【世界一周110日目】2023.07.23 セルビア ベオグラード
1セルビアディナール=1.34円
今日の予定
- ベオグラード散策
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ベオグラードの街へ
エアコン付きの部屋だったが夜はエアコンを切って窓を開けて寝た。
昼間は暑いが朝と夜は過ごしやすく、十分快適に寝ることができた。
昨日はバスが5時間も遅れて到着したのでバスターミナルから宿への移動と、夕食を食べに周辺を軽くまわっただけ。
今日はベオグラードの街を散策します。9時過ぎに宿を出てカレメグダン要塞を目指します。
宿の近くには無料の水道が。
常に吹き出している変わった水道だった。
宿のロビーにもフリーのウォーターサーバーがありますが、ベオグラードの味ということでこっちもちょいちょい飲んでました。
どうやらベオグラードの街も無料の水道が街の至る所にありそう。
ヨーロッパのように中世を感じる建物でもありながら、どこか無骨な雰囲気が漂い、ここが旧ユーゴスラビア圏であることを感じさせます。
そして明らかにこれまでと異なるのがエアコンの室外機の多さ。
どうやらバルカン半島ってのは暑いみたいだ。
オーストリアの時点でだいぶ暑かった。今後は8月にもなるし、南下するしで大変になりそうだ(;´∀`)
と言ってもアジアから開始したらもっとヤバいわけだけども。夏のインドとか想像しただけで・・・
こっちは日陰は涼しいのでなんとかなる・・といいな。
Republic Square(共和国広場)にやって来ました。
立派な建物と銅像。
広場のすぐそこにあるクネズ・ミハイロヴァ通り(Kneza Mihaila)にやってきました。
旧市街の中では最も栄えている通りのようで様々なお店が立ち並んでいた。
朝早かったので人の姿はまばらだったが時間が経つに連れて多くの人が休日を楽しんでいた。
カフェで談笑する人、犬の散歩をする人、ショッピングを楽しむ人。
とても良い雰囲気で危険など微塵も感じない。
旧ユーゴスラビア圏と聞くとなんとなく怖いイメージがあるかもしれないが、ベオグラードに関しては治安はかなり良さそうだ。
と、言ってもスリなんかはどこにでもいるので荷物の管理だけは気をつけて。
壁に描かれたアート。
絵描きを目指している青年だろうか。
そのアートの下で地べたに眠る男性がいた。
彼が眠りの中で見るのは画家になって成功している夢か、それとも挫折して後悔している夢か。
色々な想像ができるワンシーンだった。
実際は単なるホームレスだろうけれど 汗
朝食はピザを食べることにした。10時からハッピーアワーで安くなると言うので30分ほど付近を散策することに。
先ほどのアートの奥に教会らしきものが見えたので行ってみると日曜日だったのでミサをやっていた。
あとで調べて知ったが聖天使首ミハイル大聖堂という名前のようだった。
そういえばミサに参加するのは初めてかもしれない。
10分ほど後ろの方で見学させてもらった。
元社会主義の国にもキリスト教ってのは広まってるんですね。
ほんと宗教ってよくわからない。
どこに行っても必ず教会があるもんな。
来世のために徳を積むのか、救いを求めているのか、はたまた現実からの逃げ先なのか。
日本人にはなかなか難しい。
この旅を終えた時に少しはわかるようになっているのだろうか?
教会を出たところに腫瘍を患ったであろう男性がお金を求めていた。
もちろんスルー。
だが、お金を寄付している人がいた。
ちゃんと寄付してもらえるんだな・・・
これもなかなか日本人には理解し難い感覚。
路上での物乞いにお金をあげる。
これもきっと宗教のおかげ。
なんなんだろうほんと。
10時に再びピザ屋に戻って来た。
PIZZAステーション。
ドリンク付きで390ディナール(521円)と全然安く無いんですけど、
10時から12時の間はハッピーアワーで199ディナールになるんです!
266円でピザと思えばかなりお得。
サイズは6分の1かな?
