【世界一周111日目】2023.07.24 セルビア ベオグラード
1セルビアディナール=1.33円
今日の予定
- ベオグラード散策2日目
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ベオグラードを散歩
今日もベオグラードの街を散策します。
立派な建物があるかと思ったらセルビアの国会議事堂のようだ。
入り口にはガードマンが立ち、中にはいる人は全てスーツを着ていた。
なんとなく物々しい雰囲気だった。
しかし国旗がロシアというのだどういうことなんだろうか・・?
街の途中でポストを見かけた。
こちらの国もポストは赤いらしい。
重厚感があってカッコ良いポスト。
近くの公園ではママ友たちが犬の散歩をしていた。
ベオグラードはマジでわんちゃん天国です。
どこ見ても犬がいます。
水道は大抵ペット用に低い位置にも水道があるし、お店の前ではリードを縛るポールや水が用意されてたりします。
カフェではテラス席に大抵1匹はいますし、店内に連れて入っているところも見かけます。
今日の一発目は聖マルコ聖堂。
石造りでこれまでの教会とは違う雰囲気の外観。こちらは聖堂だから目的も違うのだろうか。
石を積まれて作られたアーチが美しい。
そして中身もこれまた違った。
なんというか宣教師のような方を全面に押し出したようなテイストで、人が中心の装飾が施されていた。
続いて向かったのが「Nemanjina」のストリート。
ここにはベオグラードで一番見たかったものがある。
バルカン半島がどういう場所なのか、決して忘れてはいけないものがそこある。
それがこれ。
・・・
・・
・
1999年にコソボのユーゴスラビアからの独立を巡る紛争(コソボ紛争)に介入したNATO(北大西洋条約機構)により空爆された旧ユーゴスラビア軍司令部(国防省)のビルだ。
今からたった24年前のこと。
当時自分は中学生。平和に暮らしていた。
でもこの地では紛争が起きており、人々が暮らす街に爆弾が落とされた。
目標は当然軍事関連施設だったが、誤爆によって500人余りの民間犠牲者が出たそうだ。
割れたコンクリート、剥き出しのひしゃげた鉄骨。
つい最近まで争いが続いていたセルビア。
ユーゴスラビアが解体されて今は平和に向かって街は活力に溢れているけど、この街に住む人たちにとって決して忘れることができない出来事だ。
日本で平和に生きていた自分。でも世界は今もどこかで争いが続いている。
この旅の最中にウクライナに行きたいと思っていた。今は行くことができないけど、何か少しでも復興の手伝いができればと思っていたから。
首都キーウだけでなくウクライナのあちらこちらでこんな風景があると思うと胸が張り裂けそうになる。
先ほどのビルと道路を挟んだ向かいにある建物。
こちらはもともと繋がっていたそうだが今では完全に便利してしまっている。
空爆の恐ろしさを物語っている。
見るも無惨なビル。
こんなビルが大通りの交差点にあるというのだから驚きである。
崩れた建物の周りでは今は平和に人々が生活している。
下を向いている人なんて皆無。
街には確かに活力があり、皆平和を楽しんでいるように見える。
今では綺麗なトラムだって走っている。
もしセルビアに来ることがあればぜひベオグラードに寄ってこの建物を見てもらいたい。
複雑な気分になりながら向かったのが、聖サワ教会。
途中のラウンドアバウト付近はビルが立ち並び、これまた不思議な光景だった。
この辺りは古い建物と新しい建物がごちゃ混ぜになってるみたいだ。
キリル文字でベオグラードと書かれているフォトスポット?があったが、落書きだらけだった。
聖サワ教会。
旧市街からは少し離れたところにあるが、十分に徒歩圏内。
大きな公園の中にあり、多くの人が木陰で休んでいた。
中に入ってみるとこれまた派手だった。
金色の教会。
先ほどの聖マルコ聖堂ほどでは無いが宣教師のような人が中心だ。
それにしても金を全面に押し出しており派手である。
ヨーロッパとは異なるテイストだ。
こうして見るとオーストリアのウィーンにあった聖堂は凄まじい重厚感だ。
芸術に関する深さがヨーロッパはさすがとしか言いようがない。
重厚感は無いが綺麗ではある。
天井には青色のステンドグラスが並んでおり、金の差し色になっており美しかった。
それにしても本当に人物が多い。
昔の狩人はこんな格好をしていたんだろうか。
当時の衣装なども影響しているだろうから、実に興味深かった。
いや、ほんと美しい。
