【世界一周400日目】2024.5.16 エクアドル ガラパゴス諸島
気温:22度〜29度
歩数:16,293歩
1ドル=155.44円
今日の予定
- ペンギンを求めて彷徨う
Twitterでブログの更新やリアルタイムに何か呟いてたりします。
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イザベラ島の朝その2
昨日は少し早めに寝たからか久しぶりに気持ちよく起きれた。
Azuはちょっと眠そうなので部屋の電気をつけて無理やり起こす。
するとシーツを頭の上まですっぽりかぶって寝始めた。
今日は起きたく無いらしい。
まぁ急ぎの用事や予定がある訳では無いのでブログを書くことにした。
すると30分ほどでAzuがちゃんと起きてきた。
おはようAzu。
おはよう、ちょっと寝坊してしましました。むにゃむにゃ。
まずは朝食。
トマトときゅうりのわさび醤油和えとパン。
mosari、最初に言っておくけどめちゃくちゃ合わないからね。
わさび使いたかったの?
うん、余らせたく無いからね。
マグロが売ってればなぁ(;´∀`)
食後はペンギンを探してビーチを散策することにした。
とはいえ闇雲に探しても見つからないと思うのでTwitterでペンギンが見れたというスポットも教えてもらったのでまずはそこを目指すことにした。
ペンギンを求めて
9時に出発。
今日も家の近くは子供達の賑やかな声に包まれていた。
近くに学校があるからだ。
ブラジルもそうだったが小さな子供達の学校は午前中で終わりらしい。
よく昼過ぎに帰宅している姿を目にする。
先進国でないと子供達が働いている姿をよく見る。
アフリカなんかでは嫌ってほど見てきた。
学校の時間が長いと両親が行かせたがらないのか、それとも先生の数が足りないのか。
いずれにしても問題だ。
教育は力だ。
貧困から抜け出すには文字を読み、文字を書き、その国の一般常識を身につけなければいけない。
でも日々の生活が苦しいから教育を受けさせられない親たちがいるのは紛れも無い事実。
多くの子供達が当たり前にちゃんとした教育が受けられるといいな。
ただの理想論だけど、そう願いたい。
セントロに向けて歩いていく。
この道もほぼセントロ近くなんだけどなーんもない。
でも自転車道だけはちゃんと整備されてるのは何故だろうか。
あまり変化がないように見えるがここがセントロ。
この街の中心地だ。
高い建物なんて何もなくて、一番高いのは椰子の木だ。
飲食店やミニマーケット、ツアー会社なんかが立ち並んでいる。
木陰に置かれた椅子でおしゃべりするおばちゃんたち、スマホをいじりながら店番している兄ちゃん。
ここでは誰もが時間に追われていない。
これでも生活が成り立つのはここが観光地だからだろうか。
この人たちに日本人の働き方を見せたらどうなるのだろう。
すごいと思われるのか、異常と思われるのか。
逆はどうだろう。
日本人にこんな働き方だっていいんだって見せたらどう思うんだろう?
羨ましいと思うのか、馬鹿にするのか。
どんな働き方だっていい、その人が幸せなのであれば。
程なくして海沿いにやってきた。
ほんと小さな街だ。
ここからはサンセットが綺麗に見えるようだ。
抜けるような青い空と光り輝く砂浜が美しかった。
まだ朝が早いからかビーチはほぼ無人。
波の音だけが響く波打ち際をAzuと2人で手を繋いで歩いた。
暖かな時間。
南米は治安の問題からゆっくり散歩というのが難しかったりもする。
ブラジルのサルバドールにリオデジャネイロ、エクアドルのグアヤキルと治安が悪いとされる街を巡ってきたので久しぶりの散歩。
大切な時間だ。
わっ!
Azuが悲鳴にも似た声をあげた。
どうやら波がサンダルにかかって濡れてしまったようだ。
仕方ないとサンダルを脱いで裸足で歩き始めた。
mosariはまだ濡れたくないからもう少し海から離れた。
さようなら大切な時間。
ペタペタと音を立てながら歩くAzu。
少し後ろで見守りながら歩いた。
30分くらいビーチを歩くと端っこまでやって来れた。
途中でペンギンがいないか期待していたが小さな鳥が数羽いるだけだった。
砂浜を出て再び歩くと一気に様子が変わった。
お化けみたいなサボテン。
ガラパゴスではよく見かける。
外的に食べられないように幹は針だらけ、背が高くなるように進化している。
すごいよなぁ。
途中「Mirador Los Tunos」という看板が見えた。
Miradorって確か景観スポット的な意味だったはず。
すぐそこなので行ってみることにした。
きたなっ!
