【トラブル】アタカマツアーを当日キャンセルされて怒った日 ボリビア【世界一周325日目】

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

【世界一周325日目】2024.3.2 ボリビア ウユニ

気温:8度〜19度

歩数:18,877歩

1ボリビアーノ(ボリ)=21.81円

今日の予定

  • 1泊2日のアカタマツアーに行くはずが・・・?
mosari
まさか当日にこんなことがあるなんてね!そりゃ怒るよ!

 

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最悪の朝

7時のアラームで目を覚ます。

今日は8時半スタートの1泊2日のツアーでチリのサンペドロ・デ・アカタマを目指す。

 

身支度を整えて朝食。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

昨日買っておいた1個0.5ボリ(11円)のパンにピーナッツクリームを塗って食べた。

パサパサでスカスカだけど安いからね。

 

んで8時半にチェックアウト。

ホテルの前でピックアップを待つ。

 

が、全然やって来ない。

まぁ他のホテルに寄ってから我々のホテルに来るのだろう。

ボヘーっとホテルの前で待つ。

 

んで20分後に見覚えのある女性が走ってきた。

ツアーを申し込んだ会社のスタッフだ。

 

ごめんなさい。オフィスであなたたちを待っていたわ。

え?宿で待ってて良いって言ってたよね?

さぁこっちに。

 

ホテルから1分もかからずにオフィスに着くので行くのは構わないが、この時点で若干の不安を覚える。

んでオフィスの近くに車が停まっていた。

車の近くには5人組がいた。

この人達と一緒にチリを目指すんだな。

 

オラ!

 

挨拶をする。

が、めっちゃ反応が薄い。

全然ウェルカムじゃ無い感じ。

 

これがチリの国境を抜けた後のバスチケットよ。

 

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

スタッフからバスチケットをもらう。

このツアーはボリビアとチリの国境まで行ってくれるが、チリ入国後はバスに乗り換える必要がある。

これはそのためのチケットだ。

荷物を載せてもらおうとドライバーの男に話しかける。

 

マレータ(荷物)

 

すると別の老婆が口を開いた。

 

You can’t go.(あなた達は行けない)

 

は?

何言ってんだこいつ。

ってか誰だこいつ。

 

申し込んだスタッフの方を見る。

 

one moment(ちょっと待って)

 

嫌な予感しかしない。

少しするとオフィスの方から昨日申し込みしたオバサンが手招きしている。

何事かと思ってオフィスに向かう。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

ホダカツアーのすぐ近くにある角のBlue Line Serviceという旅行会社。

 

が、その間にバンが出発しやがった。

 

え?バン行っちゃったけど。置いてかれた?

嘘っ!どういう事?!

 

確実に面倒なことになりそうだった。

 

酷い対応

オフィスで先ほどのオバサンが言う。

 

彼らは1人分の追加料金を払った。だからあなた達は乗れないの。ごめんなさい。返金するわ。

 

は?我々は昨日既に金を払っている。

いきなりの事に意味がわからない。

さっきバスチケットをもらったので我々が乗る準備は進めていた事になる。

少なくとも問題が起きたのは今さっきのはずだ。

 

彼らが追加料金を払った?我々は昨日あなたに払っている。

わかってるわ。でもコロンビア人はあなた達日本人と行く事を拒んだわ。だから1席分の費用を払ったの。だからあなた達は乗れなくなった。

 

このバンは7人まで乗れる。5人のコロンビア人と我々2人なら乗る事ができる。

だから昨日申し込みする事ができたのだ。

だが、コロンビア人はそれを望まず、1人分の追加費用を払って6席確保した。

これで残り1席になったので2人組の我々は乗る事が出来なくなったと言う。

そんなふざけた話あるか?

なんでその追加費用を受け取ったんだよ。

 

I don’t understand.(理解出来ない)

理解出来ないの?なら日本語とスペイン語の翻訳を使いなさい。

違う。あなたの言っている事が理解出来ない。何故追加費用を受け取った?我々は昨日払っている。彼らよりも先に。いくら受け取った?