宿へ戻って昼食
教会を見終わったら11時を回っていた。
今日はまだ何も食べていない。
お腹が減ったので帰り道にアイスを買って食べた。
- 60ディナール(80円)
アイス好きなのでもっと食べたいのだが、一番安くて60ディナールで、バニラ味の美味しそうなやつは150ディナール(200円)ほどするので全然安く無いんですよね・・・
チープないちご味だったが、歩いて疲れた身体には十分美味しく感じた。
暑いし。。
さて宿に到着。
ヒルトンベオグラード。
・・・
・・
・
はい、嘘です。
ロビーに入って無駄にWIFIに繋いでみた。
これまでの海外旅行ならヒルトンかマリオットに泊まっていたんですよね(;´∀`)遠い目・・・
読者の皆様、ヒルトンかマリオットのポイントをプレゼントしてくれてもいんですよ!
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昼は自炊
宿の近くのスーパーで食材を買い込みます。
そう、今日はついに初めての自炊です。
じゃーん。
- トマト缶
- パスタ
- マッシュルーム
- パプリカ ※
- サラダ
そう、本日作るのはトマトパスタです。
パスタは日本から持ってきています。
このパスタの入れ物にピンと来た方は相当の本ブログ通。
フィリピン留学中に出会ったサウジアラビア人のファリスが卒業するときにくれたやつです。
本来は水を入れるポットですが、サイズが大きすぎてサブバックのサイドポケットに入らなかったんですよね。
なにか使い道がないか考えた末、いったんパスタ容器として活躍してもらっています。
ホステルには共有キッチンがあるのでそちらで料理スタート。
コンロが二口あるので炒めつつ、パスタを茹でます。
じゃん!
トマトパスタとサラダ(買っただけ)です。
初めての自炊。
そのお味は・・・・
か、からいいいいいいいいいいい!!!!!!
チリなんて入れてないのにめちゃんこ辛い!!!
トマトが辛味のある缶を買ってしまったとか?
全くわからないまま食べ続けますが、本当に辛い。
でも、美味しい。
量も結構あったんですけど、ひぃひぃ言いながら完食。
後で知ったのですが、犯人はパプリカっぽいです。
どうやらこの国にはパプリカの名を冠した唐辛子があるっぽいです。
我々は見事にそれを買ってしまい、巨大な唐辛子1本丸ごと炒めてしまったため激辛パスタが出来上がったっぽいです(;´∀`)
Azuは思いっきり手で触っていたので手先がずっとヒリヒリしていたそう。
セルビア語はマジでようわからんです。
今後も言語には苦労しそうです 笑
激辛でしたが久しぶりの手料理にちょっと感動。
そういえば料理を作っていたら同じ宿にいた日本人男性と出会った。
MAKOさんはなんと1年3ヶ月も旅を続けていた。
それも地中海近辺だけで滞在していたそう。
我々とは異なり特定の地域に長く滞在するスタイルのようだ。
それはそれでとても魅力的だ。
しかもよくよく話を聞いていると同い年ということが判明。
この年になってこのまま決まったレールの上を歩いていくのに疑問を持った、なんて話をした。
MAKOさんはバルカン半島も過去に来たことがあるそうで、移動の仕方やおすすめスポットなどを教えてもらった。
彼の旅はもう終盤で帰国が見えているらしいが、帰ってからのことは何も決めていないそう。
我々と同じだ。
この旅始まって初めて日本の旅人の方とお話しをした。
MAKOさんも久しぶりに日本人と宿で会ったと言っていた。
お互いいい旅にしましょう。と、お話しして彼はチェックアウトしていった。
食後はバスターミナルへ
明日のためのバスチケットを買うためにバスターミナルへ行くことにした。
同じ宿に泊まっていたトルコ人のエイブラハムからネットで買えるよ、とGet by busというサイトを教えてもらったが、オンラインだと明日のチケットは売り切れと表示されていたのだ。
明後日以降は問題なく購入できそうだったので、売り切れなのではなく、サイト上で購入できる枚数なのか期限を超えてしまっただけなのでは?と、思って駅で直接聞いて見ることにしたのだ。
宿から15分ほどかけてバスのターミナルへ。
電光掲示板があったが目的のUZICE(ウジツェ)行きが見当たらなかった。
とりあえず列に並んで聞いて見ることに。
へろー!ウジツェに行きたいよ!明日ね。
○時○◯分、○時○○分、○時○○分、○時○○分〜〜〜ボソボソボソ
えっ、ちょっと待ってもう1回言ってもらえますか?
