【世界一周302日目】2024.2.8 グアテマラ アンティグア 〜 エルサルバドル サン・ミゲル
気温:13度〜29度
歩数:8,149歩
1ケツァール=18.98円
1ドル=149.3円
今日の予定
- アンティグアからローカルバスを使ってエルサルバドルのサン・ミゲルへ
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慌ただしい朝
4時15分にタイマーが鳴って目が覚めた。
ね、眠すぎる(;´∀`)
ノソノソと起き上がってチェックアウトの準備。
4時45分にさぁ出発だ!
そう思った途端、
あれ、貴重品のポーチが見当たらない、、、
Azuが不穏なことを言い出した。
綺麗に詰めたキャリーケースとサブバッグをひっくり返して探す。
5分ほどして、
あった!!
よかった。無事に発見。
中米に来てから貴重品の管理方法を変えたのでたまに、
あれ、どこいれたっけ?
みたいなことがある。
中南米は強盗のリスクがあるので、ユーラシアのように貴重品を常に身辺帯同するのもリスクになる。
分散させないといけないのがまた難しい。
スリは怖く無いが、強盗はキツい、、、
そんな訳でちょっと予定よりも遅れて宿をでる。
お金は事前に払ってあるし、鍵はレセプションの鍵置き場に置いておけばよいと前日に確認済みだ。
今日の移動は
グアテマラのアンティグアからエルサルバドルのサン・ミゲルまで。
アンティグアでお世話になった宿
チェックアウトしたのでお世話になった宿のご紹介。
- 施設名:ペンション田代
- 住所:pasaje matheu 11A, Antigua Guatemala 03001 グアテマラ
- チェックイン時間: 不明?
- チェックアウト時間: 〜11:00
- 部屋タイプ:トイレ、シャワー共同個室
- エアコン:無し
- 1泊:160ケツァール(3,037円)
合計で4泊して640ケツァール(12,124円)を現金で支払った。
名前からわかるように日本人オーナーによる日本人宿である。
日本人オーナーとグアテマラ人の奥さんと息子さん、そして小さな白いワンコのモチで経営していた。
今はオーナーの田代さんが体調を崩されておりメイン業務は奥さんと息子さんが対応されている。
でもツアーの詳細の話などの時は田代さんが出てきて説明してくれた。
宿は快適そのもの。
さすが日本人オーナー!
と、思わせてくれた。
こう言った安宿は何かしら気になるポイントがあるものだが、何も気にせず快適に過ごせた。
強いてあげるならば、防音性が低いので外の音がモロに入ってくる。(防音性の高い安宿なんてほぼ無い)
気になる人は耳栓があると良いだろう。
一応22時以降は騒ぐの禁止になっているので話し声がうるさいと言う事は無かった。
ドアの開け閉めが気になる程度。
屋上にはテラスがあり、洗濯を干す事も可能。
キッチンには調味料がかなり豊富だった。
これらの調味料がフリー。
醤油や照り焼きソースなんかもあった。
オイルや麦茶パックなんかも。
食器やフライパンなどもしっかり揃っていたし、コンロも8口あった。
マジで快適なキッチン。
なお、メキシコ、グアテマラで良くあるウォーターサーバーは無かった。
外国人もたまに泊まっていたが宿泊のほとんどが日本人なのでマナー良く使われていて改めて日本人の良さを実感してしまった。
立地もバスターミナルやメルカドから歩いて10分もかからないので抜群に良い。
近くにスーパーもあるし、日本人が経営してるカフェや日本食レストランもある。
ツアーの斡旋も行っていて我々もアカテナンゴ山に登って噴火を間近で見るツアーを申し込んだ。
公式サイトよりも安かった。
Wi-Fiも必要十分。
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水回り
別々のシャワーとトイレが2個ずつ。
設備は古いが清潔に保たれている。
シャワーもアッツアツのが出る。
途中でぬるくなる事も無く良いシャワーだった。
これから南下するにあたり水シャワーになっていくのが怖くなるくらい良いシャワーだった。
日本人はちゃんと夜に入るのでタイミングが重なることはあったが、早めに入るか遅めに入れば大丈夫。
部屋回り
個室の共用シャワールーム。
部屋にはベッド2台とテーブル1個、椅子1個。
断熱性に優れているのか朝晩も部屋の中はかなり暖かった。
リネン類も清潔でマットレスも快適。
ちょっと照明が暗かったが快適に過ごさせてもらった。
総じて良い宿だった。
スペイン語留学中の日本人も多かった。
夢を語り合い希望に満ちる宿だった。
街の雰囲気含めてもっといたかった、、、
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いざグアテマラ出国へ
宿を出るとひんやりとした風。
日中は暖かいが夜明け前はそこそこ寒い。
ウルトラライトダウンを着て急いで歩く。
バスの始発は5時と聞いていた。
それから15分間隔くらいであると言っていたっぽいが、我々はスペイン語がちんぷんかんぷんなので間違っているかもしれない。
とりあえず急いで5時1分くらいにターミナルに着いた。
日中の賑わいが嘘のように静まり返ったバスターミナル。
暗闇の中にヘッドライトが見えたので近づいてみると、フロントにある案内板にEscuintla(エスクイントラ)の文字を発見。
エスクイントラ?
