【世界一周186日目】2023.10.07 キルギスタン ダルヴァザ
気温：10度?〜23度
歩数：14,695歩
1マナト＝42.6円
今日の予定
- 地獄の門へ再訪
- ウズベキスタンに戻る
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寒すぎる目覚め
ギイイイイイ
立て付けの悪いドアが開く音で目が覚めた。
このユルトは中から鍵をかけることができない。誰でも侵入可能。
そして入り口が木のドアで開け閉めの際に大きな音がする。
びっくりして飛び起きる。
誰か入ってきたのか？！
・・・
誰もいない。
隣で寝てるはずのAzuもいない。
ふぅ、どうやらAzuがトイレにいったようだ。
しばらくするとAzuが返ってきた。
時間はまだ朝の6時。
朝食は8時からなのでまだ時間がある。
2度寝しようと思ったが寝付けない。
寒すぎる・・・
芋虫みたいに包まって震えていたまま7時半になってアラームが鳴った。
Tシャツ、長袖、ウルトラライトダウン、ウインドブレーカーと着込んだけれどまだまだ足りなかった。。。
砂漠の朝は寒すぎる。
絶対一桁前半だった気がする・・・・
風邪引いた気がしてならないがとりあえず外に出る。
中にいても寒すぎる。
まぁびっくり。
砂漠の真ん中にいるではありませんか。
そうか、地獄の門に来たんだっけな。
砂漠の中に作られたキャンプ地。
ここから地獄の門までは歩いて5分ほど。
近くでラクダが寝ていた。
このキャンプ地にはトイレもあるし、食事を提供してくれる施設もある。
8時に向かうとビュッフェスタイルだった。
ピロシキやシリアル、パン、チーズやヨーグルト、スナックなど。
エッグステーションもあってオムレツと目玉焼きを作ってくれた。
2回お願いできたのでおかわりは自由と思われる。
まぁジャンクな朝食ですね 笑
そんな中1番のご馳走がこれ。
温まるし、砂漠という自然の中で飲むコーヒーは格別だった。
コーヒーも紅茶もフリー。
にゃんこも寒そうに震えながら身を寄せ合っていた。
っていうかこんな砂漠に住んでるなんて・・・
人からおこぼれをもらっているだけかと思ったらちゃんと雀のような小さい鳥をハントしている姿を目撃。
たくましい。
外にはBBQのグリルやパンを焼く窯があったので、タイミングがよければ利用した料理も食べられるのだろうか。深夜に到着して朝早々に旅立つ我々は使う暇がなさそうだったが。
食後は再びガスクレーターへ。
地獄の門で例の儀式
このまま帰るのでパジェロに乗ってクレーターまで移動。
日中に見る地獄の門は夜とだいぶ異なる印象を受けた。
夜に見る幻想的なソレと異なり、日中はのソレは少し寂しい印象。
でも側面が焦げているなんて発見もあった。
それにしても何も無い地面が燃えているとは改めて不思議なクレーターだ。
んでめっちゃ暑い。
さっきまで寒くて震えていたのに日差しが強くて一気に暑くなる。
砂漠の環境ってマジで温度差激しすぎてキツい。
天気予報だと最低気温10度ってなっていたけど、絶対砂漠のエリアじゃないところの気温が表示されていたと思う。
ここで例の儀式。
眩しい日差しの中、地獄の門をバックにトルクメニスタンを塗り塗り。
16カ国目トルクメニスタンを塗り潰しました！
mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。
詳しくはこちら。
これを見ていたドイツ人カップルたちが
WA〜O! Super Idea！
と偉く感心していた。
海外だとこのアイデアは珍しいのかもね。
少し小高い丘に登って見た。
全体が見渡せたけど火はちょっとしか見えなかった。
そこまで大きなクレーターでは無いけれど、50年以上燃え続けるという世界でも珍しいクレーター。
もうすぐ見れなくなる可能性があるので来ることが出来てよかった。
ベネチアも沈みかけているというし、世の中の世界遺産は現在進行形で滅びに向かっているものが多数ある。
行ける時に行かないとね。
って言うか世界中のインフレに日本が完全に置いてかれてるのでどんどん滞在コストが高くなっていってしまうし。
円安が少しでも落ち着いてくれるといいんだけど、来年までまだまだ続く気がしてならない。
中東の紛争がきな臭くなっているのでまた大きな変化があるのかもしれないが。
9時過ぎにガスクレーターとお別れをしてパジェロに乗り込む。
さぁ、国境まで5時間のドライブの始まりだ(；´∀｀)
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国境へ
3台のパジェロは道無き道を爆走する。
昨日は真っ暗だったからわからなかったけど、ほんと一面の砂漠。
パジェロがよく似合う。
って言うか日本でこんな悪路無いのに三菱はなんでこんなオフロード車の開発が上手いんだろうか。
日本の技術力の高さは素晴らしいですねぇ。
でも車内は最悪。
右へ左へ上へ身体は常に揺れまくっている。
でも今日のドライバーはベテランの方に変わった。
明らかに昨日のドライバーよりもコース取りがうまく、衝撃をできる限り与えないように気を遣ってくれているのが伝わってきた。
いや、キツイけどね。
途中で青空トイレ休憩が1回あった。
せっかくなので砂漠の丘に登って見た。
おぉこれはまさしく砂漠じゃ。
砂漠を踏み締める。
思ったより歩きやすいな、と思って調子に乗っているとたまに
ズボッ！
と。足が一気に沈み込む場所もあった。
ぱっと見見分けがつかないのでちょっと怖かった。
