【世界一周158日目】2023.09.09 トルコ ギョレメ
気温10度〜26度
歩数:9,674歩
1トルコリラ=5.5円
今日の予定
- サンライズ気球ツアー
- カッパドキアのサンセット
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起床
昨日は3日ぶりのベッドで秒で夢の中へ。
ゆっくり朝まで・・・
とはいかずに4時半に起きる。
(;´∀`)早すぎ
なぜって今日はサンライズの気球ツアーだからだ。
サンライズの前に飛ぶ関係でめっちゃ早起きというわけ。
5時半に宿にピックアップの車がくるのでそれまでにパンをかじって準備。
スーパーで売っていたパン。
- 9.5リラ(53円)
パサパサであまり美味しくなかったが無いよりはマシだ。
気球ツアー概要
さてここで我々が申し込んだ気球ツアーの概要を。
まずは料金。これは昨日も書きましたが日々変動するので参考にしかなりませんが1人150ユーロでした。
日本円で23,660円(;´∀`)ぎぇええ
安いと130、高いと300ユーロくらいの日もあるんだとか。
我々はカッパドキアに到着してから宿と現地の旅行会社を比較してBridge of the Worldさんにお願いしました。
前日だと空席を埋める関係でディスカウントもあるので、時間に余裕がある場合は現地到着後、早めにツアーの値段チェックがおすすめ。
買った時の話は昨日の記事を。
費用に含まれていたのは。
- ホテルへの送迎(往復)
- 気球代
- 搭乗証明書
- ノンアルコールシャンパン(と言うかジュース)
- スナックなどの軽食
というもの。
フライトキャンセル時には全額返金。
サンライズに合わせて運行されるので季節によって多少変わりますが我々が訪れた9月9日だとこんな感じ。
- 5:30:ホテルピックアップ
- 6:00:気球乗り場到着
- 6:20:離陸
- 7:10:着陸
- 7:20:シャンパンファイト
- 8:00:ホテル到着
と言った感じ。
ちょうど2.5時間のツアーとなりました。
ピックアップから搭乗まで
気球ツアーはホテルまでピックアップが付いているのが一般的。
バンが到着したら名前を確認されるので呼ばれたらバンに乗り込めば気球乗り場まで連れて行ってくれる。
14人くらい乗れるメルセデスベンツのバンだった。
向かい合わせのテーブルなどがあり豪華。
我々が最後のピックアップのようだったが、すでに車内には若い日本人カップルもいた。他は皆外国人カップルだ。
バンの車窓からはすでに飛び立った気球の放つ炎が美しく見えた。
って、あれ、なんで我々はまだ車内にいるんだ?
我々はてっきり暗くなる夜明け前に飛び立つものだと思っていた。
そこから徐々に明るくなっていく街を眺める。
そんな情景を期待していた。
が、我々がバンから降りた時はすでに空はだいぶ明るくなっていた。
まだ日は昇っていないからサンライズには間に合っているが、幻想的な光景を空から眺めることはできなかった。
早く飛ぶ気球と遅く飛ぶ気球の差が何かはわからなかった。
我々の気球はまだ横たわっていた。
しばらくすると炎が勢いよく吹き出され、気球に命が吹き込まれていく。
温められた空気によって浮力を得ると、スタッフが横たわっていたカゴを引っ張り搭乗できる状態が整った。
我々の気球には28人くらいが乗れるサイズのカゴだった。
カゴは真ん中にパイロット席があり、左右に”田”の字に人が入れるように区切られていた。
左側に4ブース、右側に4ブース。1ブースには3人か4人が入る。
中に乗り込むと英語でのオリエンテーションがあった。
基本的に乗っているだけだが、着陸時や指示があった場合はカゴの中に座り、ハンドルをしっかりと握るように、と言うことだった。
今思えば、旅行会社のケンちゃんからは中には椅子があって座れるようになっている、と聞いていたがそんなものはなかった。
そしてシートベルトを締めることもなかった。
我々は旅行会社経由なので運行会社は選べない。
我々の運行会社は「UNIVERSAL BALLOOM」という会社だった。
オリエンテーションが終わると炎が勢いよく噴射され、ふわっとした浮遊感。
とても穏やかな離陸。
これが気球か。
揺れることもなく実に快適だ。
同じようなタイミングでお隣の気球も空へ飛び立った。
カラフルで綺麗だったけど、中国の会社のロゴが風情をぶち壊していた。
ちなみに中国語のロゴはめちゃめちゃ多い。
日本の会社のロゴはこの日は1社も見なかった。
それでも無数の気球が空に浮かんでいる光景は圧巻だった。
パイロットの方が1日175くらいの気球が飛んでいると言っていた。
凄まじい数だ。
どこを飛ぶのかはパイロット(会社)?ごとに恐らく決まっているのだろう。
我々はギョレメの街から離れたところから飛び立ったので数多くの気球を一度に見ることができた。
しばらく空中散歩を楽しんでいると太陽が山の向こうから顔を出した。
サンライズだ。
そう、空はすっかり明るいがきちんと気球の上から日の出を見ることができた。
ずっと気球を楽しみにしていたAzuは終始嬉しそうだった。
気球はローズバレーやレッドバレーなどの上空を飛んでくれたので複雑な地形を空から眺めることができた。
というか我々の気球めちゃめちゃ高いところも飛んでいた。
パイロットの話では最大で500mだそうだ。
眼下にはたくさんの気球。
ちなみにカゴから真下を見るのはめちゃめちゃ怖い。
もちろんずっと高いところを飛ぶわけじゃなく、高度を自在に操って様々な景色を見せてくれた。
