【世界一周279日目〜280日目】2024.1.9〜10 インド ニューデリー 〜 日本 東京
気温：13度〜19度
歩数：6,543歩
今日の予定
- ニューデリー観光
- 空港に移動して日本へ
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目覚め
最後の朝。
8時にゆっくりと起きる。
バナナを食べて今後の事を考えた。
南米に飛ぶかオセアニアに行くか。
結局決まらなかったがなんとなくの道筋が見えた気がする。
準備をして11時にチェックアウトした。
ニューデリーでお世話になった宿
チェックアウトしたのでニューデリーで宿泊した宿について。
- 施設名：Hotel Lav Kush Deluxe
- 住所：7784-7800, Arakashan Road, Ram Nagar, Behind Shiela Cinema, パハールガンジ, 110055 ニューデリー, インド
- チェックイン時間: 11:30〜
- チェックアウト時間: 〜12:30
- 部屋タイプ：ダブルルーム
- エアコン：無し ファン付き
- 1泊：1,301ルピー（2,256円）
1泊1,301ルピーを現金で支払ったんだけど、これは税金込みの金額。
チェックイン時に更に12％の税金がかかると言われた。
いやいや、Bokking.comには税金込みって書いてあるよと説明する必要があった。
もちろん日本語表記じゃ読めないので英語表記に切り替えて〜とちょっと面倒だった。
あまり信用できないホテルなのかもしれない。
この宿は立地で選んだ。
ニューデリー駅から徒歩5分ほど。
近場の宿は4,000円近くするが、ここは2,000円程度とコスパに優れていたからだ。
設備は古く、汚めだが近くて安いので空港や鉄道を使う前後泊には非常に便利。
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水回り
多少汚い。
お湯を使う場合はフロントに言う必要がある。
そうする事でボイラーのスイッチを入れてくれるようだった。
だが我々は30分待ってもほぼ水の状態が続いたのでシャワーは諦めた(；´∀｀)
湿気ってたがバスタオルも言えばもらえた。
部屋回り
広め。
ソファもある。
使っていないがエアコンもあるし、天井ファンもあった。
寝る分には十分過ぎるが、リネン類は交換されていないようだった。
髪の毛が多く落ちていた。
残念と言えば残念だが、立地と価格だけで考えたら・・・仕方なし？
もう1泊だし安いし、駅近だし、そう思えば我慢できた。
連泊は無いかな。
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昼ごはんはアレ
宿を出て歩いて目的地を目指す。
が、昼になったのでそろそろ昼飯を食べたいね、と言う話になった。
だが今いる場所は綺麗な建物が立ち並ぶエリア。
オブジェだってあるよ
ニューデリーにこんなエリアもあったのね。
ゴミしかないと思ってた
そんな訳で食べるところが見当たらなかったのでマックに入った(；´∀｀)
インドにも綺麗な建物はあるよ！
マックは実に半年ぶり。
ユーラシア、アフリカ大陸編の最初に降り立ったオーストリア以来。
Azuはタンドリーチキンのラップサンド。
mosariはマハラジャバーガーなるもの。
どちらもインドらしいメニューにした。
マックなだけあって安定の美味しさ。
- マック2人分：575.4ルピー（1,004円）
日本よりはちょっと安いかもしれないが、現地の物価から考えるとやはり高級品だ。
学生が宿題や勉強してたり、サラリーマンがお茶してたりするのは日本と同じだった。
食後訪れたのは
地下に続く貯水槽。
Agrasen ki Baoriという名前の階段井戸である。
インドといえば階段井戸。
でもまさかニューデリーに？
どうせ大したこと無いんじゃないの？
・・・・
・・
・
かっちょええええ！！
なにこのドラクエみたいなの。
階段めっちゃ急。
観光客もいれば、現地人と思われる若者たちがくつろいでたりと憩いの場にもなっていた。
これが無料。
すごいぞインド！
例の儀式
そんな訳ここで塗り塗り。
29カ国目インドを塗り潰しました！
mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。
詳しくはこちら。
アフリカ・ユーラシア大陸編は29カ国でフィニッシュ。
