インドは変わりつつある。ウザいインド人はもう見れないのかも知れない インド【世界一周276日目】

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

【世界一周276日目】2024.1.6 インド バラナシ

気温:16度〜18度

歩数:6,543歩

今日の予定

  • 鉄道チケットを入手せよ!
mosari
Azuが寝込んで4日目。少し元気になってきた・・・!

 

スポンサードリンク

インドの洗礼4日目 鉄道チケットを入手せよ

昨日は病院に行くと言うミッションを成し遂げたが、英語が全然喋れない我々に海外の病院はハードルが高く疲れてしまった。

23時にはベッドに入ったはずだが、気がつけば10時だった。

 

ゴンゴンゴン!

 

ノックの音で目が覚めた。

 

ドアを開けるとスタッフが、

 

今日チェックアウトだよね?

延泊してるよ〜。むにゃむにゃ。

OK

 

どうやらうまく伝わっていなかったようだ。

 

さて、思いっきり寝坊してしまったが今日は鉄道のチケットを買わねばならない。

本当なら昨日ジャイプールに移動しているはずだが、体調の問題で乗れなかったので新しく書い直す必要がある。

もう他の都市に移動している時間は無いので7日にニューデリーに戻る。

そして8日のフライトで日本へ一時帰国だ。

 

そんな訳でビスケットを数枚食べて外に出た。

Azuは先に昼飯を食べたいと言っていたが、とりあえず移動手段を確保しないと日本に帰れなくなるリスクもあるので早めにチケットを書いたかった。

Webサイトではすでに売り切れてしまっており、窓口で外国人枠を買わなければいけない。でもそれがどれくらいの空きがあるかわからないから心配なのである。

mosariももちろん何かちゃんと食べたい気持ちもあったが、バラナシに来てからあまり食欲が沸かないのである。食べようと思えば食べられるし、あまり食べなくても支障が無い感じ。

 

めしー!めしー!

 

騒いでいるAzuを置いて鉄道駅に向かう。

体調が良く無いAzuはもちろんお留守番。

でも飯飯言ってるあたり昨日よりはだいぶ体調は回復してきてる証拠。

もう少しだ。

 

宿のお姉さんにどこでトゥクトゥクを捕まえるのがいいか、相場はいくらか確認もしてある。

路地を抜けて大通りに出てトゥクトゥクのドライバーに聞いてみる。

 

200ルピー(350円)だ。

 

うん、お姉さんに聞いた通りの値段だ。

やっぱり行きもそうだったがここから150ルピー(263円)は難しいみたいだ。

ここは大混雑しているエリアだからドライバーも大変なのだろう。

 

そんな訳で1kmほど歩いて大混雑エリアを抜けてドライバーに交渉する。

すんなりと150ルピー(263円)で受けてくれた。

 

たかが90円くらいの差なのだが、ずっと部屋にこもってばかりだし、少しくらい歩いても問題無いのである。

歩くの好きだし。

 

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

トゥクトゥクに乗って20分ほどでバラナシ駅に。

 

お釣りが無かったのだが、ドライバーが近くの青年に声をかけて200ルピーを両替してくれた。

ドライバーと青年にお礼を言って別れた。

悪いドライバーならお釣りが無いと言って200ルピーとられていたところだ。

本当にいいインド人にばかり出会えているな。

 

鉄道チケットを購入

再びやってきましたバラナシ駅。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

写真は前回撮ったもの

一度買ったことがあるので手順はわかっている。

 

まずは駅構内の左側にあるツーリストインフォメーションに行く。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

写真は前回撮ったもの

前回はここでおじさんが申請書類に必要な項目全て埋めてくれたのだ。

それをカウンターで見せれば簡単に買えると言う訳。

 

へろー!チケット買いたいよー!