900ボリ(19,628円)よ。

 

我々は2人組で1,700ボリ(37,074円)払っている。1人で言うと850ボリ(18,536円)。

我々よりコロンビア人の方が単価は上だが、トータルでは我々を乗せた方がツアー会社は儲かる事になる。

それでもコロンビア人を選んだと言う事は何らかの事情があったのだろう。

 

考えられるのはこんな所だろうか。

コロンビア人達はプライベートツアーを申し込んだつもりでいた。

それなのに今朝急に日本人が追加されたもんだから怒った。

ツアー会社は理解を求めたが、コロンビア人はどうしてもプライベートに拘りたかったので追加費用を払った。

ツアー会社はコロンビア人を説得するか、日本人を説得するか悩んだ。

結果、トータル6人分の費用を払っている総額の大きいコロンビア人を選んだ。

日本人なら大したことも言って来ないだろう。

そんな風に思われたのかもしれない。

 

とにかくもうバンは言ってしまった。

オバサンは1,700ボリ相当のUSドルとボリで返金するからもういいだろと言ってくる。

冗談じゃない。

そう簡単に受け取れるか。

多少上乗せしてくるかと思いきや、若干少ない。

これを受け取ったら返金で良いと言う意思表示になるので受けとらない。

 

すると若いお姉さんが100ドル札を両替してきてきっちり1700ボリにしてきた。

 

これでいいでしょう?!

 

オバサンはやれる事はやった。

そう言わんばかりに1,700ボリを机の上に置いた。

当然受け取らない。

 

我々は明日中にサンペドロ・デ・アカタマからカラマに行かないといけない。私たちはどうしたら良い?

明日の7時にカラマ行きのダイレクトバスがあるわ。それに乗りなさい。

そのルートは知っている!我々はアカタマに行く道中の景色が見たい。ダイレクトバスではそれを見る事は出来ない!

なら明日2泊3日のツアーを申し込みなさい。毎日やってるから。

時間が無い!4日にフライトがある。

ならカラマにダイレクトバスを使いなさい。

あなたは昨日、今日1泊2日で連れて行ってくれると言った!

普通は2泊3日なの!1泊2日で行きたいなんてクレイジー!クレイジー!クレイジー!クレイジー!!!

 

マジでムカつくなこのオバサン。

Azuは呆れて何も言えなくなっていた。

とにかくここで金を受け取っては我々がただ1日時間を無駄にしただけになる。

怒気を込めて答える。

とにかくこちらが怒っていることを伝えなければ。

 

この間もツアー会社には客が訪れる。

客からしてみたらそんな不穏な空気が漂っている所に頼みたく無いだろう。

日本人もやって来たが、

 

このツアーに当日キャンセルされました。使わない方が良いですよ。

そ、そうなんですね、別のところ探します。

 

ツアー会社もこれは面倒だと思ったのか色んな所に電話し始めた。

そうだよ。様々な伝手があるんだから最初から代替案を探せば良いんだよ。

返金して終わりなんて無責任すぎるし、この後も「日本人は泣き寝入りするから。」なんて舐められたらたまったもんじゃ無い。

 

せっかく地球のほぼ裏側まで来てるんだ。

ちゃんと誠実に対応してもらわないと。

 

そして1つの提案をして来た。

 

今日の15時にウユニを出発。ラグーナ郡には行かないけれど、こことここは見れるわ。ここで1泊して翌日はピンクレイクでフラミンゴの大群を見たりや温泉に入れるわ。

 

なるほど。朝8時半出発が15時出発になるならそりゃ1日目で立ち寄るスポットは変更になるだろう。

ルート変更は痛いが他に方法も無いだろう。

 

それでいくらだ?

1人420ボリ(9,160円)よ。これは最低価格よ。

 

元々850ボリ(18,537円)だったから半額になった事になる。

多少見どころが減るがこの金額は悪く無い。

最初から探してくれればこんなに揉める事も無いのが分からないんだもんな。

1時間くらい揉めたんじゃ無いかな。

 

何か問題が生じる事はあるだろう。

でもその時にどう誠意を見せて対応するのか?それが大事だと社会人生活で学んできた。

 

ただ別のツアー会社のプランだからそこの人が迎えに来るから支払いや手続きはそっちでやって。

 

不本意だが他に方法も無いのでこれで折れる事にした。金を受け取り握手した。

 

ありがとう。

ソーリー。

 

どういう形であれ、最後は綺麗に終わりたい。

5分ほどして別のツアー会社のお姉さんがやった来たので着いていく。

 

オフィスで申し込みをして支払いをするのだがドルじゃ無いと受け取れないと言う。

ボリで払わして欲しいと言ったが断られてしまった。

 

ドルの手持ちはあるが1,700ボリ(37,074円)を余らせても無駄になるだけだ。

両替してくるしか無いか。

Azuに残ってもらって街の両替所へ向かう。

 

ボリからドルにして欲しいよ。

ノー!

