【世界一周450日目】2024.7.5 フィンランド ヘルシンキ
気温：13度〜21度
歩数：13,624歩
1ユーロ＝174.26円
今日の予定
- ヘルシンキ観光、まずはマリメッコの本社へ
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コーヒー1杯分の余裕
朝7時半ごろに起きてまずは朝食。
連日観光続きで皆疲れている気がするが、今日が観光できる最後の日でもあるので休憩しながら楽しもうと思う。
今日はランチをがっつり食べる予定なのでいつもの桃とヨーグルト、希望者は食パンを。
今日もコーヒーを飲むことができた。
ほんとこのコーヒー1杯分の余裕があると、良い1日が過ごせる気がするよ。
クスコで買った豆は相変わらず美味しかった。
昨日の夜は今日何をするか決断が出ないまま就寝時間になってしまった。
なので夜にAzuと考えた内容を食べながら共有した。
ちょっといつもとやり方を変えてみたのでどんな反応になるか心配だったけど、特に問題なく受け入れてくれた。
よし、終日動ける最後の1日も楽しく行こう。
マリメッコ本社へ
9時過ぎに宿を出て駅へ。
徒歩2分ほどで駅に着くのでめちゃくちゃ便利だ。
ここで昨日mosariが無くした分の乗り放題券を購入。
ほんと大失態＆お金が勿体無い(；´∀｀)
向かうはマリメッコの本社だ。
アウトレットがある他、旅行者も社員食堂で昼食を食べることができる。
でも、マリメッコで食べるか、市内で食べるかはその時の気分で決めることになっている。
母たちの目的はアウトレットでのお買い物。
とても楽しみにしているのが伝わってくるくらいウキウキしていた。
ヘルシンキ中央駅の一つ手前の駅で降りてバスに乗り換える。
駅には立派なショッピングモールが併設されていた。
事前にGoggleマップで調べておいた路線に乗り換える。
ここからマリメッコ本社の近くには20分ほどで到着するはず。
バスは10分ほどでやって来たので乗り込んだ。
ボックス席に座れたので車窓から見える景色を見ながら4人で話をする。
建物の形が日本とは違うとか、日本の重機が働いているとか、歩いている人が少ないねとか、母たちにとっては目に入る物全てが興味の対象だ。
そんな中Azuがとあることに気がついた。
ねぇ、これ絶対20分じゃ着かなく無い？
ハハハ、ご冗談をAzu。
そう言いながらGoogleマップをチェック。
・・・反対に進んどるやんw
またやってしまった・・・
同じ路線番号なのだが逆方向に進むバスに乗ってしまったようだ。
なんたる初歩的なミス・・・
マジで凡ミスの連続。
母たちに申し訳なさすぎる。
次のバス停で降りて反対側のバスを10分待って再びマリメッコの本社へ向かった。
そんな訳で30分も余計にかかって最寄りの駅に到着(；´∀｀)
駅前のショッピングモールにはホームセンターがあるのでちょっと寄り道。
というのもA母のスーツケースが昨日開かなくなってしまったそうなのだ。
鍵がかけられる番号付きのやつなんだけど設定していた番号では開かなくなってしまい、初期設定に近しい数字でロックがかかってしまっていたらしい。
次に鍵をかけたら開けられるか心配ということでスーツケースをぐるぐるにラップするためのテープを買いに来た。
広々としたホームセンター内を探すが見つからない。
が、そこで思いついた。
鍵付きのスーツケースバンドがあればそれが適切なんじゃなかろうかと。
再びくまなくホームセンター内を探しているとAzuが発見。
ナイス。
100Lの大型スーツケースだったのでサイズが心配だったが200cmのバンドが売っていたので問題無さそうだった。
昨日からずっと心配されていたから無事に買うことができてよかった。
その後は5分ほど歩いてお目当てのマリメッコ本社へ。
もう窓からして可愛すぎるんだが。
本当は買い物をしてから昼食を食べるかどうか決めるはずだったのだが、時間はすでに11時半。
朝軽くしていたのでもう皆お腹が減ってしまって仕方が無いという様子。
もう先に食べてしまいましょう！
少食の母たちが食べる気満々なのはこちらも嬉しい限りだ。
メニューはこんな感じ。
- ランチセット（14.9ユーロ）：メイン＋サラダ＆パン＋スープ＋デザート＋ドリンク