カウンターはあっちだ。

 

中で気だるそうにスマホをいじってるおっさんはそう答えた。

そうか、前回は大当たりのおじさんだったのか。

 

でもここに申請書類があることはわかっている。

窓口に並んで手に入れるよりもこっちで椅子に座りながら買いた方が楽だ。

 

申請書類あるよね?ペンも貸してちょ。

おう、その辺にあるだろ

 

そんな訳で申請書類ゲット。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

こんなのを埋めないと買えないのが非常に不便だったりする。

とりあえず赤枠(線)を埋めれば最低限買うことができる。

わからない部分は空欄でも大丈夫。

だって事前に列車名とか列車番号とか出発時間とか知らないもんよ。

 

適当にわかる項目を埋めていく。

 

念の為、列車番号とか列車名は事前にIRCTCのサイトでチェックしておいたので今回はスムーズに埋められた。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

赤枠の中に列車番号や列車名、出発時刻などが記載されている

もちろんGoogle翻訳も駆使する。

これまで出会った世界一周中の夫婦はどちらかが英語が堪能で翻訳なんか使わずに書類などを読んでた。

みんなすごいや。

そしてありがとうGoogle。

 

適当に埋めたら今度は駅構内の右側にある905番カウンターへ。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

写真は前回撮ったもの

 

インド人に抜かれながらも、10分ほどで自分の番に。

申請書を出して今回はサクッと買うことができた。

 

相変わらずいい車両を選択した&外国人枠を使って買ったので鬼高い。

  • バラナシ-ニューデリー間CC席:1人2,470ルピー(4,316円)

 

支払いは現金のみ。

屋台のローカルフードが50ルピー(88円)くらいであることを考えるといかに高いか。

バスなら1,000ルピー(1,748円)もあれば十分。

安い鉄道もいくらでもある。

だが、今は年末年始期間なこともあり正規料金が満席、そして濃霧おかげで平気で8時間やら9時間遅延している。

そんな中この新型車両のBAHART号はほとんど遅延していない優等生なのである。

元々8時間なので仮に8時間も遅延したら16時間だ。

出費は痛いがAzuの体調のこともある、できる限り時間が短いに越したことは無いだろう。

そんな訳でまた快適な旅になってしまう。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

 

ゴミゴミしたインドの列車には乗ってみたかったのだが、今回の旅ではお預けだ。

またインドには1ヶ月以上の日程で来たいな。

 

無事に大事なミッションを完了した。

あー疲れた。

 

相変わらず駅には多くの人が座ったり寝てたりする。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

みんな大荷物を持って電車を待っている。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

顔を真っ白に塗って寝ている老人。

軽装だが結構寒いんだけどな。

って言うかよく寝れるよこんな人が多いところで。

 

帰りも交渉して150ルピーで乗ったところの近くまで行ってもらった。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

交通ルールなんてもんは存在あってないようなものなので、クラクションで自分の居場所を周りに伝えながら走るのがインド流。

クラクションうるさすぎ(;´∀`)

 

大事なミッションを終えたのでちょっと休憩。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

路上でいい感じの雰囲気のお店を見つけたのでチャイを飲んだ。

ちょっと見にくいがおじさんの右手側にはまさにチャイをグツグツと煮立ててるところだったのだ。

しかも値段は10ルピー(17円)。

これまでで最安値。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

陶器に入れてくれた。

使い捨ての陶器。

飲み終わったら地面に捨てて割っていいらしい。

土からできてるから土に還るからいいんだとか。

でも勿体無いので普通にゴミ箱にそっと置いた。

 

チャイで一息付いていたら外国人が少ないエリアなのかすげぇジロジロと見られるし、声をかけられることも。

あぁ、この感じ、めっちゃ落ち着くなぁ。

観光客が多いとなんか落ち着かなくなってきてしまったんだよな。

自分もそのうちの1人だと言うのに。

 

スポンサードリンク

昼食はアレ

部屋に戻ってAzuと合流。

お腹を空かしているのですぐに昼食を食べに外へ出た。

昨日も食べた日本食レストランのバニーカフェに向かった。

のだが、なぜか閉まっていた。

 

なので近くのSushiカフェに来た。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

ここも日本人御用達の日本食レストランらしい。

値段はちょい高め。

Azuが頼んだのは〜

・・・

・・

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

中華丼!

写真とだいぶ違う。

野菜炒め丼って感じ。これはこれで美味しかったし、野菜がこれだけ取れるのはかなり良い。

 

mosariは〜

・・・

・・

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

チャーハン餃子定食!

