ジロカストラ観光と久しぶりのレストランで郷土料理を食す アルバニア【世界一周146日目】

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

【世界一周146日目】2023.08.28 アルバニア ジロカストラ

気温19度〜35度

1レク=1.44円

今日の予定

  • アルバニアのジロカストラ観光
mosari
石の街ジロカストラを散策するよ。激坂激坂ぁ!

 

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朝食

今日の朝は7時半に起きた。

昨日は5時起きで移動だったのでぐっすり眠れた。

途中で1回トイレ起きたけど。おじいちゃんなもんで。

 

顔だけ洗って8時にホステルの中庭へ向かう。

そう、今回のホステルはこの旅始まって初の朝食付きなんですよおおおおお!!!

ということで座ってたらご飯が出て来ました。

なにこれ最高かよ。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ
  • ゆで卵
  • チーズ
  • マーガリン
  • パン
  • 磯辺揚げみたいな何か
  • プルーン
  • いちじく
  • ネクタリン
  • コーヒーor紅茶
  • 牛乳

といったラインナップ。

シンプルだけど朝食なら十分すぎる。

フルーツも食べれたし。

って言うか、ゆで卵が懐かしすぎてシンプルに美味い・・・

朝食を食べてると隣の部屋の家族のお母さんが、

 

おはよう、昨日はごめんなさいね。

 

と、謝って来た。

 

と言うのも、昨日の23時に寝る前にグラスを洗おうと思って共有スペースの電気をつけて洗い物をしてたんですよね。

そしたらお母さんが部屋から出て来て、

 

ここの灯りを点けると私たちの部屋に光が入って来ちゃうのよ!

 

と、注意されていたのだ。

確かに彼女達の部屋の壁には天窓が付いていてキッチンの電気を付けたら光が入ってしまいそうだ。

が、そんなことは知らんしな・・・

まぁ明日から気をつけるか。くらいにしか思っていなかったのだが、昨日はごめんなさいと謝罪してくれた。

 

別になんとも思ってなかったんだけど、普通の人でよかった。

 

大丈夫ですよ。と返事をしておいた。

きっと疲れてたんだろうね。

 

ジロカストラ観光

朝食を食べたら早速石の街ジロカストラの街に繰り出した。

ジロカストラの旧市街は世界遺産に登録されており、希少なオスマン帝国時代の町並みを見ることができる。

オスマン帝国って1299年が建国とされ、1922年に滅びたとされている。

そんな時代の建築が残っているのが旧市街だそうだ。

って言うかもっと昔に滅びていたと思ったら1922年ってたかが100年前まで残ってたのか・・・

 

宿を出て振り返ると、石畳の激坂と、その奥には山が連なっていた。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

本当にバルカン半島はどこにいても山に囲まれている。

山に囲まれた街が好きなmosariにはたまらんです。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

とにかく坂を上ります。

この辺りは凸凹の石畳ではなかったのでとても歩きやすい。

日差しは強いが気温はまだ30度に達していないと思われるので歩くだけならなんとか大丈夫そう。

 

坂の途中でとあるゴミ箱が目に入った。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

まさかの日本の人々から送られたゴミ箱・・・

見上げれば丘の上にジロカストラ城の城壁が見えた。

今日はあそこまで登る予定だ。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

 

ゆっくり10分ほどかけて坂を登ると旧市街の入り口にたどり着いた。

 

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旧市街

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

規則的に並べられた石畳とそれに沿ってカフェやお土産屋が連ねていた。

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陶器や絨毯。

路地奥のカフェでは静かに街を見守る一つの影が。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

一緒にコーヒーでも楽しみたかったが、変な人扱いされそうなので辞めておいた。

 

なるほど。

ジロカストラの旧市街はベラトと違って整備された旧市街って感じか。

だからと言って居心地が悪いかと言うとそうでもない。

観光客が少ないから中世時代の街並みを感じながらゆっくりと歩くことができる。

坂も多いがそれもまた味の一つだろう。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

アルバニアとは思えない綺麗な建物が並びます。

 

旧市街の真ん中に一つのモスクを発見した。

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覗いてみると誰もいなかった。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

小さいながらも美しいパターンが絵かがれていた。

中央の凹みはミフラーブと呼ばれる、聖地メッカの方角を示している。

モスクには必ずあるはずなので今度モスクに行ったら探してみてね。

 

モスクを見終わったら丘の上のジロカストラ城に行くことにした。

すると、茂みから・・・

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野生の馬が現れた。

 

なんでやねん(;´∀`)

美味しそうに草を一心不乱に食べていました。

あまりによく食べてるもんだから天然の芝刈り機だなと思った。

 

凄まじい激坂を登りながらゆっくり歩いて行く。

2人とも

 

あつぃ〜

 

何度呟いたことか(;´∀`)

 

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

おぉ〜見えて来ましたよ。

急に元気になる2人。

 

ジロカストラ城

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

入場料は400レク(578円)。

なかなかのお値段じゃ無いですかジルカストラ城さん。

 

どれどれ楽しませてもらいましょうか。

お金を払ってチケットをもらっていざ入城。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

うおおおお!

