【世界一周207日目】2023.10.28 イラン イスファハーン
気温:6度〜23度
歩数:16,909歩
1ドル=500,000リアル
1ドル=150円
今日の予定
- チェックアウトしてイランを旅立つ
![](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2016/02/my.jpg)
スポンサードリンク
目覚め
7時に起床。
12時のチェックアウトまではゆっくりする予定だ。
というのもイランを出国するフライトが明日の4時55分発だからだ。
こんな感じで考えている。
- 12時にチェックアウト
- 17時くらいまで散歩
- 20時くらいまで宿でブログやインスタなど
- 20時過ぎに空港へ
- 空港で1泊して4時55分のフライトでヨルダンへ
ついに空港泊する時が来たようだ。
それまではイスファハーンの市内でゆっくり過ごす。
最後の日をパーっと遊びたいところだが、残念ながらお金が無い。
手元にあるのは4,390,000リアルのみ。
それだけ聞くと大きな金額のように聞こえるが日本円にすると1,320円程度分だ。
でも最終日にドルを両替するのもアレなのでこのお金で過ごそうとAzuと決めていた。
イスファハーンの市内から空港への移動手段はタクシーだけのようだ。
前日に配車アプリ「Snapp」で料金を調べてみたところ、800,000リアルから1,000,000リアル(240円〜300円)程度。時間帯によって変動するので1,000,000リアルは必要ということになる。
となると残りは3,390,000リアル(1,020円)。
朝食は付いているので昼食と夕食をこの金額で過ごさないといけない。
となるとお金のかかる観光は不可。
ぼへーっと近場を見てのどかに過ごす感じかなと思っていた。
だからもうイランは実質終わりだと思っていた。
だが、今日は思いもよらない出会いが待っていた。
本当にイランという国は懐が深いし、最後まで侮れない国だった・・・
・・
・
7時に起きてまずは散髪。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_04.jpg)
いきなりだが前回切ったのがジョージアなので6週間くらい経っている。
今の宿が広いのでここで切っておくことにした。
・・・
・・
・
前は1時間かかっていたが、Azuも慣れてきたので45分ほどで刈り終えた。
その後は交代してAzuを刈った。
その後は朝食。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_05.jpg)
いつものトマト入りのオムレツ。
今日は最後なのできゅうりを入れてみた。
あまり合わない気がしたが彩りはよくなった。
食後はシャワーを浴びてからチェックアウトした。
荷物は鍵のかかる部屋に預かってくれた。
イスファハーンの宿
さてチェックアウトしたのでイスファハーンでお世話になった宿の紹介。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_45.jpg)
- 施設名:Isfahan Heritage Hostel
- 住所:Seyedtofin Isfahan Province Isfahan 9 Neshat St 24) Alley, Naqsh-e Jahan, イラン
- チェックイン時間: 14:00〜
- チェックアウト時間: 12:00
- 部屋タイプ:ダブルルーム 共用バスルーム
- エアコン:有り
- 1泊:10.8ユーロ(1,709円)
3泊したので32.4ユーロ(4,860円)のお支払い。
ドルで払わせてもらった。
予約はメールから行った。
というのも我々はテヘランでも同グループホステルを利用していたので10%割引されるからだ。
![夫婦 世界一周 イラン シーラーズ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day203_30.jpg)
割引の適用方法がわからなかったので宿にメールしてそのまま予約をした。
本当は1泊分を事前にクレカで払わないといけないのだが、全てのカードでエラーが出てしまったのでデポジット無しで予約させてもらった。
カードで払えると便利だが7%の手数料が追加されるので注意。
イスファハーンに来たら絶対に訪れるであろうイマーム広場から徒歩で10分ちょっとなので立地は悪く無いかと。
その代わりバスターミナルや空港からは離れているので配車アプリ「Snapp」を使うべし。
空港間は1,000,000リアル(300円)程度、バスターミナル間は410,000リアル(123円)程度でした。