高度を下げてこんな奇岩すれすれを飛んでくれることも。
我々の気球はニッコリと笑ってくれている可愛らしいデザイン。
炎で浮力をコントロールしているのはわかるが、方向はどのようにして操るんだろうか。
本当にすごい景色だった。
現実離れした光景にAzuは泣きそうになっていた。
後ろから抱きしめて2人でこの光景を眺めていた。
・・・
・・
・
気球はギョレメの街の手前で着陸した。
他にもお隣の気球のように着陸は直接牽引車の上に。
パイロットが浮力を調整しつつ、大人数人がかりでロープを引っ張って無理やり乗せていました。
この状態で乗客は降ります。
ものの数分で気球はぺったんこに。
この間乗客は無事にフライトを終えた記念としてシャンパンが振る舞われます。
シャンパンファイト。
近くにいるとかかるので注意。
実際はアルコールが入ってないただのジュースです。
チンっ★
パイロットの方と記念撮影。
迎えに来てくれた朝と同じバンに乗ってホテルに送ってくれた。
我々がホテルに着いたのはちょうど8時ごろ。
ちょっとお高いですが気球ツアーはカッパドキアに来たらマストアクティビティですね。
それくらい不思議な光景でした。
参考までに我々が飛んだルート。
ギョレメの北東から飛び、レッドバレーなどを見ながらギョレメの北西に着陸しました。
ギョレメ付近はかなり気球が密集していたものの、低空しか飛んでいないように見えたのでルートに寄って見え方はかなり変わりそうだなと思いました。
朝出発が遅かったけれど、ルート的には高低差もあり、谷の上空も飛んでくれたので当たりだったんじゃないでしょうか。
そういえば離陸直前にお菓子と飲み物くれました。
上で食べてる子もいました。
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朝食
宿に着いたら部屋に入らず、そのままパン屋に向かって朝食を調達。
ギョレメのパン屋はここ「Fatih」さんがおすすめ。
安いし美味しいです。
- パン4個:55リラ(303円)
チーズや野菜の入ったサンドイッチがあっても55リラとめっちゃお安いです。
トルコのパンは味がほとんど付いてないシンプルなパンが多いので、サンドイッチがあると一気に充実します。
宿の共有スペースで無料のコーヒーと紅茶を入れていただきました。
その間、気球組みも続々と帰ってきており、日本人大学生の2人と1時間ほどおしゃべりした。
彼らは夏休みを利用して3週間かけて旅をしていた。
ベトナムやインドと言ったアジアだけでなくオマーンなどニッチな国も攻めているようで若いのに大したもんだと感心してしまった。
オマーンではレンタカーを借りて車中泊をして節約したり、インドでは300円の安宿に泊まってみたりと若さ溢れる旅をしていた。
自分も学生のころに海外旅行の楽しさに気づいていたらバックパッカーやってみたかったな。
大学生時代はずっとゲームしかしてなかったわ。
反省。
朝食後はもちろん昼寝。
お祝いのケーキ
午後はブログ書いたり調べ物。
Azuはスーパーに行って昼食のパンと夕食の食材を買いに行ってくれた。
昼食のパン。
右側のパイは何か具が入っているかと思ったらシンプルなパイだった。
後はオリーブのパイとシミット。
そして、
ケーキ。
少し遅くなってしまったけど結婚9年目を祝った。
蝋燭を2本付けてくれたから
これからもよろしくね
そう言って2人で火を消した。
甘くて甘くて、甘かった。
さすが海外ケーキ。
- パン3個、ケーキ1個:110リラ(606円)
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サンセット
夕方に出かける。
サンセットを見るためだ。
昨日の夕方に多くの観光客が丘の上に登ってるのをみて、我々も行くことにしたのだ。
場所はここ。
だが、たどり着く手前でガキンチョから
ヘイ、ここを通るなら10リラよこしな。
と言ってきた。
何言ってんだ?この先はただのビュースポットだろ?金かかるのか?
と思って怪しんでいたら、
しっかりと看板が。
なんかむかついたので、裏からいけるんじゃね?と思って裏に回ってみることにした。
丸で囲ったのが高台のビュースポット。
市内から行くと星の部分でお金を取られます。
我々はぐるっと裏に回って反対側から登りました。
市内からであれば整備された道で簡単にアクセスできます。
裏からだとプチハイキングになります。
えっほ、えっほ。
よっこらせ〜。
裏からでも距離は短いので簡単にアクセスできました。
高台からはギョレメの街と奇岩が見えた。
お気に入りはレッドバレー方面のダイナミックな景色。
1日が終わろうとしている。
今日はサンライズに始まり、サンセットに終わろうとしている。
ダイナミックな景色には太陽がよく似合う。
Azuは今日ずっと興奮しっぱなしだ。
ずっと来たかったと言っていたカッパドキア。
これてよかったね。
風が強くてちょっとだけ寒かったから、後ろから抱きしめてお互いの温もりを感じながら今日が終わった。
遠くには昨日登ったウチヒサル城も見えた。
この景色が簡単に見れるんだからギョレメという街はすごいな。
我々は裏から回ったけど、10リラ(55円)払えば超簡単に来れる。
日が落ちたら街に光が灯り、夜を楽しむ人たちで溢れていた。
我々は2人手を繋いで宿に戻った。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日もまだまだカッパドキア散策が続きます。
それでは!