【世界一周399日目】2024.5.15 エクアドル ガラパゴス諸島
気温:23度〜28度
歩数:10,642歩
1ドル=155.82円
今日の予定
- イザベラ島で魚探し
- その辺のビーチで泳ぐ
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イザベラ島の朝
7時にタイマーで眼を覚ます。
昨日は移動しただけだが疲れていたのだろうか?
23時には寝ていたが朝まで爆睡してしまった。
まずは朝食。
パンとトマトにアボカド、目玉焼き。
ここには4泊する&5個入りの卵が売っていたのでイザベラ島も引き続き卵付きだ。
が、キッチンのフライパンが焦げまくってるので焼くのが難しくひっつく・・・
アボカドもまだ早かった。
そしてデザート的に買っておいたココナッツドーナツはアルゼンチンのドルチェ デ レチェかってくらい甘かった(;´∀`)
このエアビーはホストが使っているキッチンを共用。
こういう場所のキッチンはイケてることが多いのだが、ガラパゴスの人々は焦げてるくらい気にならないようだ。
その後スーパーでフライパンを見かけたら12ドルくらいで売っていた。
このエアビーは1泊27ドルくらい。
新しいの買ってくれ。
食後はとりあえず街の中心地(セントロ)に行ってみることにした。
平屋しかないボロボロの家が立ち並ぶ通りを歩く。
寂れた通りだけど活気があるように感じるのはこの通りにある小学校のせいだろう。
こんな離島でも学校があり教育を受けることができる。
ここで生まれ育った子供たちはこの島で生き抜くことを選ぶのか、それとも現代文明の恩恵を最大限に受けるために本島に渡るのか。
一つ一つの命にドラマがある。
若い命ならなおさらだ。
彼らは可能性の塊。
これからなんだってできる。
じゃあ僕らは?
世界一周なんて響きの良い旅をしている最中だけど、やってることは別に大したことじゃない。
日々宿を予約してバスに乗るだけだ。
今の時代ちょっと慣れれば誰だってできる。
帰った後もこの情熱を持って生きられるだろうか?
旅に出る前の人生を第1章とすれば、今は第2章だろう。
帰った後の第3章はどうなるだろうか。
未だに何がしたいかははっきりと見えていない。
帰ったらほぼ40歳。
残りの人生は20年か30年か。
もう折り返しにはきている。
もちろん何かをする時間は十分にある。
でも何かをし続けられるほどの情熱を捧げる”何か”は見つかるだろうか。
地元の友達はみんな子供を産んで子育てに奔走している。
僕らは2人。
昨日の夜ふと考えて、怖くなった。
街に着いたらスーパーを覗いて何が売ってるかチェック。
大事なのは野菜だ。
んで海沿いにたどり着いた。
海沿いなら魚が売ってるかもしれないと思ったからだ。
でもそこにあったのはビーチとイザベラ島と書かれたオブジェクトのみ。
Azu、魚、売ってないね。
これはなさそうだねぇ・・・
まさかの魚難民。
ガラパゴス島ですよここ?
離島なのに新鮮な魚が無い島なんてあるの?
じゃあ何食べてるの?
本島から送られてきた輸送費マシマシの牛肉をここでも食べ続けてるの?
不思議だった。
でも実際街中でも見かけなかったし、海沿いにも無い。
隣のサンタクルス島は漁をしてるってのに・・・
海沿いにあるあのホテルで聞いてみよう。
Azuはまだ諦めない。
ホテルのお姉さんは英語が喋れたので教えてくれた。
まぁ早口だから大して聞き取れなかったけど。
それでも来た道を戻って少し広い場所に小さな店が並んでるところだと教えてくれた。
確かにそんなような場所があったが飲食店だと思って覗かなかった。
来た道を戻ってその小さな店に行ってみた。
pescado
魚を意味する言葉が看板に見えた。
お肉屋さんかと思ったが魚も取り扱っていたのか。
魚くーださい。
エクアドルエクアドルガラパゴスガラパゴス
あ、アツン?(マグロ)
無いわ。
Oh-!
何を言ってるかわからなかったからお目当てのマグロと聞いてみたけど無いらしい。
我々がスペイン語を理解していないと察した店員は冷凍庫の中を見せてくれた。
って冷凍庫かい。
生が欲しいんじゃい。
でも無いんだって。
離島なのに?