スィー!(そうだ)
よかった、まだ出発してなかった。
我々のキャリーケースを担いで車内に運んでくれた。
通路が狭く肩に担がないといけないからちょっと大変だから助かった。
グアテマラ人はほんとよく働く。
見ていて気持ちが良い。
んで車内で待つこと5分。
5時8分にバスは出発した。
Antigua → Escuintla
20ケツ(380円) 1時間20分
乗客はまばら。
走り出してしばらくすると料金回収係が回ってきた。
1年前は20ケツァールだった。
他の乗客とのやり取りを注視してると、多分50ケツァール札を渡して30ケツァールを返してるっぽい。
多分20ケツァールのままだ。
そう思って100ケツァール札を渡した。
グアテマラグアテマラコーヒーコーヒー
何か言って次の人の料金を回収し始める兄ちゃん。
お、お釣り、、、
我々はスペイン語でお釣りの単語すら知らない。
あわあわしてると、反対側の席にいたおじさんが、
まぁ待て、まだ慌てるような時間じゃ無い。
そう言わんばかりの顔をしていた。
なるほど、とりあえず待つか。
多分お釣りが無いのだろう。
と、思いきや、一通りの乗客からお金を回収して椅子に座り始める兄ちゃん。
さすがに心配になって先ほどのおじさんに、
1人20ケツァールだよね?
Google翻訳を使って見せると、頷くおじさん。
チェンジ
そう言いながらお金を回収するような仕草をした。
とりあえず待てば大丈夫と言うニュアンスを感じる。
そうこうしてるうちに他の乗客も乗ってきてお金を回収する兄ちゃん。
我々の前に来たので彼の手にあるお札を指差す。
するとちゃんと60ケツァール(1,140円)を返してくれた。
おじさんを見たらサムズアップしてくれていた。
白髭を生やしたクールなおじさんだった。
そこからは少しウトウトしてしまった。
トントン
肩を叩かれる。
やべっ、寝てた。
そう思って起きると先ほどのおじさん。
ここはエクスイントラだ。でもまだ待て。
そんな感じのことを言って降りて行った。
良い人や、、、
Googleマップを見ると確かにイクスイントラの街に入っていたがバスターミナルの少し手前だった。
程なくすると
アミーゴ!
声のする方を見ると料金回収係の兄ちゃんが入り口付近のドアから手招きしていた。
6時25分。
こうして無事に1回目の乗り継ぎポイントへ辿り着いた。
降りたところで、
フロンテーラ!(国境)
そう伝えると、ここで待て、と言われた。
近くには屋台やトイレ(2ケツァール)もあった。
ちなみにグアテマラは下水事情が弱く、水を桶ですくってトイレに自分で流し込むスタイルであることが度々ある。
こんな感じで水が貯められているので桶を使って便器に水をぶっ込むのだ。
レバーを捻っても水が流れるのはこの国では当たり前では無いのだ。
んで、トイレから戻ってきたらAzuがいない。
荷物も無い。
え?置いて行かれた。
慌てて辺りを見渡すと周りにいた人が全員曲がり角の先を指差した。
見事に全員。
つい笑ってしまった。
それだけアジア人は注目されてるって事でもあるし、グアテマラ人が良い人が多いってのもある。
角を曲がるとチキンバスとAzuがいた。
またもや我々のキャリーケースを誰かが車内に運び入れてくれた。
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Escuintla→flontera(国境)
100ケツ 2時間15分
6時45分にバスは出発。
20分の乗り換え時間だった。
バスの近くの乗客に値段を聞いてみる。
1年前の情報だと100ケツァール(1,898円)なのだが、Azuは3週間前に70ケツァール(1,329円)だったというInstagramの情報を持っていた。
安くなることなんてあるんだろうか?
