【世界一周インターバル】2023.07.09〜12 日本
3ヶ月間のフィリピン留学を経て英語力は伸びたのか?
初日に受けたテストと、卒業テストの点数をチェックしてみましょう。

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我々の英語力

我々夫婦は海外旅行が好きでコロナ前は毎年4回ほど旅行を楽しんでました。
が、英語力はさっぱり。
有名観光地を巡るだけなら英語って喋れなくても全然なんとかなりますから。
ホテルでのチェックイン、アウト時に使う言葉や言われる言葉はほぼ固定ですし、空港やレストランも同様。
誰かに話す時はGoogle翻訳で事前に調べてから伝える、もしくは画面を見せる。そんな感じ。
Hello
Thank you
Check in(out) please
How much
こんなもんです。
中学生レベルどころか幼稚園レベル。
それでもなんとかなるのが現代の海外旅行。
もちろん話せた方が面白いに決まってますし、情報を入手できることは安心にも繋がるので貴重な時間とお金を使ってまで海外留学を決意したという訳です。
留学先

選んだのはフィリピンのセブ島(行ってみたら橋で繋がってる隣のマクタン島だったけど)。
理由は大きく2つ。
- 安い
- マンツーマンが主流
ということ。
安さは他の国や地域と比べると圧倒的に安いです。滞在中にかかる観光費や交際費なんかも加味したら倍くらい違うんじゃないでしょうか?
日本人に人気のマルタなんかも検討しましたが、高すぎて断念。
そしてもう一つはマンツーマンが主流ということ。
グループレッスンって個々のレベルには合わせてもらえないので、質問しようと積極的に発言しないとずっと置いてきぼりです。勉強している気にだけなって終わりになってしまう可能性があります。
でも、英語で説明されて理解できていないことを英語で説明するのってすごくムズカシイです。
だから初心者である我々はいつでも気軽に質問できるマンツーマン主流のフィリピンが合っていたという訳です。
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選んだ学校
GENIUSというセブエリアのマクタン島にある学校に決めました。

理由は
- 国際色豊か
- 日本人比率が少ない
- 安い
- ネイティブがいる
という4点。
どうせ留学するならいろんな国の人と話したかったというのが大きいです。
フィリピンの語学学校は日本資本か韓国資本が多く、それぞれ資本元の国籍の学生が多いようです。
そんな中GENIUSは元ロシア資本、現エジプト資本ということでロシア人とサウジアラビア人が多いのが特徴でした。
アジア圏の人とも仲良くなるのはもちろんいいことですけど、どうせならより異文化な国と仲良くなった方が面白いと考えた訳です。ロシア好きでしたし、サウジは謎すぎたので。
また、日本人が多いと、固まって学生ノリになるのが怖かったのでできれば少なければいいなと思っていました。

んで、肝心の費用も他の学校と比べるとお安め。
その分設備も古めですが、勉強して生きていくならどうにでもなります。
が、女性はトイレに悩まされてました。
綺麗とは言えないし、紙が流せなかったり、詰まったり・・・(だいたいのフィリピンの設備はたぶん同様だと思いますが)
でも我々がいた3ヶ月は女性7割:男性3割ほどと圧倒的に女性の方が多かったです。
んで最後はネイティブがいるという点。
どうせならネイティブの先生の発音や会話スピードを体感しておきたかったので。
実際は早すぎて戦慄が走りました・・・3ヶ月経った今でもまだまだキツイです。。。
授業形式