ボソボソボソ!
ちょ、もう少しゆっ・・
あっちに行ってインフォーメーションブラブラブラ!シッシッ!
こ、この親父・・・!
1日に何便もあるようで教えてくれてたものの、早口だし、仕切り板越しで聞き取りにくく、全然理解できんかった。
すると、インフォメーションで調べてこいみたいな感じでシッシッされてしまった。
いや、言葉だけって数字の羅列ってキツくね?パソコンの画面見せながらとかないんですか・・・
インフォメーションで〜と言っていたのでインフォメーションボードを探すも見つからず、人に聞いてもボードは無く、あそこの窓口で聞きなさいと。
確かによく見ると10番と11番だけ「INFORMACUE」と書かれていてなんとなくインフォメーションと言った意味に見えなくもない。
こちらの女性に明日ウジツェに行きたいと尋ねて見ると、パソコンの画面越しにウジツェ行きの便を見せてくれた。
事前にサイトで見ていたものよりも早い時間のものがあるようだ。
それが欲しい旨を伝えると、ここでは買えないとのこと。
そうか、インフォメーションだもんな。
先ほどのおっちゃんのところは避けて、別の窓口で先ほど知り得た時間帯を伝えて切符を買うことができた。
クレジットカードの端末は置いてあったものの、現金のみと言われてしまった(;´∀`)
二人分の切符とトークンをゲット。
- バスチケット(ベオグラード-ウジツェ):1人1,710ディナール(2,269円)
こちらは210ディナールのバスターミナル利用料が含まれています。
トークンはコイン上でバスターミナルに入場する際に利用します。写真では1枚しかトークンが写ってませんが、ちゃんと2個もらっています。
ネットで買った場合は当日このトークンを窓口で買う必要があるので注意。
このトークン代を含めるとネットで買っても窓口で買っても値段は変わらないように見えました。(もしくはほんの少しの差)
こうして初めて外国の窓口で直接チケットを調べて購入することが出来ました。
今後はネットと窓口を両方駆使して最適な方法でチケットを買っていく必要がありそうだ。
それにしても早口で喋られるととたんに理解できなくなるな。
再び宿の方に戻る。
ベオグラードは坂の街・・・
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夜は再びハンバーガー
無事にチケットをゲットしたら夕食を調達しにいつものお店に。
詳しいお店の場所は昨日の記事をどうぞ。
んで昨日と同じ一番ベーシックなバーガーをオーダー。
パンはもっちり、肉はジューシー。ボリューム満点のスーパーフード。
Azuがエラい気に入っており、2日連続。
ほんと美味しいですよ。
- バーガー:250ディナール(332円)
二つ頼んで500ディナール(664円)なり。
夜は次なる目的地のウジツェの宿を予約したりブログ書いたりして就寝。
今日も昨日に引き続き15,000歩以上歩いていた。
もう少し減らしたいのだが、徒歩だと・・ね(;´∀`)
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はセルビアの地方都市ウジツェにバスで移動します!
それでは!