ウズベキスタンからジョージア、そしてアルメニアへ バナナ1本に救われる【世界一周192日目】

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

【世界一周192日目】2023.10.13 ウズベキスタン タシケント 〜 ジョージア トビリシ 〜 アルメニア エレバン

気温:移動しすぎてよくわらない

歩数:7,655歩

今日の予定

  • タシケントからトビリシへ
  • トビリシからエレバンへ
mosari
中央アジアを離れて大移動の日・・・!

 

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目覚め

朝4時に目を覚ます。

8時のフライトがあるので今日は早起き。

昨日は0時過ぎに寝たのでだいぶ眠いし、風邪気味で体調が少しよく無いのが気になるが動けないほどじゃ無い。

でも朝から雨が降っており寒い1日になりそうだった。

 

事前に朝食を包んで欲しい旨を伝えてあるのでキッチンに向かった。

・・・

・・

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

がっつり朝食が用意されていたw

ジロカストラでも朝食を包んで欲しいとお願いしたらガッツリ用意されちゃったんだよな。

なんて言えばランチボックスにしてくれるんだろうかw

いちおうお願いするときにランチボックスって言ってるんだけどね(;´∀`)

 

食べる時間は無いのでAzuがラップをもらって包んでくれた。

 

んで5時にチェックアウト。

タクシーを呼んでもらう。

 

待っている間にフロントのニキが

 

どうしてこのホテルを選んだんだい?始めたばかりでなかなかお客が来なくて大変なんだよ・・

 

そう言っていた。

ブッキングドットコムで予約したときにホテル名が違うなぁと思ったのだが、どうやらリブランドしたばかりだったみたいだ。

口コミも悪く無いし、空港まで最悪歩ける距離なので立地もそこまで悪くは無い。

もちろん空港の近くにホテルはたくさんあるけど、そっちは1万円近くしてしまったので、今回はギリギリ歩けるかつ、安め(4,500円程度)のこのホテルを選んだ。

 

タシケントの宿2

  • 施設名:Tashkent Hotel
  • 住所:Бобур 67/3 , 101707 Yakkasaray, ウズベキスタン
  • チェックイン時間: 14:00〜
  • チェックアウト時間: 12:00
  • 部屋タイプ:デラックスファミリールーム(GENIUS特典)
  • エアコン:有り
  • 朝食:有り(GENIUS特典)
  • 1泊1人:30.45ドル(4,523円)

空港から2kmほどにある住宅街エリアにあるホテル。

4時にタクシーが捕まるかわからなかったので最悪あるける距離で安めのホテルを選んだ。

久しぶりにちゃんとしたホテル(と言っても豪華なホテルでもなんでも無い)。

地下鉄からは遠いのでバスでの移動がメインになるのであくまで空港への前泊に利用するのがよさそうなホテル。

と、言っても日中であれば公共交通機関が使えるので今回のように早朝便用がメインか。

確かに集客には苦労しそうである。

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

こじんまりとしているがしっかりとレセプションがある、

前述の通り早朝にもかかわらずタクシーも呼んでくれた。

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

地下にはキッチンや電子レンジ、フリーのコーヒー紅茶がもらえる共有スペースがある。

我々も昨日はここで夕食を食べた。

実に清潔である。

 

スタッフも丁寧でしっかりとしており、実に快適。我々には十分すぎるホテルだった。

以前は1泊ウン万円するホテルにばかり泊まっていただけに、このレベルのホテルで快適と思えるようになったのは意外ではある。

今回は部屋に使い捨てのスリッパがあっただけで感動してしまった。

 

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水回り

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

お湯の温度調整が難しかったがそれ以外は問題なし。

やはり共同シャワー・トイレじゃなく部屋にトイレとシャワーが付いているだけで実に快適であった。

多少床のゴムパッキン部分が汚れていたが床自体はちゃんと綺麗。

 

部屋回り

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

すばらしく快適だった。

タオルなんてベッドの上でデコレーションされていたのも感動してしまった。

清潔だし、水も500mlのペットが1本ずつもらえたし、使い捨てのスリッパもあるし、テーブルも椅子もあるし、部屋は明るいしWIFIもずっと繋がりやすかった。

ウズベキスタンの宿はどこもWIFIが繋がりにくくなることがあったがこのホテルではそれがなかった。

まじで快適でした。

 

2人だと

2,500円くらい:ドミトリー
3,500円くらい:個室
4,500円くらい:快適なホテル

こんな感じになるようだった。

ドミと比べて2,000円多く出せばこの快適さが手に入る。

短期ならいいけど長期だと塵が積もるからね(;´∀`)

今回は早朝便ゆえの特別です。

 

なお、我々が泊まった時はブッキングドットコムの会員プログラムのGENIUS特典というのがあってそれのおかげで部屋がワンランク上がっていたのと、朝食が無料でついてきました。

 

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空港へ

2kmなら節約のために歩いてもよかったが、あいにくの雨。

ここは潔くタクシーを使う。

ウズベキスタンのタクシーは安いから助かりますわ。

 

宿の人が呼んでくれて、運転手に国際線ターミナルであることを告げてくれたので安心。

ヤンデックスという配車アプリで呼んでくれたので事前に料金もわかるのもGood!