1日に何個授業を受けるか申込時に決めます。
マンツーマン | グループ | |
4コマ | 3クラス | 1クラス |
6コマ | 4クラス | 2クラス |
8コマ | 6クラス | 2クラス |
こんな感じ。
マンツーマンはフィリピン人講師との1対1。
グループレッスンはネイティブの先生1人に対して生徒が複数(少ないと4人、多くて10人程度)。
という感じ。
1クラスは50分。
マンツーマンで受ける授業は複数の教科の中から自分が伸ばしたい分野をチョイスします。
- スピーキング(話す)
- リーディング(読む)
- ライティング(書く)
- リスニング(聞く)
- ボキャブラリー(語彙力)
- グラマー(文法)
- プロナウンスエイション(発音)
だったかな。
初日にヘッドティーチャーとの面談があるのでそこで相談しながら決めます。
途中で変更も可能。
参考までに我々がチョイスした教科はこちら。
※6コマで申し込んでいたのでマンツーマンは4個選択可能
■mosari前半
- スピーキング
- スピーキング
- ボキャブラリー
- リーディング
■mosari後半
- スピーキング
- プロナウンスエイション
- ボキャブラリー
- リーディング
後半はスピーキング1コマをプロナウンスエイション(発音)に変更しました。
グラマー(文法)ってめちゃめちゃ大事なのですが、日本語で説明されても難しいのに英語で理解できる気がしなかったのと、あくまで伝わればOKというスタンスだったのでグラマーなしでスピーキング中心に組み立てました。
■Azu前半
- スピーキング
- グラマー
- ボキャブラリー
- リーディング
■Azu後半
- スピーキング
- グラマー
- ボキャブラリー
- プロナウンスエイション
後半はリーディングをプロナウンスエイションに変更していました。
Azuはグラマーをとってしっかり基礎から学ぶスタンス。
個人的な感想ですが、もう1回選び直せるなら
- プロナウンスエイション
- ボキャブラリー
- グラマー
- リスニング
かなぁ。
まず発音はマスト。発音悪いとまじで伝わないです。。
んでボキャブラリーは単語の意味がわからないと話せない、聞き取れないの二重苦。
グラマーも無いと文章書く時や読む時に理解できないことが多い。
リスニングは聞き取れないとそもそも会話が成り立たない。
という感じ。
スピーキングに関しては、プロナウンスエイション以外の授業で会話しまくるのであえてなくてもいいかな。
授業中に雑談もそれなりにするので。(昨日何した?今週末何するの?等)
人によってグラマーや語彙力は問題無いって場合もあるでしょうから、そういう場合は伸ばしたいスキルを選べばいいと思います。
mosariは英文を読むことの抵抗感がすごかったのでリーディングを取りましたがそれは大正解でした。

サウジの友人からいただいたムスリムに関する本も読まないといけないですし。
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テスト
入学時にテストを受けてレベルが決まります。
当然mosariもAzuもほぼ全てロービギナー(最底ランク)でした。

ペーパーテストでの設問は
- グラマー(文法の4択)
- リーディング(長文の5択)
- ライティング(写真やお題に対して自由記述で説明する)
という3種類をチェックされます。
後は実際にヘッドティーチャーと面談をしてスピーキング力やリスニング力も測られます。
ただし面談は最初だけで卒業時はありませんでした。
なので会話力に関しては点数による見える化はありませんでした。(残念)
テスト結果

