皆さまこんにちは。
2025年4月13日についに関西・大阪万博が開幕しましたね。
つまり我々もとうとう働き始めたということになります。
世界一周のために仕事を辞めたのが2023年3月末。
2年間に及んだ人生の夏休みが終わりを迎えました。
今日は大阪万博のことや久しぶりの労働について綴ってみたいと思います。
いや、ほんと世界一周が終わったのにブログについて待ってますと言ってくれる方がいて嬉しい限りなのですがネタもそこまであるわけでは無いので、不定期かつ低更新になってしまって申し訳ないです(;´∀`)
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万博開幕!

まず最初にこれだけは言わなければならない。
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会場の建築や設営に携わった全ての方、本当にお疲れ様でした!!!
散々間に合わないと言われ続けた海外のパビリオンですが、結局5つ以外は初日にオープンしています。
現場のおっちゃんと話す機会もあったのですが、聞けば聞くほど想像以上の過酷さが伝わってきました。
立地もそうですし、海外と日本の常識のギャップなどあまりにも条件が悪すぎる。(裏話すぎるので詳細は伏せます)
それでも24時間体制で最後の最後まで戦い抜いた方々に最大級の賛辞を。
万博協会の運営や見通しの甘さなどは批判されても仕方ないと思いますが、現場の方々は本当に頑張っていました。
それゆえに海外パビリオンや大屋根リングは圧巻の一言です。

美しい・・・
本当に素晴らしいものを作っていただきました。

構造物が出来上がった後はそこで働く人たちも頑張っています。
建物が出来上がらない=きっちりとした研修が難しいということでもあります。
それでも各自の責任感とやる気で精一杯対応してくれています。
色々と批判の声も上がっていますが、一度来ていただければわかります。
みんなすっごい笑顔ですもん。
これが答えですよ。
雨と暑さ対策は必須ですが今後どんどん整備されて誰もが楽しめる万博になってくれたらと願うばかりです。
これから万博に来られる方へ
ディズニーとかUSJとかも一緒だと思いますが、混雑具合によってどれだけ楽しめるかが変わってきます。
この1週間を見ているとやはり平日と休日では混雑具合が全然違います。
万博協会が今後2週間の混雑具合なんかも発表しているのでこちらも参考にどうぞ。

詳しくはこちら。
https://www.expo2025.or.jp/news/daily/
無理してでも平日に来た方が絶対楽しめます。
中は日陰があまり無いので暑い日や雨はかなり辛いです。
なので梅雨に入るまでがベストシーズンになると思います。
遅くとも6月までの平日。
これが一番楽しめると思います。
平日だとお値段が6,000円と安くなるのもGood。

また、人気のパビリオンも17時ごろになると空き始めます。
日中は1時間以上待つと案内されていたフランスパビリオンも19時になったら20分と案内されていました(実際は並び始めて10分ほどで入れていました)。

なので最初は事前予約や当日予約できたパビリオンを中心に消化しつつ、すぐに入れるコモンズ(多くの国が小さなブースを出展している共同パビリオン)など空いているパビリオンを巡り、予約のできなかった人気のパビリオンは夕方以降に入るのがおすすめです。
食事に関しては高級なものも多いですが、1,000円以下で食べられるフードコートなどもありますし、コンビニもあります。
なんなら弁当を自分で持っててもいいので予算に応じて自由に調整できます。
水は会場内に無料のウォーターサーバーも多数あります。(マイボトルの持参必須)
自販機もたくさんあります。
ベンチも多いですが屋外が中心なのでやはり暑い日や雨の日はかなりキツくなります。
繰り返しですが暑くなる前がマジでおすすめです。

お気に入りのポルトガルパビリオン
各パビリオンでは各国の文化の紹介なんかに加えて、地球の課題を解決するための取り組みや宇宙開発などの技術の紹介なんかもあってなかなか楽しめます。
現地から呼び寄せたスタッフが踊りを披露してくれるなど旅行好きはもちろん、今まで知らなかった国に興味を持つきっかけになるいいイベントですほんと。
カタールパビリオンでは無料でヘナタトゥーをしてくれました。

世界一周中ではお隣のサウジアラビアでやってもらっていたので中東の思い出が蘇ります。
僕らもまだ全然回れていませんが、おすすめを一つだけご紹介。
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はい、くら寿司ですw
万博に行ってなんで寿司やねーん!って感じですよね。


でもほんとすごいんですよ。
見てくださいこれ。


ベトナムの生春巻き、ペルーのセビーチェ、シンガポールのチリクラブです。
そう、くら寿司の万博店には世界の国々をモチーフにした料理がなんと70種類も用意されているんですよ!!