 

いきなり広がったのは高い天井を有する広いアーチの続く通路。

そしてそのアーチ上の中には昔の兵器たち。

大砲や、移動式の投擲機など、人をこ○すための道具たちがずらりと並んでいるのは不気味でもあり、妙に空間に似合っていて驚きもした。

勝手にアルバニアっぽいな、とも。

個人的にアルバニアは悪い奴らのイメージなのだ。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

絶対この国旗のせいですね。

悪の軍団にしか見えない。

ショ○カー軍団。

 

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

昔のアルバニアの兵士をイメージした像。

強そう(小並感)。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

戦車も。

思ったよりもすごく小さくて驚いた。

当然中も狭い。

こんなのが街中を駆け回ってた時代があったんですね・・・

その時代からすると悪魔みたいな兵器だったんだろうな。

殺意の塊だ。

 

城内はかなり広く、まじでドラクエの世界です。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

いきなりモンスターが出て来ても不思議じゃない。

昼は日がさしてるからいいけど、夜だったら絶対怖くて通れないと思う。

コウモリいっぱいいるっぽいし。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

とにかく天井が高く、いったいどうやって作ったんだろうって不思議に思います。

どれだけの奴隷が時間をかけたら作れるんだろうか・・・

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

外に出ることもでき、美しい石造りのアーチが続きます。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

もちろんジロカストロの街並みを一望することもできます。

焼けたせいかボコボコに変形した大砲もなども無数飾ってありました。

面白かったのがこれ。

アメリカ空軍のT-33。

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アルバニア軍が迎撃して拿捕したものだそうです。

が、アメリカ軍はそれを認めずに、燃料切れで不時着した。と報じたんだとか。

アルバニアからすれば拿捕が真実でしょうし、アメリカからすると不時着が真実になってしまう。

真実というのは簡単に捻じ曲がってしまうという典型的な例ですね。

長く言い続ければ国民はそれを信じるしか無いですからね。

インターネットのおかげである程度は抑制されて来てはいますけど。

 

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

手前は綺麗に残っていますが、奥の方は崩れてしまっているところもあって廃墟というか遺跡感も感じることができます。

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ほんと広くてかなり残っている(たぶん修復されてる)ので見応えたっぷり。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

こうやって天に向かって階段が伸びているとジェロニモが超人になった時を思い出しますね。

どうでもいいですねはい。ウラララララ!

 

奥には時計塔も。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

これもかなり綺麗残ってますが、内部は見学不可、そして時計は狂ってます(;´∀`)残念

時計塔の下層部分や付近は歩き回れるようになっていた。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

雰囲気よし。

 

そして驚いたのがこれ。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

井戸。

丘の上に建てられたジロカストラ城。

その中でも高いエリアに井戸があったんです。

さすがに地下水まで掘れるわけもないはず。

 

展示の中に水路を整備して城に引いていた・・というものがあったので、恐らく水路から水を城の地下に貯めておき、ここから汲み取っていた。ということだろうか。

実に興味深い。

 

城を出たら1時間ちょっと経っていた。

満足度高いなジロカストラ城。

 

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旧市街で昼食

城から旧市街に戻る階段を使って歩いていたら露店販売しているお婆さんに話しかけられた。

日本から来たと伝えたら「こんにちは」と返してくれた。

 

すごいな。こんな街の露店しているお婆さんが日本の挨拶を知っているなんて。

アルバニアって1978年から1990年まで鎖国してたんですよ。

なのに英語が喋れるってだけですごいことだ。

高齢の方はほとんど喋れない人ばかりだったからだ。

それなのに日本の挨拶まで知っているなんて驚きでしかない。

 

ずっと路上で物を売ってるからね。いろんな国の人話すのよ。もちろん日本人とも。

 

お婆さんは自家製のジャムと手編みのレースをずっと売っているんだそうだ。

 

アメリカのガイドブックに掲載されたこともあるのよ。

 

ボロボロになったガイドブックを見せてくれた。

お婆さんの誇り。

いつも持ち歩いてるんだろうな。端々は擦り切れてしまっていたけど大事にしていることが伺えた。

 

ジャムやレースの他にも石を削ったレリーフを売っているお店もあった。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

魚や蹄鉄、鳥、国旗など様々なパターンを手彫りして作ったものだ。

世界一周中じゃなかったら国旗のやつが欲しかったな。

家の門に是非取り入れたい。

 

