【世界一周605日目】2024.12.30 ニュージーランド クライストチャーチ→ピクトン
気温:8〜17度
歩数:6,986歩
1NZドル=89.26円
今日の予定
- リロケーションサービスを使ってレンタカーの受け取り
- ピクトンに移動
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別れの朝
あっという間にお別れの朝が来てしまった。
2泊したのに早すぎる(;´∀`)
7時過ぎに起きて顔を洗ったら1階のリビングへ。
皆さんに挨拶をしてから朝食の準備。
ニュージーランドの旨みが詰まったソーセージをパンに挟んで食べた。
ヨーグルトやフルーツ、サラダもあって朝から幸せだ。
んでご飯を食べたらすぐにお別れの時間が。
まさかニュージーランドでブログの読者さんとお会いできるなんて。
しかも親子揃って読んでいただいている方々。
本当にめちゃくちゃ楽しかったです。
家族旅に混ぜていただきありがとうございました!!
また次は日本で会いましょう〜!
そう言ってご両親のおふたりとはお別れ。
その後はFutaさんとOsariさんが空港近くのレンタカー屋さんまで送ってくれた。
我々は今日からまた車を借りて北島を目指すのだ。
ペルーに引き続きニュージーランドで再会を果たしたSS航空さんのおふたり。
めっちゃ仲が良くて微笑ましいふたり。
いつまでも仲良くお元気で!
また次は日本で会いましょう!
ま〜た〜ね〜〜〜〜〜!
おふたりが乗った車が見えなくなるまでブンブン手を振った。
これでまたAzuと2人に戻った。
とってもにぎやかだったからちょっと寂しくなるな。
10時20分ごろだったので受け取り時間の11時まで建物の中で座って待たせてもらった。
受け取り当日はWhat’s Appで電話して欲しいと言われていたのでドキドキしながらアプリを起動していると、
君たちもしかして受け取りかい?
爽やかイケメンお兄さんが声をかけてくれた。
そうなんです。
どこの会社?
BAREFOOTという会社です。
OK!僕はその会社だよ。
そんな訳で電話する必要が省けて助かった。
車を取ってくるからちょっと待ってて。
そう言って車を建物の前まで持って来てくれた。
リロケーションサービス
さて、ここで我々が借りた車について少々説明を。
今回は通常のレンタカーを借りておらず、リロケーション(relocation)と呼ばれるサービスを使っている。
リロケーションとはレンタカーで乗り捨てられた車を元の場所に戻すこと。
レンタカー屋からすればスタッフが元の場所に1台ずつ戻すのはとーーーっても大変。
だから格安で車を提供して元の場所に戻してもらう。
レンタカー屋さんは手間が削減できるし、我々のような利用者は格安で車両を使うことができるWin-Winのサービスなのだ。
今回借りたクライストチャーチから北島のオークランドまでの場合、
3日〜4日間は無料。
1日〜3日ほど延長することができて、その場合は1日につき100〜150NZドルが発生する。
そんな感じのものが多かった。
めちゃくちゃお得なのだが、決まった日時にリロケーションして欲しい車があるかどうかはわからないので、短期旅行では素直にレンタカーを借りた方が旅程が固められるので良いだろう。
我々のように長期でいる場合は多少希望日からずれても調整可能なのでそういうケースだと使いやすいのだ。
今回はtransfercartというWebサイトでリロケーションの車を探した。
どこからどこへ移動したいかを入力すると、リロケーションを募集している車が表示される。
こんな感じでいつからいつまでの間にどんな車種で、どんな日数が無料で、延長可能かどうか、なんかが一覧で表示される。
希望するものがあればリクエストを出す。
早い者勝ちという訳ではないらしく、複数の希望者がいればレンタカー屋さん側が誰に貸すか吟味した上で、24時間以内に連絡が入る仕組みになっている。
我々が申し込んだ車両も他の人がリクエストしていたようだが、ラッキーなことに我々が選ばれて無事に受け取りに来たという訳。
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キャンパーバン生活
そんな訳で我々が勝ち取った車両がこちら。
ハイエースです。
でもただのハイエースじゃあ無いんです。
頭の上になんか乗っかってますね。
そう、これはキャンピングカーならぬ、キャンパーバンなのです!!