 

これはあるある。弱い通貨の国はドルを買う事が出来ないのだ。

3軒回って見たがいずれも不可だった。

困ったので最終手段を取る事にした。

先ほどのツアー会社のオバサンだ。

 

彼女は最初ドルとボリを混ぜて返金しようとして来た。

ならば多少のドルを持ってるのでは無いか?

本来なら両替に応じる事は無いだろうが事情が事情だけに協力してくれると思ったのだ。

最後は握手して別れているのがいきなり役に立ちそうだ。

喧嘩別れしてたらこうは行かないだろう。

これもまた社会人生活で培って来た処世術だろうか。

 

ヘイ。ボリをドルにしてくれ。

だから私は最初100ドル札を混ぜたのにあなたが受け取らないからボリに両替しちゃったのよ。

200ドル分頼む。

20ドル札でなら良いわよ。

 

小言が聞こえた気がするが無視して両替してもらった。

こちらが30ボリ(600円)ほど損したが弱い通貨からだし、他に手段が無いのでそれは了承した。

 

それにしてもまた20ドル札が増えてしまった。

パナマで200ドル分キャッシングした時も20ドル札が10枚出て来たので20ドル札だらけだ。

どうせならアルゼンチンで高レートで使える100ドル札が良いのだが、、、

 

急いで別のツアー会社に戻って支払い。

 

このドル札はダメね。別のは無いかしら?

 

偽札が出回っているのか、少し汚れてボロくなっていた1枚は断られた。

ボリで払っても透かしたり叩いたりしてチェックされることがある。

偽札問題は我々旅行者にとって脅威だよな。

摑まされたらたまったもんじゃ無い。

 

んで支払いが済んで一安心。

と、思いきやそんな事は無かった。

 

先に聞いておくべきだったが改めてスケジュールを確認した。

するとこのツアーは観光無しの移動のみだと言うでは無いか!

 

スペイン語でのやり取りなのでGoogle翻訳を使って確認するが、景勝地は通るものの停車せずに車窓観光だけになると言う。

 

話が違う。

これじゃただのトランスポーテーションだ。

それならカラマまでの直行バス230ボリ(5,016円)のがマシだ。

わざわざ倍の値段払って1泊2日の移動はしたく無い。

断って返金してもらった。

 

詰んだな。

もう諦めるしか無い。

もう返金を受け取ってしまった以上、元のツアー会社も処理としては終わった扱いだろう。

Azuは完全にもう諦めている。

だが何も起こらない可能性が高いが話が違う事だけは一言言っておきたかった。

 

元のツアー会社に戻る。

 

観光無しでただのトランスポーテーションだって。ダイレクトリーって言われたよ。

本当に?ちょっと待って。

 

再び先ほどのツアー会社に電話するオバサン。

しばらく会話したのち、

 

そうね、ただのトランスポーテーションだったわ。でもこの道はとても美しいわよ。

我々は立ち止まって見たいんだ。

なら2泊3日のツアーを使いなさい。

だから時間が。

4日のフライトは何時なの?

 

14時40分なのだが、フライト当日に到着するツアーなんて怖くて使えない。

必ず4日に飛ぶことが絶対条件なのだ。

少しだけ早めて伝えておく事にした。

 

13時にサンティアゴへ。

13時にサンティアゴ行きは無いわね。14時台のはずよ。

 

ちっ、詳しいじゃねえか。。。

 

14時40分だったわ。

ちょっと待ちなさい。

 

再びどこかに電話しまくるオバサン。

しばらくして彼女の口から出て来た言葉は、

 

今から15時のさっきのツアーがベストだわ。それがダメなら明日カラマ行きの直行バスを使いなさい。

 

もうダメだ。元々望んでいた観光付きのアタカマツアーはもう無理なのだろう。

明日直行バスでカラマへ行こう。

悔しいが完全敗北だ。

ウユニでの思い出が悪いものになってしまったな。

 

と、なると今日1日ウユニに滞在しないといけない。

今は11時前。

宿はチェックアウト済みだが正規のチェックアウト時間は11時なのでAzuに宿に戻って延泊をしてもらいに行ってもらった。

 