となると元々70だったのが、ぼったくられて100だったと言うことだろうか?
真偽不明なので乗客に聞いてみたのが、答えは50ケツァール(949円)。
流石にこれは違う気がする。
料金係の兄ちゃんが来たのでとりあえず50ケツァール✖️2の100ケツァール札を渡してみた。
するともう1枚だと言う。
つまり1人100ケツァール(1,898円)だ。
とりあえず渡すしかないのでもう1枚渡した。
先ほど聞いた乗客に100ケツァールだったと言うと、「そうみたいね。」
そんな感じの返答。
もう1人別の人にも聞いてみたが100ケツァールだったと言う。
うーん。
100ケツァール…なのかな?
一応切符的なものはくれたが金額欄は70ケツァールまで。
今回は100ケツァール払ってるからか特にチェックは付けられていなかった。
真偽不明だがまぁ100ケツァールなのかなぁ。
(よくよく見てたら国境まで行く人がそもそもほぼいなかったので他の乗客も値段知らなさそう)
途中で運転手が最後部座席で寝始めた。
代わりに料金係の兄ちゃんが運転してた。
2時間15分で国境のCiudad Pedro de Alvaradoに到着。
チキンバスは前後間隔が狭い・・・
グアテマラ出国 エルサルバドル入国
9時ちょうどに国境に辿り着いた。
ありがとうグアテマラ。
めちゃくちゃ好きになりました。
バスを降りたところから歩いてすぐに建物が見えた。
この建物がイミグレーションだろう。SATと書かれた右側に進むのが正解。
小さなイミグレーションがあった。
簡単な質問をされてサクッとスタンプをもらって出国。
グアテマラ出国後に両替商が暇そうに座ってたので余ったケツァールをドルに変えた。
そう、エルサルバドルは通貨がドルなのである。
マイナー通過からの両替だからめっちゃレート悪いと思いきや、めっちゃ良かった。
余ったケツァールは242.5ケツァール(4,600円)。
公定レート通りだと、31.3ドル。
もらったのは31.2ドル。
0.1ドル(15円)の手数料だったことになる。
こんなんで儲け出てるんだろうか、、、
近くにトイレがあったので使わせてもらった。
綺麗なのに無料。最高。
その後はエルサルバドル側の国境へ、10分ほど歩く。
途中で2回橋を渡ってエルサルバドル側のイミグレーションを発見。
近寄って見ると路上に警察がいたので、
オラ!フロンテーラ?(国境?)
と聞いて見ると、
こっちこっちーと手招きされた。
さらに近づくと
パスポートちょうだい?
そう言われたのでパスポートと先ほど出国時にもらったレシートを渡す。
すると、
コンニチワ!スタンプ押してくるわね。
そう言って隣の小さな小屋に入って行き、入国スタンプをくれた。
可愛らしい女性警察だったが、カタコトの日本語混じりで入国させてくれた。
過去一緩い入国だったな、、、
グアテマラ側の国境に着いてからエルサルバドル入国まで25分だった。
商店の値段表示がドルになって違う国に来た事を実感。
荷物を全て持ってるから緊張しながらの移動ではあるがそれでも新しい国に来るとワクワクするね。
次の目的地はソンソナテ。
国境から5分ほど歩くと広場にチキンバスが止まっているのが見えた。
ここであっさりソンソナテ行きが見つかった。
荷物は後ろの出入り口から詰み、一度バスから出て前の入り口から入り直してドライバーにお金を渡した。
0.9ドル(133円)。
他に乗客がいなかったので出発までかなり待つことになるかも?と、思ってたら10分くらいで出発してくれた。
この時9時40分だった。
国境→Sonsonate
0.9ドル 1時間半
バスの見た目はグアテマラ同様にスクールバスだが、こっちの方がシートはまだマシだった。
ボロいけど。狭いのは一緒。
走り出してすぐに思ったのは、
金の無さそうな国だな。
と言う事。
なんかボロい。
フィリピンやマダガスカルを思い出した。
バスの中には物売りがたくさん乗ってくる。
何かのクリームだったり、寄付のお願いだったり、お菓子だったり。
とりま朝食兼昼食を食べる。
昨晩のうちにAzuが作ってくれた卵サンドイッチだ。
うまうま。
途中で荷物が見える最後尾の広々席に移動したんだけど、バスが跳ねまくるせいで踏ん張りが効かず寝るに寝れなかった。
何度も席からずり落ちそうになってしまった。
