海外で狂犬病ワクチン探しは大変、その後はカズベキへ移動 ジョージア【世界一周164日目】

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

【世界一周164日目】2023.09.15 ジョージア トビリシ 〜 カズベキ

気温6度〜14度

歩数:8,933歩

1ラリ=56.3円

今日の予定

  • 狂犬病ワクチン接種
  • カズベキへ移動
mosari
狂犬病怖いよ!

 

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朝食と病院探し

不安だったからかあまり熟睡できなかったが、まずは朝食。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

んで病院探し。

昨晩ホステルのロビーに入ってきた猫に引っかかれて血が出てしまった。

頭によぎるのは狂犬病。

発症したら100%死ぬという恐ろしい病気。

なので当然予防接種はしています。

世界一周

【世界一周3日目】タイ バンコクのスネークファームで予防接種 23年最新情報 問診票が変わってたりします

2023年4月5日

 

ところがどっこい致死率が高いので予防接種をしていたとしても狂犬病の恐れがある場合は追加のワクチン接種を行う必要があるんですよね。

しかも5回・・・

 

日本や情報の多いタイならまだしもここはジョージア。

どこに行ったら打てるのか全く検討もつきません。

 

そんな訳で昨晩アメックスゴールドのオーバーシーズアシストというサービスを使って医療機関を調べてもらいました。(実際調べてもらったのは損保ジャパンだったかな。繋いでもらっただけ)

残念ながらmosariが滞在していた首都トリビシには提携している病院がなかったので、担当者の方もネットの情報を頼りに一から調べてもらうことに。

 

が、医療機関の救急ダイヤルなどに電話をかけていただいていたようなのですが英語が伝わらず正確な情報が手に入らないという結果に・・・

現地時間で深夜の時間帯でのやりとりのため、まともに連絡がつかないということで翌朝9時から再挑戦してもらうことになっている。

 

10時まで待って連絡が無かったのでこちらから電話をかけ直す。

 

9時から電話しているものの、やはり正確な情報が手に入らないそう(;´∀`)

英語がわかる人にたどり着けないそう。

海外の病院探しってこういうことなんですね。

 

でもネットの情報を頼りに恐らくこの医療機関ならワクチンを持っているのでは無いか?という情報だけはくれました。

 

医療機関名 Preventive Medicine And Immunization Centre
住所 10a Tashkenti St, Tbilisi
電話 +995 322312278 / +995 322392149

 

頑張って突撃してください、という結果になったがやみくもに突撃するよりは多少マシだろう。

 

しかし今日はカズベキという街にも移動したいので時間は無駄にしたくない。

突撃した結果ワクチンの在庫が無い、なんて事態は避けたい。

狂犬病ワクチンは世界的に品薄だから。

しかもジョージアでは政府がワクチン管理しているそうで、事前に問い合わせが必要と日本の外務省のHPに掲載されている。

世界の医療事情 ジョージア

上記ページの第7項には以下の記載が。

ジョージアでは2021年以降ワクチンの中央管理化が進み、ワクチンは政府によって管理されています。接種場所や接種可能なワクチンの種類は疾病予防管理センターに直接、問い合わせてください(Hot line: 116 001)。問い合わせるのが難しい場合には、予防接種のコーディネートをMediclub Georgiaに頼むこともできます。

こういう情報はなかなか自分だと探しにくいけど、海外旅行保険に問い合わせることにことは有意義かな。

 

そこでホストに相談する。

ざっくり概要とお願い事を伝える。

  • 昨日共有スペースに入ってきた猫に引っかかれた
  • 血が出た
  • 狂犬病のワクチンを打ちたい
  • 日本の保険会社から医療機関を調べてもらった
  • ここに電話してワクチンの在庫があるか聞いて欲しい

 

ホストは英語が苦手だったのでスタッフの人に間に入ってもらいコミュニケーションを取る。

 

自分の英語力だとなかなか伝えることが難しかったのだがなんとか意図が伝わり電話してくれた。

ジョージア語で何やら会話をしている。

ドキドキしながら待つ。

・・・

・・

結果はパスポートさえ持って来ればワクチンを打つことができるとのこと!