- スープセット（13.5ユーロ）：サラダ＆パン＋スープ＋デザート＋ドリンク
要はメインが有るか無いか。
違いは1.4ユーロ（250円）。
差額が小さいので基本的にメインを付けた方がお得感がある。
最初にどちらのコースか伝えてお会計。
その後は白を基調とした清潔感のある食堂からセルフサービスで料理を取るシステム。
12時前だったけどほぼ満席。
端っこの落ち着いたエリアに空きがあったのでそちらをキープ。
サラダやパンは食べ放題のビュッフェスタイル、母たちも楽しそうにおしゃれなお皿に盛り付けていた。
もちろん食器類は全てマリメッコ製だ！
ちなみにメイン以外はおかわりも可能。
こちらはメインのベイクド トマト。
こちらはメインがポークBBQ。
サラダは種類も豊富でかなりクオリティが高い。
メインはちょっと味が濃いめでパンと一緒に食べるとちょうどよかった。
以前来た時よりもかなり美味しくなっている気がした。
今の社食は普通におすすめだ。
っていうかこれが社食とかレベル高すぎる。
社員さんはメインは食べずにサラダで済ましている人も多いようだった。
日本も見習うべき。
食が身体を作ってるんやで・・・
なお、買い物の後に覗いた時は社員さんは（当たり前だが）おらず旅行者だけになっていたので、12時前に到着して食べるのが良さそう。
せっかくなのでマリメッコの製品を華麗に着こなす社員さんを見た方が絶対に良いですよ。
なお、旅行者の多くは日本人である。
我々が食べてる時も7、8グループくらいの日本人がいたと思う。
食後はそのまま併設されているアウトレットでお買い物。
我々は買う気は無いので母たちに気の済むまで商品見てもらった。
全ての商品がある訳では無いが、市内よりも安く買えることもあり多くの日本人が買い物を楽しんでいた。
・・・
・・
・
先に買い物が終わったのはm母。
一緒にレジに並んでお会計。
40ユーロを超えていたので免税書類を作ってくれた。
空港で手続きしたら税金の一部が返ってくる。
その後にA母もお会計。
免税書類を作ってもらってお土産をゲットしていた。
お買い物が済んだところで、
じゃあ、18時に宿で！
ここでAzuとA母とはお別れなのだ。
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母と子
これが昨日Azuと考えた作戦だ。
4人で一緒に回るのもいいけれど、最後にそれぞれの母子で旅行してもいいじゃないかなって。
そうすればお互い気を使わずに見たいものを見れるし、疲れたら休憩もできるハズ。
そんな訳で2人と分かれてm母と一緒に駅へ向かっていく。
そういえば結婚してから母と一緒に親孝行的な意味で2人で出かけたことなんてあっただろうか？
いつもAzuがいるか、他の兄弟がいた気がする。
mosariは人並みに思春期と反抗期があったと思う。
物心ついた時には家族と一緒に旅行するのが嫌になってしまっていた。
結婚してからもお金を渡して国内旅行に行ってもらっていた。
まさかこんな日が来るとはね。
仕事をしていたらきっとこうはなって無かったな。
仕事を辞めて家族の時間を作ったんだ。
ヘルシンキの事とか、この旅の事とか他愛の無い話をしながらゆっくりと歩いて駅へ。
母の目的はヘルシンキの港近くにあるウスペンスキー大聖堂。
ヘルシンキ到着翌日に行った時は定休日で入れなかったから。
そんな訳で電車に乗って大学駅へ向かう。
駅を出て港へ向かう途中にヘルシンキ大聖堂に寄り道。
前回来た時はめちゃくちゃ曇っていたが今日はちょっとだけ青空が見えたので記念にパシャリ。
その後は港前のマーケット街を通ってウスペンスキー大聖堂へ。
今日はちゃんと中に入ることができた。
ロシア式の聖堂。
初めて見る豪華な内装に感動している母。
熱心にくまなく聖堂内部を食い入るように見学していた。
念願の内部が見れてご満悦のm母。
連れて来れてよかった。
その後も港のマーケットを通って反対側にあるエスプラナーディーの公園へ。
ゆっくりベンチに座って休憩しようかと思ったら、すごい人の数。
どうやら軍のイベントがあったようで会場となった公園内は人でごった返していた。
ゆっくりするような感じでも無かったので通りのカフェに避難。
母もそろそろ疲れているハズ。