んで1時間30分ほどでソンソナテのバスターミナルに到着した。
グアテマラならここですぐに客引きがいるので次のバスを見つけるのは簡単だったが、エルサルバドルは客引きが全然いない。
ちょっとターミナル内をうろついたけどサンサルバドル行きのバスは見つからず。
その辺の人に聞きまくったらどうやらターミナルの中には無いそうだ。
ターミナルを出て少し右に進んだところに小さなターミナルがあってそこに大きなバスが止まっていた。
チキンバスじゃなくてちゃんとしたバス。
荷物は自分で荷室のドアを開けて詰むスタイル。
勝手に入れられるし、勝手に持ってかれそう(;´∀`)
んでこの路線は1年前は1ドルだった。
運転手に2人分として2ドル渡すと、
エルサルエルサルバドルバドル
何か言われてる。
足りないっぽい。
電卓を渡すと1.6の文字。
実に60%の値上げですか、、、
がっかりしながらバスに乗り込む。
が、これまたびっくり2-2配列の普通のバス。
しかも冷房が効いてるるるる。
多分だけど、この1年でチキンバスから普通のバスに変わったんじゃなかろうか?
それで値段も上がったとか?
物売りは変わらずいた。
バスは11:43分に出発。
ソンソナテのバスターミナル内にトイレ有り。
0.4ドルだった。
トイレの前には共同洗濯場があった。
ここは利用者がいなかったが車窓から見た街中の洗濯場は多くのおばちゃんが利用していた。
エルサルバドルからリキシャ(自転車タクシー)の荷台が前に着くようになった。
バランス悪そう。なんで後ろじゃ無いんだろ。。。
Sonsonate→San Salvador
1.6ドル 1.5時間
冷房の効いた車内。
荷物は床下の荷物入れなので心配しても何もできない。信じるしか無い。
サブバッグを抱えてバスに座る。
朝早かったのもあるし、サンミゲルまで今日中に着くかもわからない。
だから宿もとっていない。
少し緊張気味の移動。
だからか少し安心できるバスだったことに安堵してか一瞬で眠ってしまった。
・・・
・・
・
乗客の降りる気配で目を覚ます。
急いで地図を確認するとサンサルバドルに到着していた。
あっという間に1時間半経っていたようだ。
13時10分。
バスから降りるとちゃんとキャリーケースは荷室の中にあった。
今日はここからまだ先に進みたい。
サンミゲルと言う東にある街まで。
でもこのターミナルでは無くて10kmほど離れた別のターミナルからサンミゲル行きのバスが有るそうなので移動せねばならない。
到着するターミナルはここ。
Terminal de Buses de Occidente
ターミナルの中では無くてその隣の道路の脇で降ろされた。
んでサンミゲル行きのターミナルはここ。
Terminal Plaza Amanecer
ターミナル間は10kmほど離れているのでタクシーを使うしか無い。
タクシー?
早速タクシーの運ちゃんが声をかけてくる。
1年前に利用した旅人は8ドルだったそうだ。
だが我々には切り札がある。
Uberである。
サンサルバドルと言うかエルサルバドルと言う国は泣く子も黙る凶悪国家としても有名。(最近は大統領が変わって急激に治安が良くなっているそうだけど!)
それでも白タクよりもUberの方が安全である。
昨日ペンション 田代で出会った旅人からe simを紹介してもらったので今回は安全をとってUberを使った。
Uber代は4.81ドルと白タクよりは安かった。
ドライバーと合流するがここで我々のスペイン語力のせいで少し出発に戸惑った。
最近のUberって配車が決まると4桁のPINコードが表示されるんですよ。
それをドライバーに伝えないと動けない仕組みになっている。
そんな訳で荷物をトランクに入れて車内に乗り込んだら、
PINを教えてくれ
そう聞かれた。
PINコードが表示された画面を見せるが、老眼なのかわからないと言う。
口頭で言えばいいのだが我々は未だにスペイン語の数字すら言えないのだ。(5までしか言えない、、、)
英語の言い方だと伝わらず、慌てて昔メモっておいた数字の読み方を探して、
- 9.ノエべ
- 0.ゼロ
- 3.トレス
- 5.シンコ
と言ってようやく伝わった。
焦らせてくれるぜ。
って言うか我々のスペイン語力ヤバすぎぃぃぃ!