その間mosariはできる限り悲壮感のオーラを漂わせ続けた。

こんな事他の人に起きて欲しくない。

我々はまだ良い。言うて世界一周中だ。

他にも見どころはたくさんあるし、長く続けていればトラブルが起きる事はあるだろう。

 

だが短期旅行者にとっては致命的に成りかねない。

せっかく頑張って取得した貴重な時間を無駄にして欲しくない。

ハネムーンの人だってたくさんいる。

 

気まずくて一言も喋らない若いスタッフ。

淡々と仕事をこなしているオバサン。

 

Azuが返ってきたので立ち上がる。

 

どうするの?

 

オバサンが聞いて来た。

 

明日カラマにバスで行くよ。今日の宿もないから探してくるよ。

 

まぁ宿は手配済みだが、これくらいは言っても良いだろう。こっちは予定が崩れて大変なんだ。

オフィスの入口に向かう。

 

ソーリー。

 

背中からオバサンの声が聞こえた。

背中越しに手を上げて応えた。

 

宿に戻る途中にホダカツアーの前を通る。

ホダカツアーのオバサンがAzuに声をかけてきた。

 

どうしたの?!

 

余程Azuから悲壮感が漂っていたのだろう。

当日キャンセルされた話をすると、

 

ソーリー

 

ホダカツアーの人は何も悪くないんだけどね。

 

宿に戻ったら中庭でRyosuke君が洗濯していた。

 

こんにちは。今日は何されるんですか?

いやーそれがね。本当はチリに向かってるはずなんだけどこんな事があってね。

え?まじですか?一緒に殴り込みいきましょうか?

いや、もうどうしようも無いことがわかったからw

じゃあせっかくなので夜にご飯でも行きませんか?

ぜひーーー!

 

Azuも誰かに話したいようだった。

まぁあんな事があればね。。。

 

そんなこんなでまたも世界一周中のカップルと一緒に夕食に行く事になった。

こういう時は宿にこもっているよりマシだろう。

 

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人の美しさ

とにかく疲れた。

お腹も減った。

まずは昼飯を食べて元気をださないとな。

 

少し宿で休憩したらメルカドへ向かった。

我々の大好きな食堂だ。

もう12時だからやってるかと思いきやまだ準備中だった。

 

ボリビアボリビアリャマリャマ

 

何か言っているが様子から見てまだ時間がかかると言う事だろう。

多分1時間くらいかかりそうな雰囲気。

 

ただ待ってるのもキツいので先にバスターミナルに向かった。

元々Azuが昨日調査してくれており、お目当ての会社でサクッと購入。

「Frontera del Norte」と言うバス会社。

定価は250ボリ(5,453円)のようだが値下げしてもらって230ボリ(5,016円)。

ボリビアのバスとしてはかなり高いがチリとの国際バスだからね。

多分チリサイドが高いんだろうな。

支払いは現金のみ。

 

7時半出発なので7時に来れば良いらしい。

後事前にこのサイトで手続きせよ。と、QRコードを見せてくれた。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

どうやらボリビアを出国する際の税関申請のようだ。

ネットワークが無いのでQRの写真だけ撮っておいて宿でやっておこう。

当日国境を越えるバスのナンバーが必要なので結果的に事前にやっておいたのは無駄になり、国境でやり直しになりました。

 

んで食堂に戻って来たがやはりまだ準備中。

一度宿に戻る事にした。

 

帰り際に搾りたてのオレンジジュースを買って飲んだ。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

酸っぱくて疲れた我々にぴったりだった。

5ボリ(110円)。

この値段で搾りたてが飲めるんだからありがたい。

 

んで13時過ぎに再び宿を出て食堂へ。

・・・

・・

残念ながらまだ準備中だった。

20分くらいでできると言うので中で待たせてもらう事にした。

小さな小屋の中でおばあちゃんがテキパキと料理している。

その様子を見させてもらった。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

Google翻訳を使って簡単なコミュニケーションを取りながら。

めちゃくちゃ大変そうだが1人でやっているそうだ。

もしかすると昔は旦那さんと2人でやっていたのかな?などと余計な想像をしてしまった。

 

この食堂は美味しいし、野菜たっぷりだし、安い。

いつも地元の人で賑わっている。

きっとおばあちゃんが何年もずーーっとやっているお店なんだろうな。

最低限の値上げはしてるだろうけど周りのお店と比べてもかなり安い。

 