ご要望のオレンジジュースをオーダーして休憩。
テラス席だから通りがよく見える。
旅の前は北欧の美しい人を見てみたいと言っていた。
ここはよく見える。
たっぷり堪能してくださいな。
休憩したら今度はファッツェルの路面店へ。
ここはファッツェルのお菓子売り場とカフェが併設されている。
お菓子はラインナップが豊富だがスーパーの方が安いのが実態である。
そんな訳でスーパーで売って無さそうなものをピックアップして母はお土産を購入。
その後はまだ乗って無いトラムを使ってハカニエミへ。
あまり意識したことがなかったのだがもしかして我々は顔が似ているのでは無いだろうか。
それにしても嬉しそうな顔をしているなぁ。
車窓からはヘルシンキ大聖堂が見えたがさっきよりも晴れ渡っていた。
やっぱりヘルシンキ大聖堂は青がよく似合う。
本当に美しいな。
そんな訳でやってきましたハカニエミ。
目的はスーパーでのお土産購入だ。
宿の最寄り駅の品揃えが微妙だったので以前我々が購入したスーパーにやってきた。
市内にはもっと大きなスーパーもあるが以前ここでも満足できたのでこちらに。
さぁ、スーパーに到着だ。好きなだけ買い物を楽しんでください。時間はたっぷり1時間以上あるからね。
わかったよ。
そう言ってお目当てのジャムや紅茶、チョコ売り場なんかを見て回る母。
良さげな商品が目に付いたらすぐにカートへ。
ちょ、もっとよく見て。そもそもフィンランドの言葉だから何かよくわかってないでしょ。
大丈夫、大丈夫、美味しそうでしょ。色々見たら迷っちゃうでしょ。
なんちゅー理論だ。
いや、mosariもそんな感じでパッパと選ぶタイプだけどこりゃ完全に母の遺伝だわ。
・・・
・・
・
あっという間に選び終えてレジへ。
1時間はかかると思っていたが10分ちょっとで終わってしまった・・・
まだ時間があるからどうしようかと聞いてみると、目の前にあるハカニエミのマーケットをもう一度見てみたいという母。
ぐるっと一周。
m母：お土産にサーモンが買えたら買ってくんだけどねぇ。
たぶん無理なんだよなぁ。
そんな訳でいい匂いがするマーケットを後にしたところでちょっとお疲れのご様子。
いや、連日よくここまで歩けたよ。
もっと歩けないかと思ってたもん。
ちょっと早いけど宿に戻ることにした。
再びトラムに乗って中央駅へ、
そこから電車を乗り継ぐ。
途中で昨日同様に検察がやってきた。
m母；今日も無いフリしてみたら？
m：勘弁してください。
今日はちゃんと提示。
もう絶対無くさないぞ・・・
こんな感じのセキュリティが無賃乗車している不届きものがいないか確認してくることがある。
昨日はICカードを無くしてしまいこのセキュリティ6人に囲まれてしまったのであった・・・
17時ごろに宿に到着。
母、お疲れ様でした。
別行動していた時間は4時間くらいだったろうか。
すごく貴重でありがたい時間だった。
結婚してからも毎月1回は会いに行っていたけどこうして海外を一緒に歩く日が来るなんてな。
子供の頃の母のイメージといえばパワフル。
5人の子供を育てるなんて想像を絶するくらい大変だったハズだ。
それでも休日は少年野球に連れて行ってくれたりすごい時間をかけてくれたのを覚えている。
大きな母だった。
・・・でも今はとても小さく見える。
それは僕が成長したからか、母が老いたからか。
育ててくれてありがとう。
少しでも長く元気でいてください。
ソファで休んでいる母を見てそう思った。
・・・
・・
・
しばらくしてAzuたちも夕食の食材を買って返ってきた。
2人はショッピング中心に過ごしていたそう。
とっても美味しいスムージーを飲んだそうだ。
お互い好きなことができたのできっと2人とも楽しかったはず。
最初はこんな予定じゃなかったけど、こんな日が1日くらいあって正解だった気がする。
順番にシャワーを浴びて夕食。
ミルクリゾットにサーモンサラダ。
今日のサーモンもm母が買ってくれたやつを使った。
前回よりも肉厚で美味しかった。
もう明日には帰国だ。
あっという間の1週間。
本当に早かった。
明日は無事に空港に送り届けるぞ。
最後まで楽しく行こう。
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明日は午後空港へ・・・！
それでは！