朝なので十分。
ピザの数は3種類と少ないものの値段を考えればかなりお得感がありました。
注文後に釜で温め直してくれるのでチーズなんかビローーーーんと伸びます。
ハッピーアワーならマジでおすすめ。
西欧風の建物が並ぶ華やかな通りを見ながら食べるピザ。格別です。
手が汚れたり、尿意を催しても安心です。
すぐ隣のショッピングモールの中に綺麗で無料のトイレがあります。
なんならここのWIFIがピザ屋まで届いてるので待っている間はWIFIを利用することまで可能。
ショッピングモールではローリングストーンズのイケてるTシャツを発見した。
おもっくそ日本語・・・
富士山Tシャツまで。
食後は再びカレメダン要塞へ。
カメレダン要塞
入り口のところで観光案内のお姉さんに捕まった。
話を聞いてみると、
- ベオグラードはナイトライフが欧州一楽しい。
- おすすめは夕暮れ時のドナウ川クルーズ。
- 21ユーロ(うろ覚え)でドリンクはオールインクルシーブ。
だそうだ。
くそー、船好きなんですよね。
これまでの海外旅行では大抵乗っていたクルーズ船。
が、今回は世界一周中だし、ドナウ川はバッハウ渓谷という世界遺産で経験済み。
今回はパス。。。
私も日本に行ってみたい〜とか、集合場所はアレコレで〜とか、予約する時は私の名前を出してね。コミッションフィーが入るから〜なんて話をした。
セルビアは英語の通用度が低いと聞いていたが、とても聞きやすい英語で説明してくれた。
おそらくAzuと自分を合わせたら8割、9割は聞き取れていたと思う。
ゆっくりかつ観光向けの簡単なワードを使ってくれていたからだと思うが、嬉しかった。
フィリピン留学してなかったら全然理解できなかったし、うまく返事出来てなかっただろうな(;´∀`)
お姉さんとお別れした後は再び要塞のある公園内をブラブラ。
緑の豊かな公園内を散策しつつ奥の方に見える要塞を目指します。
要塞の門の中に昔の地図が展示されておりとても興味深かった。
いつ頃に作られたか定かではないが200年ほど前と思われる。
ユーラシア大陸とアフリカ大陸はそれなりに描かれているようですが、アメリカ大陸が怪しいですね 笑
日本もだいぶ怪しい。
そしてTokyoではなくYedo(江戸)なところが実に歴史を感じます。
地中海沿いの地図。
凄まじい海路の数々。
かつては船舶が交通の要だったことが伺えます。これも実に興味深い。
風景画。
かつてはドナウ川に多くの船が行き交っていたことがわかります。
かつてはお城があって城下町に人々が暮らしていたんですね。
そんな世界を見てみたい。
現代と過去、どちらが幸せなのかな。
軍事博物館もあり戦車などが飾られていた。
これはユーゴスラビア時代の負の遺物と思われる。
戦車や砲台。
ミサイルなど。
そのまま進むとドナウ川と対岸にある新市街が一望できる広場に出ました。
日差しが強いので見晴らしの良いベンチも長く座ってられません(;´∀`)
広場の中央には何かのモニュメントが。
彼はずっとドナウ川と発展する新市街を見て来た。
きっとこれからも。
この辺りは要塞の跡が至る所あった。
石垣は壊れてもなお美しい。
石畳もまたそうである。
眼下にも様々な城跡の跡が。
要塞の石垣の上でかつての繁栄を思うAzu。
割としっかり残っている要塞の跡もあった。
残念ながら塔に登ることはできないようだった。
石畳と石垣の道が美しい。
てっぺんに十字架のある建物があった。教会だろうか。
要塞にまで教会が必要だったんですね。
人を殺めることもあったろうに、それでも神に愛されるものなのだろうか。
神に愛されなくてもこうやって手を繋ぎながらいつまでも一緒にいれたらそれが最高の愛なのではないだろうか。
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昼食を求めて
要塞を満喫した後は昼食を求めて宿の方へ戻ります。
路地はどこを見ても楽しい。
両側に同じ向きの路駐多すぎ。
これだけ両側に停められるなら一方通行にしなくてよくない・・?
と思っていたが、Azuが
駐車場が無いから路駐できるスペースが大事なのでは?
と、確かにそうかも。
高圧洗浄車が1台1台車を綺麗にしていた。
何その素敵なサービスw
でも万が一窓が少しでも空いてたら大惨事w
途中暑すぎてコンビニ的なお店に避難。
コーラーは89.99ディナールだった。
121円だから日本よりはちょっと安いようだ。
コロナ前は1ディナールがほぼ1円だったから、お得感あったんですけど、今はどこの国に行っても辛いですねぇ。。
買ったのは39.99ディナールのこちら。54円と安かった。おそらくセルビアの企業が作っているのだろう。
ライチ風味の微炭酸で美味しかった。
途中見かけたバーの看板。
ビールは1杯250ディナール(334円)からのようだった。
パブで飲んでもビールはそこまで高く無い。
安くてうまい飯情報
昼に選んだのは宿に近いこちらのバーガー屋さん。
「LESKOVAC」さん。
Googleマップにも登録されていないのでお隣の両替屋さんにピンを立ててます。
こちらのお店。
なんと注文してから肉をこねて焼いてくれます。
一番安いベーシックなバーガーで250ディナール(334円)。
ポテトをつけても270ディナール(361円)とほとんど変わらないのがGood!