いやー色んな国にいきましたな・・・
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良い人、悪い人？
その後はレッドフォートと言う場所へ。
4kmくらいあるのでトゥクトゥクで。
150ルピー（263円）くらいで行けるのかな？
ヘイ！どこに行きたいんだ？
レッドフォート。
250ルピー（438円）だ。
高いよー。150ルピーで行きたいの。
おいおい、それは無理だぜ。
じゃあいいよ。バイバイ。
ま、待て。200でどうだ。
150で探すよ。
180！
バイバイ。
わ、わかった150で！
そんな訳で無事に150ルピー。
と、思いきや走り出してすぐにドライバーが路肩に止まった。
今日は月曜日だ。レッドフォートはクローズだ。
おおっとこれは思わぬ一言。
他のおすすめは、ここと、ここ。
そう言って幾つか他の観光地を教えてくれた。
悩ましい。
クローズかどうか我々はわからない。
SIMは昨日期限が切れているから調べられない。
インドの場合、Uber使うよりも流しを捕まえた方が安いし、後で違う金額を請求されたことも無かった。
だからUber不要。
SIMは更新していなかったのだ。
このままレッドフォートに行くか、別の場所に変更するか。
ドライバーのおすすめの場所に変更するなら料金は250ルピーだと言う。（値下げ不可）
確かにレッドフォートよりは遠いが、どうしたものか。
もし自分1人ならこのままレッドフォートに行く。つまり、ドライバーを信用しない。
そのバスは無い。
チケットは売り切れだ。
詐欺師たちの常套句はこれまでも何度も聞いて来た。
でもここは何も言わずにAzuの判断に委ねてみた。
Azuが選んだのは、
・・・
・・
・
別の場所だ。
考え方としては本当にクローズだったら悲しいし、昼のマック代をカードで支払ったおかげで多少ルピーに余裕がある。だから多少高くなってもまぁいいや。最終日だから余らせても仕方ないし。
って感じ。
どちらが正解かは現時点ではわからない。
皆さんならどうしますか？
そんな訳でおっさんに連れられてまずへインド門へ。
中には入れなかったので外から見学だけだったけども。
1分だけ見て、再びトゥクトゥクへ。
そうしてたどり着いた場所は・・・
HUMAYUN’s TOMBという場所らしい。
あ、フマユーン廟か！
Azuがここで気づく。
どうやらレッドフォートとどっちに行くか悩んで辞めた方だったらしい。
ドライバーの発音が全然違ったからわからなかったよ。
インド人マジで発音が聞き取りにくいんだよなぁ・・・
そんな訳でフマユーン廟を見学する
フマユーン廟
ムガル帝国第2代皇帝フマーユーンの死後、王妃であるハージー・ベーグムさんが亡き夫のために作った霊廟。
完成までに9年かけたそう。相当愛されていたんでしょう。
かのタージマハルの設計にも影響を与えたとか与えなかったとか・・・
1993年に世界遺産に登録されている。
到着した時は、
お墓かぁ、ふーん。
くらいにしか思っていなかった。
入場料は600ルピー（1,049円）となかなか高い。
でも、インド人なら40ルピー（70円）だったりする。
14歳以下の子供は無料。
外国人はインド人の15倍払う必要がある。
これはやりすぎだと思うが、まぁ世界には外国人価格を適用しているところはザラにある。
日本もどうですか？
入場料を支払うとトークンがもらえるが、退出時にも必要なので無くさないように注意。
無くすと1個につき100ルピーの罰金だとか。
手めっちゃシワシワ(；´∀｀)
さほど期待せずに入り口から歩いていくと、何かゲートのようなものが見えた。
まぁなんていうかウズベキスタンとかイランのムスリム系の建築に影響を受けたと思われるデザインだが、どうにもパッとしない。
あっちは細部の作り込みが凄まじいからね・・・
後で知ったが王妃様はペルシャ人だから、そっちの趣向が反映されているのかもしれない。
まぁインドだしな。。。
さほど感動も無く進んでいく。
まだこれはゲートなのでその先に何かある。
・・・
・・
・
？！
なんか かっちょいいのがあるぞおおお！
うおおおお！
うおお、タージマハルみたいなのあるううううう
真っ白なタージマハルは今回は見れなかったけど、赤いタージマハル見れたあああああ。（別物です。）
なにこれめっちゃ素敵やん。
冬のインド北部は濃霧がエラいことになっており、タージマハルも霧でシルエットしか見れなかったという報告が相次いでいた。
