【世界一周114日目】2023.07.27 セルビア ウジツェ
1セルビアディナール=1.33円
今日の予定
- タラ国立公園へハイキングに行くぞ!
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朝食
6時半に起きて天気予報をチェック。
よし、雨は降らない。
1日ずれたけどタラ国立公園にハイキングしに行こう。
朝食は昨日買っておいたスープと夕食のパンの残り。
久しぶりのバナナが美味しかった。
日本じゃ毎日食べてたからね。
今日はタラ国立公園にハイキングに行きます。
タラ国立公園はセルビアの南西、ボスニア・ヘルツェゴビナの国境付近にあります。
ウジツェからの公共交通機関は無く、隣町のバイナ・バシュタという街を経由して向かいます。
最新の公共交通機関の情報が無かったので駅で聞きながら向かうことにしました。
はてさてどうなることやら。
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バイナ・バシュタへ
7時50分ごろにアパートを出てバスターミナルへ。
いい天気。
到着した時は曇っていたので寂しい感じがしたが、晴れてると素敵なバスターミナルに見えた。
まずはウジツェからバイナ・バシュタ行きのチケットを購入。
チケットカウンターの女性は英語が通じました。
ウジツェからバイナ・バシュタ行きのバスはこれらの時間があるようでした。
- 6:20
- 8:30
- 11:20
- 12:00
- 13:00
- 14:40
- 15:45
- 17:40
- 19:30
ウジツェに到着した日にカウンターの女性が手書きで教えてくれました。
我々は8:30の便をチョイス。
チケットは当日しか買えないということで窓口で二人分購入。
- 運賃:330ディナール(439円)
- 施設利用料:100ディナール(133円)
- 合計:1人430ディナール(571円)
コロナの後は値段がだいぶ高くなっているみたい(;´∀`)
現金のみ!
ながーいチケットがもらえました。
出発の10分ほど前にバスがやってきました。
ハイエースよりも大きなバン。
ターミナルの中にあるトイレは有料でした(;´∀`)
- トイレ:50ディナール(66円)
時間ぴったりにバスは出発。
ウジツェの可愛らしい街を後にしてバスはバイナ・バシュタを目指します。
朝早かったこともあり気がつけば夢の中。
・・・
・・
・
目覚めるとバスはバイナ・バシュタの街へ到着するところでした。
1時間半ほどと聞いていましたが1時間5分で到着。
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バイナ・バシュタ
バスターミナルはこの辺りにあります。
まずはチケットカウンターで情報収集です。
我々が行きたいタラ国立公園の入り口のバス停は「Kaludjerske Bare」。
バイナ・バシュタから「Kaludjerske Bare」行きのバスが何時発か確認します。
窓口の女性いわく
- 11:30
- 13:00
- 14:20
- 15:10
- 20:30
とのことでした。英語が通じました。
現在は9:40。次の便は11:30ですね。1時間半もあるやん(;´∀`)
調べてくれたものの別のバス会社のようでチケットはここでは買えませんでした。
バスの中で直接運転手から購入する必要があるとのことです。
そしてもう一つ大事なことの確認。
バイナ・バシュタからウジツェへの帰りの便です。
- 11:20
- 13:00
- 14:20
- 15:30
- 19:30
帰りの便が15時台の後が19時台か・・・
手書きしてくれました。上がウジツェに戻る便、下がタラ国立公園に行く便。
ということで、時間があるのでバイナ・バシュタの街を散策。
川の上に建つ家があるそうなのでそちらを見に行きました。
なんというかお家が庭付きで花が植えてあったり、ブランコがあったりなんかオシャレタウンです。
街を歩いているだけで楽しい。
そして人がすごくフレンドリー?です。
道行く人に挨拶すれば100%返事してくれますし、なんなら車で通りすがるドライバーに対して手を挙げると、向こうも何かしらリアクションしてくれます 笑
25分ほど歩いて川沿いのレストランに到着。
ここの裏手に回ってみると・・・
美しい風景が待っていた。
深みのあるグリーンカラーの川が青い空に映えていた。
川の中のお家も発見。
あ、今日はハイキングなのですげぇ久しぶりに靴を履きました。
日差しは強いが、風が涼しくて気持ちよかった。
川の向こうはボスニア・ヘルツェゴビナ。
陸続きの国境は日本には無いのでとても不思議な感覚。
ドリニ リバーハウスの場所はこちら。
・・・
・・
・
帰り道にテラスでくつろいでいるおじさんに挨拶すると、
ピーチクパーチクブラブラ!