共用スペースが充実しており、多くのゲストが会話を楽しんでした。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_46.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_03.jpg)
ハロウィン期間だったから装飾が施されていたが、なぜか巨大なてるてる坊主だった。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_01.jpg)
テヘラン同様に中庭には噴水が。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_02.jpg)
朝食はトマトやきゅうり、チーズに日替わりで1品がビュッフェ形式で提供される。
8時〜10時。
オムレツを作ることも可能だ。
写真は撮っていないが共用キッチンがあるそうなので自炊も可能とのこと。
スポンサードリンク
水回り
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_06.jpg)
我々の部屋は別館にあったのでシャワー1室とトイレ1室があった。
本館には男女別でシャワー2個、トイレ2個があった。
テヘラン同様にとても綺麗で紙類もよく補充されていた。
湯量や温度は問題無し。
バスタオルも1枚ずつ置いてあった。
部屋回り
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_47.jpg)
部屋はベッドとテーブルがあったが椅子は無かった。
クローゼットがあったので洗濯物を干すのは困らなかった。
半地下なので湿気が空気が籠るのが難点だったが、洗濯物は一晩で乾いてくれた。
我々の部屋はトイレとシャワーのすぐ隣なのでたまにうるさかった。
やたらと廊下の声が響くのだ・・・
夜は耳栓をして寝ていた。
そして半地下ゆえに電波がとても悪かった。
モバイルネットワークも使い物にならないし、宿のWIFIも弱く、時折接続が切れてしまった。
中庭の共有スペースではそのようなことは無かった。
総じてコスパが良かった。
次回来ることがあれば間違いなくリピートだ。
スポンサードリンク
暇な午後
チェックアウトしたら無料で観光できそうな場所を調べてから宿を後にした。
目指したのはイマーム アリ広場。
イマーム広場がとてもよかったので似たような名前の広場に来てみることにした。
・・・
・・
・
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_07.jpg)
が、ただ四方をアーチ作りの建物で囲んでいるだけ、という印象で人も少なくお店も大半がしまっていた。
これはイマーム広場と違って何もときめかない広場だった。
すぐに後にしてバザールを通ってイマーム広場に戻ることにした。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_08.jpg)
バザール内は狭く、バイクが頻繁に通るのでかなり歩きにくい。
お店も服屋ばかりでおもしろくなかったが、後で聞いたらここは卸なんだとか。
どうりで誰も声かけてこないはずだ(;´∀`)
イマーム広場に戻ってきたらこの後どうするかを話し合った。
無料のモスクが近くにあるようだったが、宿に戻ってこのまま調べ物をする時間でもぶっちゃけいいかなと思ってもいた。
もう今日は消化試合みたいなものなのでどこかに行ってもいいし、いかなくてもいい気分だった。
お金がかかる施設には入れないしね(;´∀`)
でもイラン旅行が決まってからやってみたいことのうち二つがまだできていなかった。
一つ目はイラン人のバイクに乗って観光を手伝ってもらうこと。
二つ目はイラン人のお家に招待してもらうこと。
これらはイラン旅行をした人のブログでよく経験談として書かれていたこと。
でも僕らはまだ経験していない。
今回は縁が無かった。
そんな話をAzuとしていた。
んで近くの無料のモスクに行くか行かないか。
今日はすでにチェックアウトしてしまっているので、貴重品を全てリュックに入れている。
けっこう重い(6kg〜7kg)のでそれも相待ってあまり疲れることはしたく無かった。
無かったんだけど、このまま終わるのはなんか嫌だった。
いつもはAzuが行きたい行きたい!と言って、mosariが無理すると体調崩すで〜、調べることもまだまだあるで〜と止める役だった。
が、今日ばかりはmosariがもう少しイスファハーンを楽しもう!と、モスクに行くことに決めた。
出会い
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_10.jpg)
再びバザールを抜けて「ハキム グランドモスク」という名のモスクを目指すことにした。
相変わらず歩きにくいバザールを抜けて歩いていくのだが、どうやら違うモスクに出てしまった。
何かお探しかい?
