【世界一周288日目】2024.1.25 メキシコ サン・クリストバル・デ・ラス・カサス
気温：12度〜21度
歩数：13,149歩
1ペソ＝8.55円
今日の予定
- オアハカからサン・クリストバル・デ・ラス・カサスへ到着
- 街歩き
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バスの中
またもやAzuに起こされた。
時間を見ると4時。
目的地であるサン・クリストバル・デ・ラス・カサス（サンクリストバル）の1つ手前の街だった。
前の席の人が降りたのでリクライニングを元にに戻して広々空間に戻った。
残り3時間弱。
バス酔いにやられてたAzuもあれからは嘔吐していないようで一安心。
もちろんグロッキーではあるが、、、
もう一眠り。
・・・
・・
・
再度Azuに起こされる。
いつもはmosariが起こす側なのに、今回は全てAzuに起こされている。
なぜかmosariはいつもよりよく寝れて、いつもぐっすり寝てるAzuは全然眠れなかった。
時間はまだ5時40分。
到着予定時刻よりも1時間早いがどうやらサンクリストバルに到着したようだ。
こう言う時に限って早く無くていいのに(；´∀｀)
OCCが到着するのはこのターミナルだ。
真っ暗なバスターミナル。
日の出まで1時間もある。
到着予定時刻通りならちょうど日の出だったのだが、、、
仕方ないのでバスターミナルの中で明るくなるまで待つことにした。
の、だが。
さ、寒すぎるぅうぅう！
何度だかわからないが間違い無く10度は下回っていただろう。（天気予報みたら12度だったが風が冷たかったのだろうか）
急いでウルトラライトダウンやウインドブレーカーを着込むがそれでも寒い。
何人も降りていたがバスターミナルで待っているのは我々含めて3人だけ。
明るくなってから移動するのがいいのか、ターミナルからはすぐに離れた方がいいのか、ちょっと今後は考えないといけなさそう。
南米に入るとバスターミナルでの強盗が多いとかなんとか(；´∀｀)ゲロゲロ
んでバスターミナルの中に売店があったので温かい飲み物が無いかチェックした。
コーヒー1杯約40ペソ。
約340円、、、
高いけど仕方ない、Azuは何も飲みたく無いと言っているが身体を冷やしては余計に辛いだろう。
買おうとすると、
メキシコメキシコタコスタコス
何を言ってるかわからないが多分良く無いニュアンス。
彼女の視線の先はコーヒーマシン。
表情から察して指でバツマークを作る。
頷く彼女。
どうやらまだ準備中のようだ。
しかしターミナル内には手にプラコップを持ってる人がいる。
もしかすると外に売ってるのかもしれない。
そう思ってまずは荷物を全てAzuに見ておいてもらって完全手ぶらでバスターミナルの外に出た。
これなら万が一絡まれてもせいぜい一発殴られるくらいで済むだろう。
まだまだ暗いので念のため。
が、外に出るとすぐに屋台が見つかった。
ポリタンクみたいなやつがあったので、
コーヒー？
そう聞くと店主は頷いた。
値段がわからんのでターミナルに戻って財布とスマホを持ってきた。
電卓を見せながら
クエンタ？
いくらか聞く。
今のところわかるスペイン語は
- オラ！（こんにちは）
- グラシアス（ありがとう）
- クエンタ（いくら？）
- アキ（ここ）
- キト（チーズ）
- ウノ（1）
- ドス（2）
- トレス（3）
- クアトロ（4）
9単語のみだ。
マジでこれしかわからないのでまぁ大変だ。
でもなんとかなっている。
わかるに越したことは無いがこれだけの単語でも観光してバスに乗って移動する分には何とかなる。
歯医者にだって行けた。
それが現代の旅。
ハードルは確実に下がっている。
まぁもっと南下して行ったらまた違うのかも知れないけれど。
そんな訳でコーヒーと紅茶を買って戻った。
１つ10ペソだった。（86円）
安くて助かる。
でも紅茶はカモミールティーだったようでAzuの嫌いなやつだった(；´∀｀)
カモミールきらい〜
こんな時に文句言うんじゃありません！飲みなさい！身体温めて！
そんな訳でオアハカで買っておいたパンで朝食。
このパン ホームパイみたいだね。
おーホントだ。
なんて言いながら買ったんだけど、マジでホームパイでした。