何か言いながら下に降りてきた。
手にはスマホ。
あぁ写真撮りたいのかな。
ひたすらセルビア語で話されるので何を言っているかわからないが陽気なおじさんだった。
おじさんは帰り際にAzuの頬にキスをしたが、僕にはしてくれなかった。このスケベヤロー。
途中スイカとみかんを大量に積んだバンを発見。
測りがあったので、その場で販売しているようだ。
もう1台のバンでは地元のマダムが購入していた。
バスターミナルを通り越して反対側に向かった。
目指したのはインフォメーションセンター。
スロベニアでもそうだったが付近のハイキング情報やバス情報などは街のツーリストインフォメーションなら教えてくれることが多い。
単なる海外旅行ではあまりお世話にならないかもしれないが、マイナーな情報を調べるにはかなり有用だ。
もちろん英語が通じる。
知りたかったのはハイキングの後に「Kaludjerske Bare」からバイナ・バシュタへ戻るバスの時間。
バス停の女性はここまで細かい情報は持っておらず、インフォメーションセンターなら調べてくれるんじゃ無いかなと思って来てみたが、これが当たり。
わざわざ電話してくれて調べてくれた。
女性が調べてくれている間、若いスタッフの青年が声をかけてきた。
バイナ・バシュタの街は好きですか?
はい、とても綺麗な街ですね。
そう答えると彼は嬉しそうにはにかんだ。
彼はきっとバイナ・バシュタの街が大好きなのだ。
そんな街に住めるなんて羨ましい。
でも彼はまだまだ若い。
このままバイナ・バシュタに残るのか、それとも他の街に出ていくことがあるのかな?
なんてことを勝手ながらに思っていた。
確認の電話が終わるとメモを書いてくれた。
- 14:15
- 15:45
- 21:15
とのことだ。
15時台の後は21時台か〜。
バイナ・バシュタからウジツェへ戻る最終便は19:30だから、15:45の便で戻ってこないといけないわけだ。
ただし、16時過ぎに到着後、19時まで待たなければいけない。
しかもウジツェに到着するのが20時過ぎになるのでそこから自炊して洗濯して・・・というのもなかなか厳しい。
そんなわけで、
- ウジツェ - バイナ・バシュタ:8:30発(1時間10分ほど)
- バイナ・バシュタ - Kaludjerske Bare:11:30発(30分ほど)
- Kaludjerske Bare – バイナ・バシュタ:14:15発(30分ほど)
- バイナ・バシュタ – ウジツェ:15:30発(1時間10分ほど)
こんなスケジュールにすることにした。
バイナ・バシュタからタラ国立公園の入り口までは30分かからないくらいなので12時には到着するはず。
そうなると現地には2時間15分ほどの滞在だ。
まぁ軽いハイキングということで。
それにしても交通の便が悪いですね(;´∀`)
せめてもう少し夕方の便があればもう少し滞在できそうなんですけど。
もっとがっつりハイキングを楽しみたいということであればバイナ・バシュタの街に滞在した方が1日楽しめると思います。
タラ国立公園へ
11:30発のバスを待ってる間におやつ休憩。
バナナうめぇです。
外国だとバナナ食べてる人をほんとよく見かけます。
優秀な携行食だ。
逆にりんご齧ってるひとは全然みないな。
コロナ前はよくみた気がするけど・・・
しばらくするとバスがやってきた。
TARA行きですね。
運転手がどっか行ってしまいバスは15分遅れで出発。
チケットは運転手から買えた。
- バス代金1人:200ディナール(266円)
本当は綺麗な風景の場所で食べるはずだったが、あまり滞在時間が取れなさそうなので車内で昼ごはんを食べることにした。
ほうれん草のブレク(4分の1サイズなので巨大!)。
うめぇです。
ブレクはパイのようなものでこの後ボスニア・ヘルツェゴビナでもお世話になるこの地方では伝統的なパンだ。
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ロシア人のセーニャ親子とハイキング
バスは山道をぐんぐん登っていき、あっという間にバス停に到着。
30分程度かかるかと思っていたが20分だった。
バス停はガソリンスタンドが目印。
向かいには宿泊施設のようなものがあるらしい。
バス停がGoogleマップでは引っかからないがこちらのセルビア料理店の付近です。
付近には国立公園の地図もあった。
このバス停で降りたのは我々含めて4人。
我々夫婦と親子で来ている欧米系の親子だ。
このバス停からバイナ・バシュタまで戻る便はインフォメーションセンターで教えてもらっていたが、念の為運転手にも聞いてみた。
バイナ・バシュタに戻るバスは何時?
