【世界一周293日目】2024.1.30 メキシコ サン・クリストバル・デ・ラス・カサス
気温：8度〜18度
歩数：7,716歩
1ペソ＝8.61円
今日の予定
- グアテマラ行きの方法を決める
- FMMDの入手
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寒い夜と朝
寒い。
とにかく寒くて眠れなかった。
下半身が冷えて冷えて仕方なかった。
たまらず起き上がって毛布がかかっていることを確認してしまう。
耐えきれず芋虫みたいに丸くなって寝た。
そのせいで身体がバキバキだ。
そこまで寒い訳でも薄着していた訳でもないのだが、体温調節がうまく行ってない感じがした。
何かが乱れているのだろう。
メキシコに入ってからどうにもうまくいかんな。
さて、朝起きたらシャワー。
主にAzuの洗濯物がたっぷりあるので朝シャワーを浴びつつ強い日差しの元一気に乾かそう作戦。
今泊まっているHostal El Nagualには洗濯物を干すスペースがあるのでめっちゃありがたい。
ここに干せば晴れてれば洗濯物も2時間で乾いてしまうのだ。
この手拭いなんて20分でパリパリになる。
よく世界一周には水泳で使うようなセームタオルが良いと評判だが、手拭いがベストだろう。
拭き心地は当然タオルに劣るが、乾きやすさは抜群によいし、薄いのでかさばらない。
それに日本の伝統的な物でもあるので話の種にもなる。
そしてついでにいつも履いてるKEENのサンダルも洗った。
みんな言っているがKEENのサンダルはマジで臭くなる。
本当はもっと洗った方がいいんだろうな。
気をつけんと・・・
でも履き心地はGood!
日向で体温を暖めていると同じ宿に泊まっている大学生のJINくんもやってきた。
色々と話をしていると、この辺のおすすめのメキシコ料理屋を教えてくれた。
Azuはとりあえず食欲があるみたいだから回復祝いに外食でもと思って聞いてみた。
Azu、メキシコ料理屋さん教えてもらったけどどうする？
気分的には日本食レストランでおにぎりが食べたい・・・
まだ全開って訳じゃないから日本食が恋しいみたいだ・・・
そんな訳でサンクリにある有名な日本食レストランに行こうと思ったら今日は定休日っぽいことが判明。
メキシコ料理屋に行ってスープでも食べることにした。
ここはJINくんが周りの人からおすすめしてもらった店でもあるし、この間会った成塚Familyのおすすめの場所でもあった。
ならば間違い無いだろう。
Casa de Willy Restaurante
宿から歩いて5分ちょっとの場所だった。
中は結構外国人で賑わっていた。
んでmosariが頼んだのは、
牛のステーキ。
付け合わせにトルティーヤも付いてきた。
ライムを絞って玉ねぎとサルサソースをかけて巻いて食べる。
・・うまい！
しかし最近何を頼んでもトルティーヤで食べていた気がする。
それはそれでいいが久しぶりにステーキなので米で食べたくなってしまうのは日本人だからだろう。
んでAzu。
シーフードスープを頼んだのだが、
・・・
・・
・
ドンッ！
えびは8匹、カニや大きな白身魚なんかが沢山入っていた。
味付けもなかなかで大喜びのAzu。
モリモリ食べていたが流石に汁を全て飲むまでには至らず。
って言うかお腹壊してたのにこれだけ食べられるならだいぶ回復したってことだろう。
スープにはチップスも付いてきた。
ソースをつけて食べたら驚いた。
ド、ドンタコスだ！
ついに本物のドンタコスに出会いました。
マジで日本で売ってるドンタコスと同じ味でビビりました。
- 牛のステーキ：90ペソ（775円）
- シーフードスープ：120ペソ（1,032円）
- チップ：10ペソ（86円）
合計220ペソ（1,894円）
シーフードスープがすごかったから日本で食べたらもっと高いと思うが、それでも2人で2,000円弱。
これが普通の海外旅行ならコスパ良し！なんだけど、世界一周中はなかなか高価だったりもする。
泊まっている宿が1泊240ペソだからほぼ宿と同じような値段になっちゃう。
自炊だと半分以下でおさまるからね(；´∀｀)
やっぱり南米がどう考えてもお金がかかりそうだからちょっと心配。
南米は何をするにもツアーだから・・・
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グアテマラ行きを決める
