皆様おはこんにちばんは。
世界一周の出発まで2週間というところでとうとうメインバッグが決定しました。
世界一周中は衣類などの非貴重品類を入れるメインバッグと、PCなど貴重品を入れるサブバッグの2種類を持っていくのが一般的です。

今日は我が家のメインバッグについてご紹介。
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メインバッグの容量
世界一周中最も大容量なバッグがメインバッグです。
容量としては60L前後が人気のようです。
大は小を兼ねる・・・と言いたいところですが、そう簡単ではないのが世界一周。
移動が多くなりがちな世界一周では重さは大敵です。
普段海外旅行はキャリーケースって人も多いですが、それをずっと背負えますか?という話になってくるわけです。
駅の階段で必死に持ち上げた経験のある人も多いでしょう。
それを背負って歩くなんてちょっと想像しただけでも嫌になるはずです。
「いやいや、そもそも背負う必要ないじゃん!大容量キャリーケースで転がせばいいじゃん!」って言いたい人もいるでしょう。
我が家も普段の旅行ではRIMOWAの「トパーズ チタニウム(85L)」を使っています。今は名称が「ORIGINAL Check-In L チタニウムカラー」ってなってますね。
↑これで買ったやつですね。
上記に加えてグローブトロッターの21インチ(35L)など荷物の量に応じて追加していました。


23年の年明け旅行ではこんな感じで組み合わせてます。
容量としては85L+35Lで120Lって感じですね。
これじゃだめなん?って思いますよね。
わかりますとも。
仮に世界一周に必要なものをあれもこれもと大容量のキャリーケース詰め込んだとしましょう。
それはそれは重量がとんでもないことになるはずです。
飛行機では預け荷物は重量によって料金が変わってくるのでLCCの運賃はともかく荷物代の方が・・・みたいなことも出てくるわけです。
ただでさえスーツケースはバックパックと比べて本体の重量が重いので、超過料金との戦いになる可能性があります。
ちょっとした問題は札束で解決するぜ!って優雅な世界一周ならばそれでいいと思いますけどね。
そんなわけで荷物の積載量と重量のバランスがいいのが60L前後と言われています。


メインバッグの種類
容量は60L前後がおすすめとお伝えしたところで次はメインバッグの種類について。
- バックパック:The王道 世界一周といえばこれ
- キャリーケース:世界一周ではあまり利用者がいないが転がせるのは楽
- スイッチバッグ:普段は転がしつつ、いざという時は背負えるニクいやつ
主に上記3タイプがしのぎを削っています。
バックパック


王道にして至高。そして神。
もはや世界一周と言えばバックパックを最初にイメージする人が多いでしょう。
めっちゃかっこいい。
こういった姿に憧れてる人も多いんじゃないでしょうか。
メリット
- 見た目が旅人っぽい
- 両手が使える
- 坂道や悪路も関係ない
- バッグ自体が軽い
デメリット
- 身体への負担が大きい
- 下の荷物が取り出しにくい
- ただの布なので安全性が低い
見た目に全振りしている感があるので、楽さはありません。
だがそれがいい。えてして旅はそういうものである。
旅人は黙ってバックパック。
そんな感じ。
キャリーケース


海外旅行といえばコレですよね。
使い慣れたキャリーケースを持って行きたいという人も多いはず。
しかし旅人感は出にくく旅行者って感じ。
メリット
- 身体への負担が少ない
- 荷物が取り出しやすい
- 頑丈
デメリット
- 片手が塞がる
- 悪路や階段では持ち運ぶ必要がある
- キャスターやテレスコープハンドルが壊れるリスク
- 荷物を取り出すのにスペースが必要
とにかく使いやすいのが最大のメリットな一方で悪路や階段では持ち運ぶしかありません。
普段の海外旅行でも嫌な思い出がある人は多いでしょう。
また、悪路や石畳を引き続けることでキャスターやテレスコープハンドルが壊れるリスクがあります。
ぶっ壊れたキャリーケースを運ぶのは地獄・・・
まぁキャリーケースは世界中どこでも売ってると思うのでその場合は緊急的に入れ替えるしかないですね。
頑丈ではありますがピンポイントで壊れやすい部分があるのも事実。
ブログを漁る限りは最も少なさそう。
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スイッチバッグ
バックパックは身体への負担が大きい、でもキャリーケースだと悪路や階段が怖い。
安心してください。
そんなあなたにおすすめなのがスイッチバッグです。
これはキャスター付きのバックパック。もしくは、背負えるキャリーケースになります。
普段はコロコロしながら、いざという時は背負うことができるニクいやつです。
世界一周ブログでもかなり絶賛されているのでご存知の方も多いんじゃないでしょうか。
オスプレー「ソージョン」がとても人気。


