【世界一周362日目】2024.4.8 ウルグアイ モンテビデオ
気温：18度〜23度
歩数：12,280歩
1ウルグアイペソ＝3.94円
今日の予定
- ウルグアイの首都モンテビデオの街歩き
Instagramでこれから世界一周に旅立つという方から連絡をいただきました。
なんとその方の英会話教室の友人がmosari達と会ったことがあって羨ましいとかなんとか。
だ、誰だろう、とドキドキしながら聞いてみたらJGC（JALグローバルクラブ）の情報発信していた時代からお世話になっている方でした。
色々と繋がるものですね。
日本に帰ったら旅好きオフ会とかしたら人って集まるのかな？
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目覚め
7時半ごろに目を覚す。
体調は・・・悪くない気がする。
でも1日中歩き回るとまた体調が心配だから街歩きは午後からにしようと昨日Azuと相談済み。
まずは朝食。
10分煮るタイプのインスタントスープと桃。
日本のマグスープは一瞬で溶けてマジで神です。
海外のは溶けないから10分煮る謎のシステムばかり。
昼を食べてから出るのでかる〜く。
パティオ（中庭）があるお家だったので洗濯物も庭に干してたので回収する。
・・・濡れてる(；´∀｀)
どうやら朝方に雨が降ったみたいで洗濯物が雨で濡れてしまっていた。
悲しいが洗濯し直すのも面倒なのでこのまま乾かして着ることにした。くそー。
食後は犬のルナと遊んだり、ブログを書いたりして過ごす。
紅茶を淹れてゆったりとした時間を楽しむ。
あー、なんか落ち着く・・・
人の家にお邪魔してるから、気を遣うかと思いきや、逆になんか落ち着く。
ホストとの距離感がちょうどいいのかもしれない。
ホストも我々にかかりきりという訳では無く、自分の時間をエンジョイしている。
今日も早くからホストはお出かけしてて家には我々だけ。
キッチンはこんな感じ。
まるで映画のワンシーンに出てきそうなThe海外のキッチン。
なんなら童話にまでも出てきそうな雰囲気。
これがまた良いのである。
んで昼食。
カレー！！
もちろんうまい。
野菜がたっぷり取れて幸せです。
モンテビデオ街歩き
13時前に宿を出てバスに乗って市内を目指す。
Googleマップで路線番号を検索できるので楽ちん。
セントロに行きたいよ。現金で。
1人56ペソ（223円）だ。
ICカードは無料で手に入るけど事前にチャージするのが手間だし、余ったら逆に高く付く可能性もあるので我々はもう現金でバスに乗ることにした。
Googleマップを見ながら乗り過ごさないようにチェックしながらバスに乗る。
もうすぐセントロに入ると思ったその時。
バスは突然左折。
あれ？Googleマップの経路から外れたぞ？
不安になりながらもバスはくねくね曲がりながらセントロの端に向かって進んだ。
ギリギリセントロに付きそうだったからそのまま乗っていたのだが、徐々にセントロから離れていくバス。
どこかで折り返して・・・なんて淡い期待も虚しく市内中心部からどんどん遠ざかっていくバス。
だめだよこれ、たぶんセントロ行かないよ。降りよう。
痺れを切らしたAzu。
降りて別のバスに乗り換えた。
また1人56ペソ払う。
くそー、余計な450円だ・・・
今度はしっかり目的地まで走ってくれた。
なんだろ、若干古かったりするのかな・・・
やってきたのは市内中心部の独立広場。
ほとんど事前情報無しにやってきたので正直街自体は期待していなかった。
首都だし、旅人みんなスキップする国だし・・・
でも意外や意外。
Puerta de la Ciudadelaという門が出迎えてくれたがそこをくぐると・・・
独立広場、なんかいい感じじゃないですか！
ここで1825年にブラジルからの独立宣言が行われたそう。
んでお尻を向けているのが英雄アルティガスの像（Mausoleo de José Gervasio Artigas）。
1811年に起こったウルグアイの独立戦争の英雄だそう。
