【世界一周167日目】2023.09.18 ジョージア カズベキ 〜 トビリシ
気温2度〜10度
歩数:21,725歩
1ラリ=56.25円
今日の予定
- 名も無き滝へハイキング
- トビリシへ戻る
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朝散歩
6時半にタイマーが鳴って目を覚ます。
今日はトビリシに戻る日だけど、その前に近場を散策することにしたので早起き。
部屋の中は暖かいが外に出た瞬間、あまりの寒さに早起きしたことを後悔する。
震えながら顔を洗って朝食を食べる。
トマトときゅうりのマヨネーズ合え、ナンのようなパン、ヨーグルトWith桃。
これで余った食材を全て使い切った。
今日はスープはないけどコーヒーと紅茶が無料で置いてあるからすっごい助かる。
食後は防寒対策をしっかりして出発。
近くの名も無き滝を目指す。
一昨日登った天国に一番近い教会は分厚い雲に隠れてしまっていた。
目指す滝の方角も雲。
ウインドブレーカーの下にはウルトラライトダウンを着込んでいる。
身体は暖かいが指先が冷たくて痛い。
これより寒い地域には行かないつもりだけど標高の高いエリアに行くことはあるから手袋が必要になるかもしれないな。
それにしてもジョージアという日本にとって決して身近でない国のさらに山奥の村。
随分と遠くまで来たものだ。
東京までは7,781kmも離れているようだ。
南アフリカにあるケープタウンまでは8,926kmも離れている。
ケープタウンと言えばアフリカ最南端。
もちろんこの後行くつもりだ。楽しみだな。アフリカはちょっと怖いけど。
今日のお供は牛。
ゆっくりと一緒に山へと至る道を歩く。
途中で学校があった。
多くの若い子供たちが門をくぐっていた。
こんな辺境の地で生まれ育った子供たち。
どんな未来が待っているのだろうか。
村とともに生きるのか、村を離れて新しい地に根付くのか。
家も職も無い37歳の自分がなんだか悪いことをしているような気がしてきた。
人生なんとかなるからやりたいことをやるんだぞ。
でも大きくなったらタバコのポイ捨てだけはやめような。
途中で天国に一番近い教会が雲の間から現れた。
神々しくて見惚れていたけど、すぐにまた姿を消してしまった。
カズベキの村と隣の村まで見下ろせた。
ここはまだ舗装路だったけど、標高を稼ぐにつれてとうとう未舗装の道になった。
霧なのか雲なのかわからないけど、なかなか高いところまでやってきたようだ。
この丘を越えたら滝があるようだ。
宿から1時間ちょっと登ったその先には・・・素晴らしい滝が・・・
なかった。
ただ小さな川が流れているだけでとても滝と呼べるようなものではなかった。
でも周りはすごい景色。
滝は見れなかったけど、散歩というには贅沢すぎる光景を見ることができた。
名も無き滝の場所はこちら。
カズベキの村の東側。
一昨日登った天国に一番近い教会の反対側にある。
村からは1時間ほどでたどり着けるので、往復で2時間もあれば十分。
ちょっとした空き時間に滝というよりも道中を楽しむ感じで。
おすすめです。
帰り道の途中で教会の遥か後方にそびえるカズベキ山のてっぺんが見えた。
滞在中はずっと天気が悪くてなかなか姿を見せてくれなかったが、最後に少しだけお顔を見せてくれた。
散髪とチェックアウト
戻ってきたらmosariの散髪。
宿のテラスにて。
教会は見えるけど、やっぱりカズベキ山は隠れてしまっていた。
寒くて凍えながらAzuがバリカンを使って刈ってくれた。
これから中央アジアの宿がどういう環境なのかわからなかったので最後に髪を整えられてよかった。
もちろんホストには許可をもらっているし、ほうきとちりとりを借りて綺麗に片付けてます。
部屋で少し温まったら12時にチェックアウトだ。
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カズベキの宿
さてチェックアウトしたのでカズベキで3泊したお宿のご紹介。
- 施設名:Mikheil Pitskhelauri Guest House
- 住所:Kutaisi street #10, 4700 カズベギ, ジョージア
- チェックイン時間: 15:00〜
- チェックアウト時間: 12:00
- 部屋タイプ:ツインルーム 共有バスルーム
- エアコン:無し
- 1泊:50ラリ(2,813円)
3泊したので150ラリ(8,439円)のお支払い。現金のみ。
民泊系だったので直前まで正確な場所がわからずバスターミナルの近くのケバブ屋さんでWIFIに繋いでホストやりとりをした。
家まではけっこうな坂を登る、がキャリケースでもいけるレベル。
距離的には1kmなので大したことないのだが、だが!