3ヶ月の留学を経て0ベースの初心者がどれだけ伸びたのか見てみましょう。
伸びててくれっ!
mosari前 | mosari後 | Azu前 | Azu後 | |
グラマー | 8/15 | 7/15 | 9/15 | 4/15 |
リーディング | 6/15 | 9/15 | 3/15 | 10/15 |
ライティング | 4/50 | 23/50 | 3/50 | 21/50 |
合計 | 18/80 | 39/80 | 15/80 | 35/80 |
mosari:80点満点中39点→21点アップ
Azu:80点満点中35点→20点アップ
ということで2人とも20点ほど伸びていました。
が、2人とも半分にも届かず・・・
しかもグラマーに関しては2人とも点数が下がっているという・・・(明らかに卒業テストの方が難しいような)
まぁ自分はグラマー取ってないのでいいんですけど、Azuは3ヶ月ずっとグラマー取っていたので、先生に合わす顔がねぇ・・って言ってました。
2人ともライティングが大きく伸びてます。
これは語彙力が増えたのと、表現できるフレーズが増えたからですね。
とりあえずペーパー的には点数を伸ばすことができました。
会話力の部分に関しては主観になってしまいますが、3ヶ月を経て
英語でコミュニケーションは取れるようになったけど、本当に伝えたいことを正確に伝えることはできない
というレベル。
外国籍の人と遊びに行ったり、ちょっとした会話を楽しむくらいにはなりました。
最初は全く聞き取れなかったのが耳が慣れて聞き取れることも増えました。ある程度前後から予測(脳内補完)している部分もあるので誤認とかはまだまだありますけど。
また、返答時も表現できる内容は限定的ですし、文法とかすぐに崩壊します。
ぶっちゃけまだまだ素人レベルではあります(;´∀`)
でも英語堪能な人は年単位で学んでるので、そりゃ3ヶ月でペラペラってのは無理です。
我々が学校で学んでたのなんて20年以上前なので1mmも覚えてませんし。
それでも外国籍の友人と「また会おう」って実際に約束できるだけの関係性を築くことが出来たというのは大変ありがてぇ話です。
ということで1対1なら相手がこちらのレベルに合わせてくれたらなんとかなります。
ある程度喋れる人のグループの中にいたら無理です。はい。
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感想
んじゃそんな感じで最終的にどうだったのか?という話。
3ヶ月という貴重な時間、2人で150万円程度(航空券や滞在費込み)という大金を使った初の海外留学。
■mosariの感想
行ってよかった。
正直自分の英語はまだまだすぎる。
でも英語だけでなく、人間関係など英語以外の部分での学びも多かった。初めて外国籍の友達もできた。
これを世界一周に活かせるかどうかは自分次第。
どんどんコミュニケーションを取って、英語を実践で磨き続けられるかが勝負。
フィリピンの前のタイでは話しかけられることはあっても自分から話しかけるようなことはほとんど無かった。
でも今はいけるはずだ。世界一周の満足度が上がるだろう。
学校に関してもGENIUSでよかったと思っている。他の学校と比べることができないので参考程度にしかならないが、人が良すぎた。
サウジの友人が言っていた。
俺はこの学校に来てよかった。日本人とサウジがここまでの関係を持てて俺は嬉しいよ。
と。
彼は他の学校にもサウジの生徒がたくさんいるが、それぞれの国籍で固まってしまい交流が無いということも言っていた。
CIAという大きな学校に友人がいるというTattooが入っているTさんも似たようなことを言っていた。
外国籍の人とたくさん関わり合いたいならGENIUSはとてもいいと思う。
余談だが日本人の女性は外国籍の方々からモテる、話しかけられる、招待される。(もちろんその後続くかは本人次第だし、スキンシップの問題が避けて通れないように見ていて思った)
そしてタバコも強い。外国籍の人たちは喫煙率が高い。
毎休み時間喫煙所にいるのだから自然と仲良くなる。
タバコを吸わない日本人男性。
これはハードモードだ。
自分から積極的に行かないとなかなか仲良くなることは難しいという話を同種の人としていたことを思い出す。
ちなみに日本では飲みニュケーションなんて呼ばれているが飲みはあまり有効的ではない。
サウジは宗教的にそもそも飲めない。
ロシアも酒大好きなイメージがあるが飲まない人が多かった。
(ちなみに日本人女性は飲みが好きな人が多かった)
まぁ雰囲気はタイミングでいる人次第でだいぶ変わるのであくまで自分がいた3ヶ月の話です。
前半と後半では雰囲気全然違いましたし。
がっつり英語を学べればそれでいい、という場合はスパルタ系の大手がいいと思いますし、わいわいした雰囲気が苦手な場合はもっとこじんまりとした学校の方がいいんじゃなかろうか。

■Azuの感想
行ってよかったです。
日本にいては英語を話す必要性がないので、自分自身で勉強をするのは私にとって難しかったです。
留学当初は環境の変化に慣れるまで時間がかかりましたが、それはその人それぞれの適応力の問題だと思います。
GENIUSはセブとはいえ、マクタン島にある学校です。
リゾートでキラキラした生活を送りたいとか、繁華街で遊びたい人にとっては物足りないかもしれませんが、どちらかと言うと田舎が好きで、ローカルの人の暮らしを間近で見て体感することが楽しい人は楽しめると思います。
先生達に恵まれ、明るく楽しく授業を盛り上げてくれました。また、授業中は先生達が察してくれて、私に合わせて授業を進めてくれたのは本当にありがたかったです。
おとなしく勉強したい人は自習室に篭ることもできるし、遊びたい人は遊ぶこともできる。自主性に任されているのが私にとってはよかったです。
隣の学校は通りがかりに見ていて、日本、中国、韓国などアジア系の学生の姿しか見かけませんでした。それに比べてGENIUSはアジア系以外の国籍の人と出会えるので、それぞれの国の食事や文化など、話を聞くのが非常に興味深く楽しかったです。
難しい会話はできないけど簡単な話ならなんとかできるようになったので、これからの旅で活かしていきたいと思います。すでにこの日本滞在中で忘れてきている気がして焦ります。
先生達からも繰り返し言われました。英語の勉強に関しては ”Step by step” と。
焦らず、継続していくことの大切さも教えてもらいました。
という感じ。
まぁ誰かの参考になれば。
他に聞きたいことがあればコメントくださいまし。
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azuも慣れないInstagramを頑張ってるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
色々あった初の海外留学。
これで我々夫婦の英語の勉強が終わったわけではありません。続けることが大事。
ある意味スタートラインです。
あーーー楽しかった!!!
本ブログやInstagramを通じて誰か1人でも海外留学に挑戦しようという意思が芽生えたり、参考になったなら嬉しい限りです。
それでは!