【世界一周339日目】2024.3.16 アルゼンチン ウシュアイア 〜 チリ プエルト・ナタレスへ
気温：2度〜6度
歩数：11,996歩
ブルーレート＝980
1ドル＝149.05円
今日の予定
- ウシュアイアからプンタ・アレナスを経由してプエルト・ナタレスへバス移動
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現実世界へ
6時に目を覚ます。
実家にいるような安心感。
今日泊まっているのは民家の2階にある1室。
家主の家族も住んでるのでまるでホームステイしているかのようだ。
暖房も効いていて暖かい。
もっとゆっくり滞在したかったなここ。
家族たちを起こさないようにゆっくりと荷物をまとめて家を出た。
昨晩のうちに朝チェックアウトする旨は伝えてあるので、鍵を置いて家を出た。
ウシュアイアでお世話になった宿
- 施設名：Casa de familia
- 住所：Sgt. Ay. Ramón Acosta 1281, 9410 ウシュアイア, アルゼンチン
- チェックイン時間: 15:00〜
- チェックアウト時間: 〜10:00
- 部屋タイプ：ツインルーム 共用バスルーム
- エアコン：無し（暖房有り）
- 1泊：24ドル（3,592円）
ホストは英語を喋れなかったがGoogle翻訳を使ってコミュニケーションをとってくれる。
我々は節約運動不足解消のために市内から歩いたがホストに送迎をお願いすることもできる。
我々はバスターミナルに行きたかったが2,000ペソ（300円くらい）で送迎してくれると言っていた。
これはUberを使うよりも安かった。
郊外にある民家の2階にある1室を使わせてもらうことになる。
家全体は暖房や床暖房が効いておりかなり快適に過ごすことができた。
最果ての街にある民家にホームステイしているような感じなのですごくいい経験になった。
共有スペースというものは存在しないが、キッチンはホストの住居部分にあるものを使わせてもらえる。
なので用品含めて一通り揃っているし、めっちゃ綺麗である。
場所は市内から少し離れていて30分〜40分ほど歩くのが難点だが、ウシュアイアの街歩きは景色も良いので問題無いだろう。
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水回り
2階にシャワー兼トイレが1室だけある。
ゲストの数が少ないので取り合いになることは少ないと思われる。
シャワーはしっかりと熱いお湯が出るし、しっかり清掃されていた。
全く問題無し。
バスタオルはなかったが、チェックアウト後に、
タオルを貸し忘れていたわ！ごめんなさい！
と、わざわざメッセージを送ってくれたので、普段は付いているはず。
部屋回り
出窓のある可愛らしい部屋だった。
景色はそこまで良いものでは無いが、一般的な住居に泊まれたのがすごく良かった。
ベッドはダブルベッド1台とシングルベッドが1台置かれていた。
他にはテーブルと椅子、クローゼットがあった。
電源はベッドから離れた場所に1箇所しか無かったので延長コードがあると便利だろう。
総じて立地以外は完璧だった。
もっと延泊したかった。
が、延泊は埋まっていてできなかった。
値段的に人気の物件と思われる。
ウシュアイアに泊まるならおすすめです。ちょっと離れてても良ければね。
あ、かわいい猫もいるよ。
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バスターミナルへ
空はようやく明るくなり始めようとしていた。
吐く息は白く、手がかじかむ。
久しぶりに軍手の出番だった。
静かな南米（ほぼ）最南端の街の外れを歩いていく。
振り返ると朝日が昇ろうとしていて綺麗だった。
ウシュアイアにもっといたかったよぅ。
Azuはまだウシュアイアに未練があるようだった。
もっといたいけどね。
時間が限られてるとどうしても何かを捨てねばならない。
ウシュアイアは南極の玄関口として利用できたからそれでいいのだ。
綺麗なウシュアイアの海と街と山が見えた。
朝日が昇りそうだったので海沿いの道まで降りて歩くことにした。
そこには真っ赤に燃えるような景色が広がっていた。
最果ての街を示すモニュメント。
ウシュアイアの独特な魅力に後ろ髪をひかれながら40分かけて市内のバスターミナルにやって来た。
バスはもうそこにあったが運転手がいない。
早く来てくれ〜。
バスターミナルだと言うのに売店やパン売りのおばちゃんなどは皆無だ。
ちゃんと朝飯は自分たちで調達しておく必要がありそうだ。