タクシーは25分ほどかかってターミナルに到着した。
ただmosariが降車場所を間違えて設定してたっぽくて、ターミナルの脇にある鳥肉の加工工場に着いてしまったのだ。
それが無ければ20分で着いていただろう。
金額は4.81ドルだったけど、ちょっと遠回りさせてしまったのでチップを含めて5ドルで支払った。
皆さんUber使った時ってちゃんとチップ払ってますか?
良ければコメントで教えてください。
mosariは普段は払ってないんですけど、多分南アフリカのケープタウンで払わなかったからからドライバーから評価1を付けられたっぽいんですよね。(Uberはお互いに評価し合うシステムがある)
3回くらいしか使って無いから1が付くと一気に評価平均が下がったので気づいたんですけれど。
マジで海外のチップ制度は難しい。
そんな訳で無事にターミナルに着いたのでちょっと休憩。
なんだか暑くて喉がめっちゃ渇くのだ。
Azuは冷たい水(エラい!)
mosariは謎のエナドリ(悪い!)
2つで2.5ドル(367円)。
バスターミナルだからか鬼高いやんけ。。。
エナドリの味はまぁ想像通り。ゲータレードみたいな味。
熱った身体が冷えて復活。
サンミゲル行きのバスはすぐに見つかった。
値段を聞くと5ドル(734円)。
事前情報では3ドルと5ドルのバスがあって、安い方は3時間、高い方は2時間で冷房付きだそうだ。
だからこれは良い方のバス。
我々がその客引きと話をしてるともう1人別の客引きがサンミゲル!と叫んでいた。
値段を聞いてみると4ドルだった。(586円)
3ドルのバスが値上げしたのかはわからなかったが1ドルの差なら良い方に乗っておく事にした。
今日は5時から移動しっぱなしなので150円で1時間買えるなら良いだろう。
バスは我々が乗り込むとすぐに出発。
14時ちょうど。
San Salvador→San Miguel
5ドル 2時間45分
バスはまたもや冷房付きの2-2配列。
車体にはWi-Fiマークがあったがネットワークは見当たらず。
車内は前回もそうだったがトイレ付き。
変わってるのがバスジャック防止目的なのか、運転席との間にはアクリル板が置かれており、ドアを開けないと運転席に来れないようになっていた。
この辺は治安が悪い国ゆえだろうか。
相変わらず車内販売がある。
面白かったのが、
まず最初にお菓子を配りまくる。この時はお金は請求されない。(我々は怪しんで受け取らなかった)
その後は商品の説明が始まる。
恐らく新製品なのだろう。
その後、先ほど配った分を買うか、買わなければ返品する。
みたいな、実演販売があった。
キットカットみたいなチョコスナックが4個か5個で1ドルのようだったのでお得なのだろう。結構な乗客が購入していた。
こう言うちょっとした文化が見れるのがローカル移動の良いところでもある。
車内では昨日買っておいたパンをかじった。
確か1個2ケツァール(39円)なので安くて助かる。
バスは思ったよりもゆっくり進み、サンミゲルまでに2時間45分かかった。
それでも16時45分に今日の目的地にたどり着くことができた。
乗り継ぎが悪かったり国境が混んでたりしたら20時ごろに着く可能性も考えていただけに助かった。
明日も早起きしてもっとキツい移動が待っているので早めに宿に辿り着けるのはデカい。
ちなみに実際にはバスターミナルの少し手前でおろされた。
↑はターミナルの場所
Googleマップを見れば容易に辿り着ける距離ではあったが、
エルサルエルサルププサププサ
一緒に降りた家族連れのおじさんが
ターミナルはこっちだ。僕らもそこに行くから一緒に行こう。
そんな感じで案内してくれた。
優しすぎん?