ジョージア語でしか対応できないならそりゃ日本から英語で探したって見つかる訳ないよな。

 

よし後は犯人探し。

スタッフいわく近くに住む猫なので近所を探したところ発見。

 

(スタッフが)捕獲。

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もしこの猫が狂犬病だったとしたら数日後にお亡くなりになる。

2週間ほど生きているようなら狂犬病では無い→mosariも大丈夫。ということになる。

野犬だとどうしようもないが今回のケースは宿に出入りしているくらい近くに住んでいるので、スタッフの方に2週間後に猫が生きているか確認してもらうようにお願いした。

もし生存が確認できればワクチン接種を中断することができるようなので。

これめっちゃ重要です。

 

これでやれることはやったので病院に向かう。

保険会社からはタクシーを使っても領収書があれば請求できると言われたが、ちゃんとメーター回してくれるのかとか、ぼったくられねぇかと色々と心配。

今はそれを交渉したり、がっかりする心の余裕が無いので無難にバスで向かった。

 

狂犬病ワクチン接種

12時前にPreventive Medicine And Immunization Centreに到着。

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電車で向かう場合は最寄り駅は「MEDICAL UNVERSITY」。

大きな病院かと思ったら小さな診療所みたいな感じ。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

たぶん対応時間は10時〜17時。ジョージア語読めなさすぎる。。。

 

前には1人しかならんでおらず、あっという間にmosariの番に。

そもそも自分の英語力が不安なので、必要になりそうな情報を日本語、英語、ジョージア語の3つでメモしておいたので受付にそれを見せる。

日本語

  • 目的:狂犬病のワクチンを接種したい
  • 症状:猫による引っ掻き
  • 猫:ホステルの近くに住む猫。おそらくホストが経過観察可能
  • 箇所:左手の甲
  • 出血:有り
  • 時間:9月14日23:30
  • 体調の変化:無し
  • 予防接種:有り
  • ワクチン名:VERORAB
  • 接種日:4月4日と4月11日
  • その他:私は9月19日にジョージアを出国します。ウズベキスタン、タジキスタンに行きます。

 

英語

  • Purpose: I want to be vaccinated against rabies.
  • Symptoms: Scratching by cats
  • Cat: A cat who lives near the hostel. Probably the host can be monitored
  • Location: Back of left hand
  • Bleeding: Yes
  • Time: September 14th 23:30
  • Change in physical condition: None
  • Vaccinations: Yes
  • Vaccine name:VERORAB
  • Vaccination date:April 4th April 11th
  • others:I will be leaving Georgia on September 19th.I’m going to Uzbekistan and Tajikistan.

 

これらの情報で十分に伝わりほとんど会話もせずに診察室へ案内された。

待ち時間0w

医師にも同じ内容とイエローカード(予防接種証明書)を見せる。

世界一周 タイ バンコク 予防接種 スネークファーム

タイでゲットした接種証明書

看護師?の方とジョージア語で何か会話をしている。

 

ジョージアジョージアVERORABVERORABワインワイン

 

そしてmosariに向かって

 

狂犬病のワクチンは2回接種済みだね?

は、はひ。タイでVERORABというのを2回。

なら猫を見ろ。10日後に死んだ、もしくはいなくなったらここに戻ってこい。

もし猫が生きていたら?

来なくていい。

今日はワクチンは?

不要だ。猫を見ろ。死んだりいなくなったりしたらこい。

 

と言うことで医者から現時点で不要と言われました!

 

ネットで海外の狂犬病関連の情報を探すとやっぱり野犬が多いんですよね。

その場合は5回接種が必要と言われてぴえんしてたりするのだがmosariは大丈夫でした。

大丈夫だった理由を予測すると

  • 経過観察できる猫だった(野良じゃ無い)
  • (おそらく)引っ掻き傷だった(噛まれてない)
  • VERORABという世界でも有名なワクチンだった

と言うのがありそうです。

日本の狂犬病ワクチンって世界的に見るとマイナーだったりするのでそうなると説明だったり、医師が調べるのが大変だったりするので、世界でも有名なワクチンで打っておいてよかったかな。

 

受付に戻ってお会計・・・と思ったら無料だったでござる。

払ってないので分かりませんがクレカの端末があったのでクレジットカードも使えると思います。

 

