【世界一周177日目】2023.09.28 ウズベキスタン タシケント 〜 サマルカンド
気温:13度〜27度
歩数:15,787歩
1スム=0.012円
今日の予定
- ウズベキスタンのタシケントからサマルカンドへ移動
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ウズベキスタンの国境からタシケントへ
相変わらず入国審査では疑われまくり。
周りの乗客もいなくなってしまった中ようやく入国することができたが、今度はバスがいない。
入国してから2時間も国境で待っている。
暗かった空も今はすっかり明るくなってしまった。
一緒に待っていた外国ニキも諦めて自力で行ってしまった。
中央アジアに入ってからうまく行かない国境越え。
どちらも真っ暗の中国境で立ち尽くしてしまった。
もうバスは来ないのだろうか?
いや、きっと来る。
何度そんなやりとりをしただろうか。
諦めかけたその時、見覚えのあるバスがカザフスタン側からやって来た・・・!
なんだかんだで乗客を乗せていないバスが国境を越えるだけで3時間半以上かかっていることになる。
どうなってんだよ(;´∀`)
乗り遅れないように急いで荷物を荷物室にぶち込んでバスに乗る。
外国ニキのように諦めて行ってしまった人もいるので全員が揃ってから出発などありえない。
想像通り5分も止まらずにバスは動き出した。
補助席まで使って満員だったバスも半分くらいの乗客になっていた。
半分は待てずにどっかいってしまったことになる。
人数確認もチケットの確認も何も無くバスはタシケントに向かって走っている。
なんて適当なんだ。
つうか時間かかるならその旨の案内とかして欲しいものだ。
走り出してから1時間ほど、
ついにタシケントのバスターミナルが見えて来た。
時刻は8時半。
1時間の時差があるのでキルギスタンの時間だと9時半。
出発が19時だから実に14時間半の大移動になった。
もともと12時間と言われているから2時間半の遅れとなった。
あー疲れた!!
Azuもyumikoちゃんもめっちゃ疲れてる。
でもyumikoちゃんとはここでお別れ。
キルギスタンのビシュケクの宿の初日に出会ってからだから9日間も一緒にいたみたいだ。
彼女は国境で出会ったザビとアナと一緒にタシケントの市内へ向かうそうだ。
彼女の世界一周もまだまだ始まったばかり、元気でね!
また世界のどこかで!
そう言ってお別れをした。
え?我々はタシケントの市内に向かわないのかって?
はい、向かいません。
このままサマルカンドに移動します!!
タシケントにはまた戻ってくるので先に進むことにしました。
14時間半の夜行バス明けになにやってんだって感じですが、タシケントの市内にタクシーで移動してまた明日バスターミナルに戻ってくるのもだるいなぁと思って、サマルカンドでゆっくりすることにしました。
タシケントの宿高いし。。。
とりまウズベキスタンについて簡単に。
地理的には中央アジアなんだけど、旧ソ連の構成国の一つでもあったので何方かと言えばロシアより。
- 建国:1991年
- 首都:タシケント
- 公用語:ウズベク語
- 面積:447,400㎢(55位)
- 人口:3,110万人(47位)
- 通過:ウズベキスタンスム
面積は日本の倍くらいあります!でも人口は日本の12,000万人に対して3,110万人とかなり少ないです。
つまりめっちゃ土地が余っているということ。
また旧ソ連だったこともありいまだにロシア語がかなり浸透している模様。
Google翻訳を使ってウズベク語を選ぶよりもロシア語の方が伝わることも。
料理もペリメニとかピロシキとかロシアの影響がかなり残っている模様。
アジアなのにロシアなのがすごい不思議。
人は今の所優しそう。
でもキルギスタンに行く時にだいぶやられたのでまだまだ信用しないぞこのヤロー!
サマルカンドへバス移動
そんな訳でまずはサマルカンドのチケット探し。
タシケントとサマルカンドの間は鉄道が走っていて人気路線なんだそう。
しかも高速のアフラシアブ号に乗れば2時間ほどで着いてしまう。
これは大人気ゆえなかなか取れないそうで、3時間〜4時間かかるゆっくりな列車で90,000スム(1,034円)〜という感じ。
安いですね。
でも我々は鉄道駅へ移動するのが面倒だったのでバスで行くことに。バスの方が安いし。
ということでバスターミナル内のチケットカウンターへ。
へろー!サマルカンドに今日行きたいよー。
後15分後の9時発があるわよ。
ちょwもう少し後のある?