正面から。
像よりも後ろの室外機が付きまくったビルがなんだか香港っぽいなと気になってしまった。
この像の下には彼のお墓があるそうだが我々が行った時はテープが貼られてて入れなかった。
アルティガスが見ている先にはこれまた特徴的な建物がある。
サルボ宮殿（Palacio Salvo）である。
1928年に建てられた時は南米一大きな建物だったそう。
小国なのに一番高い建造物を保有していた時代があると思うと浪漫を感じてしまう。
きっと激動の時代だったのだろう。
今はオフィスなんかが入っているようだが、きっと住んでる人もいる気がする。
いや、ほんと特徴的な尖塔がかっこいい。
すごいぜウルグアイ！
この先には新市街が広がっている。
反対方向を見ると独立広場とその先には旧市街がある。
最初にくぐった門の先には歩行者天国になった通りがある。
Sarandi通りである。
歴史を感じる建物があちこちに建っており、高いビルが無くて落ち着く。
しかしまぁなんと言うか・・・スペインを感じてしまう。
丸い窓を作って日の光を建物の中に取り入れる感じとかスペインっぽい。
こっちも。
そんな感じのオシャレな建物が建ち並び、多くのカフェやお土産売りの屋台があった。
そういえば初めてのヨーロッパはフランスとスペインの2ヶ国周遊だった。
もう9年前の事か・・・
懐かしさと共になんたが心地よい道を歩いていく。
途中建物の中に本が見えたので図書館かな？と思って覗いてみたら普通に販売してるいるようだった。
お洒落すぎるな。
カフェも併設されていてコーヒーなども楽しめるようだった。
Constitution Plazaという名前の公園を通ったり、スペインを感じるような建物を見ながら港の方へ向かう。
メインストリートを外れると普通に車が走っているが、渡ろうとすると譲ってくれるのでなんとも気分が良い。
教会だったり、
立派すぎる銀行があった。
Plaza Zabalaと呼ばれる広場にはこれまた立派な像があった。
周りには豪邸がいくつか建っていた。
素敵な建物が多く建っていて歩いているだけで楽しい。
南米らしさは皆無だが、久しぶりにヨーロッパらしい街並みをじっくりと歩くことができた。
人もそう多くないので歩きやすいのもまた良い。
忙しい感じがしないのだ。
余裕があるというか。
んで辿り着いたのが市場だ。
市場はその土地の物を知る良い場所。
楽しみにプエルト市場の中に入ってみると、
へい！うちの店で食べてけよ！
うちの肉は最高だぞ！
威勢の良い声がけ。
こ、これは、、、
か、観光客向けのレストランだらけだね。
中はお土産屋と観光客向けのレストランがあるだけで我々が楽しみにしていたような地元の食材や、ローカル食堂などは存在しないようだった。
残念。
無料のトイレだけ借りて退散。
近くの海にやって来た。
コロニアと違ってちゃんと海は青く、地元民が釣りを楽しんでいた。
そんな訳で例の儀式。
41ヵ国目ウルグアイを塗り潰しました！
mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。
詳しくはこちら。
そういえば海で塗った事無いね〜
ということで有名なビーチでもなんでも無いがここで塗り塗りした。
その後はまたメインストリートを通って広場へ向かうことに。
Azuがジェラートを食べたがっているのだが、お目当てのお店がまさかの休み。
月曜だけ休みの日を引いてしまったようだ。
どなたかモンテビデオに行ったらAzuの代わりに食べておいてください。
他の店を探す。
まぁなんて事なさそうなアイス屋さんが見つかった。
値段を確認すると、140ペソ。
560円と過去一高かった(；´∀｀)
こんな高いの食べたく無いわ。
そんな訳でジェラートは諦めてコーヒーでも飲もうか〜という話になったのだが、せっかくなのでマテ茶を飲む事に。
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初めての本格マテ茶