ウズベキスタンにくる時は必ずSIMを買ってヤンデックスアプリを入れておきましょう。

そうすれば我々のように毎回白タクと値段交渉する必要がないので快適なこと間違いなし。

 

2kmなのであっという間に空港に到着。

16,000スム(196円)のお支払い。

安いけど、この間、鉄道駅からイラン大使館近くの宿に行った時は12kmで50,000スム(612円)で行けた。(宿曰く44,000スムが相場だったが)

そう考えると距離でみると少し割高だったのは早朝かつ雨ゆえだろうか。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

早朝だったが多くの車が乗客を運んでいた。

 

タシケントの国際線はここ。

国内線とは場所が異なるので間違えないように。

インターナショナル、もしくは第2ターミナルと言えばよいかと。

 

空港の入り口で手荷物検査を受ける。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

タシケントの空港は首都の空港とは思えないほどこじんまりしていた。

 

出発まで3時間を切っていたのでそのままチェックインカウンターへ向かった。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

誰も並んでいなかった(;´∀`)

 

荷物を預けるが、台に乗せた時にmosariのキャリケースが13.3kgだった。

以前キルギスで荷物を預けた時は14.4kgほどだった記憶がある。

1kg分なにがどこにいったのだろうか・・・

 

搭乗券を受け取ったらそのまま手荷物検査・・・

ではなく出国審査ブースが待っていた。

 

出国時は特に疑われることなくスムーズに出国。

免税エリアに入ってしまった。

 

あれ、手荷物検査は・・・?

 

どうやら空港の入り口のゆるい手荷物検査で終わりのようだ(;´∀`)

めっちゃ水とか持ち込んでるんですけど・・・

ゆるすぎるぜタシケント・・・

 

タシケントの空港はプライオリティパスで入れるラウンジが無い。

空港のカフェはバカ高いから避けたい、と、思いきやここはウズベキスタン。

チャイ文化の国。

値段をチェックしてみたらお茶が1杯10,000スム(123円)だった。

余ったスムが40,000あったので我々でも空港でお茶が飲めるでは有りませんか。

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

いえい。

寒いのでウルトラライトダウン着てます。

 

このカフェには椅子もあるし、WIFIも飛んでいたので実に快適だった。

宿から持ってきた朝食をここで食べた。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

制限エリアの端っこにあるカフェでした。

 

1時間ちょっと時間を潰した後に、歯を磨いて7時25分に登場ゲートへ。

あまった20,000スムで何か変えないかチェック。

500mlの水を3本買っておいた。重いが他には何も買えるものは無かった・・・

 

おまけ

トイレの中には面白い注意書きを発見した。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

トイレの水でお茶を作ってはいけません。

いや、作らないよ!!w

 

ウズベキスタン航空HY745便

  • 便名:HY745便
  • スケジュール:10月13日08:05タシケント発ー10:25トビリシ着
  • クラス:エコノミー
  • 機材:A320-neo
  • 予約クラス:不明
  • 2人分プライス:148,940円(1ヶ月前の往路含む)

1人で言うと約35,000円ほど。

世界一周中の航空券として考えるとちょっとお高いのだが、コカーサス地方と中央アジアを結ぶ直行便としては安かった。

後で知ったが帰りはお隣のアゼルバイジャンに飛んだ方が安かった。

ただしアゼルバイジャンはビザが必要なのでアライバルビザ代を考えるとトントンだろうか。

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

11ゲートからバスに乗って機内へ。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

機内の後ろから乗り込むのって珍しいような?