国土の85％を占めるというカラコム砂漠。
途中で野生のラクダやミーアキャットのような動物なども見かけた。
野生のラクダって初めて見たよ。
まつ毛がバッサバサでイケメン（もしくは美女）だった。
何回か見かけたんだけど２匹か3匹で行動するようだ。
途中でドライバーの休憩で10分ほど道端で休憩。
12時を回っていたので今朝の朝食でもらったお菓子を食べる。
やすっぽいジャンクなお味。
・・・
・・
・
国境近くのタシャウス（Daşoguz）という街に入ると近代的な建物が並んでいて驚いた。
さっきまで砂漠と道端に転がった大量のゴミばかりの風景を見ていたのに急にコレだもんな。
今回は行けなかったけど首都のアシガバートなんかもすごい都会なんだろうな。
自由旅行が解禁されたら是非また来て見たい国の一つになった。
観光地化されていない国を巡るのはめっちゃ楽しそうだもの。
パジェロは順調に進み、出発から5時間後の14時過ぎに国境に辿り着いた。
あー頭が取れそうだ。
思いっきり伸びをする。
ドライバーやガイドとはここでお別れ。
ラフマット
お別れをして国境へ・・・
向かう前にトイレ。
無料で使えたと思いきや、最後に出てきたMayoさんだけ1ドル請求されたと言っていたので基本は有料なのかも？
過去一番ハエが多い地獄のようなトイレだった。
そして鼻を突く刺激臭。
建物の裏に回ってみると、畑でゴミを燃やしていた。
プラごみが中心なのでソレらが溶ける匂い。
これがこの国の実態を表してると言えるだろう。
街や道端には大量のゴミが転がっていた。
そして道が悪いからすぐにタイヤがバーストするのだろう。
道沿いには30秒に1回は破裂したタイヤが転がっていた。
ヒヴァへ
昨日は国境についてからトルクメニスタンへ入国するだけで3時間半もかかった。
が、ウズベキスタンへの入国は実に簡単。
トルクメニスタン側の国境で税関の申告書を記入する。
出国審査を受ける。
バスに乗ってトルクメニスタン側へ。（無料だったがやはり支払っている人もいた。旅行者は無料っぽい）
トルクメニスタン側の入国審査を受ける。
途中で何度も何度もパスポートチェックがあるのが面倒だが、昨日と比べればまぁ可愛いものだ。
国境についてから50分弱でウズベキスタンの地に降りたった。
ドライバーが待っていたのでそのまま乗り込んで1時間かけてヒヴァの街へ着いて解散。
16時だった。
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昼食兼夕食
時間が中途半端だがまだ昼飯を食べていない。
そのままお気に入りのお店に向かう。
ATA GAMBURGさん。
場所は北門を出て少し歩いたところ。
旧市街の中は高いがこちらは適正な価格だろう。
昼と夜が兼用になりそうだったので欲望のままにオーダーした。
スープ。
てっきり前回と同じものが出てくると思ったが違うものが出てきたので日替わりのスープのようだ。
今日は背脂が入ったビーフスープ。
野菜が少なめかつちょっと油っぽかったかな。
後半は美味しく感じだのでクセになる味なのだろうか。
シャシリク。
肉の旨みがたっぷりなのと、硬いんだけど容易に噛み切れる日本には無い感触。
本当に美味しい。
ケバブ。
塩レモン味のカルビなのでもう一瞬で食べてしまう。
病みつき。
サモサ。
肉が入っているのだがこちらのお店はピリ辛でめっちゃ美味かった。
サラダ。
貴重な野菜。
風邪をひかないようにビタミンをたくさん摂取できたと思いたい。
- スープ×2
- シャシリク×2
- ケバブ×2
- サモサ
- サラダ
これで合計176,000スム（2,163円）なり。
ちょっと調子に乗って頼みまくったら日本で食べるのと同じくらいの値段になってしまった。
でもこんなに腹一杯食べたのも久しぶりな気がする。
疲れてたし2食分なのでたまには・・・ね。
食後はスーパーによって明日の分の水5Lを購入。
アイスも買った。
パッケージは美味しそうだったが中身はイマイチ。
ウズベキスタンはパッケージ詐欺が多い気がする。
味もあんまり美味しくなかった。
食後は18時に宿にチェックイン。
ロビーに置かせておいてもらったキャリーケースはちゃんといい子に待っていた。
よかった。
移動しかしていないがだいぶお疲れ。
そのまま溜まっているブログやインスタを更新して0時に消灯。
たった2日のトルクメニスタン。
実質24時間くらいしかいなかったんだけどすごく楽しかった。
今回利用したのはAdvantourという日本語対応のウズベキスタンの旅行会社。
コロナ以降は個人旅行が不可能なトルクメニスタン。
2023年10月時点ではツアーじゃないと来れない。
いつかまた自由に来てみたい。
550ドル（約82,000円）と高額だったが、来てよかった(；´∀｀)
でも寝袋があると聞いていたが毛布1枚だったのはちょっといかん。寒すぎた。
移動時間も聞いてたのと違っていたので旅行会社には事前情報と異なる部分についてはメールを送っておいたので、来週に行く人には寝袋がちゃんと用意されていることを願うばかりだ。
さて次の大きな山はイランだ。
まだビザの申請が通ってないから行けるかどうかわかりませんが、できれば行きたい。
ちょっとイスラエルとのいざこざがきな臭い感じになってきてるので情報収集して判断しようと思ってます。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
風邪引いた気がするので明日はゆっくりになるかも。
それでは！