でもこっちは赤いからその中でもよく見えた。
もちろん晴天の方がいいだろうけど、霧の中にあるのも悪くなかった。
この建物は2階建になっており、2階部分に上がることができた。
いや、美しい。
もちろんウズベキスタンのとかと比べると荒いんだけど、インドにもこんなものがあるんだなぁと思うと周りとのギャップでちょっとびっくり。
中にはお墓がたくさん。
庭園内には他のお墓があったのでそちらも覗いてみた。
かなり風化されていてボロボロ。
でも逆にそれが良かった。
そして中には誰かの棺が2個。
普段お墓の写真はあまり撮らないようにしているのだが、ここは惹かれてしまった。
本堂から外れた離れにひっそりと佇むお墓に花が添えられていた形跡があった。
身体も魂も朽ちたが、今もなお誰かにとって大切な人が眠っている。
そう思うと、死んだとて全てが無くなる訳では無い、そんな風に思えた。
きっと何かを成し遂げた人なのだろう。
お墓から出ると、先ほどの本堂が見えた。
めっちゃ雰囲気が良い。
これがあのデリーにあるとは・・・
こんなイメージしかない
なんだろう。
行ったこと無いけどカンボジアとかアジアの遺跡感。
霧のせいだろうか。
これが首都にあるとは・・・
うーん、これは来て良かった。
帰り際に少しだけ青空っぽい背景が撮れた。
めっちゃいいやん・・・
今回はほぼバラナシだけだったからゴミゴミしたイメージしかなかったけど、こうした建造物が山ほどあるんだろうな。
こりゃインドは次回くるなら1ヶ月単位で必要やな・・・
他にも何個か建物があったのでチラ見。
15時過ぎになっていたのでそろそろホテルに戻らねばなら無いので簡単に見て回った。
いざ帰路へ
帰りにトークンを返して外へ。
すぐにトゥクトゥクドライバーが話しかけてきた。
ホテルからホテルカードをもらっていたのでそれを見せる。
500ルピー（875円）だ。
高杉くん。ばいばい。
ま、待ていくらだ？
250ルピー。
ハハハ、350ルピーでどうだ？
250ルピー。ばいばい。
ま、まて、わかったわかった。
そんな訳で250ルピー（438円）。
行きよりも結構長い区間なのに250ルピーで行けたってことは、行きのドライバーは200ルピー（350円）で行けたか。
結果的にレッドフォートは休みだったから変更して良かったけど、割高な運賃を払ったことになる。
まぁ最終日だからね。
ホテルは鉄道のニューデリー駅の近くだったから渋滞が酷く、ラスト1kmは降りて歩いた。
当初の目的地にはたどり着いていないが、このまま乗っている方が時間がかかるだろう。
250ルピーを渡した。
歩きにくい道を歩いてホテルで荷物を回収。
頑張ってメトロへ再び歩く。
歩きにくいのよほんと。
道は我先にと車とトゥクトゥクとバイクと自転車が詰め寄っているからまぁ怖い怖い。
こういう時はキャリーケースは不便だ。
人をかき分けて15分ほど歩いてメトロのニューデリー駅へ。
空港までは1人60ルピー（105円）。
入り口から下りエスカレーターに乗っていると、反対側の上りエスカレーターでお婆様がバランスを崩して盛大に後ろに倒れたのが見えた。
頭を打ってしまったからか立ち上がれないお婆様。
でもエスカレーターは止まらない。
そのまま運ばれるが、体が完全に斜めになったところでまた再びずり落ちた。
それに気づいたインド人が一斉に駆け寄ってお婆様を救出していた。
あっという間に20人、30人が集まって心配していた。
こういう時のインド人のおせっかいというか優しさというか、そんなものを見た。
東京で倒れても立ち止まってくれるのは多分10人以下じゃないかなぁなんて思った。
これだけの人数がいたら現地語が喋れない我々ができることなど皆無。
無事を祈ってチケットを買って列車に乗り込んだ。
20分ほどで空港到着。
相変わらず綺麗な列車だった。
空港に入るのにEチケットが必要
電車を降りていざターミナル3へ。
入り口ではセキュリティが搭乗券をチェックしている。
まぁそれ自体は他の空港でもある。
それに備えてEチケットのキャプチャを控えていた。
慣れていない人も大勢いて、チェックに時間がかかる。
15分ほど並んで我々の番へ。
搭乗券とパスポートを出してください。
ほいほい。
サッと見せてさぁ完了と思いきや、
これにはAzuしか名前が書いてない。君の分は？
ふぇ？
確かによくよく見るとEチケットに記載された名前はAzuだけだった・・・
2人分書いてあると思い込んでいた。