マックも見習ってほしいね。
パティだけでなくバンズもしっかり焼いてくれます。
トッピングを選んで好きなものを追加できます。
このおっちゃんの時は好きなだけ選べましたが、2回目のバイト君の時は4種類まで選んでね、と言われました。
どちらがベーシックかわかりませんが、お好みでどうぞ。
個人的にはヨーグルトはおすすめです。がっつりした肉に合います。
この顔である。
かなり大きくてお腹に溜まること間違いなし。
肉は本当にジューシーで、パンももちもち。
めちゃめちゃ美味しかったです。”肉”って感じで満足感かなり高いのですが、250ディナールと安いのが驚き。
リピ確定です。
あ、残念ながらキャッシュオンリー。
クレカマークのシール貼ってあるんですけど、カードはダメだそう。
- バーガー:250ディナール(334円)
- バーガーWithポテトフライ:270ディナール(361円)
合計520ディナール(695円)なり。
めちゃめちゃ満腹になって宿に一度戻ると、どっと疲れが。
昨日は移動しかしてないんですけどね・・・
10時間の移動って思ったよりも疲れるのかな。
昼寝してしまいました。
夕方に目が覚めると、ベッドの上で2人ともだらだら。
なんか起き上がれません。
明日も観光できる時間があるので今日は休むことに。
フィリピンで出会ったアズィーズにもらったコーヒーを飲みました。
アズィーズ元気かな。本書いてるかな。
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夕食も美味い飯
夕食は「Skadarlijski šiš ćevap」さんに決めました。
こちらは昼に食べた「LESKOVAC」さんのお隣です。
ケバブ屋さんですが、どちらかというとホットドッグに近いかも。
こちらは一番ベーシックなやつで240ディナール(321円)ですが、10ディナール(14円)足すだけでポテトが付いてくるのかな。
ドリンクは20(28円)ディナール。
こちらも注文してから焼き始めるので10分ほど時間がかかります。
その間も地元の方がどんどんオーダー。
人気店です。
昼間のバーガーと違って細長い形状をしています。
こちらのお肉もジューシーでとても美味しかったです。
もちろん中身のトッピングは自由に可能。
昼間のバーガーとどちらが美味しいかは好みかも。
Azu的にはバーガー屋さんの方が美味しかったそうです。
- ケバブWithベーコン:270ディナール(361円)
- ケバブWithチーズ:270ディナール(361円)
540ディナール(722円)でした。
こちらもキャッシュのみ・・・
ピザ、バーガー、ケバブ!
今日の飯は豪華すぎぃ!
オーストリアのパンしか食べてない日から比べると天国のようだ。
トルコ人のエイブラハム
夜の11時ごろにブログを書き終えた後は同じ宿に泊まっているトルコ人のエイブラハムとAzuと3人で話をした。
彼はとても聞き取りやすい英語を話してくれるし、こちらが言葉に詰まっても「大丈夫」と言って待ってくれる。
まるでフィリピンの先生のようだ。
そして彼も旅行好きでバルカン半島は何回か来たことがあるそうだ。
そんなわけでバルカン半島のおすすめの街だったり、どうやって移動するのか、格安の航空チケットの見つけ方、などなど旅のノウハウを色々教えてもらった。
正直どうやってバスを予約しようか、どんなタイムスケジュールなのか、などバルカン半島はわからないことだらけだったので、かなり助かった。
全ての会社を網羅しているわけでは無いが、Get by Busというサイトがおすすめとのことだった。
まずはこのサイトで調べてみるとある程度わかるそうだ。
これである程度事前にルートを決めることができるようになるかも。
全てを網羅しているわけでは無いのでバスターミナルで尋ねる方法と併用しながらうまくバルカン半島を攻略していくぞ。
気がつけば1時になっていた。
どうやら2時間近く話をしていたようだ。
エイブラハムがこちらの意図を汲み取ってくれたからだが、それでも3人で2時間も話ができるとは。
フィリピン留学してなかったら100%無理だったな。。。
ヨーロッパに来てからあまりがっつり喋る機会がなかったのでとても充実した1日になった。
観光だけじゃなくて会話も大事だな、と思った1日だった。
偉そうなこと書いてますが我々は簡単なことしか喋ってませんからね。
もっと喋れるようになりたいよおおお!!
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
いい出会いに感謝!
そして外食しまくってるので明日は自炊するぞ!
それでは!