15時。
15時だけ?
そうだ。
インフォメーションセンターで聞いた情報とちゃうやんけ・・・
が、運転手よりもインフォメーションセンターを信じることに。
わざわざ電話して確認してくれたくらいなので。
さらに、念の為、欧米系の親子にも聞いてみる。
すいません、ハイキングですか?
そうよ。
終わったらバイナ・バシュタの街へ戻ります?
ええ。
僕らはこの時間って聞いたんですけど、今バスの運転手は15時だけって言ってましたね。
そうなのよ、私たちも時間聞いてるから・・・えーっと、そちらが持ってる情報と一緒ね。
お互い事前に調べた情報が一致。
ならば運転手には悪いがこちらの方が信憑性が高そうだ。
よし、これで情報は揃ったぞー。と、思ったらAzuが。
私たちはこの展望台へ行くんだけど、あなたたちは?
あら!私たちもその展望台に行くのよ、でも名前がわからなくて。
「Observation Deck Crnjeskovo」だよ。
ありがとう、OK。Googleマップで確認できたわ。
じゃあ一緒に行こう!
ってな感じで一緒に行くことに。
いいね、旅っぽくなってきたぞ。
何も無い平原、ゆるい登り坂。でもなんとも開放感があって気持ちの良い道だった。
日本人の夫婦と、ロシア人の母娘。娘さんの名前はセーニャ。
たまたま出会った4人でゆっくりと談笑しながらセルビアの田舎道を歩いていきます。
最初は4人で。
気がついたらAzuとセーニャ母が後方に。
mosariはセーニャと2人で歩いていた。
ロシア人の女の子と2人で何も無い田舎道を歩く、よくよく考えるとすごいシチュエーションだ。
(ね。セブ島留学でお世話になったマネージャーのMさん)
彼女たちはサマーバーケーションでセルビアに旅行に来ているらしい。
セーニャは旅好きの活発な女の子。
聞けばサンクトペテルブルクに住んでいるというので、サンクトペテルブルクのことを教えてもらったり、日本のことを教えたり。
セーニャは綺麗な英語を喋る。
ロシア人特有の巻き舌英語でも無くとても聞き取りやすかった。
わからない単語もあったけど、前後の文脈などから想像含めてなんとか聞き取ってカタコトで返答、カタコトで質問。
あーもっと喋れるようになりてぇなぁ。
Azuはセーニャ母とおしゃべりしてて8割くらい理解できたとか。やりますなぁ。
でもフィリピンで語学留学してなかったらそもそも話しかけられなかっただろうな(;´∀`)イッテテヨカッター
我々が世界一周していると伝えると、Instagramを交換することに。
ロシア人の友だちが1人増えたぞ。
Azuが頑張ってポストしているInstagramはこちら。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
30分ほど歩くと小さな教会の入り口が見えてきた。
「Манастир Сабора Српских Светитеља」という全く読めない教会。
展望台の途中なのでまずはこちらを目印に進んでくるのが良いと思います。
4人で中を散策。
なんだかおとぎの国に出てきそうな可愛らしい教会。
一通り見終わったところでセーニャ達は昼飯を食べていくということだったので我々は先に行くことにした。
14:15分のバスで戻りたかったから時間が結構ギリギリだったのだ。
ありがとうセーニャ、セーニャ母。
そこからはAzuと2人で展望台を目指します。
道はこのような黄色の看板か、木に描かれた赤い丸を頼りに進んでいきます。
目指すのは赤い矢印の「Crnjeskovo」です。
これまでは舗装路だったが、教会からは山の中を進みます。
夏だというのにひんやりとした空気が気持ち良い。
Azuも頑張って登ります。
入り口から50分ほど歩いたところで展望台に辿り着きました。
・・・
・・
・
本当に、絶景。
突如、木々が開けてバイナ・バシュタ周辺が一望できる絶景が現れた。
なんて素晴らしい景色だろうか。
山に囲まれたバイナ・バシュタの街と、先ほど見に行ったドリニ川。
右側はセルビア、左側はボスニア・ヘルツェゴビナだ。
言葉にならない絶景。1時間程度のハイキングでこの景色に出会えるとは。
どこまでも続いていく小高い山々が「世界はまだまだ広いぞ」、と言っているようだった。
写真では全く伝わりませんが、とても素晴らしい景色に出会うことができた。
儀式
せっかくの絶景だったのでここで儀式をすることに。
ぬりぬり。
じゃん!