募集にはキャンピングカーや、さらに大きなモーターホームなんてものも出ているのだが我々2人にはデカすぎる。
ちょうど良いサイズのキャンパーバンが見つかってラッキーだった。
後部座席のスライドドアを開けるとキッチンスペースが出迎えてくれる。
下の収納棚にキッチン道具が入っていたので取り出してみた。
冷蔵庫や電子レンジも付いている。
冷蔵庫はサブバッテリーの電力がある限り24時間駆動可能だが、電子レンジの場合は外部電源を接続している場合のみ利用可能。
コンロは日本でも良く見るタイプのガス缶を使ったガスコンロがふたつあった。
これなら麺を茹でながら何かを炒める、なんてことも可能だ。
他にも鍋や包丁、皿やヤカンにフキンなんかも入っていた。
スポンジやフキンは新品だったので驚いた。
外国なので多少汚れているものも平気で付いてくると思ったのだが。
リロケーションの場合、前の客が使った汚いままの状態で貸し出されることもあると聞いていたのでこれはラッキー。
キッチンの奥にはリビングスペース。
後ろから見るとこんな感じ。
左右にソファベンチがあって、真ん中にテーブルがある。
夜はテーブルを下げつつ、残りの隙間に板を嵌め込むと、フルフラットなダブルベット相当の圧倒的なスペースが現れる。
寝具もマットレスを包むカバーに掛け布団、掛け布団カバーに枕が付いていた。
反対側の後部座席を開けると水の排水と補充ができるようになっていた。
赤く囲った部分にふたつのホースが入っていた。
一つはキッチンのシンクから流した汚水を貯めたタンクを排水するもの。
一つはシンクに水を供給するためのタンクに繋がるホース。
この車両には40L分のタンクが内臓されていた。
んでこの車はセルフコンテイン車だ。
これはキッチンなどの水回りと、排水機能を有し、トイレが付いている車両のことをいう。
この緑色のステッカーが認定の証。
下の黒い子は借りているBAREFOOT社のマスコットキャラクターだろう。
そんな訳でキッチンの近くに引き出せるタイプのトイレがある。
当然車内なので使う場合はなかなかに同乗者に気を使うことになる。
しかも匂いなどを抑えるためのケミカルも使う必要がある。
あくまで緊急用だ。ニュージーランドは公衆トイレが多いから、基本的には使わない方がいい。排水処理と洗うのが大変だからね。
そう説明があった。
確かにわざわざケミカルを買うのも嫌だし、トイレはかなり多い。
だがセルフコンテイン車じゃないと利用できないキャンプ場が多いのも事実。
それらはトイレが無いことが多いのでこの車内トイレが活躍する訳だが、後の処理を自分で行う必要があると思うと・・・
我々は基本的に使わない方針。
後部座席の後方にある上側には荷物置きのスペース。
バックパックを放り込んであるが、夜はこの部分にある板をはめ込むと上段にも寝るスペースが確保できるようになっている。
上に1人、下に2人の3人用の車両だった。
反対側のキッチン上のスペースには寝具類が収納されていた。
こんな感じで各機能と使い方をスタッフのお兄さんが説明してくれた。
ちなみにベース車両は中古のハイエース。
すでに20万km近く走っている。
燃料が少ししか入っていないが、これは返す時も同じくらい入れておけばいいらしい。
ゆるい。
説明を受けた後は料金の支払い。
我々の車両は3日間が無料、最大3日まで延長可能で1日につき150NZドル(13,400円)がかかるという条件だった。
我々は3日間延長(合計6日間)したので450NZドル。
他に車両保険や追加ドライバー、そしてクレジットカード手数料の3%を加えて、合計で700NZドルの支払い。
6日間で約62,500円。
最初の3日間無料からするとそこそこかかっているように見えるかもしれないが、夏のこのオンシーズンにキャンパーバンを借りると1日車両代だけで3万円近くかかる。
6日借りたら18万円。
そこに保険やらなんやらを加えたら簡単に20万円を超えてしまう。
そんな訳でとってもお得にハイエースベースの広々キャンパーバンをゲットしたのであった。
ちなみに年末から借りるのに我々が確保できたのは12月の18日である。
9月のカミーノを歩いている最中にリロケーションを使うことを決めて以来、毎日サイトをチェックしていたのにかなりギリギリになってしまった。
これは年末年始を挟んでいたのが原因。
この時期は全然車両が出てこなかった。
12月〜クリスマスまで、1月6日あたり以降なら結構な数の車両が出ていた。
もちろんこれはクライストチャーチからオークランドという人気の逆走路線だからである。
一般的にオークランドからクライストチャーチがレンタカーの人気路線なのだ。
ピクトンを目指して
そんな訳でハイエースのキャンパーバンを手に入れた我々。
ヒャッハー!しながら北島行きのフェリーが出ているピクトンの街へ向かう。
340kmほどの道のり。
クライストチャーチの市内でスーパーに寄って食料を調達。
冷蔵庫が使えるので乳製品なんかも買ってしまった(∩´∀`)∩ワーイ
デカいハイエースなので慎重に運転する。
Azuが。
mosariは何しているかというと、アレです。
アレアレ。
そう、みなさんが読んでいるコレです。
この二日間SS航空さんファミリーと一緒に過ごしていたのが楽しすぎてブログを書く時間が全くなかった。
楽しいことの後は大抵宿題が待っているのである。
そんな訳でやたらガタガタを揺れるハイエースの乗りながらひたすらブログを書きまくる。
・・・
・・
・
途中でお腹が減ったので無料のトイレの脇で昼飯を食べることにした。
フンフンフーン!