暴露の可能性が低いとは思っていましたが、無事に医者のお墨付きが出て一安心。

ずっと元気が無かったAzuもようやく安心してくれた。

ごめんよ心配かけて。

まぁAzu的には心配だからワクチン接種して欲しかったみたいだけど(;´∀`)

 

悪いアクシデントではありましたが、これで何か会った時に保険会社への連絡方法や、病院の探し方がわかった。

前回コソボでAzuが病院に行きたいとなった時に保険会社への連絡がうまくできず(海外なのでコレクトコール)薬局で済ましたことがあったんですよね。

今回は国際電話を自分でかけてで保険会社とやりとりする一連の流れがわかったので今後何かあった時は今回の経験が間違いなく活きるはず。

こんなスキルは使わないに越したことは無いけれど、まだまだ旅は続くので何かあったらすぐに電話すればいいや、と思えるようになったのは安心に繋がったかなと。

 

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トビリシの宿

さて、無事に狂犬病問題が解決したのでトビリシでお世話になった宿の紹介。

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  • 施設名:Blossom hostel
  • 住所:Shota Gamtsemlidze Turn 27 27, Chugureti, 0102 トビリシ, ジョージア
  • チェックイン時間: 14:00〜
  • チェックアウト時間: 12:00
  • 部屋タイプ:ドミトリー 24人部屋
  • エアコン:無し?
  • 1泊一人あたり:14.4ラリ(804円)

2人で2泊したので57.6ラリ(3,219円)のお支払い。現金のみ。

 

ついにこの旅始まって初めての1人1,000円以下のドミトリーです。

こういうの泊まってみたかったんですよ。

2人で1,600円。ありがたい。

コロナ前だったら1人400円くらいだったんだろうな・・・

そんな時代に旅してたら楽だったろうなぁ(;´∀`)

まぁしゃーなし。

 

しかもベッドが開けばすぐにチェックインさせてくれます。

我々も11時に到着したがベッドに案内してくれました。

 

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共有スペースはテーブルが5つ。どのテーブルにも電源があり非常に優れたスペース。

なのですが、ジョージアの物価ゆえにノマドしている人が多いのか、常に同じ人がずっとPCで作業してたりするのであんまりワイワイする雰囲気じゃなかったです。

これだけロビーに人がいてほとんど会話しなかったのは初めてです。

 

猫も入ってくるくらい快適なスペースでした。

まぁそのせいで引っ掻かれましたが。

 

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キッチンスペースも素晴らしかった。

電子レンジにケトルはもちろん、各種調理器具も用意されており快適そのもの。

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IHコンロも4口。

1回だけコンセントの接続が緩かったのか、使えないことがあったんですけど、それ以外は問題無し。

奥に見えているのが共有のトイレ、シャワー、シンクがそれぞれ3つずつあります。

 

立地は観光の中心地からは少し離れてる&坂の上ということであまり良く無いかな。

でも値段を考えたら全然OK。

宿に近くにSPARというスーパーがあります。

隣に八百屋もあるので野菜には困りません。

道路の向かいにはパン屋も2軒あるのでパンにも困りません。

隣には教会があってベンチもあるので食べる場所にも困りません。

 

総じて満足です。

いや、最高でした。

 

部屋回り

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2階がまるまるベッドルームです。

階段からあがると2段ベッドが合計4列に渡っておいてあります。

ドアとか無いので1階の音が丸聞こえで最悪!みたいな口コミも結構あったんですけど、mosariは耳栓して寝たら全然大丈夫でした。Azuはどこでも寝れるので全く問題無し。

2段ベッドの上に上がるのがちょっと大変なこと以外はまぁよかったかなと。

だってカーテン付きだし!

ライトも電源も1個ずつありました。

どうなってんだこの宿。

しかもバスタオル付き。

んでシーツは清潔、しかもホストがアイロンがけまでしてる。

どうなんってんだk

 

まじで快適でした。

 

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水回り

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再掲

1階のキッチンの脇にトイレ、シャワー、洗面台が3個ずつあります。

トイレはアメリカチックな真ん中だけドアがあって上部と下部が無いような感じなので女性はちょっと落ち着かないかも?