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

機内は3−3配列。

前回は前の方を選んだせいでトイレに行けなくて大変だったので今回は機内後方を選んだ。

通路が1個しかないうえに、フライト時間が3時間ちょっとなので常にカートが行き来しておりトイレに行きにくかったのだ。

トイレは後方にあるので後方が有利というわけだ。

その分降りる時は前方からのみだったので降りる時は時間がかかる。

一長一短。

 

機内に入ると早起きだったこともあり一瞬で夢の中へ。

飛び立ったことも気づかず、気がつけば空の上。

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

シートベルト着用サインが消えると最初のドリンクサービス。

往路同様にお酒は無し。

オレンジジュースをチョイス。

アップルジュースを頼んだAzuにもオレンジジュースが出てきた。

発音って難しい(発音の問題なのか・・?)。

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

機内食は後方だったからか問答無用でビーフ。

往路は機内前方だったのでチキンと選べた。

 

味はまぁまぁ。

機内食と思えばまぁ美味しいんじゃないですかね。

 

あとよく他の人のブログを見てると機内の隣の人と会話を楽しみました。

みたいなのってよく見かけると思うんですけど、mosariはこれまであまりそう言った経験が無かったんですよね。

中型機に2人で乗るからそもそも隣に人がいない状況が多かったからってのもあるんですけど、まぁ無かったんですよ。

でもついに今回経験しました。

 

隣の席のウズベキスタンの兄貴とお話しした。

彼は財務コンサルをしている人で今回はジョージアでお仕事なんだとか。

いろんな国で仕事があるからそのうち日本でも仕事してみたいと言っていた。

小さい頃からよく日本のアニメを見ていたから日本に興味があるんだとか。

 

ウズベキスタンの人はほんと親日だ。

 

我々の旅行のこととか、ウズベキスタンのこととか話した。

彼はとてもスマートでmosariが英語が苦手なのを察してかとてもわかりやすく喋ってくれた。

 

お仕事頑張って!

 

食後はソリティアで遊んでたんですけど、あれってクリアできる確率ってどんなもんなのですかね?

6回やって1回しかクリアできなかったんですけど・・・?

 

夫婦 世界一周  ウズベキスタン タシケント

3時間20分のフライトはあっという間におしまい。

往路の方が多少詳しく書いてるので気になる方はこちらをどうぞ。

夫婦 世界一周 ジョージア  カズベキ

ウズベキスタン航空搭乗と国境超えに失敗した日 ジョージア ウズベキスタン【世界一周168日目】

2023年9月22日

 

入国審査で並んでいると、赤いダウンジャケットを着た強そうな女性を見かけた。

なんだかよくいそうな顔立ちだなと思っていたら、

 

わーーーーーおーーー

 

突然大声を上げる女性。

よくよく見たらタシケントの宿で一緒だったメキシコ人の方だったw

よくいそうというか会ったことがあるからそう見えたみたいだ。

髪型が違うと思ったらヒヴァで切ったそう。

 

我々は

  1. サマルカンド
  2. ヒヴァ
  3. トルクメニスタン
  4. タシケント
  5. トビリシ

と巡ってきたけど、彼女もサマルカンドの後はブハラ、ヒヴァと行ってきてタシケントからトビリシに来たみたいだ。

まさか別の国に来て再開するとは不思議な縁というのはあるものだなと驚いた。

 

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トビリシ空港から市内の鉄道駅へ

トビリシ到着後は荷物を受け取って市内へ・・・

と、思ったらmosariの荷物が出てこない。

Azuの荷物は見つかったのだが、mosariのが無い。

余裕を持ってチェックイン、しかも直行便でそんなことある?

不安になりながら1周、2周、3周とベルトコンベアを眺めていたが出てこない。

 

これは・・・ロスト・・・か?

 

最悪だなぁと思いながらベルトコンベアの隅を一応見に行った。

するとmosariのキャリーケースが床に転がっていた(;´∀`)

誰かがわざわざ下ろしたとは思えないのだが、なぜか隅っこに転がっていた・・・

釈然としないがまぁ見つかったのでよしとしよう。

この騒ぎのせいで隣の席のニキと最後挨拶ができなかった。。。

 

その後はバスで鉄道駅へ向かう。

トビリシ空港から市内へは337番のバスだ。

タクシーの客引きをスルーして外に出て端にあるバス乗り場へ。

 

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

この青い看板が目印。

7時から23時まで運行。

運賃は一律1ラリ(56円)と激安。

 

しかもクレカのVISAとマスターのタッチ決済対応。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

座って待っていると後ろのおっさんから声をかけられた。

 

君たちは日本人かい?

 

やるな。だいたい中国か韓国と言われるのに。

 

バスが走り出したらやたらジョージアとイタリアの国旗が目に入った。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

おっさんに聞いてみた。

 

ジョージアとイタリアって関係性いいの?

もちろんさ

 

イタリアもジョージアもワインの生産国だしそんな感じなのかな。

 

んで、もう一つ驚いたことが。

・・・

・・

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

街がめっちゃきれいいいいい!!!