10時、11時、12時・・・
10時で!
どうやらタシケント、サマルカンド間のバスは1時間起きにありそう。
値段は1人48,000スム(587円)でした。
さすがバス、安いぜ。
だいたい4時間で着くそうだ。
と、言うことでキルギスタンのビシュケクからタシケントに到着したのと同じバスターミナルからサマルカンドに移動可能です。
便利ぃ。
無事にチケットが手に入ったのでバスターミナルを見回す。
まずはトイレだ。
最後にトイレ行ったのいつだろう?ってくらい行ってない。
1人2,000スム(25円)。
このトイレはいわゆる和式なんだけど、鍵が壊れてることに気づかず、鍵をかけたつもりがドアが開いてしまっていた。
出る時に振り返ったらドアが全開でマジでビビった。
丸見えやん・・・
まぁ見るのは嫌だけど、見られる分には何も問題無いだろう。
トイレを出たところにSIMカードが売っていたので写真だけ撮った。
6GBで500通のSMS付きが24,000スム(294円)〜。
やっすw
国境で買ったSIMは60,000スム(734円)で9GBだった。
6GBで十分だし、同じ値段出せばこっちなら22GBも付いてくる。
国境だからってだいぶ高めで売ってるんだな。
多少高いとは思ったけど、やっぱりなぁって感じ。
今後は市内で買おうかな。
んで続いては食事、ほとんど寝てないうえにもう16時間くらい食べてない。
適当に駅の中にあった食堂に入った。
これで37,000スム(453円)。
甘いフレンチトーストかと思ったらディルが入ったしょっぱい系だった。
目玉焼きとウインナー、蕎麦の実を茹でた?やつに甘いパンとチャイ。
まぁ味はそれなりだけど、バスターミナルで食べたにしては安いと感じた。
何よりバス移動中はトイレにいつ行けるかわからないから水分をほぼ取らないようにしている。
それに加えて夜行バスによる疲れ、入国審査で疑われたり、国境で2時間以上待ったりと心身ともに疲れていたから暖かいチャイが本当に美味しかった。
本当はコーラでも飲みたいけど、こういう物価の安い国でも輸入物のドリンクは高いだろう・・・
よろしくウズベキスタン。
バスは10時に出発。
綺麗なバス。
広くは無いし普通の2−2配列。
WIFIは無かったけど、USBのソケットがあるのでスマホの充電ができた。ありがてぇ。
バスは市内を抜けるとすぐに広大な大地が広がった。
もう9月の下旬だというのにひまわりの花畑が続いていくのが見えた。
さらに進むと、
中央アジアらしい何も無い大地がずうっと続いていた。
ヨーロッパのような美しい車窓もいいけど、中央アジアらしい殺風景な景色もまた旅情をくすぐってくれる。
途中でスナック菓子を持っていることを思い出した。
キルギスを出る前に余ったスムで買ったやつ。
学校帰りの小学生が買っていたものを真似して買った物。
地元の子供が買ったやつなら美味しいに決まっている。
パッケージにはチーズとネギという日本人的にはNGな絵が書いてあるのが気になったが、味はほぼチーズ。
たまにネギの風味を微妙に感じるだけで食べやすかった。
んで出発してから4時間半後に、
サマルカンド!サマルカンド!
