【世界一周109日目】2023.07.22 クロアチア ザグレブ 〜 セルビア ベオグラード
1ユーロ=157円
今日の予定
- クロアチアのザグレブからセルビアのベオグラードへ移動
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ザグレブのお宿
今日はチェックアウトなのでザグレブで2泊したお宿をご紹介。
- 施設名:HI ホステル ザグレブ
- 住所:Petrinjska 77, Zagreb, Hrvatska, 10000
- チェックイン時間: 14:00
- チェックアウト時間: 11:00
- 部屋タイプ:ツインルーム
- エアコン:無し(扇風機あり)
- 1泊:約56ユーロ(8,893円)
施設の名前はホステルですが、我々が泊まったのはまたも個室です。
ドミは空いてませんでした。。。
2泊して合計17,786円のお支払い。
場所はバスターミナルから20分程度、鉄道駅から徒歩5分と立地はまぁまぁ。電車旅におすすめの宿でした。
スーパーは小さいものが徒歩5分、大きめの「SPAR」が徒歩10分にあります。
フロント。
鍵は昔ながらの鍵タイプで、外出時にはフロントに預ける必要があります。
スタッフは基本1人なので時間帯に寄っては待つかもしれません。
スタッフの方は親切でした。
観光マップはもらえます。
フロント前にある共有スペース。誰かしらソファーに座っていました。
卓球台もありました。
有料。1時間5ユーロだったかな?
同じく同フロアの反対側にある共有スペース。
ここのソファーも誰かしら寝てました。
パソコンあり。
キッチンはありませんが、冷蔵庫はもちろん、電子レンジとケトルがあるので温めたりお湯を沸かすことができます。
電子レンジはマジで助けられました。暖かいご飯っていいですね。
自販機。
スーパーで買った方が安いですが、500mlの水が1ユーロと安くなりました。
有料のコーヒーマシン。
0.6ユーロから。
オーストリアでは1.5ユーロからとかだった気がするので物価は安くなってますね。
エレベーターは1機ありました。
荷物は預けてないのですが、建物の前にたくさん転がっていたので、屋根のある外に放置するタイプかも(;´∀`)
部屋回り
ツインベッド。
すごく縦に長い形。
エアコンはありませんが、扇風機が1台あったので暑さは感じませんでした。
リネン類含めて清潔な感じ。
気持ちよく寝れました。
椅子も2脚あり、初めてテーブルに2人とも座って食事をとることができました。
ただ、部屋にあるロッカーは、鍵の掛け方がわからず使ってません。
鍵穴があるタイプですが、フロントからもらった部屋の鍵では刺さりませんでした。
地味に部屋の中に洗面台があったので便利でした。
部屋自体は特に問題無かったです。洗濯物を引っ掛ける場所に困ったくらいでしょうか。
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水回り
こっちは結構問題でした。
トイレとシャワーが共通なのですが、男子側がけっこうひどかったです。
まず小便器が全て使えず、個室のみ。
んで個室も1個しか使えないようになっていました。
我々の5階は詰まっていることが多く毎回別のフロアに移動してました。
あと、シャワーもトイレも鍵が壊れてました。
いつ開けられるかわからない状態でシャワーとトイレは地味にストレスでした。
シャワーの排水も悪く、溢れて共用男子エリアが水浸しの図。
水圧とお湯の温度は問題なかったんですけどね。
利用者のマナーも悪く、使用したお手拭き紙のゴミが床に散らばっていたり、空っぽになったシャンプーなどの容器がそのままだったり、廊下にバスタオルが落ちてたりして雰囲気はよくありませんでした。
バスタオルが1枚ずつ付いて来ましたのでそれはありがたかったですが、毎日の交換は無しでした。
扇風機ではありましたが部屋自体は快適でした。
共用部分が残念でしたのでリピートは無いかな(;´∀`)
バスターミナルへ
今日はセルビアの首都ベオグラードへの移動日。
7時前に起きてチェックアウトの準備をしつつ、前日に購入しておいたパンを食べます。
胡桃の甘めのパンにクロワッサン。ツナとほうれん草が入ったパンでした。
- クロワッサン:0.49ユーロ(78円)
- 胡桃パン:0.61ユーロ(97円)
- 惣菜パン:0.99×2ユーロ(313円)
昨日の記事にも載せてますがこんなお値段でした。
8時前に宿をチェックアウトしてバスターミナルへ向かいます。
エレベーターが壊れてて使えませんでした。
フィリピンかな?
まぁエレベーターってよく壊れますよね。知ってますとも。
これぐらいじゃあ驚きませんよ。
フィリピン留学が活きてますね。
日差しは強いが20度台だったのでそこまで暑さを感じませんでした。
途中で昼食のパンを買っておきます。
が、今回はいつものスーパーではなくパン屋で!