建物は綺麗だし、道にゴミは落ちてないし、道は平らだし、歩いている人はみんなお洒落えええええ!!

 

中央アジアとのギャップに驚くばかりだった。

 

これがヨーロッパか・・(厳密にはコカーサスだけど)

 

西周りだとアジアからヨーロッパに向かうので、ヨーロッパに感動するという話をよく聞いた。

でも我々はオーストリアから東に向かっていたのでその感動は無かった。

が、たった3週間中央アジアにいただけでヨーロッパの洗練された街並みに感動できるとは。

・・・

・・

1時間ほどでバスは鉄道駅に到着した。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

 

そう、今日はトビリシに移動しただけでは終わらないのだ。

ここからさらに隣にあるアルメニアへ行きたい。

 

どうやら中央駅から夜行列車があるそうなのだ。

建物に入るとどうみてもショッピングモールだった。

案内板があったのでチェックしてみると3階が鉄道駅になっているようだ。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

3階にあがると警備員のおっさんがチケットはそこで買えると教えてくれた。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

電光の案内板。

371便がアルメニアの首都エレバンに行くようだ。

出発は20:20。

10時間と聞いているから6時ごろにエレバンに到着か。

いい時間だ。

あっさり見つかってしまった。

 

後はカウンターのマダムからチケットを買うだけだ。

 

へろー!今夜のエレバン行きのチケットを頼む。

売り切れよ

 

そうですか、そうですか。

良い子は早めに購入しましょう。

 

せっかく鉄道で移動できると思ったが売り切れならば仕方ない。

 

まぁそんなこともあるだろうと思ってプランBも考えてきている。

ミニバスだ。

どうやらこの中央駅からバンで行く方法もあるそうだ。

地上に降りてミニバンが止まっているあたりに歩いていく。

 

バトゥミ!バトゥミ!

 

さっそく客引きが声をかけてくる。

 

エレバン!

 

舌打ちが聞こえた気がするがちゃんとエレバン行きのミニバンまで連れて行ってくれた。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

ドライバーに値段を確認する。

1人50ラリ(2,796円)だった。

 

お金を持っていないのでATMで下ろしてくると伝えつつ、何分後に出発か聞いた。

こんな簡単なやりとりでも英語が伝わらないので身振り手振りでコミュニケーション。

ようやく20分後に出発ということがわかった。

 

20分以内にトイレに行きつつ、お金を下ろしつつ、昼飯を調達し、今夜のエレバンの宿を取らなければいけない。

エレバンに実際に行けるかわからなかったので宿はまだとっていなかったのだ。

 

まずはトイレ。

これはショッピングモールの1階にすぐ見つかった。

赤ちゃんを連れた物乞いが食べ物をくれと必死に僕の肩を揺らしてくるがごめんと謝ってトイレに駆け込んだ。

 

1人0.5ラリ(28円)。

前回のあまりの小銭で支払った。

 

残り15分。

次はATM探し。

 

これはショッピングモールの2階で見つかった。

ぴったり二人分の100ラリをキャッシング。

 

残り10分。

 

ここで昼飯は諦めた。

宿を予約するためにフリーWIFIを探す。

入り口付近で一瞬繋がったがすぐに途切れてしまった。

建物の中が繋がるのか、外が繋がるのか色々試して、結局は建物から離れた市バスが停まるようなところが発信源のようだった。

 

残り5分。

急いでエレバンの宿を探す。

事前に目星はつけていたので値段と到着する地点からの距離で宿をピックアップ。

速攻で予約した。

 

本当は到着時刻をホストに伝えておきたかったがその時間は無かった。

ダッシュでバンに戻るとドライバーが急げ急げと手招きしている。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

バンに乗り込むと乗客は我々の他に1人だけ。

高齢の女性。

彼女が後に救世主となる。

 

エレバンへミニバンで移動

バンは13時に走り出した。

ここからは約6時間と聞いている。

6時間といえばキルギスタンでアルティンアラシャンの拠点であるカラコルへ向かうミニバンと同じ時間。

でもこちらは道が整備されているし、寒さも無い。

実に快適だった。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

ジョージアらしい牧歌的な緑豊かな風景を見ながらミニバンは国境を目指して進んでいく。

だが気がかりがあった。

食事の問題だ。

 

機内食を食べたのは8時半ごろ。

ミニバンが出発したのは13時。

そろそろお腹も減ってくる。

 

ジョージアの通貨ラリは無いし、アルメニアのドラムも無い。

 

そんな心配をしていたら前の席座っていた高齢の女性がバナナをくれた。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

今もらって一番嬉しい食べ物だった。

エネルギー源としては申し分無し。

ありがたく頂戴した。

まじで助かった。

 