ここでとある2人組に声をかけられた。
「ハキム グランドモスク」」に行きたいんですけど・・・
聞いたことないな?どこだろう、ちょっと待ってて
そう言って彼らは近くのお店の店員さんに場所を聞いてくれた。
このまま真っ直ぐ行って最初の交差点を右、そしてまた次の交差点を右・・・
と、丁寧に道を教えてくれた。
イラン人は親切な人が多い。
お礼を伝えてお目当てのモスクを再び目指した。
・・・
・・
・
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_11.jpg)
お目当てのモスクは事前に聞いていたとおり無料だった。
シンプル目ではあるが、それでもやはり立派なモスクだった。
中央に広場があり、四方に建造物があるイラン風のモスク。
ところどころ修理中ではあったが、無料で見れるものとしては破格だ。
しばらく見学していると見覚えのある男性2人組が入ってきた。
・・・さっき道を教えてくれた2人組だ。
やぁ、僕はイスファハーンに住んでいるけどこんな場所があるなんて知らなかったよ。
彼の名はアミール、そしてもう1人はパスカル。
聞けばアミールはイラン人、パスカルはフランス人だと言う。
10年前にパスカルがイランに旅行しにきた時に出会い、それから何度もイランで一緒に旅行しているらしい。
しかもアミールは30歳、パスカルは72歳。
倍以上歳の差があるのに何度も一緒に旅行してるなんてすごい素敵な関係だ。
国籍も言語も、宗教も年齢も関係ない。
すごいや。
そんな彼らと話をしていると何やらパスカルが何かを食べ始めた。
よかったらどうぞ。
そう言って僕らの手にもソレをくれた。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_12.jpg)
少し塩気がある白いサクサクとしたもの、これはお米を揚げて塩を振った感じのものかな。
そして種っぽいものも同様にサクサクしている。こちらはあまり味がしないが、サクッとした食感がお米とは異なり一緒に食べると美味しかった。
なんの種なの?
これは・・・英語名だとcannabisかな。
カナビスってなんだろう?
疑問に思っているとアミールがグーグルで検索した画像を見せてくれた。
緑色の葉っぱでイチョウみたいに葉の先が尖った星みたいな形状。
・・・これ大麻やw
驚いた。知らずのうちに大麻の種を食べてしまっていた。
続けてパスカルが言う、
ドラッグだね。もちろん吸ったら捕まるよ。
イランでも大麻は違法らしい(;´∀`)
とりあえず食べる分にはいいらしいが、こんなところで大麻デビューしてしまうとは・・・
4人でおしゃべりしながらモスクを歩いていると、
この写真を見てご覧、ここにはもう言ったかい?
すごい綺麗だね、でもまだ行ってないや
そうなのか、ここはすごいおすすめだよ。よければ一緒に行こうか?
ありがたい申し出だったが一つ問題があった。
そう、我々にはお金が無いのだ。
ありがとう、でも僕らはお金が無いんだ。今日がイラン最終日だから。
そうなのか、でも問題ないよ。お金は僕らが払うから。だって君たちはゲストだ。気にするな。
そう言って彼らはお金は気にしないで、付いてこいと言う。
何度も断ったが、結局は彼らのご厚意に甘えることにした。
・・・
・・
・
歩いてお目当てのモスクに向かったが、なんと今日は休館日だった。
それならばとアミールの働いているレストランで遅めのランチをいただくことにした。
・・・
・・
・
が、ちょうど昼休憩のようでレストランもクローズしてしまっていた。
アミールがお店に交渉してくれたが、ダメだったようだ。
第3案として宮殿に行くことになったのだが、到着した瞬間(16時)に閉まってしまった。
イランは午後になると店じまいするところも多いし、イスファハーンでの見学スポットは16時で閉まってしまうようだ。
なかなかに難しい。
彼らも僕らのために色々と考えてくれたが見事にからぶってしまった。
それでもとりあえずご飯を食べようと、やっているかどうかわからないがおすすめのお店に連れて行ってくれることになった。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_13.jpg)
4人でテクテクと歩いていく。
んでたどり着いたお店でパスカルが奢ってくれた。
僕も明日で終わりだけど、リアルが余っているから気にしないで
ありがとうパスカル(`・ω・´)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_14.jpg)
出てきたのはパン生地の中にネギを挟んで焼いたもの。
チヂミみたいでGood。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_16.jpg)
そして酸味のあるヨーグルトベースのシチュー。
これはクリーミーで野菜やナッツのオイルなどが入っていてパンによく合う味だった。
丸いパンはサフランオイルを塗ったパン。甘くて美味しい。
これはクルジスタン料理だよ
ん?キルギスタン?中央アジアの?