2人して声をあげてしまった。
茶色の湖。
動物の姿も全く見えない。
早々に退散。
再び歩き出す。
イグアナに注意の看板があるくらいイグアナがいっぱい。
みんな太陽に向かって顔を向けて日向ぼっこしていた。
うーん、異世界だよなぁ。
お化けみたいなサボテンを見ながら火山灰が堆積したような黒い砂の道を歩いて辿り着いたのがここ。
SNSのフォロワーさんに教えてもらった「El Estero」というスポット。
マングローブの根の隙間にできた道を進む。
トトロかな?秘境感がすごすぎる・・・
そして急に開けた場所に出た。
おおお!なんかシークレットビーチみたい。
すごーーい!
2人して大はしゃぎ。
なんだここ。
めちゃくちゃ素敵な場所なのに誰もいない。
マングローブの中にある小さな砂浜。
この先には海があるはず。
残念ながらお目当てのガラパゴスペンギンの姿は無かったけれど、早速マングローブの森の中へ・・・!
つ、冷たい(;´∀`)
ひぃ〜
相変わらずガラパゴス諸島の水は冷たい。
最初こそ急に深くなるけどそれでも腰くらいまでの高さ。
先まで進んでも足が付くくらいの浅瀬が続く。
マングローブを泳いだのは多分人生で初めて。
日本だと沖縄にもマングローブがあったけどそこは泳げるのかな。
少し進むと海に出そうだった。
水が濁ってて急に深くなっても怖いので海までは行かずこの辺りを泳いで楽しんだ。
まぶしっ!
ほんと雰囲気が良い。
ずっと遊んでいたいけど寒くなってきた・・w
砂浜に上がって一休みしていると突然足に痛みが走った。
痛みがした場所を見ると緑色に輝くハエみたいなやつがいた。
慌てて手で払う。
すると今度は背中。
こ、こいつ・・・!
払った側から別の場所に取りついて刺してきてるのかな。
とにかくチクッとしてめちゃくちゃ不快。
変な病原菌持ってないといいいけど(;´∀`)
ハエと格闘してると突如Azuが、
あーっ!!
まさかペンギンがやってきたのか?
そう思って指差す先を見ると・・・
・・・
・・
・
海亀!!
ゆっくりと気持ちよさそうに泳いでいた。
我々も再び海に入って海亀と一緒に泳ぐ。(もちろん近づきすぎないように)
まさか昨日のアシカに続いて海亀とも泳げるとは・・・
ペンギンは見れなかったけど海亀と遊べて満足。
ガラパゴスはすごいな。
帰りは先人たちのブログで紹介されていたシュノーケリングスポットへ寄り道しながら帰ることに。
岩多め。
シュノーケリングはちょっと難しそうな気もする。
イグアナさんは相変わらず多い。
こっちはまぁビーチって感じ。
けっこう波が強かったけど、Azuはそれが楽しいみたいだ。
笑いながら波と戦っていた。
Azuが楽しそう、その姿を見ているだけで心が満たされていく。
昨日の夜は今後のことについてちょっと不安になったりしたけれど、Azuが楽しく暮らせればきっと僕も楽しいだろうなって気がついた。
たぶん世界のどこにいるかは大切じゃない。
Azuの隣が僕の居場所だ。
最近忙しい移動続きで2人とも疲れてちょっとしたことで口論になったりもしたけれど、ちゃんと2人の時間を取らないとなぁ。
とにかく旅もいったんの区切りまであと2ヶ月。
あまり心配しすぎずできる限りAzuのやりたいことをやれるように頑張ってみよう。
帰りは2人手を繋いで街まで戻った。
結局お目当てのペンギンは見れなかったけど、楽しかったし大した問題じゃないってことにしておこう。
今日も空は青いし、海は綺麗で、日差しが強すぎるけど、幸せだ。
あー喉乾いた。コーラとかシュワシュワしたのが飲みたいね。
んー別にかなぁ、ほれ水のめ。
コーラは飲めなかったけど幸せ・・だ・・・(;´∀`)
そんなイザベラ島でした。
歩くのが大変という場合はレンタサイクルも良いかもですね。
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まったりの午後
宿に戻ったらシャワーを浴びて昼食。
作ってる間に水着を洗濯。
分担できると楽ちん。
昨日のトマト煮込みにカレー粉をぶっ込んでカレー味にしたパスタ。
ベースがトマトなのでパスタによく合う。
瞬殺。
食後はもちろん昼寝だ。
午前中泳いで午後は昼寝。
贅沢すぎる・・・ぐぅ。
・・・
・・
・
夕方に目を覚ましたらブログを書き書き。
Azuが起きるなり、
あーなんかジュースかアイスが欲しい
だからさっきコーラと言ったではないか(;´∀`)
日焼けするとほんと喉が渇くんだよなぁ。
夕食。
なんの味でしょーか!