ちゃんとしたパン屋で買うのは初めてかも?
値段はそこまで高く無かったのでこっちで買ってもよかったかも。
パン5個お買い上げ。
再びバスターミナルを目指します。
出発の30分前に到着。
んで着いたら電光掲示板でプラットフォーム番号をチェックするも到着便しか見当たらず・・・
急いで探し回ってターミナル2階のチケットカウンターエリアに出発便の電光掲示板を発見。
と、思いきや自分たちのバスが表示されてないではありませんか・・・
9時の出発に無い・・・?
え。どういうこと?
もう時刻は8時37分。
後20分ちょっとで出発です。
まさかバスターミナルを間違えてた?
大きな都市だとバスターミナルが2個とかあったりします。
確認したつもりが何か間違えていたのか?
冷や汗が止まりません。
カウンターの職員に聞きたかったものの、どのカウンターも並んでいる人がいてとてもすぐに聞ける状態では無い。
落ち着いて予約した際に届いたメールをチェックしていると、プラットフォーム番号がすでに記載されていることに気づきます。
今までは当日電光掲示板で知ることがほとんどだったので事前に決まっているとは思わず見落としていたようです。。。
プラットフォーム番号ならバスの運転手なら把握しているはず、そう思い、適当に停まっていたバスの運ちゃんを捕まえて聞き出します。
すいません!プラットフォーム番号206番ってどこですか?!
それならこの建物の裏だよ。
よかった!バスターミナル自体はあってるみたいだ。
急いで裏に回って206番のプラットフォームへ。
バスの姿は見えないが待っている人がたくさんいたのでベオグラード行きか確認します。
このプラットフォームはベオグラード行きですか?
そうだよ。
あ〜よかったぁ。。。
なぜ電光掲示板に表示されないかはわかりませんでしたが、無事に間に合ったようです。
30分前だとこういった不足の事態が起きた時に焦るのでダメですね・・・やはり1時間前には来たいところ。
安心したらトイレに行きたくなったので探したらすぐ近くに発見。
0.4ユーロでした。
10分ほど前にバスが来たので、
Azuは座席を確保する係、mosariは荷物を預ける係に役割分担。
というのも今回座席指定されていなかったので早めに隣同士の席を確保する作戦です。
二人分の荷物を預けたら予約後にメールで受け取ったQRコードを見せてバスに搭乗します。
FLIX BUSは搭乗券の印刷などは不要で画面を見せるだけでOKなので簡単。
荷物代も20kgのスーツケース代も入っています。
- FLIX BUS:39.99ユーロ(6,279円)
2人なので12,500円ほどの交通費・・・
(;´∀`)たけええええええ
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FLIX BUSでベオグラードへ
バスは少しだけ遅れてザグレブのバスターミナルを出発しました。
ザグレブ9時出発~ベオグラード14時30分着
5時間半の長旅です。
車内は電源なし、Wifi有りでした。
走り出してしばらくすると紙が回って来ました。
どうやら、名前を書けばいいようですので、名前だけ書いて次の人に回します。
バスは高速道路をひたすら進んでいきますが、出発から1時間半ほどするとサービスエリアでトイレ休憩がありました。
品揃えはたくさんありましたが、サービスエリア価格なのでお高め・・・
ビールも売ってました。
日本って高速にアルコールって売ってましたっけ・・?
20分ほどの休憩の後、再びバスは高速道路をぐんぐん進んでいきます。
このまま国境まで高速で進んでいくのかと思いきや、突然高速を降ります。
??
国境までまだまだあるのに高速から降りるってどういうこと?
不思議に思っているとガソリンスタンドの空いてるスペースにバスが停車しました。
??
な、なんぞ?
ピーチクパーチクブラブラブラ
謎のクロアチア語?の後に、乗客が一斉に立ち上がります。
そしてその手には荷物が。
前回のサービスエリアでの休憩は荷物を置いて行ってる人が大半だったのに今回荷物を持って降りてる人ばかり。
・・・バスの乗り換えだ。
どうして乗り換えなければならないのかは全くわからなかったがどうやら乗り換えらしい。
となると心配なのがトランクルームに預けた荷物だ。
置いてかれたら溜まったものじゃ無い。
急いでチェックしようとトランクルームに近づくと、
Don’t Worry.(心配するな)
と、言われて隣のバスに乗るように促されます。
緑のFLIX BUSから謎のバスに乗り換えです。
預けた荷物は運転手が移動してくれるということなので信じて託・・・
・・・
・・
・
す、わけねーだろ!信用できるか!