未舗装の箇所がいくつかあるのでできればバックパック推奨。
我々はキャリーケースなのでなかなか大変だった。
ホストは基本的に英語が通じない。
身振りとGoogle翻訳でコミュニケーション。
同じ家に住んでいるのですぐに連絡がとれるのは楽だ。
初日の夜は停電していたが、蝋燭をもらったり毛布を貸してもらえたりと親切なお母さんだった。
施設は全て綺麗だった。
キッチンはありとあらゆるものが揃っていた。
冷蔵庫、ガスコンロ4口、電子レンジ、ケトル、鍋、フライパン、食器類。
ちょっと水の出がわるかったり、排水が弱かったが許容範囲だろう。
家の近くにスーパーは無いので、バスターミナル付近を通る時についでに買っておきたい。
水回り
共用バスルーム。
よくあるトイレと洗面台とシャワーが一部屋のやつ。
よく掃除されており綺麗。
お湯もかなり熱いのが出る、調整が少し難しかったが排水も問題なく水回りは問題ないだろう。
紙はトイレに流せないよ!
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部屋回り
シンプルなツインベッドルーム。
テーブルがサイドテーブルしかなかったので物の置き場に困ることがあったがまぁ些細な問題だろう。
9月の中旬で最低気温2度とかも経験したが、毛布やオイルヒーターを貸してくれたので部屋にいる分には暖かかった。
部屋の前はテラスになっておりテーブルが置いてある。
暖かければここでご飯を食べるのもいいだろう。
我々は寒い中無理やりサンドイッチを食べた。
トイレやキッチンにはこの渡り廊下を通らなければいけないので部屋から出る時に薄着だと寒いのが難点だった。
シーツも毎日選択しているのを見たので清潔だろう。
ただしマットレスがすでに沈んでいるので寝返りがしにくかった(;´∀`)
バスターミナルから1km、未舗装の道を通る必要がありますが、この値段でキッチン付きというのが貴重。
観光地だからかレストランの値段はけっこうするそうなので自炊できると思うと細かいデメリットは気にならないかなと。
逆に自炊しないなら選ぶ理由がないかも。
トビリシへ
お世話になった宿を後にしてバスターミナルへ。
この美しい街とももうお別れか。
途中道を間違えて恐ろしい凸凹道を通ってしまった。
キャリーケースのホイールが心配(;´∀`)
カズベキのバスターミナルはここ。
端のほうにトビリシ行きのバス停がある。
時間が決まっており我々は13時半の便を狙って1時間前に来たのだが、運転手いわく満席になったら出発するとのことだった。
なので時間は合ってないようなものらしい。
一応2023年9月時点のスケジュールと値段。
1人15ラリ(844円)。
往路は乗合の観光バンで移動して1人30ラリ(1,688円)だった。
倍するが、確かに観光バンは広々として楽だったなぁと乗った瞬間に感じることになった。
鬼狭い。
180cm超えのmosariはまっすぐ座ることができません。通路に足を投げ出さないと不可能。
160cmのAzuで膝が当たって痛いと言っていた。
これは辛い。
出発までの間、昼飯のパンを食べた。
近くのスーパーで買ったパン。
- パン2個:5.5ラリ(310円)
バスに乗るので軽め。
バスは13時ごろに出発。
恐ろしく狭いし、めちゃめちゃ運転が荒いので途中何度も目が覚めた。
観光バンと違って途中に休憩も無くノンストップでトビリシのバスターミナルへ。
・・・
・・
・
2時間40分ほどで到着。
トビリシのバスターミナルはここ。
メトロのDidube駅を出てマーケットを抜けた先にある。
たくさんのバスが止まっている。
15ラリ(844円)の市民の足としてのバン(マルシュルートカ)もあれば、観光客向けの観光バンも停まっている。
客引きに声をかけるとまず観光バンに案内される。
観光バンは交渉が必要で、最初は1人40ラリ→最終的に30ラリになった。
まぁ快適だったので行きは観光バン、帰りはマルシュルートカで帰ってくるのでもいいと思った。
観光バンが寄ってくれた途中の休憩スポットは確かに綺麗だったし。
なお、マルシュルートカだとキャリーケースが乗るか心配だったのだが我々が乗ったバンは背中にランドセルをしょっていた。
後ろのランドセルに乗せることができたので問題なかったが、このバスターミナルには付いていない物の方が多かった。
おそらく観光客が多く乗るカズベキ行きはついていて、それ以外のローカル向けのバンには付いてないのだと思われる。
もしキャリケースを断られたら観光バンで行くかタクシーになる。
観光バンは問題無く預けられます。
ここからは市バスを使って宿の近くまで移動したがめちゃめちゃ暑い・・・
カズベキは一桁代の寒さだったが、トビリシは20度は超えている。
この寒暖差に身体がおかしくなりそうだ・・・
トビリシの電車とバスはクレジットカードのVISAかマスターのタッチ決済で乗ることができるのでめちゃめちゃ便利。