次はグアテマラに行く。
公共交通機関を乗り継いで自力でいけるはずなんだけど、どうやら2024年1月頭から道が封鎖されていて通れなくなっているという情報を得たまま、復旧したという情報に出会えていない。
最近の旅人の情報を見ると全員飛行機か、ツアー会社にお願いしてバンで行っていた。
念の為ツアー会社に聞いてみるとどの会社も王道ルートで使う「La Mesía」とは違う国境を抜けるようで、王道ルートはまだ使えなさそうな雰囲気。
それでもツアー会社が使っている国境名（Gracias a Dios）を聞いたのでそっち方面のバスがあればいけるはずだ。
これから先は金がどんどんかかるのでここでツアー会社にお願いして運んでもらうのは気が引けた。
Azuとディスカッションを重ねる。
結果は
・・・
・・
・
ツアー会社にお願いすることになった。
理由はAzuの体調。
mosariとしては自力で行きたかったが、Azuとしては病み上がりだし、なんならこの話をしている最中にもまた腹痛が来てトイレに駆け込んでしまった。
いきなりスープを食べすぎたのでは？と思ったりもしたが、まだ腹が怪しいようだった。
そんなことがあったせいでAzuとしては移動するべきかどうか？という話も途中で出た。
だけどここに留まっていつ治るかはわからないし、サンクリストバルは水がよく無いという話を聞く。
多くの旅人がここで体調を崩していることが判明(；´∀｀)
ならば移動できるならば頑張って移動してしまった方が回復するんじゃ無いかと思う。
それに次の目的地は標高がここよりも下がるので少し暖かくなるはずだ。
それならばせめてツアーで。
行けるかどうかあやふやな自力で行くのは今の精神面的に怖いから、安心できるツアーならいいよ。
そういう形で決着がついた。
ツアー会社はバンで使って移動するので腹痛を催してもすぐに止めてもらうことができるから安心だ。
そんな訳でツアー会社でお願いすることになった。
サンクリストバルの市内にあるツアー会社で最安値は1,110ペソ（9,466円）でシェラという街まで。
でもこれがグアテマラ側にあるツアー会社だと350ケツァール（6,629円）でパナハチェル（Panajachel）というシェラの先にあるアティトラン湖沿いの街まで送ってくれるようだった。
情報を提供してくれたのはインスタで繋がっているフォロワーさん。
1人1万円のツアーはマジでキツいと思っていたので助かりました。
お願いしたのは「Chabad Antigua」という会社。
Webサイトから申し込んだ。
https://www.chabadantigua.com/shuttles
お金は国境を超えたところでドライバーに現金で払うもよう。
前日の18時までに申し込めばOKだった。
宿から宿までドアドアで送ってくれるみたいだ。
6時に宿に迎えに来てくれると確認の連絡メールも来たので安心だろう。
ちなみに手前のシェラまでだと何故か400ケツァール（7,577円）と高くなる。
FMMDを入手せよ！
さて、これで後はツアー会社のバンに乗って移動すれば簡単に・・・
とは行かないのがメキシコなのであった。
と言うのもメキシコは入国税がかかるんですよね。現時点で599ペソ（5,175円）
で、それを出国時に徴収される。
ただし、空路で入国した場合は航空券に含まれてるので支払う必要は無い。
空路で入った証明としてEチケットや搭乗券の半券を見せる。
というのがコロナ前の常識。（ただし職員の小遣い稼ぎであの手この手で請求されたりもしていたらしい）
で、去年の夏からちょっとルールが変わってるっぽいんですよね。
どうやら空港での入国審査自動化ゲートの導入に伴い、Eチケットや搭乗券の半券では無く、FMMDという書類を見せる必要があるそうだ。
これも先ほどのフォロワーさんから実体験で教えてもらった。
彼女もそんなルール知らずにツアー会社のバンに乗り込んだのだが、親切なことにドライバーが教えてくれて、わざわざ印刷のためにネカフェにも寄ってくれたそうだ。
出国時にFMMDを見せればEチケットなどは見せる必要も無くあっさり通過できたそう。
でもFMMDを持っていなかった他の手段で来ていた旅行者たちは成す術なく支払っていたそう・・・・
マジで恐ろしい話だが、我々もそうなるところだった・・・
そんな訳で空路から入って陸路で出国する旅人の皆さん気をつけてください。
メキシコ移民局のサイトからFMMDをDLして印刷しましょう。