座席の窓から2人の荷物が移動してるか監視してました。
まぁたままた見える座席だったんでよかったです。
写真は我々の荷物ではありませんが、我々のラゲッジが移動しているのを目視することができました。
バスを乗り換えてから再び高速道路を飛ばします。
乗り換えたらWifiが使えなくなりました(;´∀`)
出発から3時間経った12時ごろに朝買っておいたパンをいただきました。
チーズ入りのパンや餃子のようなパン、クロワッサンなど5つのうち4つをいただきました。
さすがパン屋さんのパンです。
今までのものよりも美味しく感じました。
- パン5個:4.7ユーロ(736円)
残りはもしお腹が空いた時用に取っておくことに。
結果的にこれが大正解になります。
国境がだいぶ近づいてきたころ、バスは渋滞にハマって動けなくなりました。
ヨーロッパの高速道路の渋滞はとても面白いです。
みんなめっちゃ外に出てくつろいでるんですよw
日本じゃ絶対NGだと思いますが、これぞ海外w
んでもっと驚いたのがこの運転手。
狂ってやがる。
何を思ったのか突然ハンドルを大きく右に切ったかと思いきや、路肩を爆走し始めました・・・!
渋滞で溜まっている多くの車を一気にごぼう抜き。
こんなのあり?
さすが海外は違いますね。
・・・
・・
・
はい、警察に捕まりました。
全然違くありませんでした。
海外でも路肩を走ったらいけません。
運転手が必死に抗議していますが、その叫びは届かず、なんと・・・
路肩を走った分をバックして戻ることに(;´∀`)
高速道路をバックすることってあります?
500m以上バックするバス。
普通に待っていたらいたであろう場所も遥かに超えて、めちゃめちゃ渋滞の後ろの方に戻されました。。。
イライラしている運転手。
前の車が進んでも動かない。
動かないバスを見ていた隣の車線の車が車線変更してバスの前の空いたスペースに入ろうとした瞬間にバスは急発信!
ぶ、ぶつかる!!
そう思った瞬間に相手の車が急ブレーキ。
間一髪衝突を免れました。
抜かそうとしたことに完全にブチぎれる運転手。
その車に執拗に幅寄せをしてプレッシャーを与え続ける始末。
相手の車はたまらずバスの後方に逃げ込みます。
こ、怖すぎる・・・
その後も渋滞でバスはなかなか進まず。
そんな中再びハンドルを右に切って路肩に入ろうとする運転手。
やめろ!また捕まるぞ!
複数の乗客が一斉にクロアチア語?で何かを叫びました。
なんて言ってるかはわかりませんが、ニュアンスから間違いなく、やめろ!という意味を含んでいるのが伝わって来ました。
しぶしぶ路肩から車線に戻るバス。
ダメだこいつ・・・早くなんとかしないと。
デスノートを持っていたら書き込んでいたかもしれません。
待てども待てどもバスは一向に進まず、2時間ほど渋滞にハマってようやく国境付近に。
すると、待っていましたと言わんばかりに再びハンドルを右にきり・・・
再び路肩を走り出す運転手。
渋滞が長すぎて乗客も疲れていたのか今度は止める人もおらず。
ぐんぐん距離を稼いでとうとう国境のゲートに辿り着きました。
今度は警察も黙認しているのか、特に捕まることはありませんでした。
また捕まったらどうするねん・・・
ゲート付近にたどり着くと運転手が、
トイレが反対側にあるから行きたい人はどうぞ
まじ?え?
聞き間違いか?
でもアザーサイドにトイレがあるって今言ってたよな・・・
確かに反対側に仮設トイレのようなものが見えます。
疑っていると、とある乗客が降りてトイレの方に向かっていきました。
まじかよ・・・
高速道路の上でしょ?国境付近でしょ?そんな自由でいいん?
バスから降りてAzuがトイレに。
全く問題無いようです・・・
自由すぎるな・・・
ここからさらに1時間半ほど待ってようやく出国審査に辿り着きました。
パスポートを持ってバスから降りて一人一人ブースに並びます。
前回のフィンランドの手続きが頭をよぎります。
また何か言われたらどうしよう。
今はネットも無いので銀行の残高を見せることもできない。
フィンランド入国時に疑われて銀行の残高を見せることになった話はこちら↑
ドキドキしながら自分の番になると・・・
バン!
一言も会話せずにスタンプが押されました。
えぇ〜ゆるい。。。
んで再びバスに乗って少し進むとセルビアの入国審査がありました。
そうか、出国は簡単でも入国が難しいんだよな。
しかもここは旧ユーゴスラビア圏のセルビア。
何を言われるかわからない。
ドキドキしながら自分の番に。
へろー!