まさかオリジナルがメキシコにあったなんて。
他にもクロワッサンなど食べた。
3個17ペソ（145円）だったのでパン屋で買うとパンは安そう。
メキシコシティで中にヌテラとか入ってるやつが25ペソ（214円）とちょっと高かったから困ってたんだよね。
パンが安いと助かる。
今日のお宿へ
震えながら待つこと1時間。
6時45分。
日が昇って明るくなって来たので移動する事にした。
バスターミナルは寒すぎる。
宿に入れる保証は無いが、荷物を預かってもらえれば市内のカフェなんかで温まることもできるだろう。
今からこんなに寒いんじゃ南米が心配だ。
ここはまだ2,000mだけど、向こうは3,000mが普通にあるらしい。
単純計算で6度は下がる事になる。
明るくなったサンクリストバルの小道を歩いて今日の宿「Hostal El Nagual」に向かった。
道中は多くの露店が出ておりパンやコーヒーを売っていた。
こりゃ朝から散歩しても楽しそうだな。治安さえ問題無ければ。
今のところ危ない雰囲気は無い。
人通りの多い所を歩く分には大丈夫そうだ。
んで15分歩いて予約しておいたホステルを発見。
時刻は7時。
ベルの脇に張り紙があった。
レセプションタイム 8時から22時
がーん。
booking .comのサイトには24時間レセプションと書いてあったから早めに来たのに(；´∀｀)
他のゲストのために時間外はベルを鳴らさないでね。
そうも書いてある。
ぐぬぬ、どうするか悩んでると、
ガチャ
突然ドアが開いた。
どうやら朝の散歩に出るゲストがタイミング良く出て来てくれたようだ。
ベルを鳴らさなきゃ予約はあるから中で待ってても怒られはしないだろう。
そう思い中庭の椅子で1時間待つ事にした。
Wi-Fiのコードを探したが見当たらず、ボヘーっとして1時間待った。
8時になるとレセプションがオープンしたのでチェックイン。
今回はHostel Worldから予約している。
booking.comよりも全然安かったので。
んでHostel Worldってちょっと変わってて、費用の1割だか2割を予約時に支払って、残りを現地で払う。みたいなことが多々ある。
そんな訳で現地決済分と、鍵のデポジット代50ペソを合わせてキャッシュで支払った。
するとホストは鍵を持って、
さぁ、部屋に行こう
おぉ、どうやらもう部屋を使わせてくれるみたいだ。
夜行バス明けにこれは嬉しすぎる。
ドミなので静かに入ると・・・
部屋には3個のベッドがあるだけ。
人はいない。
と言うことは今のところ貸切だ！
ありがたく、部屋を使わせてもらった。
って言うか3人ドミって初めて見たかも。
普段は3人部屋として使っているところをとりあえず使わせてくれたんではなかろうか？
もしドミが溢れたら別のゲストが来るだろうけれど。
そんな訳でまずは昼寝。
11時まで3時間弱寝ることにした。
の、
だ、
が、
さ、寒いいいいい
毛布が1枚あるだけだったのでもう1枚もらってあったのだがそれでも寒い。
ウルトラライトダウンを着ているけど、下半身が寒すぎる。
芋虫みたいに丸くなり、頭から毛布を被ってようやく眠ることができた。
今からこれじゃ本当に南米が心配だ(；´∀｀)
ボリビアのラパスとか最低気温7度〜12度とからしい。ひぃ。
・・・
・・
・
11時にタイマーが鳴ったが身体が冷えている。
寒くてなかなか出れなかった。
もぞもぞして11時半ごろに意を決してベッドから出た。
震えながら部屋を出てトイレに行く。
・・・あ、暖かい。
部屋とは温度が全然違う。
どうやらこの部屋は北側？にしか窓が無いようでこの部屋に一切太陽の光が入ってこない作りのようだった。
だからいつまで経っても冷えたままのようだった。。。
夜と明日の朝が心配だ。
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サンクリストバル街歩きとタコス
寒かったとはいえ仮眠できたので少し元気になった。
サンクリストバルの街を歩くことにした。
沖縄かな？
なんか屋根はオレンジ色の瓦だったり、蔵のような作りの家だったり。
背の高い建物なんて全然無くて、街の雰囲気が最高に良い。
まずは腹ごしらえ。
Azuが目星を付けていたタコス屋さん。
見た目は普通だが肉が変わっている。