到着したようだが事前に調べた情報とは異なる場所で下ろされてしまった。
空港マーク近くのハートがバスターミナル。
んで青く光っているが下ろされた場所。
下の方にあるハートが宿だ。
バスターミナルから宿への行き方は調べておいたんだけど、ここからだとちょっとわからない。
サッとネットで見てもどのバスに乗っていいかはわからなかった。
宿までは3kmほどだったので歩くことに。
座りっぱなしの身体をほぐすにはちょうどいい。
でもいい加減我慢できずに売店へ。
コーラでエネルギー補充。
- コーラ:7000スム(86円)
- レモン水:4000スム(49円)
トイレは2000スム(25円)だった。
キャリケースを引きながら3kmの道を歩く。
サマルカンドという名前から勝手に砂漠か荒野の中にある昔ながらの街並みを想像していたが普通に道路が張り巡らされてるイマドキの都市だった。
でも街の至るところに中央アジアらしい幾何学模様が多く見受けられた。
キルギスタンではそこまで感じなかったのでウズベキスタンという国が幾何学模様が特に好きなんだろう。
フェンスの影がもうエモい。
楽しみにしていたサマルカンドに着いたんだけど、Azuはバスに乗りすぎて膝が痛いとだいぶご機嫌斜めだ。
頑張って歩く。
そこまで暑い訳じゃ無かったけど日差しが強いのと、やはり水分が足りて無いのだろう。
途中で水を買った。
1.5Lで5,000スム(62円)。
驚くぐらい冷たい。
これまでどの国で買っても大して冷えてないことがほとんどだったから。
幹線道路から1本路地に入って宿の近くに。
どうやら貧しい人が暮らすエリアのようだ。
先ほどの整備された道沿いとは異なり、汚らしい整備されていない道を進む。
宿のブザーを鳴らしてチェックイン。
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サマルカンド到着
今回もドミトリーだ。
ビシュケクで出会ったMituさんが滞在していたというホステルだ。
確かに聞いていた通り綺麗だしカーテン付きのベッドが素晴らしい。
チェックイン時におすすめのレストランを聞いたので、今日はとりあえず夕飯を外で食べてバザールで食材を買うことにした。
流石に疲れた。
ビシュケクの宿を出てから24時間後のチェックイン。
バスを乗り継いで移動し続けて来たからね。
宿の近くの道は真ん中にドブが流れる変わった作り。
ドブにはゴミが詰まって今にも溢れそうだ。
道もところどころ穴が開いてたり、良く無い感じのエリアだ。
ちょっと怖いかな?と思いつつも、小さな子供たちがちょいちょい遊んでいるのでそうでも無いのかもしれない。
しかも半分くらいの子供たちは向こうから挨拶してくれる。
ウズベキスタンの子供たちはフレンドリーみたいだ。
ホストに教えてもらったレストランで夕食。
- ラグマン2個:25,000スム(306円)✖️2
- ペリメニ:25,000スム(306円)
- シャシリク:20,000スム(245円)
- パン:7,000スム(86円)
10%のサービス税がかかって合計112,000スム(1,369円)。
味はホストのおすすめなだけあってとても美味しかった。
ラグマンなんてカルビ味のうどんだった。美味すぎてやばい。
ただし量がちょっと少なめ。
途中でナンを追加してしまったほど。
場所はシヨブバザールの近く。Minaretという名前のお店。
観光地近くなので少し高めなのかもしれないが、味は良かった。
滞在中にもう一度食べたいと思うが、他の店の様子見てかな。
その後はシヨブバザールへ。
19時までと聞いていたが、18時時点で多くの店が片付けに入ってしまっていた。
日用品から青果まで庶民向けのものがこれでもかというくらい売っているようだった。
こりゃ朝来たら楽しそうだ。
とりあえずパンと野菜をいくつか買って宿に戻った。
値段は書いてないからいくらか全くわからない。
聞いたところで1kgあたりの値段を言われるだけなので全然想像が付かない。
そしてウズベキスタンは0を3個取って値段を言われることが多い。
例えば10,000ソムだったら0を3個取って10と言われるといった具合。
聞いた値段から0を3個追加して、そこからさらに日本円に変換して・・と、慣れるまで大変(;´∀`)
そもそもウズベク語?で言われるから数字すら理解できないこともしばしば。電卓叩いてもらってようやく判別するといったことも多々・・・
帰り道にチラッとすげぇのが見える。
黄昏時にそびえ立つ巨大な建造物。
テレビで見たウズベキスタンを象徴する幾何学模様の装飾をこれでもかっていうくらい備えている。
サマルカンドヤバそうです。
とりま我慢して観光はやることやってからにします。
実はやらなければいけない宿題がこれでもかってくらい溜まっているので(;´∀`)
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
サマルカンドの素晴らしい建造物はもう少しお待ちください。。。
それでは!