違う違う、クルジスタンだよ。クルド人はトルコ、シリア、イラク、イランにまたがって住んでいるんだよ。
こりゃ驚いた。
クルド人にこんなところで会えるとは。
初めて見たよ。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_17.jpg)
パンはクルド人のおばあちゃんが手作りしていた。
ふわっと甘味の広がるパンはとってもおいしかった。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_15.jpg)
左がアミール、右がパスカル。
4人でクルド料理を楽しんだ。
パンが美味しくて夜食用に2個買ってお土産にした。
これは自分で払った。1個150,000リアル(45円)とめっちゃ安い。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_18.jpg)
場所はこの辺。
店先の鉄板でパンを焼いているからすぐわかるはず。
クルド人が経営しているがまだオープンしたてであまり有名じゃないと言っていた。
・・・
・・
・
もしよかったら食べた後に僕の車で橋を見に行かないか?その後はイマーム広場。夜はとても綺麗だよ。
アミールたちは我々に大してすごく色々と提案をしてくれるのだが、全てにおいて
If you want
「もしよかったら」をつけて提案してくれる。
これなら我々もいざとなれば断りやすいし、
Azuと相談してごらん、もちろん日本語でいいよ。
と、言ってくれる。
すっごい気が利くアミールとパスカル。
Azuはちょっと疲れたから断りたいと言う、でも最後の夜だし、彼らともう少しいたかった。
車を出してくれるって言ってるしどうかな?
車出してくれるなら・・・まぁいいか。
決まりだ。
食後もアミールの車で橋に向かうことにした。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_19.jpg)
地下駐車場には白い車がびっしり停まっていた。
なんで白い車しかないの?
いい質問だ!なぜって夏は暑いんだよ。だから白は・・
光を反射する!
その通り!
暑い国では白い車が人気らしい。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_20.jpg)
アミールの車で橋に向かう。
スポンサードリンク
夜のイスファハーン
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_21.jpg)
夜のハージュ橋はライトアップされていてとても綺麗だった。
ハージュ橋には二つ秘密があるんだ。
そう言うアミール。
対岸にあるライオンの像を見てごらん。片目が光って見えるだろう?特別な石なんだ。
ハージュ橋の下にはライオンの像が2頭あって川を挟んで向かい合っている。
けっこうな距離があるんだけど、確かに光っているように見えた。
そしてもう一つは橋の下で柱の隅に向かって小声で喋ると、対角線にある同じ柱の隅で聞こえると言うもの。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_22.jpg)
上の画像は橋の下。
青い丸で囲ったところに向かって小声で喋ると、対角線にある隅に音がかなりクリアに伝わってきた。
天然の糸電話のような感じでとても面白かった。
天井を伝って音が伝わるようになっているそうだ。
これはすごいので訪れたらぜひ試してもらいたい。
隣ではなく対角線なので注意。
なので橋の下はとても音が響きやすい構造になっていて、ここでは多くの地元民たちが歌っている。
パスカルもフランスの歌を歌ってくれた。
日本の歌も歌ってくれよ。
そう言われたけど、恥ずかしくて歌えなかった。ダメだなぁ(;´∀`)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_23.jpg)
橋の下をまずは渡って、
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_24.jpg)
橋の上を通って戻った。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/10/rtw-day207_25.jpg)
アラビアンな感じのAzu。
月がフルムーンで綺麗だった。
再び車に乗ってイマーム広場に向かう。
途中でペトロステーションに寄るというアミール。
イランってガソリンが安いって聞くけど、1Lいくらくらいなの?