シャワー室の水圧や温度、排水は問題ないレベル。

脱衣スペースみたいなのは無いので自分でS字フックと袋とかあれば問題無し。

 

総合的にめちゃんこよかったです。

これで1人800円とか狂ってますね。

最高でした。

 

バスターミナルへ

さて再び現実。

狂犬病問題が片付いたのでカズベキという街に移動します。

カズベキ行きのバスターミルはここ。

メトロ(電車)のDidube駅の近くです。

病院から電車だと乗り換えが必要なのでバスで向かうことに。

病院近くのバス停でお目当てのバスが来たのですが大きな市バスタイプじゃなくてミニバンでした。

キャリーケースを持っているので初めにキャリーケースあるけどいいか?とキャリーケースを指差すと乗れ乗れって感じのジェスチャーが返ってきた。

2人で乗り込んで決済端末にクレカをタッチします。

が、

 

No!降りろ!

 

的なことを言われました。ジョージア語なのでわからないが雰囲気とジェスチャーがそれを物語っていた。

訳がわからず困っていると英語ができる乗客が、

 

あなたは乗れない、次のバスに乗って

 

と、状況を教えてくれた。

 

最初にキャリーケースを見せたのにひどいや。

運賃も2人分タッチ済みだし・・・

1ラリが2人分で約113円無駄に払ってしまった。

2ラリあったらパンが1個買えるじゃないか、くそっ。

・・・

・・

10分後にまた同じ路線のバスが来たがミニバンタイプ。

我々が乗りたいアピールをすると減速して路肩に車体を寄せて・・・そのまま行ってしまいました。

今回は見える位置にキャリーケースを置いていたので乗車拒否されたんだと思います。

 

キャリーケースであることがここまで裏目に出たのは初めてです。

バックパックならよかったんやろうな・・・

 

仕方ないのでメトロで向かうことに。

我々はSIMが無いので事前にルートを調べておく必要があるのだが、今回はバスとメトロ両方で調べておいて助かった・・・

Azuと2人でぷんぷんしながらメトロへ。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

どこ行ってもメトロは「M」の看板。

階段しか無いので頑張ってキャリケースを運ぶ。

こういうのがあるからバスがよかったんですよね。

 

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ホームは薄暗かったが電灯があるのが共産主義っぽくてかっこよかった。

人多すぎ。

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電車もレトロな感じ。

でもジョージアの国旗があってかっこよかった。

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今いるのは「MEDICAL UNVERSITY」。

STATION SQUAREで乗り換えです。

 

んで目的の「Didube」駅を出て、マーケットを抜けたらバスターミナルがありました。

速攻で客引きに捕まります。

 

カズベキに行きたい。

 

そう言うと付いてこいと案内された。

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んで見事に観光バンに案内されました。

カズベキにはざっくり3つの移動方法があります。

  • マルシュートカ(乗合バン)
  • 観光バン
  • タクシー

マルシュートカは市民の足でもあるので最も安い。15ラリ(844円)くらいらしい。

でも最近の物価上昇を受けて20ラリ(1,125円)で行ければいいかなと考えていた。

 

観光バンが提示してきたのは1人40ラリ(2,250円)。当初予定していた金額の倍である。

 

高いよ。

そんなことない。観光スポットにも寄る。車はベンツで快適だぞ!

観光いらないよ。直通でいいよ。安い方がいい。

わかったよ兄弟35ラリ(1,969円)でどうだ。

安いのがいいんすよ兄弟。

市バスで行っても35ラリ(1,169円)だぞ!だったらこっちだろう。

 

市バスはせいぜい20ラリだろうな・・と、事前の相場感がわかっていたので断ろうと思ったが、チャイニーズガール達もやってきた。

 

彼女達と4人で1人30ラリ(1,687円)ならどうか?

よーしいいだろう。20分後に出発だ。

 

ということで当初の予定より1人10ラリ(563円)高いけど、快適に移動できて途中寄り道してくれるならまぁいいかなと思ってこのおっさんにお願いすることにした。

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頼むぜおっさん!