正面
見た目はちょっと野暮ったいバックパックって感じですが、テレスコープハンドルとホイールが付いてるのがわかります。


背面
背面を見ても背負うためのベルトがありませんが、普段は収納されているんです。
下部にあるファスナーを開くとあれよあれよと、


背面 ベルト展開時
背負えるバッグに早変わり。
うーん、すごい。
そんなスイッチバッグの特徴を整理するとこんな感じ。
メリット
- 普段は転がせて身体への負担が小さい
- いざという時に背負える安心感
デメリット
- 重い
- 背負い心地は本家バックパックに劣る
めっちゃ便利ですよね。
まさにいいとこ取り。
ただしマニアック感は否めないので店頭で取り扱っているものがあまりありません。
現物を見るのがなかなか難しいのが難点。
我が家のメインバッグ
王道のバックパックか、使い慣れたキャリーケースか、便利なスイッチバッグか・・・
悩んだ末に近場のららぽーとで買ってきたのが・・・
・・・
・・
・


モンベルさんのウィリーバッグ60Lです!!!
mosariがブラック、azuがネイビーです。
写真では明るめの色をしていますが実物はもっと濃い(暗い色)です。
ウィリーバッグというからには〜


ホイール付きぃぃいい!
俺はコロコロするぞジョジョーーーッ!!
ということで我が家はあまり人気のないであろうキャリーケースになりました(`・ω・´)b
なぜ王道のバックパックでもなく、人気のスイッチバッグでもなく、キャリーケースになったかといいますと、
まずバックパックは無しです。
腰が死にます。以上。
というかコロコロが引けない道がそんなにあるとは思えんのですよ。
となると無駄に体力を使わないコロコロかなと。
んでスイッチバッグにしなかった理由も上記のとおり。
実際にソージョン持っていった人のブログはたくさん出てくるんですけど、ほとんど背負ってないんですよ。
数回あるかないか。
そんなレアな状況のために背負える機能をわざわざ用意する必要ないかなって。
でも無いよりは・・って思う方がいると思うので我が家が選んだウィリーバッグとスイッチバッグの定番ソージョンとの比較を。
製品 | ソージョン(60L) | ウィリーバッグ(60L) |
形式 | スイッチバッグ | キャリーケース |
重量 | 3.87kg | 2.75kg |
定価 | 53,900円 | 26,500円 |
どうですこの差。
いつ背負うかわからないのに1kg以上常に重くなり、倍以上の値段がするわけです。
まぁ値段は他の部分も含めたトータルの品質にも繋がるので一概にはいえませんが、重量に関しては結構厳しいです。
普通のバックパックは60Lだと2.2kg程度なのでウィリーバッグはちょっと重くなりますが、2kg台をキープしているんです。
ちなみにRIMOWAのクラシックの61Lだと5.3kgもしますw
今回モンベルさんのウィリーバッグを選んだポイントを改めて整理すると、
- コロコロができる(コロコロできない道はそうそう無い)
- (スイッチバッグに比べると)軽い
- 安い
という感じ。
耐久面は正直不明。いや、安いぶん結構不安。
日本の企業を信じる・・・!
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モンベル ウィリーバッグ 60L


さてこっからはウィリーバッグの紹介です。
この製品すごく変わってまして、前面がソフト、背面が樹脂というユニークな逸品であります。


横から見るとよくわかります。
耐久性が必要な背面はポリカーボネート、そこまでの強度が不要な前面はソフトにすることで軽量化を実現しています。
サイズ感の比較のためにグローブトロッター21インチくんに登場してもらうとこんな感じ。