牛の目玉だったり臓物だったり普通の肉じゃ無いのが特徴。
本当は脳みそもあったんだけど生憎売り切れ(；´∀｀)
肉しか乗ってないので玉ねぎとパクチーを乗せてライムを絞ってソースをかけたらかぶりつく！
肉自体は特徴的な部位だが味はクセも無く普通に美味しい。
目玉だけはちょっとぶにゅぶにゅしてたけど。
全体的に薄味なのでソース多めが良さそう。
そしてついにコーラを一緒に食べることができた。
タコスWithコーラ。
幸せの掛け算。
コカコーラは400mlで25ペソ（214円）、ローカルなRCコーラなら同じ値段で600ml入っていた。
チープな味が最高に美味しかった。
まぁ一番美味しかったのはコンソメ（スープ）だったけど。
まじで美味しいよタコス屋さんのコンソメ。
おすすめです。
タコスは1個12ペソで1個だけ15ペソだった。
- タコス5個：63ペソ（539円）
- コーラ：25ペソ（214円）
- コンソメ：25ペソ（214円）
合計113ペソ（967円）。
ちょっと変わったタコスが食べたかったらどうぞ。
この辺りは多くの露店やお土産売りの商人がいる。
近くの村から出張しに来ている民族も多いとかなんとか。
Azuも可愛らしい織物（ベルトとか）に興味津々。
荷物の都合で買わないけどね(；´∀｀)
Iglesia de San Cristóbalito
続いてはタコス屋さんから真っ直ぐ山の方に向かって歩いた先の教会を目指す。
車の交通量が多くちょっと歩きにくいが街の雰囲気は良し。
歩いてるだけで楽しい感覚に襲われる。
旅っていいなぁ
そう言って心が躍るのだ。
たまに訪れるこの感覚。
どこか絶景のある観光地にいなくても幸せを感じられる、得な性格だ。
まぁ実際サンクリストバルは居心地が良くて沈没する旅人もいるとかなんとか。
今は廃業してしまったがコロナ前は2つも日本人経営の宿があったそうだ。
教会へは可愛い階段を登る必要がある。
Azuは昨晩の移動が堪えていたけど、2人手を繋いで一緒に登っていく。
途中観光客と数人すれ違う。
オラ！
挨拶しながら登っていく。
教会が近づいてきた。
少し小道の先にある木の割れ目から街を一望することができた。
山に囲まれた街。
背の高い建物が無くて息をしやすそうな街だ。
空を遮るコンクリートジャングルはここには無い。
教会の中はシンプルだけど、奥にある絵が立体的に描かれていてちょっと不思議な作りだった。
帰りも同じ階段を下って市内に戻る。
ただ真っ直ぐ上に伸びてる階段じゃなくて途中途中に左右に切り返しながら登る階段でおしゃれ。
街に戻ってきてもう１ヶ所向かいます。
朝バスターミナルから宿に向かう途中に通った白亜の教会。
派手な装飾と造形の教会もいいですが、ここまで真っ白だと美しさを感じてしまう。
残念ながら鍵がかかっており中には入れなかった。
謎のお菓子料理ドリロコス
教会を後にしてセントロ（中心地）方面に歩いていると面白そうな屋台を発見。
屋台の左右にはスナック菓子が貼り付けられており、屋台の看板を見るとスナック菓子の袋から野菜やらなんやらが飛び出している。
AzuはSNSか何かで見たことあったそうで、我々も頼んでみることに。
どのスナックにするか選んだらおばちゃんが豪快に
バリバリっ！
と袋と開封して野菜やらチーズやらソースなんかを入れてごちゃ混ぜに。
そうして手渡されたのがこれ。
・・・
・・
・
ドンタコスのようなトルティーヤスナックの中にはこれでもか！
ってくらいの野菜とチーズが。ずっしりしてて重い。
野菜はおそらく
- コーン
- きゅうり
- にんじん
の3種類。
それにチーズとソースをかけて出来上がり。
食べてみると普通に美味しいw
のだがいかんせんめちゃめちゃ量が多いw
明らかにトルティーヤと具の量が合っていない。
最初はトルティーヤの上に具を乗せて食べてたけど、どう考えても具が余ってしまう。
ひたすら野菜を食べ、その合間にトルティーヤを食べる作戦にシフト。
これはスナック菓子じゃない。野菜料理だ・・・
そう思えるほどだった。
思わぬ形で野菜を摂取することができてこれはこれでよかった。
ドリロコス。
おもろいので見かけたら一度はどうぞw
- ドリロコス：50ペソ（428円）
値段はかなり高いと思ったが、野菜の量がそれなりに入っており、1人なら食事になるレベル。