アルゼンチン人もウルグアイ人もとにかくこのマテ茶をひたすらに飲んでいる。
我々も是非マテ壺を使ったマテ茶を飲んでみたかったのだがどこで飲めるのかわからずここまで来てしまった。
日本で言うならば夏に麦茶が飲める店を探すような感じだろうか。
どの家にもあるけどお店で探すのは大変的な。
そんな訳で人に聞きながら店に突撃して聞いてみるも、
オラ！マテ茶ある？
無いよ。
そうですよねぇ・・・
なかなかの見つからない。
そんな中、
うちには無いんだけど、飲めるお店は近くにあるよ。着いて来て。
ついに見つかったか？！
お店の外に出て兄ちゃんに着いていくと、、、
あーこのお店なんだけど、閉まってるねぇ。
ガーン！
またもやついてないなぁ。
悲しんでいると、
ウルグアイウルグアイムヒカムヒカ
近くのカフェのテラスでコーヒーを飲んでいたおじさんが何かスペイン語で声をかけて来た。
お店の兄ちゃんもスペイン語で何やら返答。
どうやら我々がマテ茶が飲める店を探していると伝えてくれたみたいだった。
するとおじさんは英語で、
あのお店ならマテ茶を飲むことができる。今はやっていないが後30分したら17時になる。そうしたら戻ってくるはずだ。
おぉ！
正直30分も待つのはアレだがマテ茶のためだ。17時まで待つ事にしよう。
近くに綺麗な建物があるからそこを見に行って来ると良いよ。
時間潰しスポットまで教えてくれた。
良いおじさんだ。
んで5分ちょっとでおじさんのおすすめスポットに辿り着いた。
光が当たると綺麗に輝くテラスだと教えてくれたのだが、残念ながらすでに日が傾いてしまっておりテラスは影になってしまっていた。
イタリアのベネチアにあるブラーノ島のガラス細工なんだそう。
おじさんはクリスタルだと言っていたけど、ブラーノならガラスじゃなかろうか。
これも昔訪れた事がある島の名前が出て来て懐かしかった。
あの時泊まったグリッディパレスがこれまで泊まったホテルの中で一番豪華だったろうか。
確か普通に夏の繁忙期に泊まったら1泊10万円とかだった気がする。コロナ前の為替時代で。
もちろん当時の抜け道を使って格安で泊まらせていただいたが。
懐かしい思い出に浸りつつ再びおじさんの元へ。
17時になったがまだ店は閉まったまま。
ちょっと待ってな。
そう言っておじさんは電話し始めた。
後10分で来るそうだ。
おじさんナイス！
10分ほどおじさんと雑談。
ほら、これを飲みな。
そう言って差し出されたのはハイビスカスジュース。
おじさんはテラスでコーヒー飲んでるだけだと思ってたらこのカフェの人だった。
パソコンの画面を見るにwebサイトかメニューのデザインをしてるようだった。
我々が日本人だと言うとこのカフェは水曜日に日本食（おにぎり）を提供してると教えてくれた。
色々と教えてくれる優しいおじさんだった。
10分ほどで店のおっちゃんがやって来て開店。
彼らはマテ茶が飲みたいそうだ。
そう伝えてくれておじさんは元いたカフェに戻って行った。
やって来たお店は茶屋兼スパイス屋さんだった。
Samudって名前のお店。
Googleマップに載ってなかったけどこの辺。
ソリス劇場の近く。
中に入るとスパイスが棚にびっしり並んでいた。
これはインド、こっちがパキスタン、日本のもあるよ。
そう言って見せてくれたのはトウガラシだった。
他にも日本にはどんなスパイスがあるんだい？
んー、なんだろトウガラシくらいじゃないかなぁ？
なんかありましたっけ？
そんな話をしながらついに念願のマテ茶である。
マテ壺に茶葉を全部入れずに最初は少しだけお湯を入れて蒸す。
その後ストローを指して並々と茶葉を入れるが、ここでストロー側は少しだけ茶葉を減らす。
そうしてできた窪みにお湯を注ぐ。
↑こんな感じでストロー側は茶葉が少ない。
ここに70度くらいのお湯を注いだら出来上がり。
チビチビと飲んではお湯を足して〜と言うのを繰り返す。
だからアルゼンチン人とウルグアイ人はマテ壺と一緒に魔法瓶を持ち歩いている。
こんな感じでいつもどこでも飲んでいる。
んで、本格的なマテ茶の味は・・・