しかも結構クオリティが高い。
一皿320円とそこまで高く無いですし、実際に旅中に食べたもの(ペルーのセビーチェやデンマークのスモーブロー等)があったりと大興奮です。


クロアチアのタコサラダ、ブラジルのポンデケージョ。
普通の寿司も置いてありますが、これらの世界の料理が気軽に食べられるのは面白すぎる。
一番のおすすめはイタリアのタリアータ。
めちゃくちゃ美味しかったので絶対おすすめ。(写真撮り忘れw)


デザートはマダガスカルのバニラパンケーキにグアテマラのコーヒーゼリー。
大人気で予約必至なのですが、本ブログの読者の方が予約してくれたんですよ(∩´∀`)∩ありがとうございますうううう!
ドンッ!


予約していただいてありがとうございます!
ニュージーランドでもお会いしていたので4ヶ月ぶりの再会となりました。
旅やブログを通じてこうしてお会いできるなんて本当に嬉しいかぎり。
旅好きの4人で各国の料理を食べながら楽しい時間を過ごさせていただきました。
Rさん、Gさん改めてありがとうございましたっ!!
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2年ぶりの労働


ガンダムパビリオンで働いている訳じゃ無いよ
僕らは万博会場内の海外パビリオンで接客担当として働いています。
世界一周に出る前はWeb(データ)関連のディレクターとして働いていたので全くの畑違い(Azuは病院)。
そんなわけで2人とも接客経験は学生自体のアルバイトぶり。
そんな2人が揃って同じパビリオンに合格したのはラッキーでした。
社会人時代はすれ違い生活だったのが一転、一緒に家を出て、一緒に帰ってくる生活になったのはなんとも不思議な感じです。
もちろん幸せ。
肝心の仕事に関してはあまりに初めてのことが多すぎてジェットコースターに乗っている感じです。
同僚はほぼ全て女性。
接客経験のある若い子たちに教えてもらいながらおじさんがんばっています。
そんなわけで久しぶりのお仕事について感想を。
まずはポジティブなところ。
万博ならではの楽しさ
未経験の業界のことを学ぶことができるのは素直に楽しいです。
また、万博会場に来ている人たちって楽しそうな人が多いんですよね。
だからこっちも気持ち良く接客できることが多いのも嬉しい。
そして何より海外のゲストの対応ができるのが楽しい。
当然英語で接客が必要になりますが、幼稚園レベルの英語力を駆使して頑張っています。
直属の上司は日本人ですが、その先には本国から来ている人もいます。
日本人は英語が喋れない人が多いからか毎回、
Do you speak English?(英語話せる?)
と、英語が話せるか確認されてから指示されています。
僕らは毎回、
Little bit!(少しだけ)
と答えています。
簡単な表現にしてくれているのでなんとなく理解しながら対応しています。
こうしているとワーホリくらいならいけるんじゃない?!
なんて錯覚してしまいそうになりますが、やはりこれは万博のお祭り感ゆえに許されていることが多いんだろうと思います。
現地で働いたらやっぱりちょっとしたことでお客さんからも怒られるでしょうし、雇用主からも簡単にクビにされてしまうでしょうから。
そういう意味では擬似的に気軽に海外の雰囲気を感じながら接客できるのは万博ならではの楽しさでしょう。
お金を稼ぐ気持ちよさ
もうね、たまらないです。
お金。
お金ですよ。
2年間払い続けるだけだったお金をついに稼いでるんですよ。
もうね脳汁がドバドバですよ。
でも月末締めの翌月支払いなので初めてのお給料は5月後半までお預け・・・
早く振り込まれてほしい(;´∀`)
変わった仲間たち
やはり万博で働く人は良い意味で変わった人も多いです。
僕らも世界一周明けですが、ワーホリから帰ってきた人、海外で暮らしていたことがある人、働いているパビリオンの国が大好きな海外旅行好きな人などなど。