航空会社からのメールを見れば2人分のEチケットがあるはずだが、SIMが無いから見せることもできない。
どうすっかなぁ・・・
持ってるんですけど、SIMが無くて見せられないんです・・・
ならこれを使え。
遊戯王に出てくるバンデットキースさながらリストバンドから空港のWIFIコードが書かれた紙を差し出してくれた。
WIFIに繋いで、メールを探して、なんてやってたら時間がかかってしまった。
これはとりあえず何か出せればOKの緩い審査だと思って侮っていたmosariの失敗(；´∀｀)
今後はちゃんと2人分用意しておかねば。
2人分のE チケットを見せてニューデリーの空港内へ。
市内でお土産のマグネットが見当たらなかったので空港でチェック。
全く良いものが見当たらなかったが仕方ない。
買うしか無いので買うのだが、500ルピー（875円）。
空港価格ってほんと嫌い(；´∀｀)
そしてとうとうチェックイン。
日本に帰るのだ。
JALでねえええええええ！！！！
いやーーーJALさんお久しぶりです！
お世話になります！！
チェックインも超丁寧！
ちゃんとこっちの目を見ながらカタコトの日本語でめっちゃ頑張ってくれる。
隣の同僚とおしゃべりとかしないんですよ。
もう信じられない。
久しぶりの日本式サービスに感動。
保安検査を抜けて、出国審査も何も聞かれることなくフィニッシュ。
ついにインドを出て日本に帰るのか・・・
とりあえずラウンジを探して入る。
ENCALM Priveという名前の新しいラウンジだった。
中に入るとびっくり。
新しいとは聞いていたがとても綺麗で広い。
おしゃれなバーカウンターまである。
インドでは飲めなかったインディアンビールをいただいた。
インドは街中で酒が買えるのは一部のバーだけっぽく、商店ではどこでも見かけなかったのだ。
そして驚いたのは食事の種類と、クオリティ。
オーダーするとそこから調理してくれるライブキッチンが炒め物とヌードルとで２箇所もあった。
ホットミールなどもめちゃめちゃ充実していた。
お米も白米にジャスミンライスに、サフラン？ライスに・・と様々な種類が用意されていた。
こんなに何をとるか悩んだランウジは初めてかもしれない。
そして味もかなり美味い。
特に右側の皿にあるライブキッチンで作ってもらったエビと白魚のグリルはヤバかった。
オイスターやソイソース、チリソースなどから好みの味が選べるのだが、普通に中華屋さんで金払って食べれるレベル。
食事のクオリティだけならこれまで訪れたラウンジの中でもトップレベルだ。
経験全体で言ったらドーハやドバイのラウンジはやはり設備が豪華だったり（必要かどうか置いておいて）シャンパンバーがあったりするし、シンガポールのラウンジもTWGの紅茶が飲み放題だったりとなかなかNo1を選ぶのは難しい・・・
まぁこれらは航空会社のビジネスクラスラウンジなので比べたら可哀想だが、食事はマジでトップレベル。
それがインドだってところがまた面白い。
シャワーもあったので秒で浴びた。
昨日は水シャワーだったから諦めていたので搭乗前にスッキリできて最高だった。
ただし、ドライヤーが無かった。（タオルとシャンプー、シャワージェルはあった）
綺麗でお湯が勢いよく出る。
それだけで泣きたくなるよ。
食事も食べて、身体も綺麗になって、お酒も飲んで大満足。
酔っ払ってAzuにちょっと怒られたのは内緒だ(；´∀｀)
日本航空 JL030便
そんな訳で搭乗ゲート。
着いた時にはファイナルコール。
mosariが時間を10分勘違いしていたせいでギリギリになってしまった。
ラウンジの人も気にかけてくれて、
そろそろ出た方がいいですよ。
そう言ってくれていた。
声がけしてくれるラウンジなんて久しく無かったので驚いた。
インドなのにこのラウンジすごすぎ。
そんな訳でゲートクローズの5分前に到着。
最後のボーディングブリッジ。
あぁ、日本に帰るんだなぁ・・・
複雑な心境。
まだまだ旅を続けたいとか言ってるくせに、日本に帰れることにどこか安堵している自分がいる。
旅向いてないんかなぁ。
いや、向いてるとも思ってないけど。
どっちかと言うと向いてないか。
そりゃそうだよな。
社会人になって14年間ひたすら仕事しかしてきてないもんな・・・
そんな複雑な気分でシートに座る。
・・・
・・
・
プレエコおおおおおお！！！
もう長期旅行者失格ですね。
JALの上にプレエコなんてけしからん。
言い訳すると、マイルが消えそうだったんですよ。