濃くて苦い！
びっくりするくらい濃かった。
お湯をずっと継ぎ足して飲んでいくのでそのうちちょうど良くなってくるらしい。
んで薄くなりすぎたら一度ストローを抜いて別のところに挿し直すとまた濃いのが楽しめるそうだ。
てっきり壺の中にはそれなりの湯が入っているのかと思っていたがほぼ全て茶葉なので湯は少し。
チビチビ飲んでは継ぎ足して〜と言うのを繰り返して飲んでいたのだ。
だからみんなマテ壺と一緒に魔法瓶も持ち歩いてるのか。
ちなみにストロー（ボンビージャ）の先はこんな感じになっている。
金属のグルグルになっていて茶葉を濾すようになっていた。
いやーついにマテ茶デビュー。
魔法瓶のお湯もたっぷり入っていて2人で飲んでもまだまだ残っていたが1時間ほど楽しんだのでそろそろ帰る事にした。
マテ茶テイスティングと言うメニューで280ペソだった。
1,100円ほどとなかなかのお値段だが良い経験ができた。
ちなみにストローはくれた。たしかに使い回しするもんじゃないよね・・・
帰り際にカフェに寄っておじさんにもお礼を伝えて帰ろうとすると、
その先のオペラハウスで今日は20時から無料のコンサートがあるぞ。是非見て行ってくれ。
嬉しいお誘いだったがすでに18時過ぎ。
我々は郊外に宿があるからここからだと1時間かかってしまうのだ。
あまり遅くなってもアレだし体調の問題もある。
丁寧にお断り。
うわー見たかったなぁ。
最後におじさんと一緒にパシャリ。
カフェはFLOR DE KAFFEEという名前。
オーナーさんのフロレンシアという名前が元になっているそうだが、FLOR DE と略すとベストみたいな意味にもなるらしい。
Googleマップの評価もめっちゃ高いので迷ったら是非ここで。
星4.9！
バス停に向かう途中でオペラハウスが見えたが、確かにコンサート用に会場が作られているのが見えた。
オペラハウスとはソリス宮殿のことだった。
ウルグアイ最古の劇場であり、1856年生まれ。
後ろ髪引かれながら1時間かけて宿に戻った。
くそーもう1日いたいなぁ・・・
宿に戻ったらシャワー浴びて夕飯。
・・・
・・
・
ジャーン！
オーブンを使わせてくれたので鶏肉と野菜のぎゅうぎゅう焼きである。
ご飯もうまく炊けていたのでマジで美味しい夕飯だった。
全く期待していなかったモンテビデオだったけど来てよかった。
見どころが多い訳では無いし、突き抜けた何かがある訳でも無い。
でも人々は優しく余裕のある感じがすごく心地良かった。
できればもう1泊して旧市街でゆっくりしたかったな。
食後にホストのママが出かけて行った。
出かけてくるから、鍵はそのままでいいわ。
友達の家に行ったのだろう。
ルナが寂しくてズッーーーっと
くーん、くーん。
と悲しい鳴き声で家中を歩き回っていた。
ルナと遊びながら我々しかいない家でゆっくりと過ごした。
寂しいワン！
あ、ここでついにビール飲みました。
このビールはエル・カラファテで買っておいたもの。
エル・チャルテンで飲もうと思っていたのだがそこからずっと体調を崩してしまっていたので飲まずじまいだった。
明日も移動日でこれ以上持ち運びたくないので飲むことにした。
が、この写真を撮ってる時に気づいてしまった。
このビール、ベルギー産やん。
てっきりいろんなスーパーで見かけたからアルゼンチンのビールかと思って買ったのだが、まさかのベルギー産。
味はヨーロッパらしいラガービール。
うん、にげぇ(；´∀｀)
ヨーロッパのビール苦手なんですよね。
東南アジアのさっぱりとしたのが好きなんです。
疲れていたし、飲んだらすぐにバタン。
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フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
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明日は三度ブエノス・アイレスへ戻ります。
それでは！