安く行きたい人はちゃんとマルシュートカを探しましょう。どっかに1時間に1本ほどの頻度で安いのあると思います。

 

20分後なので昼飯としてパンを買った。

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バスターミナル価格なので倍くらいした。

  • パン2個:7リラ(394円)

チーズ入りのパンと、肉が挟まったパン。味は美味しかった。

これから3時間ほどのバス旅なので軽め。

お腹いっぱいにしてしまうと車酔い100点満点のAzuが死んでしまう。

もちろん酔い止めも飲むけども。

 

20分後にもう2人の旅人を乗せて合計6人で出発した。

おっさんは凄まじいスピードで飛ばしていく。

典型的な荒いドライバーかと思ったが、路面をよく見ており、クラックやギャップがあると減速したり避けたりしていて車を労わっているのが伝わってきた。

商売道具を大切にするやつは好きだぜおっさん。

 

カズベキにはトビリシから北に150kmほどの距離だ。

3時間ほどのドライブだ。

街を抜けるとあっという間にのどかな雰囲気になる。

・・・

・・

気がつけば寝ていたw

快適じゃねえかこのやろう。

 

チャイナチャイナマーボーマーボー

 

チャイニーズガール達の声で目が覚めた。

どうやらいい景色だから車を止めろと言っているようだ。

そういえば観光スポットに立ち寄ると最初に言っていた。

でも値切ったから無くなったかな?とも思っていたがチャイニーズガール達は見逃さなかったようだ。

 

んでバンから降りたらまぁびっくり。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

まぁ〜綺麗な湖がありました。

ターコイズブルーのなんとも美しい景色に目が覚める。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

ジョージアの国旗もあってテンション爆増のmosari。

いやぁこの自然の美しさこそ我が求めていたジョージアよ。

いいぞいいぞ。

 

本当はこのすぐ隣に教会があってそこも観光スポットぽかったけどおっさんはスルーした。

やっぱり何も言わないと飛ばそうとしてくるなw

 

再び大自然な道を走り出した観光バン。

 

途中で何かのオブジェが目についた。

 

おっさん!あそこいきてえ!

わかったぜ。

 

すんげぇ人の数。

どうやら団体旅行のツアーにも組み込まれているくらい有名なスポットみたいだ。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

ジョージアとソビエト連邦の友好200周年を記念して1983年に建てられたんだそう。

ここはびっくりするくらい中国人だらけでした。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

壁の絵を見ようと歩いていると

 

ちょっと!

 

振り向くと写真撮っているかどいて!

と言うことのようだった。

どこもかしこもそんなんばっか。

久しぶりだなこの中国写真攻撃。

 

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

にしてもほんといい景色。

山に囲まれていて、でもバルカンの禿げた山肌じゃなくて緑が生い茂っていて地球本来の一番ピュアな美しさを見せてくれる。

トルコの地球が産んだ奇跡も良かったけど、ジョージアの自然はシンプルに美しい。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

ほんと美しい。

ため息が出てしまうよほんと。

 

もっと見ていたかったけど集合時間ぴったりにバンに戻った。

当然のように他の旅人たちはいなかった。

まぁわかっちゃいたけど皆5分遅れでやってきた。

我々はほんと日本人ですね、はい。

 

そういえばこのオブジェの少し手前でヒッチハイクをしていた2人組を乗せた。

初めてヒッチハイク見たよ。

んでこのヒッチハイカー2人組が集合時間に一番遅れてやってきた。

自由だな。

 

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

 

ロシアへと至る軍用道路をガンガン飛ばしてくベンツ。

すごいダイナミックで風が気持ちよかったけど、記念碑の前から実はめっちゃ寒くて震えていた。

風が冷たすぎるのだ。

 

記念碑ではたまらずウルトラライトダウンを着込んだ。

気持ちよかった風はいつの間にか猛烈な冷たさを持って体温を奪いにきていた。

たまらず車の窓を少しだけ閉めた。

・・・

・・

途中で自転車を漕いでる人を何人か見かけた。

このアップダウンの激しい、しかもクソ寒いなか自転車を漕いでいる人がいるなんて驚いた。

この先はカズベキの街があるがその先もうロシアだ。

きっと自転車でジョージアを抜けてロシア入りしようとしているのだろう。

すごいな。

自分も元自転車乗りとして尊敬してしまった。

・・・

・・

出発から3時間半ほどでカズベキのバスターミナルに到着した。

ここで1人30ラリ(1,688円)支払う。

そのやりとりをしている最中にヒッチハイカーの2人はありがとうと言って去っていた。

こういう有料の送迎中でもヒッチハイクした場合は無料でいいのか。

ちょっと不思議な感覚になりながらカズベキの街に降り立った。

 