21インチよりはけっこう大きいですね。
世界一周の荷物の大半をしまうと思うと小さいですがw


テレスコープハンドルを伸ばすとこんな感じ。
途中で調節はできません。
長さもありますし、キャスターの回転もスムーズで引きやすかったです。
続いて気になる収納を見てみましょう。
まずは最も前面にあるファスナーを開けてみましょう。


500mlのPETがすっぽりおさまる程度の深さがあります。
ここはファスナー1個なのでロックできないので貴重品は不可。


続いて前面にあるもう一つのファスナーを開けてみましょう。
ipadがすっぽり覆われるくらいの深さです。
ここはファスナーが2つなので頑張ればロックがかけられるのでその場合は貴重品を入れることは一応可能です。
が、マチがある訳では無いのでそこまでの収納力はありません。
最後にメインの収納を見てみましょう。


ガバーっと開くので荷物の出し入れは容易です。
内ポケットも無く非常にシンプルな作りです(;´∀`)
底にファスナーが見えますが、


収納というわけではなくメンテナンス用ですね。
写真で見て分かる通りテレスコープハンドル部分が出っぱってきているため、底はフラットではありません。
ウィリーバッグは外側にポケットが二つ、内側はポケット無しのシンプルな荷室になっています。
ほんとただの箱って感じでシンプルなのですが、これグローブトロッターと似た感じですね。
が、荷物を絞るためのベルトもありませんのでスカスカだと荷物が暴れるので注意。


メインへのアクセスは南京錠を通すことができるキスロックになっています。


飛行機やバスなどで荷物を預ける場合、鍵がかけられないとめちゃめちゃ不安になると思いますが、ウィリーバッグはがっちり鍵をかけられるので安心です。
バックパックはキスロックでない場合があるのと、ファスナーが非常に多いので対策が大変そうなのもバックパックに踏み切れない理由だったりします。
非貴重品とはいえ荷物盗まれるの絶対嫌ですもん。
このように非常にシンプルな収納なウィリーバッグですが、もう1個だけ特徴があります。


メインルームのキャスター側の側面(立てた場合の底)に仕掛けがありまして、マジックテープを外すと、


このように支柱を外すことができます。
こうすることで立てた時の底が折り畳めるようになります。


左が折り畳んだ状態。右が通常の状態です。
比べてみると結構コンパクトになりますね。
保管時の省スペース化のために用意された機能のようですが、万が一ロッカーの幅が小さかった時なんかに役に立つかも?中の荷物は整理しないといけませんが(;´∀`)
無くても一向に構わないというか、ここが耐久的な弱点にならないことを願います。。。
不安なところ
今の所の不安は耐久面。
先に触れた折りたたみギミックとキャスター部分ですね。
レビューが全くない商品なので世界一周の移動に耐えられるほどの耐久力があるかお祈りするしかないのが現状です。
頼むぞ日本企業!
そして大きな問題もひとつ抱えています。
それが雨対策です。
前面のソフト部分は耐水性が無いので対策必須。
しかし専用のレインカバーが無いんですよーーー!
ただバックパックのように袋被せるだけなら簡単なのですが、テレスコープハンドルがあったりホイールがあるのでただの袋ではダメなんですよね〜。。。
被せた状態でキャリーケースを引けるかどうかがポイントになります。
キャリーケース用のレインカバーも社外品で売ってはいるので、どこまでフィットするかわかりませんが、買ってみるしか無いのと、いざという時に備えて荷物は大きなビニールに包んで収納しておくとかしないとダメかも?
雨の日であろうとも移動日は移動するしか無いもんなぁ(;´∀`)
この辺は追々対策を考えようと思います。
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最後に
やはりメインバッグが家にあるとテンションがブチ上がりますね(∩´∀`)∩イヤッホオオオ
世界一周の荷物の大半を運んでくれる大切なバッグですからね。
我が家は利便性を重視して選びましたが、見た目全振りでバックパックにしたっていいですし、お気に入りのスーツケースだっていいんです。
mosari相棒のグローブトロッターで行こうか一瞬悩みましたが、数ヶ月でキャスターが壊れるのが目に見えてるのでそこまで割り切れませんでしたw


コロナのせいで全然使ってあげられなかったな・・・
帰国後にまた旅行にいけたらその時にまた活躍してもらいましょう。
ということで我が家の世界一周メインバッグ編でした。
azuのInstagramはこちら!フォローすると喜びます。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
それでは!