5分ほど歩いてターミナルに到着した。
お礼を言って家族連れと別れた。
今日はもう移動しないが明日のサンタロサ・デ・リマ行きの始発の時間を知っておきたかった。
明日は14時間ほどの移動を見込んでいるので少しでも早く出発して、明るいうちに辿り着きたい。
客引きに声をかけるとバスは簡単に見つかった。
Google翻訳を使って情報を聞き出すと、始発はなんと、
・・・
・・
・
3時50分(;´∀`)早スギィ!
でもそれならうまくいけば18時にニカラグアのレオンという街まで辿り着ける。
ギリギリ日は出ている。
ちょっと、いや、だいぶ辛いが朝イチで移動することにした。
一晩明かした街で朝早いのと初めて訪れる街に夜遅いのでは圧倒的に前者の方が安心だ。
宿にチェックイン
しかし今日の宿はまだ決まっていないのであった。
そもそもサンミゲルに辿り着けるかわからなかったのと、Booking.comに掲載されている宿が高すぎる&遠すぎたのだ。
1泊5,000円もしたのである(;´∀`)
できれば寝るだけだし15ドル(2,200円)で済ましたい。
そんな訳でターミナルの近くにあるホテルを事前にGoogleマップでピンを立てておいたので、いくつか回って飛び込んでみることにした。
予算はいったん15ドルとした。
実は飛び込みはこの旅始まって以来初めて・・・と思われる。
事前に予約できないメキシコシティのペンションあみーごとか、この間のペンション 田代は飛び込みだったが日本人宿なので大丈夫かなと思っていた。
今回のようにBokking.comなどのサイトにも出てこないようなところを選ぶのは初めて。
ターミナルの目の前にホテルがあったがちょっと高そうだったので次の場所を目指しているとGoogleマップにも掲載されていないがHOTELの看板が目に入った。
HOTEL CENTINELA
Googleマップにも載っていないがこの辺。
一瞬廃墟かと思ったがちゃんと営業していたので値段を聞いてみると2人で1泊15ドルと言うでは無いか。
Wi-Fiがあることを確認しつつ、部屋を実際に見させてもらった。
Azu的にもOKが出たので1個目のこの宿にすることに決めた。
現金で15ドル支払って鍵をもらう。
部屋はベッドがあるだけの簡素な部屋だったがシャワーとトイレが付いているのはGood。
エアコンも付けて部屋を冷やしてくれた。
予想はしていたが水シャワーだった(;´∀`)
中米の安宿はもう水シャワーだらけっぽいので仕方ない。
気さくなエルサルバドル人
明るいうちに夕飯を食べることにした。
エルサルバドルには1泊しかいないのでローカル的な食事を探すことにした。
1階に降りたところで
へい!アミーゴ!
陽気なおっさんに声をかけられた。
エルサルエルサルププサププサ
まじで何を言ってるかわからない。
こう言う時は諦めてこっちの要望を伝えてしまうのも有りだ。
手を口に近づける仕草をする。
それだけで飯を食べたいと言うことが伝わった。
キョロキョロする仕草をして店を探してることをアピールする。
すると
わかった。着いてこい。
そう言って宿の外まで案内してくれた。
全く当てが無かったものだからおっさんを信じることにした。
相変わらず何を言っているかはわからないが、
ププサという単語が聞き取れた。
たしかエルサルバドルの伝統料理のはずだ。
ププサ!
こちらもそれが食べたいとアピールする。
わかった!まかせろ!
そんな感じの反応をするおっさん。
宿を出て左に歩き始める。
だがここでAzuが、
ケソププサ!(チーズププサ)
と伝えると、
ケソ!
そう言っておじさんは反転して宿から右手に進んだ。
宿から徒歩1分のレストランに連れて行ってくれた。
そして訳もわからずケソププサを注文してくれたw
他の味も頼みたかったが全てケソププサになったぽいw
まぁしゃーないかと思って作っているところを見せてもらった。
手際よく生地を伸ばしてチーズを包んでいくお姉さん。
見学しているとおじさんは急に英語で
Give me Beer.(ビール奢ってくれよ)
そう言い始めた。
気持ちよく奢ってあげたいところだけど、こちとらお金に余裕がある訳では無いので断った。
心が狭いだろうか・・・
食らいついてくるおじさん。
5回くらい断ると諦めてどこかへ行ってしまった。
ちょっとモヤモヤ。
ごめんよ・・・
んで引き続きケソププサ作りを見学していると、
あなたもやってみる?