半分の量で半額くらいがいいかな。。。
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街ブラ
食後は再びセントロ目指してぶらぶら。
メキシコカラーの旗が空にたなびいていた。
セントロの広場には黄色の一際目立つ教会があった。
こちらも残念ながら中には入れなかった。
黄色なのもユニークだが、煤けてる感じがかっこよい。
そのまま真っ直ぐ進んでメルカド（市場）へ。
中はフルーツや日用品、飲食店などが並んでおり楽しい市場だった。
野菜でも買おうとかと探していたら突如Azuが店前の椅子に座り始めた。
ごめん、ちょっと電池切れ
さっきまでぶらぶら街を歩いていたのだが、急に疲れちゃったみたいだ。
無理も無い。昨日は6回も嘔吐してるくらいの闘いがあったばかりだもの。しかも夜行バスだから睡眠も足りて無い。
よくも元気に歩き回ってると思っていたがやっぱりダメだったか。
屋台の店主も、
いいから座っておけ。
そっとしてくれた。優しいなぁ。
夕食が作れない男
そんな訳で自炊は止めて今日はサッと食べてゆっくりすることにした。
宿に戻る途中でりんごやバナナ、パンにカプヌを買って夕食。
まだ日本を出て10日もたたないと言うのにカプヌを食べたのは日本から持ってきたものを含めて4回め。
(；´∀｀)多すぎ
移動日前後はやっぱり時間が無かったり疲れちゃったりで登場頻度高め。
まだ旅のペースが掴めてないんだよな。
たった10日でも日本に帰ると色々とリセットされちゃっている。
旅の前半戦だったら外食自体こんなにしてなかったし。
そんな訳でバス代の高さもあって早くもハイペースでお金が飛んでいっている。
どこかでリズムが作れるといいけど、中南米は安全をお金で買うのと、何をするにもツアーで金がかかる。
間違いなく前半戦のような予算感ではいけないだろう。
んで本題。
Azuが疲れてるならカプヌ食ってないでmosariが作ればいいじゃんとお思いのあなた。
まじでその通りですよね。
でもmosari1人だと全然作れんのですよ。
いや、頑張れば何かしら用意できるんだろうけど慣れてない分時間がかかる。
旅に出たら少しずつ作れるようにしようと思っていたが思ったよりも夜が忙しく全然作れていないのが現状だ。
でもそれじゃあかんよなぁ。
夜はブログを書くし、次の街への移動手段を調べたり、宿を調べて予約したり、今後必要になる飛行機の費用が下がってないかなどのチェックやおおまかなルート決めと調べることが盛りだくさん。
あまり時間も無かったりもする。
そんな訳で分業体制で前半は乗り切った。
でも後半戦は移動日もできる限り移動中にブログの下書きを書くようにしてできる限り時間を節約し、夕食を一緒に作って全体的な時間の余裕を作るように変更してみている。
そのため昨日のバス移動も山道でスマホをいじってバス酔いになったり、回復した後0時から2時という深夜帯にスマホをポチポチしていた訳だ。
工夫しながら少しずつ2人の旅が楽しく負担無くできるように改善していきたい。
夕食も作れない住所不定無職。
最悪だ。
がんばるます。
いつもありがとうAzu。
ほんと昨日の移動はお疲れ様でした。
南米はこんなのが続くと思うから頑張ろう？
こう思うとアフリカまじでイージーモードだな・・・
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フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
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あ、こっそりmosariも適当に呟くことにしました。
よければフォローしてください。内容は・・・w
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明日はメキシコからグアテマラへの移動方法を調査しようの日。
バスを4回ほど乗り継いで行くか、ツアーで簡単に1本で行くか。
簡単なのは当然後者。高いのも後者。
どっちになるのかな。
わからぬ。
あ、後とある人に会います。
めちゃめちゃすごい人なのでお楽しみに。
それでは！