乗ったらここにタッチするだけ。
降りる時はタッチ不要。
一律で1ラリ(57円)。
宿は前も泊まったBlossom hostelさんに戻ってきた。
ホストたちが暖かく出迎えてくれた。
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夕食
明日はウズベキスタンに移動するので色々と細かい調べ物をしたかったのでサクッとパンでもいいかなと思っていたが、Azuがどうしてもレストランで食べたいと。
ホストにいくつかおすすめを教えてもらった。
一番いい感じのところはここから30分ほど歩く、現金のみとなかなかきつかった。
というのも明日出国するので3ラリくらいしか現金を持っていなかったのだ。
そのために往復1時間かけつつ、しかもキャッシングをするのか?ということで散々悩んで宿から10分のクレカがつかえるお店にした。
到着するとThe観光客向けという感じのお店だった。
Tiflisi Vorontsovzeというお店。
観光客向けなので期待していなかったが料理は実に美味しかった。
さすが現地の方がおすすめするだけはあるな。
ハチャプリ。
ハチャプリっていろんな種類があるみたいでシンプルなハチャプリは何度も食べてたんだけど、どうしてもこの見た目の卵とバター付きのが食べてみたかったのだ。
卵とバターを真ん中のチーズに溶かしてパンと食べると実に美味しかったが、あまりにチーズの風味が強くて卵とバターを感じることはなかったw
パンも焼きたてで美味しかったが、街中のパン屋のシンプルなハチャプリと味としては劇的に違うというわけでもなかった。
チーズの量がすごいからチーズ好きな人はいいかも。
シュクメルリ
鶏肉をニンニク入りのクリームで煮込んだ料理。
これは馬鹿美味かった。
ニンニクと鶏肉を組み合わせて美味しくないわけないですよね。
かなりニンニクが効いているので寝るまで息がニンニクでした。
お値段は・・・
- ハチャプリ:16ラリ(901円)
- シュクメルリ:27ラリ(1,519円)
- サービス料:6.4ラリ(361円)
合計49.4ラリ(2,779円)
今日泊まっている宿が2人で1,438円なので倍近い食事ですね(;´∀`)
味は美味しかったけど、サービスなんてされてないけどね!
帰り道に歯磨き粉(9.24ラリ(520円))と朝食用のパン1個(1.5ラリ(85円))を買って帰った。
夜はウズベキスタンとキルギスタンのことを調べて24時すぎに就寝。
ヨーロッパ、バルカン、コカーサスと陸路で回ってきたけど、明日は飛行機で中央アジアへ。
コカーサスにはまた戻ってくるけどいったんヨーロッパの雰囲気とはお別れだ。
ここからは飛行機の利用も増えてくるからスケジュールがよりシビアになってくる。
ルート作りちゃんとせんとな(;´∀`)
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日は久しぶりの飛行機なので早めに空港に向かうので早起きです。
それでは!
はじめまして。ブログをいつも楽しく読ませていただいています。
カズベキの景色を見て、いつか行ってみたいなと思い、思わず航空券を
調べてしまいました。
ここから中央アジアにも行かれるんですね。キルギスはソンクル(Song-Köl)が
素晴らしかった(ソンクル自体の美しさはもちろん、行くまでの道のりも)ですが、
高地なので今の時期はすでに閉ざされているかもしれません。
もし機会がありましたら是非おすすめです。
xtal様
はじめましてこんにちは〜。
コメントありがとうございます。
トラブルだったりネットワークの無い地域に行っており返信が遅くなり申し訳ございません。
カズベキは素晴らしい景色が手軽に味わえるのでとってもおすすめです(日本からカズベキに行くまでは大変ですが)。
今キルギスにおります。(キルギス行かれたことあるんですね!)
が、おっしゃる通りもう標高が高いところは雪が降ってしまっており、ソンクル湖は行けなさそうです(;´∀`)
もう3週間早く来てれば・・というところみたいです。
mosari さん
ご返事ありがとうございます。
新しい投稿も拝読し、無事ビシュケクまで到着されたとのことで何よりです。読んでてドキドキでした笑
ソンクルはやはり閉ざされていそうなんですね…でもアルティンアラシャン行かれる予定とのこと、投稿楽しみにしております!私もアルティンアラシャンとアラコル湖は行きたい場所に登録しています。
くれぐれもお気をつけて旅を楽しまれてください〜
xtal様
こんにちは、お返事遅くなり申し訳ございません。
返信ありがとうございます。
次回キルギス行かれた際は是非アルティンアラシャン&アラコル湖にトライしてみてください。
きっと素敵な思い出に残ると思います。
引き続き旅を続けてまいりますので、またお気軽にコメントくださいませ〜