バンッ!
えぇ〜ゆるい(;´∀`)
セルビア入国
ということで初の旧ユーゴスラビア圏に入国できましたー!
キリル文字が出て来たぞー!
(上がクロアチア出国、下がセルビア入国のスタンプ)
渋滞にハマってから入国するまでじつに5時間ほどかかりました(;´∀`)
セルビア側の出国レーンは大渋滞。
旧ユーゴスラビア圏だからと言って旧に道がガタガタになるなんてこともなく、快適にバスは進みます。
しばらくするとガソスタでトイレ休憩。
全ての表記がセルビアディナール表記に。
ユーロじゃなくなってる事実が未知の国に来たことを実感させてくれます。
残念なことに特に日本と比べて安いって感じはしませんでした。
水とお菓子?だけ買っておしまい。
ちぇ、安かったらもっと書いたかったのに・・
- 水500mll:69ディナール(93円)
- チョコ:39ディナール(53円)
合計108ディナール(146円)
現金は持っていませんのでクレカで決済。
10分ほどで出発。
流石にお腹が減りましたが朝のパンの残りがあったので助かりました。
しばらく走っていると大雨。
無事に入国できた安堵感からか、急に眠気が。
・・・
・・
・
目を覚ますとすでにベオグラードの市内に入ったところでした。
うおおおお!
なんか無骨で寂しい感じ。
まるでロシアーーーー!
今までのヨーロッパとは違う雰囲気に大興奮。
天気のせいもあるけれど、この寂しい感じ。
たまりません。
ヨーロッパの華やかさも大好きですが、こうした無骨感も大好きです。
社会主義国家に来たって感じがビンビンします。
ほどなくしてバスはターミナルに到着。
時刻は19時20分。
当初の到着予定時刻は14時30分。
実に5時間遅れです(;´∀`)
なんと10時間の長旅となりました。。。
ぎぃええええ!旅っぽいいいいい!楽しいいいいい!!
きっとこれから先はこんなことが日常茶飯事になるんでしょうね 笑
世界一周、なかなかタフな移動になりそうですw
ベオグラードのバスターミナル。
すぐに荷物をチェック。
よかった、ちゃんとある。
が、、、
乗客の1人が荷物が無いと運転手に伝えていました。
運転手もわからない、乗り換えの時だと思うから、会社に自分で連絡してくれと伝えているようでした。
やっぱり荷物が無くなることってあるんだなと怖くなりました。
今回ちゃんと目視で確認しておいてよかった。。。
そしてその方の荷物がすぐに見つかって届きますように。。。
雨が降り続いていたので20分ほどターミナルで待機。
弱くなったタイミングを見計らってターミナルから出発します。
小雨の降るベオグラードのバスターミナルは淡く光を反射していてとても独特な雰囲気を醸し出していた。
これがセルビアか。
どんな国か楽しみだな。
文字がキリル文字になり英語が消えました。
どうなるかな(;´∀`)
Simも買ってないのでネットもGoogle翻訳も使えません。(セルビア語はオフライン不可)
雨に濡れたベオグラード。
そこにはこれまでよりも顔の彫りが深い人々が多かった。
親切なのか、おしゃべりなのか、はたまた無口なのか。
明日以降わかるだろう。
建物はほんと無骨な感じ。
坂を登って登って登って今日のお宿へチェックイン。
5時間遅れだというのにホストが暖かく出迎えてくれた。
疲れた顔してるわよ、と言って水をくれた。優しいね。
お世話になるお部屋。
シーツが汚ねぇ!洗ってねえじゃねーのこれ!
と言ってAzuはトラベルシーツを使っていたw
mosariはギリ耐えれるレベル。
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夕食とコミュニケーション
夕食をどうしようか考えているとちょうどゲストの方がピザをもってロビーに入って来た。
韓国人のチャオズ。
わおっ、ピッツァ!
300ディナール、ヤスイヨ
まさかの日本語で返事が返って来ましたw
フィリピン留学中に出会った韓国人のYちゃんを思い出した。
元気にしてるだろうか。
チャオズが言うには300ディナール(390円ほど)で4分の1サイズのピザが買えるとのこと。
久しぶりのピザ!
秒で即決。
お店を教えてもらって買いにいった。
じゃん!
久しぶりのピザはとても美味しかった。
ペロリですわ。
食後は綺麗な英語を喋るトルコ人のエイブラハムとロビーで軽くお話しした。
これまで宿でゲストとの交流は挨拶程度だったがこの宿の人々は何か違うぞ。
楽しくなりそうな予感だ。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日は未知なるセルビアの首都ベイグラードを散策しますよ!
それでは!