こんな輪切りの冷凍肉ならいらんのよ。
生の刺身で食えるやつが欲しいのよ。
これじゃせっかく開封したワサビが全然消費されないまま捨てることになってしまう。
勿体なさすぎる(;´∀`)
だれか、だれか新鮮な魚をください!
悲しみの中いくつかの野菜を買って宿に戻った。
無料スポットなのにとんでもねぇ!
宿に戻ったら水着に着替えて港の方に向かってみた。
Googleマップ的に観光マークが付いていた場所があったので寄り道することにした。
Goggleマップ的にはPearl Shellと書かれた場所。
入口で名前や滞在先などの確認があった。
そしてその先に進むとウッドデッキが現れた。
森の中に伸びるウッドデッキの上を歩くってのはどうしてこうもワクワクさせてくれるのか。
でもまだまだここからだった。
カーブを曲がるとそこにはアシカが寝そべっていた。
ガラパゴス諸島では動物に2m以上近づいてはいけない。
でもこのウッドデッキの幅はせいぜい1mちょっと。
これは不可抗力だとそろりそろり近づいていくと、
ブモオオオオ!!!
見た目に反しておじさんみたいな低い唸り声をあげるアシカ。
あ、あれ、怒ってらっしゃいます?
でも先に進みたいんだよなぁ。
仕方ないのでウッドデッキの柵の上に登って脇を通る。
そしてしばらく進むと開けた場所、つまり海にやってきた。
砂浜のあるビーチではなくてウッドデッキの先に階段があってそのまま海にダイブできる。
んだけど、その階段にアシカが寝ていた 笑
こちらのアシカは人間など気にせず寝ている。
慣れてるアシカと慣れてないアシカがいるのかな。
もしくはさっきのアシカは寝起きでAzuみたいに不機嫌だったのか。
次々と着水していく観光客。
我々もそれにつづ・・・
Azu、水、ちめてぇ・・・
どれどれ、つめたっ!
調べてみると5月のガラパゴス諸島の平均水音は24.5度ほど。
でもまだ朝方だしもう少し低いはず。
つめてぇです、ガラパゴス(;´∀`)
まぁでもここまで来て泳がないわけにはいかない。
意を決して飛び込む。
こう言う時はちょびちょび入るよりも一気に行った方が楽である。
んで我々はゴーグルしか持っていない。
ほんとは口から息できるアレも欲しかったんだけどグアヤキルで見つけることができなかった。
ブラジルあたりでちゃんと探しておけばよかった(;´∀`)
そんな訳で水中の様子はわかるけど呼吸は水面から顔を出さないといけないのでまぁ大変だ。
ガラパゴスでもちろんシュノーケリングのセットはレンタルできるけど、他の旅人いわく5ドルくらいするんだとか。
1回750円近くする。
んでこの水温。
まぁせいぜい入れて1時間。
そのために毎回5ドル払うのは勿体無い。
2人で払ったら1,500円以上だ。
このゴーグルで乗り切るぞ。
水中を覗き込むと魚がたくさんいる。
こうして水中の様子を覗きこんでいるだけでもそこそこ楽しい。
だけど我々の目的はそれ以外にあった。
水中も見ながら時折水面の様子をチェック。
そして、
あ!Azu!あっちにいる!
え?どこどこ?あ!いた!息を整えてから・・・ふぅ、よし、行くぞー!
探していたそれに向かって泳いでいく。
探していたのはこれ。
アシカである。
これまで陸の上では散々見てきた。
遠くの海を泳いでるのもたくさん見てきた。
でもここでは一緒に泳げるようだった。
人懐こい個体なのか、全然逃げようとせず、むしろ人間の周りを泳いで遊んでいる。
陸上ではゆっくりと這いずっているアシカも水の中ならそのしなやかな身体を器用に使って高速に移動、旋回を繰り返していた。
水中に適応した身体。
南極でもゾディアックボートの近くを華麗に泳ぎ回ったアザラシがいたけど、こうやってアシカと一緒に泳げるとは思っても見なかった。
こっちに向かって泳いできたと思ったら水中に急降下、足元をくぐり抜けたと思ったら急旋回してまたこっちに向かってくる。
その度に驚くものだがそれを楽しんでいるのかもしれない。
いやぁすごいな。
このスポットが無料とは。
水の中にいたのは30分もいないくらい、でもすっかり身体が冷え切ってしまったので切り上げることにした。
ばいばい、アシカさん。
帰りのウッドデッキではイグアナもいた。
目を閉じて身体を温めていた。
我々もいつもは勘弁してくれ〜と思っていたジリジリと焼く太陽を背中で感じながら身体を温めながら宿に戻った。
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何もしない午後
13時前に宿に戻ったらシャワーを浴びて昼食。
Azuが作ってくれてる間に2人分の水着を洗う。
こういう時は2人いると分担できていいね。
昼は日本から持ってきた鍋キューブを使ったパスタ。
今日のお味は鯛とホタテ的なやつ、
優しい出汁が効いていてめちゃくちゃうまい。
うまいんだけど、
やっぱりマグロの刺身がたべたかったー!