人のために毎日毎日作り続けてるのだろう。

決して綺麗とは言えず、水道すら無い部屋の中で人のために料理している姿は本当に美しかった。

 

今日ボリビアが誇る絶景を見る事は出来なかった。

でも人間の美しさを見る事が出来た。

ありがとうおばあちゃん。

まだご飯食べて無いけどすごい元気をもらったよ。

 

途中でおばあちゃんが部屋を出て行ってしまった。

どうやら我々は店番を頼まれたらしい。

お客さんが来ると、

 

指を外に向けて

 

アイ(向こう) ディエス ミニッテ(10分) アキ(ここ)

 

10分後に戻ってくる。

的な単語で説明する。

お客さんはおばあちゃんが居なくてアジア人が2人で店番してるから驚いていた。

そりゃそうだよなぁ 笑

 

しばらくしておばあちゃんが戻ってきた。

手には塩。

なるほど塩が切れてしまっていたのか。

買って来た塩をお米を炊いている鍋に大量にぶち込む。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

なんかお米に味が付いてるなと思ったら塩と一緒に炊いていたのか。

 

その後も箒を使って床掃除を手伝ったりしてご飯の準備が出来るのを待った。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

 

結局40分くらい待ってようやくご飯が出来そうだった。

我々でテーブルをセッティングして注文。

 

ボリビアのランチの頼み方はこちらの記事をどうぞ。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

ボリビアは頼んでも無いのに勝手に料理が出てくる?ランチの頼み方 【世界一周321日目】

2024年2月29日

 

我々はいつも通り、

 

ドス プリメロ(前菜のスープ2個)、ウノ セグンド(メイン1個)。

 

でも前菜のスープがもう少しかかりそうだったので先にセグンドを出してくれた。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

スープパスタ。

 

ボリビアで食べた飯の中で1番美味しかった。

食べ終わる頃にプリメロのスープも出て来た。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

かぼちゃの野菜たっぷりスープ。

 

これも優しい味で相変わらず美味しかった。

 

海外の外食で野菜を食べるのはなかなか難しいのでありがたい。

これで18ボリ(393円)だもんな。

ありがてぇ。

美味しい食事をありがとうおばあちゃん。

 

明日チリに行くよ。ありがとう。

 

そう伝えつつ、一緒に写真を撮った。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

このお店はウユニのメルカドにある。

ただし中からはいけず、外から入る必要がある。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

3件ほど並んでいるがこの緑の看板がかかっているお店だ。

 

Googleマップには表示されないが、このホテルの道を挟んだ向かい側らへんにある。

マジでウユニでおすすめの食事です。

 

列車の墓場へ

ウユニ観光とセットで付いてくることが多い列車の墓場。

我々はまだ行ってなかったのだが歩いて行けるそうなので行ってみる事にした。

街の外れに向かって歩く。

ツアーを使うのが一般的なので誰も歩いていない街を2人で歩いた。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

砂埃が酷い。

ど観光地のウユニの街も整備されて無かったが中心地を外れるともっと酷いな。

観光客が落とすお金はどこに行ってるんだろ?

 

30分ほど歩いたら線路が見えた。

2人で手を繋いでレールの上をゆっくり歩いた。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

良い時間だった。

なにもせずに2人でただ歩く。

 

コロナ禍の事を思い出した。

1年近く不必要な外出をせず、2人の楽しみは毎週末の近所の散歩だった。

たくさん、たくさん、話をした。

 

コロナは最悪の事態だったけど2人の距離を縮めてくれたんだよな。

コロナが落ち着いても散歩だけは続けていた。

そしてこの散歩中に世界一周するって決めたんだよなぁ。

2人が世界一周することになったきっかけなどはこちらの記事をどうぞ。

旅

【世界一周】4月から夫婦の夢だった世界を感じる旅をしてきます 30代アラフォーの挑戦

2023年3月10日

 

思えば最近ゆっくり散歩してなかったなって思う。

アフリカに入ったあたりから治安の問題であまり適当にブラブラするって事が減っていた気がする。

 

今日は久しぶりに誰もいない静かなボリビアの田舎の外れを歩いた。

2人に必要だったのは絶景よりもこういう時間なのかもしれない。

列車の墓場に着く前に満足してしまった。

 