まぁ普通に美味しいですわ。

 

一度日本食なんて手を出したらダメですね。

また食べたくなってしまう。

麻薬ってこんな感じだろうか。

やめられない、とまらない。

 

  • 中華丼:330ルピー(577円)
  • チャーハン餃子定食:400ルピー(699円)

 

高杉w

超豪華な昼食になってしまったがAzuがインド飯に恐怖してしまっているので仕方ない。

全然食べてなかったからまた脂っこかったり、衛生的じゃ無い飯は危険だし。

まぁ観光費が全然かかってないからね。

 

ちなみにオーダーしたのは330ルピーの中華丼だったのだが、会計時に370ルピーと言われて確認したところ、店側が間違えて中華丼定食にしてしまっていたそう。

味噌汁が付くと定食になるそうだ。

お店側の間違いということで値段は中華丼のままにしてくれたが、今にして思えば食べてしまった訳だから払ってあげればよかったな。

ちょっともやもや。

皆さんだったらどうします?

店側のオーダーミスだけど、知らずに食べてしまい、会計時に判明。

追加料金を払う?払わない?

 

その後は宿に戻って休憩。

 

夕食とチャイ

19時前に夕食を食べに宿を出た。

 

Azuはまだ本調子じゃないのかまだお腹が減っていないと言う。

だったら軽くローカルフードを食べることにした。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

同じみのエッグロールである。

  • 1本50ルピー(88円)

Azuはお腹が減ってないから1本だけオーダーしたんだけど、おじさんが間違って2本作ってしまった。

まぁ1本だけだと足らないのでmosariが2本食べることにしつつ、Azuも味見を兼ねて少しだけ食べた。

美味しいと気に入ってくれた。

後はこれでお腹を壊さないことを願う。

mosariは何度も食べてるが全然大丈夫だから、Azuも大丈夫だと信じたい、

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

 

食後はチャイでも飲もうという話になった。

この路地にもチャイを売ってる人が多くいるが、どれも自分的にはピンときていなかったのだが、大通りまで出るのも面倒だ。

 

Azu、大通りに出るのちょっと時間かかるからこの辺の適当なチャイでいいかね?

だったら、ラージさんのチャイがいい

 

ふむ。

なるほど。

ラージさんとは昨日まで泊まっていたGanga Guest Houseのホストのことである。

 

滞在中にチャイをご馳走してくれたのだがピリッとしていてめちゃめちゃ美味しかったのだ。

 

確かにラージさんのだったら間違い無いか。もうチェックアウトしてしまってるからお金払って作ってもらえるか聞いてみようか。

 

そんな訳で雨に濡れる路地を通ってGanga Guest Houseに向かった。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

雨に濡れる石畳はセクシーだ。

・・・実際はう○こが水に溶けてドロンドロンでめっちゃヤバいことになっていたがw

 

んでゲストハウスに到着すると外からラージさんがレセプションにいるのが見えた。

 

ラージさんこんばんは!

こんばんは!どうしたの?

チャイを飲もうとしたらAzuがラージさんのチャイがいいって。お金払うので作ってもらえませんか?

いいね!お金はいいですよ。私もちょうど飲みたかったので。

 

ラージさんはインド人だが相変わらず流暢な日本語を喋る。

独学だというのだから本当に驚きだ。

 

スポンサードリンク

インド人の本格チャイの作り方

ラージさんがチャイを作るところを見せてもらった。

 

お鍋に牛乳と水を1対1で入れる。

そこに茶葉を投入して火にかける。

茶葉はダージリンだった。

てっきりチャイという葉っぱの種類があると思っていたがただの紅茶でいいらしい。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

沸騰させつつ、生姜を潰す。

生姜は切ったり擦ったりするんじゃなくて潰すのが一番美味しいらしい。

 

何度も煮立てては鍋を浮かして泡を落ち着かせる。

また煮立てては鍋を浮かして。

何度も何度も繰り返す。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

何度もやった方が美味しいらしい。

 

途中で砂糖を投入。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

 

そして隠し味にスパイスを投入。

聞けばアジワインという名前らしい。

これを入れると身体が温まって寒い時期にぴったりらしい。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

 

何度も煮立てたら茶漉しを使って注ぐ。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

注ぎ終わるとなんとも言えない香りが部屋を包み込んだ。

甘くて、でも紅茶のような上品な香りも混ざっている。

チャイってほんといい香りだ。

 

でも聞けばこれはマサラチャイなんだとか。

 

