母たちを連れてヌークシオ国立公園に行こう！　フィンランド【世界一周449日目】

【世界一周449日目】2024.7.4　フィンランド　ヘルシンキ

気温：13度〜21度

歩数：15,910歩

1ユーロ＝174.26円

今日の予定

• ヌークシオ国立公園へ

森と湖を見るべくヌークシオへと向かうのだった。

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コーヒー1杯分の余裕

昨日は宿に到着したのが19時過ぎ、そこから買い物や夕飯などでかなり忙しくなってしまった。

そんな訳でみな早めに就寝。

そのおかげで今日はちゃんと7時に起き上がる。

寝坊した昨日と違って今日は時間に余裕がある。

そんな訳でちゃんとコーヒーを淹れる。

もちろんクスコで買ったマチュピチュコーヒー。

mosariもA母もなかなかお気に入りの味だ。

コーヒーが苦手なAzuは紅茶を。

m母はアップルジュースを飲んでいた。

こうして朝食と共に好きな飲み物を飲む。

これは単に味がうんぬんというだけで無く、心に余裕が生まれる。

1日のスタートにはぴったりだ。

いつだってコーヒー1杯分の余裕があれば人生は豊かになるんじゃないだろうか。

定番と化したヨーグルトに平べったい桃。

そしてサラダを食べつつ、足りない人は食パンを食べることにした。

食後はお弁当を作ってから出かける準備。

9時過ぎに宿を出発した。

ヌークシオの森へ

フィンランドといえば森と湖。

その中でも有名な国立公園としてヌークシオがあげられる。

映画「かもめ食堂」でも出てきたので知ってる人も多いだろう。

そんな訳で我々も森と湖を求めてヌークシオへ。

まずは電車。

相変わらず綺麗で大きな車両。

マジで日本で見習って欲しいレベル。

ヌークシオ国立公園へ行くぞぅ！

ヌークシオへはヘルシンキ中央駅からEspoo駅まで行ってからバスに乗るのが定番なのだが、我々は宿の都合上別のMyrbackaという駅からバスを乗り継いで行くことになった。

そんな訳でMyrbacka駅でバスに乗り換える。

530番のバスでEspoo IKEAというバス停まで向かう。

30分くらいあるので少しウトウト。

Espoo IKEA Espoo IKEA

バスが停車し、目的地の車内アナウンスが聴こえたので立ちあがろうとすると、Azuに静止された。

もう少しだよ。今は信号で止まってるだけ。

このバスにはボックス席があり、mosariは後ろ向きで座っているので前の様子が見えないんだよね。

だから進行方向側に座っているAzuに降りるタイミングで声をかけてもらうことにした。

もうちょっと・・・ってあれええ！過ぎてる！

ちゃんと停車ボタンを押していたので安心していたのに何故か運転手はEspoo IKEAで止まってくれず、次のバス停で止まった・・・

次のバスには乗り継ぎ時間が3分しか無かったので見事に乗り遅れてしまった。

次のバスはというと30分後(；´∀｀)くそー

ベンチに座ってもらいつつ30分待つ。

一緒に待っていたベビーカーを連れた女性はスマホに夢中。

どうやら気づいた瞬間にお目当てのバスがまさに通り過ぎるところだった。

こちらのバスは合図をしないと止まってくれない。

なので女性が気づいた時にはすでに遅し。

バスはそのまま止まらず行ってしまったようだ。

Oh-！ Shit！

うお、いきなり汚い言葉で叫ばれるとビビるやん・・・

そんな訳で我々はちゃんとお目当ての245番のバスが来たらちゃんと手を上げて乗り込むことができた。

再びバスで20分ほどで「Haukkalammentie」のバス停に到着。

ここからは2kmほど歩いて湖へ。

あ、でもまずは帰りのバスの時刻を確認しておこうよ

Azu選手いいところに気が付く。

今日はまだSimがあるので調べればすぐに出てくるけれど、ちゃんと調べておこうとする姿勢は素晴らしい。

平日。

土日。

そんな訳で帰りの時刻もわかったので森へ。

このHaukkalampiが目指すべき湖のある場所である。

歩き始めてすぐに涼しい風と、優しい森の香りが全身を包み込む。

やっぱり森は落ち着く。

でも日本の森だとそう簡単にはこうは思わない。

フィンランドの森は日本と違って鬱蒼としていないからだ。

歩き始めて直ぐに可愛らしいお家があった。

こういう住宅もこれも日本じゃなかなかお目にかかれないよなぁ。

m母：こんなところに住んでみたいわぁ

母も森に来てテンションが高めだ。

最初こそ急な下りや登り坂があったりするものの、基本は平坦。

4人で気持ちの良い森を歩いていく。

もう少しでHaukkalampi。

森の中でもこうした看板が随所にあるので不安は無い。

・・・

・・

・

バス停から30分ほど歩いてHaukkalampiに到着。

ここにはカフェやトイレがある。

トイレは無料。

多少汚れているが森の中と思えばとても綺麗な部類。

ちゃんと手洗いの水も流れる。（トイレ自体はボットンですが）

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ヌークシオ国立公園散策

トイレを済ませたら湖へ。

あいにくの曇り空だったけど、森と湖。

これぞフィンランドといった光景。

木の数はすごいけど、1本1本が細長いので圧迫感が無いんだよな。

記念にパシャリ。

バス停から2km歩いてけど、まだまだ元気そう。

母2人は思ったよりも全然歩けて驚いている。

が、お腹は減るようで作って来たお弁当を先に食べることにした。

湖沿いにテーブルがあったので座った瞬間。

ザアアアアアアアアア！！！

突然雨が降り出した。

(；´∀｀)ひ、ひどい

木の下で雨宿り。

雨は5分も経たずに止んでくれたけど、この先も心配だ(；´∀｀)