6カ国目セルビア、塗り潰しました〜!
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バイナ・バシュタへ
帰り道にセーニャ親子とすれ違いながら、ハイキングの入り口まで戻ります。
平原エリアまで戻ってくると来る時には遠くにいた馬が近くに。
行きはセーニャと英会話するのに精一杯だったので改めて素晴らしい景色を堪能した。
あれ、こんなとこ通ったっけ?みたいになってました(;´∀`)
気楽に英会話・・とはまだまだ行かないようでした。
14:10にバス停に戻ってきました。
近くには水道も発見。飲めるかどうかは試してませんが、きっと飲めるはず。
朝買っておいたチェリーパイを食べて待ちます。
疲れた体に酸味のあるジャムがとても美味しかった。
5分遅れの14:20分にバスがやってきた。
バイナ・バシュタ経由、ベオグラード行き。
運転手は15時だけと言っていたけどやはりインフォメーションセンターで調べてもらった情報が正しいみたいですね。
- バスの運賃:170ディナール(226円)
行きと値段が違うのはおそらくバイナ・バシュタのバスターミナルの利用料だろうか。
途中乗車なのでその分安いっぽいです。
帰りは30分ほどかかってバイナ・バシュタの街に帰ってきた。
バスは相変わらず大型。
ウジツェへ
まずはカウンターでチケットの購入。
- バス代:1人330ディナール(439円)
行きと値段が違うのはバイナ・バシュタとウジツェではバスの施設利用料が違うからだと思われます。
30分ほどバスターミナル周辺を散歩。
15時半に予定通りバスは出発。
ウジツェ行き。
綺麗な最新型のバスでした。
バイナ・バシュタのローカルバス会社頑張ってます。
こちらのバスにだけUSBの電源がありました。
それ以外のバスでは全て電源無し。
WIFIに関しては全て無し。
疲れていたのであっという間に夢の中。
1時間でウジツェに到着。
夜は買っておいた食材を使ってトマトパスタを食べた。
アパートメントなので気兼ねなく調理できるのが素晴らしい。
Azuが作るパスタは本当に美味しい。
限られた調味料しかないのに工夫してくれてます。
まとめ
今日は1日かけてタラ国立公園でハイキングしてきました。
実際歩いていたのは2時間ちょっとでしたが、とても素晴らしい景色に出会うことができました。
ハイキングコースは多数あるようなので、我々のようにミニハイキングでもいいですし、がっつり1日かけて歩き回ることも可能なはずです。
気になる方はバイナ・バシュタのインフォメーションセンターで聞いてみるといいと思います。
ウジツェ→バイナ・バシュタ間
- 6:20
- 8:30
- 11:20
- 12:00
- 13:00
- 14:40
- 15:45
- 17:40
- 19:30
1人440ディナール
所要時間1時間10分ほど
バイナ・バシュタ→タラ国立公園間
- 11:30
- 13:00
- 14:20
- 15:10
- 20:30
1人200ディナール
所要時間30分ほど
タラ国立公園→バイナ・バシュタ間
- 14:15
- 15:45
- 21:15
1人170ディナール
所要時間30分ほど
バイナ・バシュタ→ウジツェ間
- 11:20
- 13:00
- 14:20
- 15:30
- 19:30
1人330ディナール
所要時間1時間10分ほど
我々が選んだのはこのタイムスケジュール。
- ウジツェ - バイナ・バシュタ:8:30発(1時間10分ほど)
- バイナ・バシュタ - Kaludjerske Bare:11:30発(30分ほど)
- Kaludjerske Bare – バイナ・バシュタ:14:15発(30分ほど)
- バイナ・バシュタ – ウジツェ:15:30発(1時間10分ほど)
ハイキング自体は15:45で終わらせないとウジツェにバスで戻ってこれなくなるので注意。
バイナ・バシュタに滞在できれば21:15のバスがありますが、山の中で本当に来るかどうか不安になりながら待つのは心理的にけっこう来るものがありそうです(;´∀`)
料金は4区間乗って1人1,140ディナール(1,515円)でした。
ということでセルビアに来たらウジツェかバイナ・バシュタに滞在して田舎感を味わいながら、ハイキングしてみてはいかがでしょうか。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
今日はミニハイキングを楽しんだ1日。
明日はボスニア・ヘルツェコビナに移動します!
それでは!