車の中で調理できるのやばっ!
たのしっ!
ピクトンまで時間がかかるので簡単に食べられるものにした。
OsariさんがくれたIndo meというインスタントヌードル。
具無しで食べる。
確かに2人がおすすめしてくれるだけあってなかなかに美味しい。
赤い方が好み。
2人はこれをよく食べると言っていた。
我々もラーメンばかり食べているので人のことは全く言えないが、これをたくさん食べている2人の身体が心配だ。
あ、若いから大丈夫か。
世界一周中の食生活はかなり偏る。
間違いなく寿命を縮めていると思う(;´∀`)
食後もひたすらに1号線を北上し続けると海が見えた。
海沿いにはよく車が止まっていて、海の方を眺める人が見えた。
何かと思って探してみたらアシカたちだった。
かなりの量が岩の上で寝転がっていた。
・・・
・・
・
ガタガタと揺れまくるし、山道をくねくねと縫うように走るような場所もあった。
ずっと下を向いてブログを書いていたから若干酔ってしまって気持ち悪い。
でも今年のブログは今年のうちに。
Azuは運転を頑張ってくれている。
できる限り頑張って書いた。
・・・
・・
・
そして19時にようやく今日のキャンプ地であるアレクサンダーズ・ホリデー・パーク(Alexanders Holiday Park)に到着した。
Azu、運転お疲れ様(;´∀`)
チェックインしたらまずは夕飯だ。
Azuがメインを作っている間に僕はお米を炊く。
ガスコンロが2個あると自炊の幅が広がる・・・!
外は風がビュービュー吹いていたけど車内なら安定して火を使えるのもめっちゃ便利。
そして何よりめっちゃたのしぃいい!
周りを気にせずに使えるプライベートキッチンってマジで気楽。
今日は野菜炒めと、砂肝の炒め物。
野菜は中華風の味付け、砂肝は麺つゆ×生姜という最強の組み合わせ。
砂肝はたっぷりこの量が入っていて5NZドルちょっとだった。
500円しないくらいとこの国としてはめっちゃ安かった。
ホルモンはあんまり食べない国なのかな。
味はもう普通に美味しいです。
はい。
昨日とは違って静かな車内でちょっとした寂しさを感じつつも2人でウマイ!ウマイ!言いながら食べた。
キャンパーバン最高です!
食後は後片付け。
シンクも付いているけど小さいのでキャンプ場内のキッチンで洗った。
その後はシャワーを浴びてから溜まったブログとInstagramタイム。
いつもなら共有エリアで充電しながら書いていたけれど、今回は運転中に車内でスマホの充電ができたのでそのまま車内で過ごした。
そう、今回の車両はちゃんとシガーソケットが使えたのだ。
前回借りていたレガシィはシガーソケットが壊れていて運転中に充電が出来なかったのだ!
マジでシガーソケット便利だなぁ・・・
車内で座りながらテーブルを使って2人でゆっくりと過ごす。
あぁ、いいなぁ。
2人とも眠い眠い言いながらなんだかんだ終わったのは0時。
急いでベッドモードに変形させて就寝。
車中泊なのにめっちゃ広い。
あまりに気持ち良すぎて写真撮り忘れ。
車中泊なのに朝までぐっすり眠れたのであった。
ぐぅ。
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フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はピクトンからウェリントン行きのフェリーに乗ります。
それでは!