うん?ぱくっ。
なんだろ、全然わからない。
なんか塩味の中に今までのパスタでは感じたことのない不思議な味が。
正解はー・・・塩ワサビでした!
斬新すぎる(;´∀`)
ワサビがあまりそうだからとパスタにワサビを入れるとは。
加熱したからか辛さは飛んでしまっていて風味だけ香る感じなんだけど、意外と悪く無かった。
食後はまたもやブログを書き書き。
ブラジルの弓場農場でかけなかった分の遅れがあって、そこから怒涛の移動&観光続きでずっとブログが遅れていたのだがついに、ついに今日追いつくことができた!!
これからもブログがんばるぞー。
旅の始まり
思えばいつから世界一周に興味を持っていたのだろうか?
明確に覚えているのは2019年。
その頃に一度世界一周を真面目に考えて・・・辞めた。
だからきっかけはもう少し前のはず。
2017年とか2018年とか。
もう忘れちゃったけど誰かのブログを読んで憧れたんだよなぁ。
なんて刺激的でワクワクする生き方をしている人がいるんだって。
でも遠い世界の人のように感じたのも事実。
だって旅人の多くは20代。
mosariはその時すでに30代になっていたのだ。
遅咲きの旅人なのである。
んで憧れをいただいたまま世界はコロナという危機に見舞われた。
旅行を予定してはキャンセルを繰り返した。
そんな日々の中、とあるブログに出会った。
ブログ界隈で知らない人はいないんじゃないか?ってくらい有名な人。
金丸 オン・ザ・ロード アゲインというブログ。
6,000円とギターだけ持ってロシアに船でわたり、そこからは路上でのバスキング(芸でお金を稼ぐこと)だけで2年半かけて世界一周を実現した旅人だ。
彼はとにかく毎日路上で歌い続けた。
雨の日も雪の日も。
生きるために、次の街に移動するために歌い続けて2年半かけて世界を巡った。
世の中にはなんて面白い人がいるんだろうと本当に驚いた。
文章の書き方もすごく面白くてあっという間に引き込まれてしまった。
通勤途中や休み時間とにかく彼のブログを読み漁った。
彼は世界一周中に出会った旅人の女の子と結婚し、今では経営者となり、二児の父にもなっている。
旅を終えてもずっとブログを書いてくれていた。
コロナの間ずっと読んでいたブログ。
いざ自分が世界一周に旅立ったら忙しくて全然読めなかった。
そして今日ふと気になってすごく久しぶりにアクセスしてみた。
・・・彼は去年の夏にブログを終わりにしていた。
2013年からほぼほぼ毎日書いていたブログ。
これからはその時間を子供のために使うと最後の記事に綴ってあった。
本当にお疲れ様でした。
あなたのおかげで世界一周に憧れて、飛び出した若者は多いと思います。
自分もきっかけの一つをもらった1人でもあります。
あなたの旅に比べたらなんの変哲もない平凡な旅ですが日記形式でブログを書いています。
1人でも世界一周に憧れる人が現れるように、バトンを繋げていこうと思います。
本当にお疲れ様でした。
今やブログを書く人は多くない。
YoutubeやInstagramが主流だ。
ブログはHow to記事が多く、日記形式は少ない。
読み手が少ないのだから当たり前だ。
伸びてるメディアに移行するのは当然の流れだ。
でも形はなんだっていい。
誰かが何かしら発信して、それで興味を持ってくれればいい。
日本で生きていくにあたり海外のことを何も知らなくても大して困らない。
それでも世界には優しさで溢れ、力強い自然があって、美しい人々の営みが繰り広げられている。
それを知ってもらいたいんだ。
人生に旅という喜びがあなたにもありますように。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日は・・・どうしよう。
何をするか決める前にAzuは夢の中。
でも昼寝しないとやってられないほどお疲れってことなのでちょっとゆっくりするかも。
それでは!