・・・寒い。

気温も低いし風邪も冷たい。

指先がかじかむ寒さだ。

 

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カズベキの宿

宿のホストにも連絡しないといけないのでまずはWIFIを探す。

近くにインフォメーションセンターのマークがあったので行ってみたが休みのようだった。

仕方ないので近くのケバブ屋さんにWIFIのパスワードを教えてもらって繋がせていただいた。

何も買わずにごめんなさい(;´∀`)

 

ホストに無事に連絡がとれて宿の詳細な場所が送られてきた。

民泊だとこういう手間があるんだよね。

 

途中でスーパーがあったので夕食と明日の朝の食材を買うことにした。

野菜は干からびてるし、インスタントのスープも無い。

なかなか難儀したがなんとか食材を買うことができた。

途中で2回停電があった。

すぐに復旧したから気にならなかったんだけど、これが後で大きく響いてくることになるとはこの時は想像もしていなかった。

 

また、スーパーの入り口では大量の荷物を積んだ自転車が置いてあった。

買い物をしている最中にちらっと入り口の自転車を見たら持ち主はまさかの日本人だった。

学生かと思われる若い顔立ちの3人組。

ぜひとも話をしたかったがレジが混んでいて出た時にはもう出発してしまっていた。

すごいな。自転車で世界を旅しているなんて最高に浪漫だよ。

 

食材を調達して宿に向かうが村の外れの寂れたエリアだった。

舗装はされてないし、ボロ家ばかりだし、ちょっと悪い場所を選んでしまったようだ。

これは事前にはわからないから仕方ないけれど、

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

こんな風に道の真ん中に穴があって、キャリケースを担いで渡ることになるとは思わんかった。

怖いのなんのって。

 

ようやく宿に到着してチェックイン。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

外の渡り廊下を渡った先の小部屋がアサインされた。

テーブルとソファーがあるだけのシンプルな作り。

ホストは全く英語が喋れないのでジェスチャーとグーグル翻訳を使ってチェックインした。

 

が、途中で停電が。。。!

 

あぁ、そういえばさっきスーパーでも停電になったな。

でもすぐに復旧したから問題ないだろう、そう思っていた。

 

が!が!が!

いつまで経っても復旧しない。

 

暗闇の中、何もすることができない。

日が落ちてますます寒くなってきた。

動かないと本当に寒い。

震えて頭痛までしてきた。

 

たまらずAzuが部屋を出て行った。

・・・

・・

しばらくしてドアがノックされた。

振り向くとそこには・・・

・・・

・・

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

ぎゃああああ!

窓越しに蝋燭を持ったAzuが立っていた!

 

ドアを開けて〜

 

どうやら蝋燭と毛布を借りてきてくれたようだ。

蝋燭の灯りの中毛布に包まって身体を温める。

 

停電中でもお湯は出るそうなので暗闇の中シャワーを浴びて夕食を作った。

 

途中で電気がようやく復旧。

夫婦 世界一周 ジョージア トビリシ カズベキ

いつ消えるかわからないから途中までキッチンを照らしてくれたキャンドルはそのままにして食べることにした。

 

キャンドルナイトだね。

 

そんな冗談を言いながらラーメンをすすった。

冷えた身体にめちゃめちゃ染み渡る。

しかもこれまで食べたラーメンの中で一番美味しかった。

 

移動日は十分な時間が無いからどうしてもラーメンが多くなるけど、野菜がたっぷり食べられるのはありがたい。

久しぶりのキャベツ入りのラーメンを堪能した。

 

身体は温まったが一度冷え切ったからか軽い頭痛が続いていたので23時前には寝ることにした。

風邪引かなきゃいいけどこれはちょっと寒すぎる。

後で見たら最低気温6度だった。

6度電気無しはそりゃ凍えるわ・・・

今日は狂犬病騒ぎに寒さに凍えたりと大変な1日だった。

明日は良い1日になるといいな。

 

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azuも頑張ってポストしてるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。

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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

明日はハイキング予定だけどどうなるだろ。

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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