しかもめっちゃ美味しいバナナだった。

 

ついでに僕らも持っていた非常食を食べることにした。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

牛さんクッキー。

 

タシケントで買っておいた非常食。

おばあちゃんにお返し。

ついでにドライバーにあげようとしたらそれは断られたw

 

ミニバンは国境の手前で一度休憩を挟みつつ(トイレは無かった)、2時間後に国境に着いた。

国境では手荷物だけ持ってミニバンを降りた。

夫婦 世界一周  ジョージア トビリシ

 

出国も入国も問題無く。

でもその度におばあちゃんは先で待っていてくれて一緒に歩いてくれた。

トイレは大丈夫かと心配してくれて、トイレの場所も教えてくれた。

言葉は全然伝わらないんだけど、すごく気にかけてくれていることが伝わってきた。

めっちゃ優しいおばあちゃん。

 

30分くらいでアルメニアに入ってミニバンのドライバーと合流できた。

んだけど、ドライバーがどこかに行ってしまい、1時間くらいバンの中で待った。

 

大量の荷物を持っていたからそれらの税関手続きと、なにやら保険屋さんに入って行ったのが見えた。

なにやら人を運ぶ以外にも副業で稼いでいるのだろうか。

 

アルメニア入国

さてアルメニアのプチ情報。

  • 建国:1991年
  • 首都:エレバン
  • 公用語:アルメニア語
  • 面積:29,800㎢(138位)
  • 人口:296万人(135位)
  • 通過:ドラム

面積は日本約13分の1と小さな国。近畿地方と同じくらい。

人口は日本の12,000万人に対して296万人と少なめです。

北にはジョージア、西にトルコ、南にイラン、東にアゼルバイジャンと4方を国に囲まれているので海無し国でもある。

日本人には全く馴染みの無い国で初めて聞いたわって人もいそうなくらいマイナーな国。

我々も全く事前情報が無いまま入国。

果たしてどんな国なのか。

 

16時半ごろにアルメニアの首都エレバンに向けて走り出したが、風景が大きく変わった。

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

緑豊かなジョージアと異なり、荒々しい山肌とトタン屋根のボロボロの家屋。

ゲームの中で出てきそうな寂れた炭鉱都市。

そんなイメージの街が見えた。

 

国境を越えるだけでここまで風景が変わるとは驚いた。

道もあまり良く無く(トルクメニスタンと比べたら天国だが)、あまり豊かな国ではなさそうだと言うのが伝わってきた。

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

だがこの荒々しい荒野のような雰囲気が実にワクワクさせてくれた。

これが見れただけでもアルメニアを経由するプランにして良かったと思えるほどだった。

・・・

・・

荒々しい風景を横目にバンばエレバンを目指して走るが日が落ちてからは急に寒くなった。

残りのクッキーも食べたが、エネルギー不足かもしれない。

実際に気温が下がって入るがそれにしても車内なのに寒すぎる。

2人してウルトラライトダウンと、ウインドブレーカーを着込んだ。

・・・

・・

途中1回トイレ休憩を挟んでバンは20時にエレバンにある中央駅に到着した。

結局7時間の移動となった。

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

寝不足にエネルギー不足、座りっぱなしの疲労でかなり辛い移動になった。

2人で元気が無い。

親切にしてくれたおばあちゃんにお礼を伝えてお別れをした。

 

とにかくお腹が減ってどうしようもない。

でもお金が無いからまずはATMを探した。

 

駅の近くなので5分ほどで見つかった。

そしてすぐ近くにあったカフェに入り込んだ。

もうなんでもいいから食べたかった。

 

閉店までは時間があるがお目当てのものが売り切れだそうで、適当に頼んだ。

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

コーラーとホットドッグ、

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

豆のスープ。

全部で3,200ドラム(1,202円)だった。

疲れて冷えた身体にスープの暖かさが染み渡る。

ようやく少し元気が出た。

 

これでバナナが無かったらと思うと今でもぞっとする。

本当におばあちゃんに助けられたな。

バナナ1本に助けられた日だ。

 

食後は予約した宿へ向かう。

首都の中央駅の目の前だと言うのに街は薄暗く、ロシア味を感じながら2人で歩いた。

夫婦 世界一周  アルメニア エレバン

宿に着くとホストが暖かい紅茶とケーキを出してくれた。

まじでありがたかった。

 

が、ここでmosariが完全に電池切れ。

先にシャワーを浴びさせてもらって22時すぎに早々にベッドに倒れ込んだ。

体調が悪化してる気がした。

 

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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

 

明日はイラン行きのバスチケットを買いに行きたいが・・・・

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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