5万マイル分。
コロナの最中に獲得してたやつがどんどん期限切れになってくタイミングだったんです。
そんな訳で7月末の期限が切れるタイミングで発券したやつです。
ちょうど5万マイルだったんでね(；´∀｀)
- 便名：JL030便
- スケジュール：1月8日19:55ニューデリー発ー翌日6:35羽田着
- クラス：プレミアムエコノミー
- 機材：B787-9 E92
- 予約クラス：X
- 2人分プライス：50,000マイル＋55,000円
こんな感じのフライト。
そんな訳で先ほどのラウンジはプライオリティパスじゃなくてプレエコで予約していたから使えたラウンジになります。（mosariはJGC会員なのでエコでも使えたはずですが）
プレエコなので足元広すぎくん。
フットレストもレッグレストもあります。
アメニティまでもらっちゃった。
マスクなんてモイスチャーマスクですよ。
使い忘れたけど、この気遣いが素晴らしい。
スリッパもブランケットもあったのでもはや機内の快適さは約束されたようなものですわ。
滑走路が混んでいたのか8時半に離陸。
30分後に機内サービスが始まってドリンクが配られた。
プレエコはスパークリングワインが選べる。
コップはプラなのが残念。
おかきは亀田製菓だったので美味すぎた。
そんな訳で〜
半年間お疲れ様でしたぁ！！
無事に日本に帰れたことを祝って乾杯。
ちなみにAzuが飲んでるのは梅酒。
22時にはお楽しみの機内食タイム。
2種類あって写真付きでどちらにするか選ばせてくれた。
ちなみにプレエコでもエコと同じ食事。
2人して選んだのは、
ハンバーグのおろしソース。
副菜も3種類。
味噌汁も有ってもはや昇天。
味噌汁うめーのよ。マジで。お米とかやはり海外のものとは別物。（インド発だからインドで炊いてるにしろきっと日本の米！）
うめー！うめー！
騒いでたのでキャビンクルーの人に声をかけられた。
この路線はよくご利用になられるんですか？
いや、世界一周中でこの後日本を経由してまたどっか行きます。
そんな返しをしたもんだからキャビンクルーの間で噂になり、いろんな人にいいですねぇ〜と声をかけられることになった。
23時にはなんと朝食が配られたw
このインド路線、時間こそ7時間あれども到着時間が日本の6時35分と早いのである。
だから朝食を食べずにできる限り寝ていたい。
そう言う人もいる。
だから先に配っておき、必要な人は食べれば良いし、不要な人はギリギリまで寝てれば良い。
そんな気遣いのあるサービスだった。
だが、しかし！
持って帰ることはできないのである。
不要な場合、すべて廃棄だ。
気遣いは素晴らしいし、日本らしいなと思いつつ。
食べ物をくれと半年間物乞いされ続けてきた身としてはなんだかとても申し訳無い気持ちにもなった。
気がつけば到着まで3時間を切っていた。
慌てて寝ようとするが、興奮しているのかあまり寝られなかった。
・・・
・・
・
1時間くらいは寝れただろうか。
うとうとしていたらあっという間に日本の上空を飛んでいた。
朝焼けと共に羽田空港に到着した。
年始早々に起きた自衛隊機との接触事故で封鎖されていたC滑走路も昨日から運用開始されていたので特に何も無く着陸。
ついに帰ってきてしまった。
やはり複雑な気持ちだ。
長かったようでもあるし、あっという間にも感じる。
なんとも形容し難い感覚。
機内から降りてバゲージクレームに向かって歩いていく。
ここには日本を代表する様々な製品の広告が掲載されている。
時計のグランドセイコーだったり、山崎のウイスキーだったり。
そんな中、出発2日前まで勤めていた会社の広告が飛び込んできて一気に現実に引き戻された。。。
こんなところに広告出してるのか・・・
儲かってるんかな・・・
mosariの荷物が最後まで出てこないというドッキリもあったが、無事に国内へ。
コロナの水際対策的なやつももう無いのでめっちゃ簡単。
入国審査はパスポートを機械にかざして簡単入国。
スタンプはないが、言えば押してもらえる。
住民票を戻すのに必要なので忘れずに押してもらう。
ようこそ東京へ。
ただいま、東京。
さて何を食べようか。
インドにいる時は羽田着いたらラーメンでも食べようかと話をしていたが、
んー、なんか食べなくてもいいかな。
まさかの食事拒否。
と言うのも日本の7時ってインド時間だとまだ4時前なんですよね・・・
だからAzuはいらないと言う。
mosariだけ食うわけにもいかんのでとりあえず帰ることにした。ぐすん。