今のうちに食べましょう！

再びテーブルに座ってお昼ご飯。

近くにカフェもあったので一緒に紅茶でも・・・と思ったがトイレが心配なのでいらないそうだった。

実際トイレの問題はあるのだろうけれど、やっぱり気を使わせてしまっているのだろうか。

全然飲んでくれていいですよおお！

今日のお弁当はサンドイッチだ！

今日のサンドイッチにはm母が買ってくれたサーモンが入っているのでめちゃくちゃ豪華だ。

自然の中で食べるお弁当はおいしいね！

食後は2.4kmのプチハイキングを楽しむことにした。

このあたりには距離に応じた3つのコースが設定されている。

我々は一番短い赤のコースを歩く。

道中はこの赤い菱形に沿って歩けば良いって訳。

気持ち良すぎる森をゆっくり歩く。

これがフィンランド人の精神的豊かさを支えている森だ。

ハイキングだけでなくキャンプやピクニック目的の方も多い。

テーブルの奥には焚き火台があって自由に火を起こせるようにもなっている。

薪も無料で置いてある。

めちゃくちゃ楽しそう。

m母：あーもう、ほんとこれて幸せだわっ！

嬉しそうに湖と森を眺める母。

一緒に来れてよかったよ。

Azu：行ったことないけど尾瀬みたいでいいね。

mosari：だね。行ったことないけど。

こういう木の橋っていいですよね。

森を歩いていると突如湖が見えたりするのが楽しいのだ。

ここで例のアレをやることにした。

・・・

・・

・

mosariは母に。

AzuはA母に塗り塗り。

そんな訳で〜

48ヵ国目エストニア、49ヵ国目フィンランドを塗り潰しました！

mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。

詳しくはこちら。

世界一周東欧編スタート　AY62便に乗って　日本〜フィンランド【世界一周100日目】

2023年7月16日

ちなみにエストニアはすっかり塗り忘れていたのでここで・・・

その後も森と湖を楽しんだ。

白樺のベンチ（倒木）に座って湖を眺める母たち。

目に見えない何かを浴びているAzu。

岩がゴツゴツした森を歩いたり、

とにかく気持ちの良い道だった。

休憩しながらになると思っていたけど母たちも元気。

早速森のパワーを分けてもらっているのかもしれない。

ゆっくりと歩いて最初のトイレやカフェのあるエリアに戻ってくることができた。

少しだけ休憩して再び2km歩いてバス停まで戻る。

・・・

・・

・

バス停に着くと日本人が3組ほどバスを待っていた。

若い女の子2人組、友達と2人で来ているようだったがフィンランドを選ぶとはなかなか。

両親と若い女の子の3人家族、こちらは疲れ切っているのか無言でただバスを待っていた。

20分ほど待って15時11分にお目当ての245番のバスがやって来た。

うとうとしながら20分ほどで因縁のEspoo IKEAで降りる。

他の日本人はEspooから電車で帰るだろうから、いきなり我々が変なところで降りてびっくりしただろうな・・・

そこからちゃんと行きとは逆のルートで乗り継いで17時ごろに宿に到着だ。

悩ましい夜

駅の隣のSマーケットに寄って少しだけ食材を買ってミートソースとサラダの夕飯。

みんなで食べるご飯は相変わらずおいしい。

んで食後は明日何をするかという話になった。

明日は自由に観光できる最後の日。

やり残したことが無いかどうか聞いてみたところ、「なんとなくこんな感じ。」と、いうプランが出来た。

が、どうにも母2人でお互いに気を遣いあってしまっていて、本当にやりたいことができているんだろうか？

とちょっと不安になってしまった。

気にし過ぎかもしれないのだけれど、招待している我々としては満足して帰ってもらいたい。

これは我々のエゴなのかもしれないけれど、後で「○○に行ければよかったなぁ」なんて思って欲しく無い。

というかm母は少なくとも定休日で中に入れなかったウスペンスキー大聖堂に行きたいはずなのだ。

でもそうしたいと言わない。

言ってくれればそれが実現できるように考えるのにお互いに気を遣って言わないようにしか見えなかった。

実際は来れただけでもう満足なのかもしれない。

余計なおせっかいなのかもしれない。

でももう一度海外の同じ場所に来るのってすごく難しい。

我々だってそう何度も招待できない。

あのまま働いていればまだしも今は無職だし、帰国しても以前のような働き方を望んでいない以上収入は激減するだろう。

こんなことができるのは最初で最後なのかもしれない。

そう思うとやりたいことをやって欲しかったのだ。

エゴだな、でもエゴであっても少しでも楽しんでもらいたい。

結局答えは出ないまま明日に持ち越しになってしまった。

母たちも相当疲れている。

2人が寝静まった後もAzuと2人でどうするべきか話し合った。

2人であーだーこーだー悩んでとある決断。

これが最良の手なのかはどうかわからないけれど、明日はちょっと違う観光の仕方にすることにした。

明日も楽しい1日になるといいな。

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明日はちょっとアレします。

それでは！