URLはこちら。
https://www.gob.mx/inm/articulos/forma-migratoria-multiple-digital-fmmd
ここにアクセスした先の下にスクロールしたところにこんな感じのDL申請URLがあるのでそこをクリックしましょう。
一応DL申請URLも貼っておきますね。
https://www.inm.gob.mx/spublic/portal/inmex.html
その後はこんな画面が表示されるので、下の方のForma Migratoria Multiple Digital Via Aereaをクリックしましょう。
遷移後は必要事項を入力していってください。
必要事項を入れたら画面に表示されてる文字列（上のキャプチャだとDgu0Yi）を入力して「BUSCAR」をタップすればOKです。
一瞬画面がリロードされた後、入力項目が全て消えます。
あれ、バグった？！
そう思って何度もやり直したり、別の端末でやってみたり、他の方法はないのか日本語や英語で検索したりと四苦八苦したのですが、「BASCAR」のボタンの下までスクロールするとFMMDのDLボタンが追加されていました。
マジでUI（ユーザーインターフェース）クソです。2時間くらい沼ったよ。
そんな訳でDLボタンを押すと無事にFMMDのPDFがゲットできます。
DLしたFMMDはこんな感じのやつ。
滞在目的がビジネスになってるのだが、入国審査官の入力ミスですね・・・
入国時に目的聞かれてちゃんと観光って言ったんですけどね(；´∀｀)
そんな訳で無事にFMMDを手に入れたので次は印刷。
USBにデータを移して宿の人に印刷できる場所を聞いて宿を出た。
すっかり暗くなっていた。
2人分をモノクロ印刷して4ペソ（35円）だった。
くそ。メキシコシティだと20ペソ（173円）だったからやっぱりぼられてたわ！
これで599ペソ支払わなくて済むぞー！
翌日に実際にツアーを使ってみたのでこちらの記事もどうぞ。
どうやら陸路で国境を越えるのにFMMDは必須。
また、自力でもLa Mesiaの国境には辿り着けそうな雰囲気でした。ただし、注意点というか不穏な点あり。（↑の記事参照）
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夕食
街に出力しに行ってる間にAzuは夕食を作ってくれていた。
2人だとこう言う時に分担できるのはありがたい。
ズッキーニと玉ねぎのリゾット。
でもこのリゾット。ただのリゾットじゃあ無いんです。
味付けには日本から持ってきた鍋キューブを使ってます。
鯛と帆立の極みだし鍋味。
一人分のキューブを2人前のリゾットに使ってるのでちょっと薄いが塩と胡椒で整えたら体調が悪い時に食べたい優しい風味のリゾット（ほぼお粥）の出来上がり！
うまうまでした。
有言実行の漢
食べ終わるとJINくんがいたので明日の朝立つことを伝えた。
もしグアテマラに来ることがあればFMMDにも気をつけろ。とも。
彼は卒業後にコーヒーに関連するビジネスのためにメキシコのコーヒー農園を巡っている強者だ。
そんなJINくんから頼もしいセリフが飛び出してきた。
あの、連絡先交換してもらっていいですか。俺絶対コーヒー焙煎できるようになるのでお二人の帰国時に豆送らせてください。
後、半年後だよ。
わ、わかりました。絶対に半年以内に形にします。口に出さないとやらないんで、これで頑張れます。
めっちゃアツい子だよ。
ほら、ちょうどさ、あの木の絵みたいに幹は一つでもさ、枝はたくさん別れてるのよ。それは我々も一緒でさ。人生はいろんな選択肢があるんだ。だから何があっても大丈夫。俺たちみたいな無職な人もいるからさ。
いや、ほんと色々と教えてもらってありがとうございました。
いやいや、こちらこそありがとう。若者に希望をもらったよ。
最後に一緒に写真を撮った。
頑張れJINくん！
コーヒー絶対楽しみにしてるからな！
なんならAzuのお母様もコーヒー好きだからな！中途半端なもの送ったら怒られるよ！
そんな訳で暖かい気持ちでサンクリの最後の夜を過ごすことができた。
その後は急いでブログを書いてチェックアウトの準備。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日の移動はどうなるかな〜。
無事にグアテマラに入れますように！
それでは！