Suica的なやつは日本に置いて行っているので現金で切符を購入。
久しぶりに買うからちょっと手間取ってしまった。
画面にいきなり、
どこで乗り換えますか？
なんてことを聞かれたから。
もちろん浜松町なんだけど、そこでようやくモノレールからJRの通し運賃で買えることに気がついたのだ。
てっきり浜松町でJRの切符を買い直すもんだと思っていたから買えるのは便利ではある。
切符を受け取って後ろを振り返るとmosariの後ろにはインド人のおじさん。
スーツを着てまさにこれから仕事って感じ。
改札に向けて歩き始めてふと気になった。
おじさんはちゃんと切符を買えるだろうか？
mosariも一瞬「ん？」ってなったので外国人はスムーズに買えるのだろうか？
振り返ると、おじさんは周りをキョロキョロしていた。
たぶん駅員さんを探しているのだろう。
我々はこの旅の最中に幾度となく現地の方に助けられた。
だから日本に帰ったら絶対に外国人を助けようと決めていた。
旅に出る前は困っている人を見かけても声をかけられなかった。
だって英語喋れないんだもん。
でも大事なのは声をかける勇気だ。
現地語しか喋れないけど、声をかけてくれた人なんていくらでもいた。
再び券売機に戻り声をかける。
何かお困りですか？
東京まで行きたいんだが、買い方がわからなくてね。
東京なら・・・740円ですね。浜松町駅で乗り換えです。
浜松町だね。
お金はここに。
おじさんは両替したてであろうピン札の1万円札を投入して切符を入手。
よかった。
こうしてできる範囲で声をかけていくぞ。
切符をとり忘れてないか、乗り換えは大丈夫そうか気にしながら帰った。
山手線の中はマスク率4割〜5割って感じだった。
まぁただのインフルや風邪の予防ってのもあるんだろうけど、久しぶりの光景だった。
Azuの実家へ
これから再出発まではAzuの実家にお世話になる。
37歳無職。妻の実家に居候。
最悪の字面である(；´∀｀)ぎゃええええ
まぁでも家無いからね・・・
お母様に最寄り駅に迎えにきてもらって合流。
朝飯を買おうとコンビニに寄ってもらった。
ツナマヨおにぎりでも買おうか。
ちょ、（約）150円もすんだけど。こんな高かったっけ？
あれあれ？
おにぎりってこんな高かったっけ？
インドから帰国したら高くて無理だわ。
そんな訳でAzuのお母様が作ってくれた。
日本帰国後の1発目の食事は〜〜〜
・・・
・・
・
醤油ラーメン！！！！
もうね、美味すぎて泣きそうになりますよ。
中華三昧の醤油味だったんだけど、さっぱりしつつも出汁の複雑な味を感じる。
日本人の好みとそれに応じた食品群のクオリティが高すぎる・・・
そんな訳で一休み・・・
と思いきや、市役所へ。
住所を手に入れたぞ
一時帰国中に住民票を入れることにした。
目的は健康保険証である。
我が自治体は短期間でも住民票を入れていいそうだ。
これで住所不定じゃなくなったぞ。
健康保険証は今週中に届くらしい。
とりあえず登録は済んでるから医療機関から照会かけてもらえれば今すぐにでも3割負担で診療を受けられるそうだ。
そう言う訳で早速歯医者に行った。
インドの直前で詰め物が取れちゃったんですよね。
他にも歯の健診（クリーニング）、Azuの定期検診や薬の補充なんかで医療機関を使う予定があるので今回は住民票を入れることにしたのだ。
次回はいつ出発なんですか？
未定です(；´∀｀) でも多分早いです。
という、なんとも不思議な転入者だったが変に怪しまれずに普通に受け入れてくれた。
その代わり書類はたくさん書かないといけない。
- 転入届
- 健康保険の加入申請書
- 国民年金保険の加入申請書
転出する時も同様の脱退申請書を出さないといけない。
でも数万円浮くからね。
がんばるます。
そんな訳で一時帰国の始まりです。
これまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
少しだけ休憩しますが、また再出発の際はよろしくお願いします。
一時帰国中は更新が不定期になります(；´∀｀)
でも半年のまとめ記事や今後の予定とかは書くので忘れないでくださーい。
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ストーリーを要チェック！
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それでは！