おぉ〜いい質問だね。1Lは・・いや、10Lでさっき買ったパンくらいだよ。
え、さっき買ったパンって1個150,000リアル(45円)だったけど・・・
驚愕の安さ。
日本は今1L160円くらいだと聞くが、こっちは10Lで45円って・・・さすが原油産出国。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_26.jpg)
ペトロステーションに着いて画面を見てみた。
確かに「LITERS」のところに「1,500」とある。
これはトマン表示。1トマンは10リアルなので15,000リアルになる。
でも15,000リアルは金額が安すぎてドル換算しにくかったからさっきはわざわざ10Lで言い直してくれたのか。
恐るべしイランのガソリン価格。
・・・
・・
・
すごい渋滞に巻き込まれながらようやくイマーム広場へ。
夜のイマーム広場はとても素敵だった。
もうすっかり日が暮れているのにまだまだ多くの現地民たちがくつろいでいた。
すごい人だね。
これは混雑してない方だよ。昨日(休みの日)だったらもっともっとたくさんいるよ。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_27.jpg)
アリ・カプ宮殿。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_28.jpg)
シャイフ・ルットゥフラー・モスク
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_30.jpg)
シャーモスク。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_29.jpg)
本当ならここに水が張ってあって光が反射してめちゃめちゃ綺麗なんだけど、昨日から水を抜いてお掃除中なんだよね(;´∀`)
アミールも水がないところを初めて見たと言っていた。ついてない(;´∀`)ぐぬぬ
夜のハージュ橋もイマーム広場も来れないと思っていたから、最終日にすごいいい思い出になった。
そしてこれで終わりかと思えばそうではない。
もしよかったら、君たちのホステルに荷物を取りに行って、その後うちの両親の家においでよ。もちろんいきなりで信用できないかもしれなけど、Azuと相談してみて。
もちろんいかせていただきます!!
ホテルに荷物をピックアップしてアミールの家に遊びに行くことになった。
イラン人のお宅訪問
もうね、最終日にミラクルだよ。
やりたかったことの二つが一気に叶ってしまった。
一つ目はイラン人のバイクに乗って観光を手伝ってもらうこと。
二つ目はイラン人のお家に招待してもらうこと。
バイクじゃなくて車になったけど、どっちも経験できるなんて本当に嬉しい。
さぁ着いたよ。エレベーターで上がるよ。
ん、エレベーター?
ここですごい違和感を感じた。
イランの住宅のイメージって言っちゃ悪いがあまりいいものでは無かったのだ。
フィリピンで経験したようなドローカルな怪しい住宅を想像していた。
それがエレベーター。
猛烈な違和感。
そしてドアが開く。
ウェルカーーーム!
すごい身なりのしっかりしたパパとママ、そして妹のラナが暖かく出迎えてくれた。
さぁ中に入って。
アミール家の方々に促されて中に入るとまぁ驚いた。
はい、めちゃんこ豪邸でした。
まじで豪華すぎて固まってしまった。
すごい広いリビングに立派なペルシャ絨毯が何枚も引かれていた。
もし着替えたかったらこのドレッシングルームを使うといい、中にはベッドもあるから疲れてたら横になってもいいよ。トイレはヨーロピアンスタイルとトルコスタイルがあるから好きな方を使うといい。
もう訳がわからない。
後で教えてもらったらこのアパートは180m2だそうだ。
日本は50m2で月10万円くらいはするよ、そう言うととても驚かれた。
ママがフルーツとお茶、お菓子を出してくれた。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_32.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_32.jpg)
その中にはきゅうりも含まれていた。
どうやらイランではきゅうりはフルーツのように食べるのが一般的なんだとか。
せっかく色々出してもらったのだがあまりに異次元すぎて思考が着いていかずに固まってしまった。
何度も来たことがあるパスカルはくつろいでいた(;´∀`)さすが
ガチガチになりながらフルーツをいただいた。
しばらくしたらママが夕食を作ってくれた。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_33.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_33.jpg)
クルド料理を食べていたので全然お腹は減っていなかったがせっかく作ってくれたのでできる限り食べたのだが、いかんせん量が尋常では無かった。
サラダは久しぶりのドレッシング付きで感動の美味しさ。
ドレッシングってめっちゃ久しぶりに食べたよ。
パスタもボロネーゼ?風でおいしかった。
ひたすら食べ続けたが結局半分も食べれなかった。
残った分はママがタッパーに入れてお土産に持たせてくれた。
これで明日の昼か夜飯が調達できた。ありがとう。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day208_53.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day208_53.jpg)
食事中は本当に色々な話をした。
パパは英語ができるが、ママとラナは苦手なのでアミールがペルシャ語に翻訳してくれた。
例えばイランではヨーロッパは楽園だと言われているという。
給料もよく、食べ物にも困らない。
そんな感じで言われていて、誰もが移住することを憧れているんだとか。
その話を聞いてついフランス人のパスカルの方をみてしまった。
もちろん、それはフェイク(嘘)だよ。
そう言うパスカル。
そうなのかい?mosariたちはどう思う?