色々と話を聞かせてもらいたいけどコミュ障かつおじさんは僕1人だけなので早く馴染めるように頑張ります。
日本の文化とちょっと違う?
日本の接客業って身だしなみとか所作とかめちゃくちゃ厳しいと思うんですよ。
でも海外パビリオンだからか色々とゆるいです。
例えばサングラス。
僕のメガネは世界一周前に作った調光レンズなんですよ。
紫外線や明るさを感知するとレンズが勝手に黒くなってサングラスになるやつです。
室内の勤務なので普段は大丈夫なんですけど、この前たまたま外で人を案内することになったんですよ。
外は晴天で一瞬で僕のレンズは真っ黒になってしまってサングラスをかけていることに。
普通の日本の会社だったら一発でアウトだと思います。
でも何も言われませんでした。
他にも本国の人たちは毎回言ってることが変わるし、人によっても変わる。
その時の気分で言ってるんじゃ無いの?
と、思うほど。
細かいマニュアルなど皆無。
フィーリングとその時にいる人に合わせて対応を変えているのがなんとも日本の細かさと違って面白くもあり、難しいところでもあります。
そんなもんだから決まったルールが無くて人によって対応がバラバラという有様。
キチッとルール通りこなしたいAzuは毎回イライラ(;´∀`)肩の力を抜いて〜
(この辺は始まったばかりなので徐々に均一化されていくと思いますが)
とにかく万博には前向きな不思議なパワーが満ちているので普通に楽しいです、はい。
続いてネガティブなところ。
忙しすぎる
開園してから人が入ってくるとその後は列が途切れることなく永遠にゲストがやってきます。
ありがたい話ではありますが昼休憩に行っていいと言われるまでトイレ休憩はもちろん水を飲む暇すらありません。
まだ4月だというのにすでに汗をかきながら仕事をしている有様。
これ暑くなったら絶対死ぬ。
正社員でも無いのにやる気と根性だけでは半年間も全員が走り続けるのは不可能。
人が減らないことを願うばかり・・・
この後どうなっていくのか心配でしか無い。
なにより丁寧に気持ちの良い接客をしたいのに、対応しなければいけない人数が多すぎて効率重視にならざるを得ないのも地味にストレス(;´∀`)
疲れる
まぁ当たり前ですね。
1日中立ち仕事ですし、朝は5時起き。
忙しさゆえ残業もある。
やはり働いている人は皆エラすぎる!
家に帰るとヘトヘトです(;´∀`)がんばりまーす
接客業ゆえの悲しさ
接客って人間が人間にするんですよ。
だから出会った最初の一言って挨拶ですよ。
でもこちらがどれだけ笑顔で挨拶しても返事をしてくれる日本人は極々一部。
僕は目の前にいるあなたに挨拶してるんですけど!!
そう思うことが多いです。
欧米系の人はほぼ全員挨拶を返してくれます。
最後もThank you!と言ってくれます。
中には、
Have a good day!(良い1日を!)
と、まで言ってくれる人も。(ちなみに僕は必ず最後はHave a nice dayと言うようにしている)
なので拙い英語ですけど、僕は海外の人を接客する方が楽しいです。
もちろん日本人の方でもちゃんと挨拶返してくれたり最後にお礼を言ってくれる人もいます。
この辺は日本の文化なんでしょうけど、海外を巡ってから帰ってくるととすっごい違和感だったりします。
こんな感じかな?
色々とネガな部分も書きましたけど、久しぶりの労働はやっぱり楽しいです。
そういう意味ではやはり人生に夏休みがあってもいいんじゃないかなと思います。


そんな訳で大阪万博がスタートしています。
もし僕らに会いたいって方がいましたらご連絡くださいませ〜。
あっ、そういえば僕もAzuもテレビに映ってました。
パビリオンの取材にテレビが来た時にアナウンサーの後ろで働いているところが映っただけですけどね(;´∀`)
それでは!
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