せっかくなのでAzuが挑戦。
お姉さんのやってる仕草を見よう見まねで生地を伸ばし、チーズを入れて包む。
右上の白いのがAzu作。
歪んでるしひび割れていた。
でも思わぬ楽しいひとときになった。
先ほどのおじさんはビール目的ではあったがそれでもすごい話かけてくるし、道行く人々も挨拶してくれる。
なんか気さくだな、エルサルバドル人は。
そして完成したケソププサ。
素手で食べるようだが熱すぎる。
アチアチしながら口に運ぶ。
生地単体だとただのトウモロコシのケサディーヤって感じで美味しくも無かったが、チーズと一緒に食べると評価は一転。
チーズの塩味がよく合う。
しかもチーズがめっちゃ伸びる。
普通に美味しい。
そして付け合わせのトマトサラダ。
これを合わせて食べるとまるでピザのような風味になってめっちゃ美味しかった。
1人チーズププサ3枚だったが飽きることなく美味しく完食してしまった。
値段もわからないまま注文してしまった(注文された)が、まぁせいぜい高くて1枚1ドルだろう。
電卓を叩いてもらうと1枚0.75ドル(110円)だった。
6枚なので4.5ドル(660円)。
美味しい食事に気さくな人々。
エルサルバドルが一気に好きになってしまった。
1泊だけで通過してしまうのがもったいなくなってしまったよ(;´∀`)
ありがとうお姉さんたち!
お腹も膨れたので挨拶して店を出て隣の商店へ。
店の中に入れず鉄格子越しに注文するスタイル。
治安悪かったんだろうなぁ・・・(今は改善してきていると聞いており、実際怖い感じはあまりしない)
水は1Lが2本で2.5ドル(367円)なので鬼高い。
物価は安く無いみたいだ。
早めに寝るの巻
部屋に戻ったら水シャワーを浴びる。
ペンション田代の暖かいシャワーが恋しい。
部屋はWi-Fiが繋がらず、ロビーでちょっとだけ繋いで明日の移動方法を振り返った。
ロビーなのでスマホをいじるくらいは問題無いが、パソコンやタブレットを出して作業するのはセキュリティ的に気が引けた。
そんな訳でブログはオフラインで下書きだけ書いて22時に消灯。
こんなに早く寝るのは何時以来だろうか・・・
こうしてバス5本とタクシー1本を乗り継いだ12時間の大移動が終わった。
しかし明日も1日移動なのでブログの更新が滞る。
リカバリーする作業日が必要になるなこりゃ。
せっかく急いで移動しているのだが、急いで移動するとブログが追いつかないジレンマ。
コスタリカ着いたらブログを書きつつ、ツアーの情報収集する日を設けようと思いましたまる。
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フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日も1日移動です。
ゲロゲロ。
それでは!
お久しぶりです!
毎日楽しくブログ拝見しています。
アンティグアからエルサルバドルのサンサルバドルまでブログを参考に移動をしてきました。
【料金】
アンティグアからエスクイントラ→20ケツァール
エスクイントラから国境まで→70ケツァール
国境からソンソナテ→0.9ドル
ソンソナテ→サンサルバドル
Especial(冷房付)→1.3ドル
Tradicional (冷房無)→0.76ドル
エクスイントラから国境までは、チキンバスではなく、床下に荷物を置くタイプの団体バス(冷房なし)でした。
【友だちが70ケツァールと言ってたんだけど、合ってる?】と先に言うと、そのまま70ケツァールで乗ることができました。同じ会社、チケットにも70以上の表記がないので、車掌さんのさじ加減かと思います笑
ソンソナテからエルサルバドルまでは、ブログに記載されている通り、別ターミナル(RUTA205専用)から出発。
EspecialとTradicionalで並ぶ列が異なっていました。
いつも詳細にありがとうございます。ブログのお陰で無事に到着できました。
SSさん!!
サンサルバドルまでの移動お疲れ様でした!
値上げもされておらず中米は物価上昇がマイルドでいいですね。
そしてやはりエクスイントラから国境までは70ケツでいけたんですね。
この辺の緩さは中米の悪いところですね(;´∀`)
中米のブログを読み返して楽しい記憶が蘇って来ました。
引き続き安全に楽しまれてください!
年末の件も楽しみにしてます・・!