パパが聞いてくる。
実際僕らがパリに行ったときはホームレスがたくさんいました。物価は高くて・・・
そう言うと驚いていた。
また、
日本人は箸を使うんだろう?
そう言って箸の話題になった。
アミールファミリーはみな箸を使ったことが無いと言う。
それならばと我々が持ってきている箸を取り出すと皆使ってみたいと言う。
もちろんどうぞ、と箸を渡して皆でお箸チャレンジが始まった。
すげぇ暖かい光景だった。
イランという国の人々が日本の箸文化に興味を持ってくれて、実際にトライしてくれている。
ラナは楽しそうにその様子をスマホに収めていた。
・・・
・・
・
食後はパパが絵付けしたお皿を見せてくれた。
よかったら君たちにプレゼントしたい。
そう言ってお皿をくれた。
君たちは旅行者だからこの絵がいいと思う。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_34.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_34.jpg)
もう絵よりも後ろの家に目が行ってしまう。
ペルシャ絨毯デカすぎ。
お土産としてすっごい嬉しかったんだけど、キャリーケースにしまうところでAzuが気づく。
これ、割れちゃうよね・・・
た、確かに(;´∀`)
すっごい悩んで悩んで、パパに謝ってお返しした。
割れたらすっごい悲しいから・・・
そうかそうか、それもそうだな、じゃあ写真を撮ろう
そう言ってくれてパパとママと一緒に写真を撮った。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_50.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_50.jpg)
初対面なのにすっごく優しいパパとママ。
最後にラナが日本語で何か書いて欲しいと言ってノートを持ってきた。
イランが大好きになった
最終日にすっごい思い出をありがとう
みんな元気でね
本当にありがとう
そんな感じのことを書いた。
あとペルシャ語でありがとうと書いた。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_35.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_35.jpg)
Azuは注目されて何を書いていいかわからず固まってしまっていたw
書き終わったら英語にトランスレートして伝えてお別れ。
アミールとパスカルが空港まで送ってくれることになった。
またイランに来ることがあれば今度は泊まっていきなさい
みんなとハグしてお別れをした。
お土産にはママのスパゲッティ(イランではマカロニと言っていた)とお菓子。
そして最高の暖かい思い出。
これがイランホスピタリティ。
日本が失ってしまった暖かさが怖い危ないと言われているイランにあったのだ。
実際に来てみないとわからないことがたくさんある。
世界は広い。
・・・
・・
・
イスファハーンの空港
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_36.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_36.jpg)
アミールとパスカルが車で送ってくれて、建物の入り口まで見送ってくれた。
本当に偶然道に迷ったモスクで出会っただけなのに今日1日付き合ってくれて感謝しかない。
本当にありがとう。
何度もお礼を伝えてお別れをした。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_38.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_38.jpg)
イスファハーンの空港はとても小さく、この時間帯だからかイスタンブール行きとドーハ行きの2便しかインフォメーションボードには記載されていなかった。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_40.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_40.jpg)
空港内で時間を潰せそうなのはこの小さな売店のみ。
チャイを買うくらいしかなさそうだ。
我々の便は4時55分発。今はまだ11時半ごろ。
チェックインは3時間前だろうから2時まで寝ることにした。
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_37.jpg)
![夫婦 世界一周 イラン イスファハーン](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2023/11/rtw-day207_37.jpg)
こう見えて始めての空港泊。
荷物を椅子にくくりつけておやすみなさい。
イラン最後の日。
最高の思い出になった。
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日はイランを出国して、ヨルダンへ。
そこでAzuの友達と合流予定。
それでは!