再び旧市街に戻って来た。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

朝よりも観光客の数が増えて賑わっていた。

mosariは基本的にお土産は買わないタイプです。

これいいな!って思って日本に帰ってくると「なんでこれ買ったんだろう・・・」ってなることが多かったからもうここ数年は何も自分向けに買っていません。

でもちょっと惹かれたものがありました。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

第二次世界大戦中に使われていたというアンティーク。

飯盒が売ってたんですよ。

これがあればコンロさえあればいつでもお米が炊ける。

そして悪いことしてるイメージのあったアルバニアっぽいお土産にもなる。

 

いいなこれ。

ふーん。

 

Azuはまったく興味ありませんでした。

 

先ほど路上で見た石のレリーフを売ってるお店も。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

咥えタバコしながら石をせっせと削ってました。

渋いぜ・・・

 

昼食は旧市街のレストランでいただくことに。

伝統的なアルバニア料理を提供している「MUCO」さん。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

高齢の夫婦で切り盛りしているお店のようでした。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

頼んだのは、

  • PASHA QOFTE(パシャクフテ)
  • TASQEBAP(タスチェバブ)
  • QIFQI(チフチ)※後から来たので写真撮り忘れ)
  • 炭酸水500ml2本

パンは自動で付いて来ました。

 

パシャクフテと呼ばれるミートボールはチーズスープの中に入っていました。

チーズの匂いとは裏腹にすっきりとした味わいでどんどんスプーンが進みます。

スープの中にはお米も入っており、とても美味しかったです。

もしこのお店に来ることがあればパシャクフテ、おすすめです。

 

タスチェバブは肉の煮込みでシチューみたいなもんでしょうか。

肉の旨みが凝縮されたスープと、口の中でほろっととろけるお肉が絶品です。

 

最後にチフチ。

これはハーブやスパイスを混ぜたお米を揚げた料理で、ここジロカストラの郷土料理なんだとか。

ちょっとエスニックな風味ですが、これも美味しい。

 

バルカン半島に入ってからは肉がメインで、どれもずっしりとしたThe肉!って感じでしたが、こちらのお店は味付けにもしっかりこだわっているのが感じられてとても美味しかったです。

ただ1品1品はかなり小さめなので大人なら2品は頼んだほうがいいでしょう。

 

さて気になるお会計。

バルカン最安と呼ばれていたアルバニアでレストランに入ると料金はいくらになるのか!

  • ミートボール:400レク(578円)
  • タスチェバブ:400レク(578円)
  • パン:100レク(144円)
  • チフチ(後から来たので写真撮り忘れ):400レク(578円)
  • 炭酸水500ml2本:2本で160レク(231円)

合計1,460レク(2,107円)なり。

頼んだ訳じゃないのにちゃっかりパン代も入ってるし。

 

うーん、日本でランチ食べるのと変わらないですね。

コロナ前は半額ほどで食べれたみたいですが、いやはや最近の物価上昇には本当に驚くばかりです。

西欧の物価の高さから逃れるようにバルカン半島に来ましたが、

 

日本と変わらんな・・・

 

と、思うことがとっても多い。

そりゃ世界の先進国から見たら日本は安い!最高!ってなるのも納得です。

日本、ヤバイですね。

旅行の国内回帰はまだまだ続きそう。

っていうかこのままだと海外旅行が本当に贅沢品になってしまう。

若者が海外に触れる機会が無くなると思うと悲しい限りだ。

 

そんなことをAzuに話したら、

 

ふーん。

 

興味ありませんでした。

 

一応メニューの写真も撮ったので載せておきます。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

 

食後はゆっくり坂を下って宿へ。

途中でレンタサイクル屋を見つけました。

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ

恐らく営業してないと思われますが、こんな激坂しかない、しかも石畳の街で誰が借りるんだろうと非常に興味深いお店です。

 

宿に戻ったらmosariは今日のブログを書いたりギリシャの宿を予約したり、Azuはお昼寝したり。

 

夕食

夫婦 世界一周 アルバニア ジロカストラ
  • ミートソースパスタ
  • トマト
  • 青リンゴ

ミートソースはひき肉とトマト缶、ズッキーニと玉ねぎ、パプリカ。

味付けはコンソメ、塩、胡椒。

シンプルな味付けだが普通に美味しかった。

Azuすげぇ。

青リンゴを食べたら一瞬ハイチュウを思い出した。

ハイチュウ食べてぇなぁ。大好きなんですよ。

 

夜はギリシャへの移動手段の確認をしたり、トルコを抜けた後の移動ルートについて調べたり。

飛行機いつ買うのか悩ましいですよね。これ。

早いほうが安いけど、何か新しいルートを見つけたり、予定変更したくなってもできなくなる。

難しい。

 

バス移動だけのバルカン半島はほんとイージーモードだな・・・

 

■azuのInstagramはこちら

フォローするとazuとmosariが喜びます。

azuも慣れないInstagramを頑張ってるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。

https://instagram.com/jgclife.globe_trotting

コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

明日も調べ物中心の日かも?最近調べてばっかりだな。

だって中央アジア難しいんだもん(;´∀`)

それでは!



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ABOUTこの記事をかいた人

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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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