震えながら待っていると運転手がタクシーでやって来た(；´∀｀)
スマホの画面で昨日予約したチケットを見せてチェックイン。
その際にチリのオンライン税関申請の登録有無も確認された。
事前にWeb申請が必要
我々は既に登録していたのでスムーズだったが他の旅行者はなんじゃそりゃ？
って感じで急いで申請してたり、simが無い人は他の人からテザリングさせてもらってたり。
なお、陸路の場合に通る国境名はSan Sebastiánである。
申請時に必要なので。
そんな事をしてたら10分ほど遅れてバスは出発。
ウシュアイア→プンタアレナス
48,000チリペソ 11時間→9時間
バスは2-2配列。
座席幅は少し広いセミカマシート。
寒くて車内でもずっと手袋
我々は残っていた最後部。
何かあるだろうと思っていたが、リクライニング出来ないようになっていた。
幸い前の人が席を倒さない限りは問題なさそう。
いつ倒されるやら、、、
座席にはサンドイッチと水が置かれていた。
やるやん。
バスは美しい道を進む。
最初の頃は山が多く見え、ハイキングも楽しそうだ。
山を抜けたら湿地帯のような綺麗な道を通った。
こりゃロードバイクで走ったら本当に気持ちが良さそうだ。
眠気に勝てずにすぐ寝てしまったけれど。
・・・
・・
・
1時間半ほどで目が覚めた。
さ、寒すぎる。
暖房がほぼ効いておらず、冷蔵庫のような寒さだ。
何か食べないとマズい。
そう思ってバスでもらったサンドイッチを食べた。
少しだけマシになったけどその後はひたすら震えながら座っていた。
11時30分ごろにSan Sebastiánの国境に到着した。
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アルゼンチン国境→チリ国境
1時間
まずはアルゼンチン側。
行きもスタンプが押されなかったが帰りも無い。
何も言わずにパスポートが返却された。
あっさり過ぎる。
ここには無料のトイレがあった。
その後ふたたびバスに乗ってチリ側の国境へ。
ここではパスポートにスタンプがもらえるし、PDIと言うレシートのようなものももらえる。
これは出国まで大事にとっておこう。
そう言えばボリビアからチリに来た時に念のために写真に撮っておけと言われた事を思い出した。
万が一無くした時やパスポートを持ってない時に確認された時のために写真で撮っておこう。
入国したらすぐに税関の申請がある。
オンラインで申請した画面を見せた。
mosariはお米を持っているので画面が赤い。（何も無いと緑）
何か聞かれるかと思ったが何も聞かれずにスルーされた。
どうやら今回も母がくれたお米は守られたようだ。
いちおう国境でもWIFIとオンライン申請用のQRがあったので最悪ここでできると思われるが、事前にやっておくのがおすすめだ。
ホッとしているとフルーティーでめっちゃいい香りが鼻をくすぐった。
列の後ろでチャイニーズがグレープフルーツを食べ始めた。
よく見るとリンゴを食べてる人もいる。
そうかフルーツも持ち込めないのか。
我々も青リンゴを持っていたのでその場で食べておいた。
ちなみにこの青リンゴは南極クルーズから持って帰って来たお土産である。
美味しくいただいた。
その後はボリビアから来た時のようにキャリーケースの中全てチェックされるのかと思いきや、数人分の荷物だけ見て終わりなのか、我々の荷物は見られなかった。
なんだかんだで1時間ちょうどくらいで両国境を抜けた。
国境→プンタ・アレナス
再びバスは走り出す。
なーんも無い道を走り続けた。
バスは相変わらず寒い。
外の気温は5度。
それ以上に寒く感じたが、途中で太陽が出てきてくれたおかげでなんとか寝れた。
・・・
・・
・
ふと目が覚めると船の上にいた。
バスごと船に乗って対岸に渡るようだ。
いいね、旅っぽい。
バスを降りて甲板に出た。
風が強くてやっぱり寒い。
とても外にいられないのでデッキの中で一休み。
クルーズ旅行を終えたばかりなのにまたもや船に乗っている。
ふと前の方に座っている乗客が窓の外を真剣に見ている。
あっ！
海の方を見ていると白と黒のイルカのような生き物が跳ねてるのが見えた。
こんなバス移動の最中に見れるとは・・・うーん、パタゴニアの自然も凄そうだぞ。
船は20分ほどで対岸に着いた。
その後もバスは順調に進み、2時間も予定よりも早く17時にプンタ・アレナスの街に到着した。
Bus Surのオフィスはここ。
プンタ・アレナスの街
9時間のバス移動を終えて今日はここで一休み、、、とは行かない。
21時のバスに乗ってプエルトナタレスまで行かねばならない。