街から40分ほどで列車の墓場に着いた。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

ここには朽ちた列車達が無秩序に放置されている。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

かつては多くの人と物を運んでいたであろう列車たち。

それは間違いなく人々の希望であったはずだ。

 

でも今はここでゆっくりと休んでいる。

列車の上に登ってみると、とても気持ちの良い風が吹いていた。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

忙しく働いていた列車たちも今はこの風に吹かれて体を休めている。

もう2度と動くことは無いけれど・・・

 

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

Azuはずっと楽しそうだった。

よかった。元気になってくれた。

他にも調べたり溜まったブログを書かなきゃいけなかったりしたが、外に出て正解だったな。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

 

30分ほどぷらぷらしたら街へ戻る事にした。

夜来たらまた雰囲気があって面白そうだ。

 

帰り道は線路の上をずっと歩いて行くことにした。

・・・

・・

40分ほどでバスターミナルの近くに来れた。

列車の墓場に歩いて行く人は多く無いと思うが、バスターミナルの手前にある線路沿いに歩けば辿り着ける事がわかった。

 

街に戻ってきたらいつものアイス屋さんで5ボリ(110円)のアイスを食べた。

 

コン デ フルータ

 

と言うとフルーツが付いてくる。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

 

宿に戻るが今日はとても天気が良かった。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

今頃ウユニ塩湖に行っている人は絶景が見れてるだろうか?

雨季のウユニの天気はほんと運次第だ。

 

部屋に戻ったら少しだけ休んだらシャワーと洗濯。

 

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世界一周中の彼ら

18時に部屋を出てロビーへ。

Ryosuke君とMeiさんが待っていた。

ざわ旅@世界一周中のお二人だ。

 

約束通り夕食を食べに我々が良く行くレストランに。

Googleマップには乗っていないがこのお店の入り口の向かい側の2階のお店。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

 

ここは安くてそこそこ美味い。

 

彼らも世界一周している旅人。

4月から旅を始めてもう終わる直前。

 

やはり盛り上がるのは旅の話。

どこが良かったとか、今日の我々のようなトラブルの話だったり。

 

Meiさん:フィンランドでオーロラを見るために予約した宿が室内でもマイナス16度で死ぬかと思いました。

Ryosuke君:命の危険を感じて翌日脱出したんですよ。

 

それは過酷すぎる(;´`)

2人とも物腰が柔らかいと言うか丁寧な感じがしたのだが、2人ともホテルマンだった。

海外の宿を泊まり渡ってきた彼らは思う事もたくさんありそうだ。

日本の良いところ、過剰なところ、色々感じて帰国後に活かすんだろうな。

 

途中でバスキングの兄ちゃんが入ってきた。

器用に楽器から音を繰り出す兄ちゃん。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

広いお店ならチップを払わずにやり過ごす事も出来そうだがこの狭い店内ではそれも難しそうだ。

演奏自体はなかなか良かったので小銭だけあげることにした。

 

このバスキングだけで2年半かけて世界一周した日本人の旅人がいる。

雨の日も雪の日も歌い続けてお金を稼ぎ、次の街へ。

相当大変だったと思うが音楽は国境を越える。

多くの人が彼を助けて、家に泊めてくれたりしていた。

ただの世界一周旅行者よりはるかに濃密なコミュニケーションをとっていた。

今でも僕の憧れだ。

 

楽しい時間はあっという間で気がつけば2時間半経っていた。

 

ちなみに料理は定番のチキンスープ。

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

1個10ボリ(210円)。

相変わらず優しい味で美味しかった。

 

ありがとうざわ旅のお二人!

夫婦 世界一周 ボリビア ウユニ

 

お会計をして店を出ると雨が降っていた。

宿に着いたらお別れだ。

 

彼らはもう帰国がすぐ迫っている。

寂しいなぁ。

でも我々はもう少し旅を続けるぞ。

 

明日の朝起きれたらお見送りしますね!

 

な、なんて良い子達なんだ。

帰国してから会いたい人がたくさんだ。

 

 

今日の出だしは最悪だったけど、振り返れば人の美しさや優しさ、繋がりなんかを感じる事ができた1日だった。

ほんと絶景だけが世界一周じゃ無いなぁ。

うん、今日も良い1日だったぞ!

 

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明日は国際バスでカラマまで向かいます。

1日移動日です。

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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