水、牛乳、砂糖、紅茶だけで作ったシンプルなものがチャイ。

そこに生姜やスパイスを何か混ぜたらマサラチャイになるそうだ。

知らんかった・・・

 

そんな訳で乾杯。

夫婦 世界一周 インド  バラナシ

 

美味しいい〜〜

 

Azuも大興奮。

口に含んだ瞬間にピリッと生姜の辛味、そしてその後に砂糖と牛乳の甘さ、そして紅茶の香り。

本当に美味しいな。

 

ラージさんは色々と教えてくれた。

例えば

 

バラナシには不思議な力がある。シヴァ神がバラナシを好きだからね。

シヴァ神は食べなくても大丈夫。だからここに来るとご飯をあまり食べなくても大丈夫になるんだ。

 

むむ、確かにバラナシに来てからあまり食事をしなくても大丈夫だと感じていた。

まさか、と思ったが、確かにその通りなのは不思議だった。

 

お金持ちとか、そういう人は自分のことで精一杯で周りが見えないから、そういうことは無いけどね。

 

とも言っていた。ローカルに混ざっていると、感じられることがあるみたいだ。

 

ラージさんは日本人が好きだという話をしてくれた。

世界で一番生活を良くしようと色々と考えている人種だとも。

 

ごめんなさい。日本人はインド人のイメージだと詐欺師が多いイメージなんだよ

あぁ、そういう人も多いね。でも今はすごい減ったよ。

そうなの?

コロナの後から物価が上がったから、少なくなった外国人を相手にボッタくるよりも、世界一人口が多いインド人相手に真っ当な仕事をすれば稼げるようになったんですよ。

 

こんな話もあった。

なるほど。これでずっとインドに来てから不思議に思っていたことがスッキリした。

 

インドといえば世界三大ウザいと言われていて、詐欺師の多さに観光客はとても大変な思いをするというのは有名な話だ。

だが実際にインドに来てみると詐欺師には全く会わないし、むしろ皆いい人たちばかりである。

なんでかと思ったらインド人のマインドが変わってきているからだったのか。

 

物価が上がって、給与も上がる。

いいインフレが起きてるようだった。

 

日本は物価が上がって、給与が物価上昇に追いつかない(むしろ増税分減っている)。

悪いインフレだ(;´∀`)

 

1時間くらいお邪魔してお別れをした。

ありがとうラージさん。

とっても楽しいお茶会でした。

 

帰り道にバナナを2本買った。

てっきり20ルピー(35円)だと思って20ルピー札を渡して立ち去ろうとしたら、

 

待ってくれミスター。

 

そう言って8ルピー(14ルピー)くれた。

どうやら20ルピーじゃなくて12ルピー(21円)だったようだ。

 

先ほどのラージさんの話を思い出す。

今mosariは完全に勘違いをしていて立ち去ろうとした。

でもそれを呼び止めてまでお釣りを返してくれる。

 

これが今のインド人なのである。

コロナ前にインドに行った人はとても信じられないんじゃ無いだろうか?

ここは観光客が集まるインドでも屈指の街、バラナシである。

かつてはぼったくりが横行していたはずなのだ。

インド人は変わりつつある。

mosari
我々はいいインド人に出会ってますが、無条件に誰でも信じていい訳じゃありませんので注意!外国である以上最低限の警戒は必要ですし、悪い奴はどこにでもいます。

 

暖かいシャワー

部屋に戻ってレセプションにお湯が出ないことを伝えたら、廊下にあるブレーカーを上げるように言われた。

昨日はそれを知らずに水しか出ないからシャワーを諦めていた。

 

そういう大事なことはチェックインの時に言ってくれよw

 

と、思いながら暖かいシャワーを浴びた。

今日も何も観光はしていないけれど、ゆっくりとバラナシで過ごした。

何も目的も無く滞在するのも悪く無い。

 

■Instagramはこちら

フォローするとazuとmosariが喜びます。

ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。

ストーリーを要チェック!

フォローといいね、コメントお気軽に。

https://instagram.com/jgclife.globe_trotting

 

明日はAzuの体調の様子をみながらガンジス川にでも行くかも?

それでは!



スポンサーリンク

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

旅のInstagramはこちら!フォローすると喜びます。
ブログでは伝わらない雰囲気などストーリーを要チェック!

jgclife.globe_trotting