マグロー!マグロー!
2人ともマグロに未練たらたらだった。
その反動か野菜はマシマシ。
物価の高いガラパゴス島で野菜を大量に使った贅沢パスタだ。
作っている最中にホストが作っていた昼食を分けてくれたんだど、Azuもお返しにこのパスタをホストに渡していた。
Azuはそういうところをちゃんとするタイプだからエラい。
やられたらやりかえす借りは必ず返す的な感じ。
ホストがくれたエクアドル料理はバナナをミキサーにかけてドロドロにしてから野菜を入れて煮込んだスープだった。
バナナの甘味がスープの味付け。
世界にはいろんな料理があるね。
でもやっぱり日本の繊細な味には敵わない。
僕らの身体は出汁でできてると言っても過言では無いな。
先進国以外の海外で暮らしている日本人って食事どうしているんでしょうね?
日本の食材が手に入らなければ現地の食文化に染まるしか無い。
慣れるのかな?
いや、我慢してるだけでいつだってきっと食べたいに違いない。
そんな風に日本食への感謝を述べたところでビールを飲んだ。
お供はポテチ。
最高にジャンクな組み合わせ。
僕らの身体の30%くらいはジャンクでできてるな、うん。
ちなみにビールはめちゃくちゃ苦くて好みではなかった(;´∀`)
ポテチは久しぶりに食べたけどやっぱり美味しい。
確かグアヤキルで0.9ドル(140円)で買っておいたもの。
っていうかスーパーで買っても日本より高いんだもんなぁ。
食後はもちろん昼寝。
水中で泳ぎ続けるって体力をめちゃくちゃ使う。
(;´∀`)アラフォー無理が効きません
そんな訳でおやすみなさい。
・・・
・・
・
タイマーがなっても全く起きられない。
1時間ちょっとのつもりが2時間も寝てしまった。
Azuにいたっては3時間。
どうしてこんなに泳ぐのって疲れるんだろう。
いや、そもそもが疲れてるのかな。
ブラジルでは弓場農場を出てから毎日移動と観光を繰り返していた。
疲労がが溜まっているのかもしれない。
ガラパゴス島ではゆっくりしよう。
島まで来て慌ただしくすごしてちゃ勿体無い。
なんて言い訳をしてゆっくりすごそう。
って言うかブログ追いついてないし(;´∀`)ぎぃえええ!
そんな訳で再びシャワーを浴びたら夕食。
Azuが作ってくれてる間にブログを少しでも書こうと思ったけど、ホストの娘さんのヘナちゃんが部屋に入ってきた。
めちゃくちゃ可愛い元気いっぱいの4歳くらいの女の子。
これまでも何度かあったんだけど照れ屋さんなのかすぐに部屋から出ていっていた。
でも今回はなかなか出て行かない。
少し慣れてきたのだろうか?
ベッドの上に登ってきて「かまって!かまって!」と元気いっぱいにおしゃべりしてくる。
もちろんスペ語なので何を言っているかはわからない。
まぁ仕方ない、こういうこともある。
パソコンを閉じてヘナちゃんと遊んだ。
ブログ終わらせてこの後の計画を練らねばならないのだが、宿のWi-Fiが激おそ&頻繁に切れるのでやる気がそがれていたってのもある。
夕食はトマト煮込みとパン。
これもマグロが買えなかった反動でひき肉を買ってしまった。
ぜんぶまぐろのせいだ。
食後はブログを頑張って書くけどやっぱり眠い。
Azuは3時間がっつり寝たのでちょっと元気。
だめだぁ寝る。パタリ。
AzuもこのWi-Fiの中で頑張ってインスタのストーリーをアップしようとしている。
がんばれ〜ぐぅ。
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ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
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明日は違うビーチにペンギンを探しに行きます。
それでは!