今はまだ17時。
4時間もある。
これなら街歩きができると喜んだのも束の間。
1本前のバスに振り替えられないか聞いてみよう。
お、おう。
Azuが実に現実的な提案をしてきた。
まぁ21時のバスは24:30着だからね。
早く着くならその方がいいんだけどね・・・
オラ！1本前のバスに変更できますか？
フル！
満席で変更できなかった(；´∀｀)
と言うことで街歩き。
サンダルだと寒過ぎるので靴を取り出して履き替えて、キャリーケースは預かってもらった。
気温一桁なのにどうして我々はサンダルだったのだろうか・・・
荷物預けは有料で1つ2,000チリペソ（322円）だった。（クレカ可）
あてもなくふらふら。
うん、お洒落な街並みだ。
海沿いの街なので海にも行ってみた。
気温は6度、寒い
砂浜から街の建物が近い。
複雑な入江の中にある街なので津波の心配が無いのだろうか。
沖の方に虹が出ていた。
ここでチェスのようなゲームをする人もいるようだ。
今はとても寒いし、風も強いしそれどころではなさそうだったが。
なんならちょっと雨降ってるし。
海沿いにはモニュメントがたくさんあった。
昔の帆船の像の奥に見えるのは巨大タンカー船。
人の叡智は船も大きく進化させたんだよ。
味のある風景だった。
また、街を歩いていると犬の散歩している人が多く目についた。
余裕のある人が多い街なのかもしれない。
お腹も減って来たので飲食店を探すが全然見当たらない。
あるのはハンバーガー屋かスシ屋だけだ。
どこを見てもハンバーガーとスシだけ・・・
スーパーも覗いてみたけどすぐに食べられそうなものは無かった。
仕方なしにハンバーガーを食べようかと思ったらラーメンの文字が飛び込んできた。
期待して中を覗いてみると、どうやら韓国のインスタントラーメンを販売しており、店内でお湯をもらって食べられるようだった。
1個500円近くするふざけた価格だったが、隣のハンバーガー屋もホットドッグで1,000円以上した。
これがパタゴニアの物価、と言うことだろうか。
先が思いやられる。
寒い事もあってカップラーメンを買って食べた。
お湯がぬるくてイマイチ麺が戻り切って無いのが残念だったがアジアのラーメンはやはり美味しい。
冷えた身体が温まる。
足のつま先がジンジンしている。
温まったところでバスターミナルに戻った。
ここのバスターミナルの椅子はバスの座席を使っていて面白い。
その上で犬が丸まって寝てたのはもっと面白い。
外国らしいね。
無理のWi-Fiも飛んでいたのであっという間にバスの時間になった。
プンタ・アレナス→プエルト・ナタレス
10,000チリペソ 4時間
2-2配列のごく普通のバス。
久しぶりにシートベルトしろって言われた気がする。
途中までは快適だったが、とある男性が我々の近くに乗ってきた。
最初から鼻息が荒く、普通では無い雰囲気。
・・・
・・
・
グゴオオオオ！スゴオオオオ！！
すぐに恐ろしいイビキが聞こえてきた。
断末魔かよ！
ってくらいうるさい。
隣の女の子が可哀想でならない。
彼は途中一度も起きること無く騒音を撒き散らしていた。
バスは暗闇の中進み、24時にプエルト・ナタレスのバスターミナルに到着した。
宿へ
真っ暗闇の中、今日の最終目的地であるプエルト・ナタレスの街にやってきた。
雨も降っていて超寒い。
身体がガタガタ震える。
急いでUberを手配するがなかなかマッチングしない・・・
この雨の中ドライバー側も少しでも高い料金がいいのだろう。
一度キャンセルして再度配車依頼すると、
1,800ペソくらいだったのが3,000ペソに倍近くに上がっていた。
1,800ペソじゃ全くマッチングしないわけだ。
3,000ペソでも少し時間がかかったが無事に捕まったので安全に宿に辿り着くことができた。
1kmちょっとなので全然歩ける距離だったけど、とにかく寒いし、暗いし、雨降ってるしでついUberを使ってしまった。
宿は暖かく、この時間の到着なのでドミはきついと思って個室。
1泊46ドル(6,900円)とめっちゃ高いが仕方ない(；´∀｀)
ヨーロッパとかサウジアラビア並に高い。これがパタゴニア・・・
微妙に部屋が寒いのでフリースや靴下を履いて寝た。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はプエルト・ナタレスの街を歩こうと思っていたけれど、この先どうするか決まっているようで決まっていないのでちゃんと考えなければダメそう(；´∀｀)
せっかくパイネの麓にいるがスキップかな。
ちょっと寒過ぎるし天気が悪い・・・
天気ばかりは仕方ない。
それでは！
