はチェックインカウンターから少し離れてるんだよね。
到着ロビーには1ヶ月前には無かったツリーが煌めいていた。
保安検査場では水を没収!されずに、その場で飲めと言う無茶振り。
捨てさせてくれよw
頑張ってガブガブ飲むがめっちゃキツかった・・・
出国検査は何も聞かれずスタンプをもらった。
パスポートにスタンプが押されているかちゃんと確認。
スタンプの確認、大事です。
プライオリティパスでラウンジ
その後はラウンジへ。
前回は一番手前のちょっとしょぼめのラウンジを使ったので、今回はその先にある「ASPIRE」ラウンジを利用。
前回のラウンジ利用はこちら。
ここはルフトハンザなどの航空会社のビジネスクラス搭乗者のラウンジとしても使われているのでしっかりとしたラウンジだった。
入り口にはツリー。クリスマスだね。きっと日本もイルミネーションがすごいんだろうな。
中はとても綺麗な作りだった。
食事も充実していたし、バーもあった。
Azuは普段酒飲まないのに、何故かカルーアミルク的なものを飲んでいた。
しかも無料のシャワーがあった・・・!
清潔で広く、しかもめっちゃ暖かいお湯が出る。
シャンプーが無く、ボディソープだけだったけど前日はバス移動でシャワーを浴びて無かったから最高に気持ちよかった。
バスタオルを貸してもらえるし、ドライヤーもあった。
ヨハネスブルグの空港にはプライオリティパスが使えるラウンジがいくつかあるが「ASPIRE」ラウンジ、おすすめです。
搭乗開始時刻に合わせてゲートへ。
エチオピア航空ET858便
- 便名:ET858便
- スケジュール:12月18日23:00ヨハネスブルグ発ー19日05:25アディスアベバ着
- クラス:エコノミー
- 機材:B787
- 予約クラス:特典航空券
- 2人分プライス:60,000マイル➕103,900円
ANAのマイルを使って発券したやつの続き。
1ヶ月弱の南部アフリカ周遊を終えてアディスアベバ経由でマダガスカルを目指します。
ANAの特典航空券は往復でどこか1回ストップオーバーが可能。
初めてのエチオピア航空だが前日は夜行バスだったので正直疲れている。
楽しむ余裕など一切無かった。
3-3-3配列。
我々はいつも通路側2席。
トイレに行きたいからね。
シートは拳1個分の余裕。
国際線なのでモニターあり。
日本語の映画も多数あって驚いた。
ちなみにエチオピア航空はアフリカの会社なのに日本に就航している貴重なエアラインだ。
しかし機内を楽しむ余裕など無くずっと目を閉じていた。
・・・疲れてるはずだがなんだか眠れなかった。
何故か2人ともリクライニングできず直角のままだったからだろうか?
それとも昨日からずーーーーっと座っていたからだろうか。
ケツや腰が痛くて何度も姿勢を変えた。
離陸してから2時間ほどで機内食が配られていたが我々はラウンジで夕食は食べてるのでパス。
ビーフかフィッシュが選べるようだった。
夜中の1時だが周りの乗客はみんなちゃんと食べていた。
その後もう一度ドリンクサービスがあった気配を感じた。
アフリカの航空会社と聞くと不安になったしまうが、多分ちゃんとしている。
流石はANAと同じスターアライアンス所属の校区会社だ。
ずーっとウトウト。
熟睡できず浅い眠りを繰り返すので頭が痛い。
2日連続の夜行は中々にきつい。
それでも少しでも体力を消耗しないようにずっと目を閉じていた。
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はマダガスカルの首都アンタナナリボへ移動します。
ほんと大移動だなぁ。
それでは!