【世界一周122日目】2023.08.04 ボスニア・ヘルツェゴビナ モスタル 〜 モンテネグロ コトル
1兌換マルク=79.92円
1ユーロ=156.31円
今日の予定
- モンテネグロのコトルに移動
- コトル旧市街散策
スポンサードリンク
朝起きてチェックアウトまで
朝7時ごろに目を覚ます。
- トマト
- バナナ
- スープ
- パン
- 飲むヨーグルト
すごいシンプルだけどスープがあるとやはり食事の質が上がる。。。
朝食を食べたらまずは今日移動する分のバスチケットを予約する。
ボスニア・ヘルツェゴビナではサイトに掲載されている情報が割と正しいと信じていたのでオンラインで予約することにした。
上記サイトにて。
が、今回の予約はチケットに必ず印刷せよと書いてある・・・
This Ticket has to be printed!
このご時世に何言ってんだこのヤローって感じですが、まじで印刷しないと乗せてくれない可能性があるのが怖いところ。
が、ホテルならいざ知れず、我々の泊まっているアパートの一室にプリンターなどあるわけもなく。
印刷できるところ探さなきゃ(;´∀`)
教えてgoogleマップ!
「mostar print services」 ポチッ。
・・・
・・
・
そこには驚きの結果が・・・
まさかのアパートの向かいが印刷屋さんでした 笑
が、USBメモリー持って来てないのでどうやってデータを送れるものか。。。
とりあえず聞きに行ってみるか。
へろー!尋ねてもいいですか?バスチケットを印刷して欲しいのですが可能ですか?
もちろんだよ。
SDカードを持っているのですがそれでいいですか?
SDカードはコネクターが無いな。
USBメモリー持ってないんですよ。
このメールアドレスにデータを送ってくれればいいよ。
なるほど。それじゃあアパートに戻ってデータを送ってからまた来ますね。
実は旅立つ前からこういうケースはあるだろうなと思いつつ、自分のMacbookのタイプCポートに対応したUSBメモリーを持ってなかったのでちょっと不安だったんですよね。
でもメールでよければこの先も特に問題無さそうだ。
んでアパートに戻ってデータを送って再び印刷屋さんへ。
すると先ほどいなかったお客さんが何人か並んでいた。
そして設計図などの大きなサイズの印刷物を受け渡していた。
おぉ、ちゃんとお仕事としてしっかりとした印刷物を取り扱っていたのか。
これは単なるA4サイズ1枚の出力だけなんてマジで申し訳ないな・・・
と思いつつ、出力物をいただいた。
ありがとうございます。いくらですか?
いいよ。
ふぇ?払います。払います。
いいよいいよ。良い旅を。
いい人すぎるうううううう!!!
そんなわけでバスチケットをゲットです。
8時40分ごろにチェックアウトという名のポストに鍵を投函するだけのエクスプレスチェックアウト。
泥棒なら5秒で開けられそうなシンプルな昔ながらの形をした鍵をポストに投函してホストにお礼のメッセージを送っておいた。
モスタルのバス停
アパートから駅までは5分ほど。
バスの中で食べる昼食を買うために狙っていたパン屋へ・・・
・・・
・・
・
何故かクローズ(;´∀`)
仕方ないので近くにある別のパン屋へ。
・・・
・・
・
クローズ(;´∀`)
え、土曜日ですよ、営業日じゃないですかーなんで休んでるんですかー!
ということで昼飯抜き・・・
は、キツいのでバスの休憩時間などで何か買うことにしました。
おとなしくバスターミナルで待ちます。
このターミナルは電光掲示板が無く、自分のバスがどこに止まるか全くわかりません。
人が集まっているところがあったので、やたらチュッチュしているアベックに尋ねてみると、ここがコトル行きのバスが来るプラットフォームだそうだ。
が、出発時刻になれどもバスは来ず・・・
アナウンスだとか気の利いたものも当然無いので、ひたすらにいつ来るかわからないバスを待ち続けます。
・・・
・・
・
25分遅れでバス到着。
ここで預け荷物代金が発生するのがバルカン半島流。
事前に金額を知る術がなく、運転手に聞かなければならないというクソみたいなシステム。
予約時にわかるように絶対できるじゃん。
そのせいで出国時にもお金を多少余らせないといけない。
一応ネットとかTwitterで検索した感じは2マルクまたは1ユーロだった。
いくらかなーなんて待っていたら1人の中国人男性が話しかけて来た。
ちょっと早口で聞き取りにくかったのだが、どうやら3マルクだということがわかった。
何か聞き漏らしてることがあるっぽくて中国語が喋れるか聞いて来た。
自分中国人じゃないすw
喋れないよーと言うと、何か言いたかったのだろうが、「わかったありがとう」と去っていった。
んでちょっとして気づいた。
もしかしてお金足りないんじゃ無いだろうか?
荷物預け時に声かけてくるなんてその可能性が高い。
何故なら自分もセルビアからボスニア・ヘルツェゴビナに来る時に荷物台のお金が足りなくて現地の人に声をかけたからだ。
それはめちゃめちゃ焦るし困るよな。
彼はまだ荷物置き場の付近にいた。
話の趣旨がわかっているから今度はちゃんと意思疎通ができるはずだ。
お金が足りて無いの?
そうなんだよ、カウンターで聞いたら2マルクだって言うから。ドルはあるけど、マルクとユーロが無くて。。。
OK、1マルクあげるよ。
そう言って1マルク渡した。
でも半分はこの間スーパーで0.5マルク出してくれたマダムからだ。
親切でもらった0.5マルクはまた人を助けるために使わせていただいた。
小さな金額だけどこれで彼が中国に戻った時に困っている日本人を見かけたら助けてくれるといいな。
ペイフォワードだ。
スーパーでマダムに親切にしてもらった話は↑。
って言うかボスニア・ヘルツェゴビナの人いい人やな。
その後軽く話をして車内で別れた。
世界中どこにでもいた中国人を全然見ないのは何故か聞いてみたら、ビザがストップしてたり時間がかかって旅行しにくいみたいだった。
なるほど・・・
んでバスは結局40分遅れで出発した。
スポンサードリンク
バスでモンテネグロへ
出発してからたった20分で休憩所へ。
運転手のお昼ご飯休憩だ。
25分間の停車とのこと。
英語でアナウンスしてくれた。
ここで何か昼食になりそうなものが無いか探す。
が、菓子パンくらいしかなかった・・・
か、ラスク的なお菓子。
余ったマルクをここで全て使う。
非常食になりそうなクッキーやシリアルバーを買っておいた。
トイレは1マルク(80円)。2人分払った。
出発から3時間20分ほどしてボスニア・ヘルツェゴビナの出国ゲートが見えて来た。
全員バスから降りて1人ずつ出国審査を受けます。
が、もうお馴染みとなった秒でスタンプです。
もはや何も聞かれません。
んで全員済んだら再びバスに乗って5分ほどしてモンテネグロの入国審査ブースです。
こちらも何も聞かれず秒でスタンプ。
無事にモンテネグロ入国です!
ゆるいなぁバルカン半島・・・
モンテネグロに入ると禿げた岩山が目立つようになった。
これまでは木々が生い茂った山のが多かった様に思うが、どういった変化だろうか。
っていうか外国の人ってバスの中でめっちゃフリーダムだ。
左手前のお嬢さんはシートポケットに足突っ込んでるし、その前の兄さんはテーブル置きに足置いてて重さに耐えきれずにテーブルが壊れてもそのままにしてるし。
音楽をじゃんじゃん鳴らす人、電話する人、ほんと多様だ。
無事入国できたので昼食を取ることにした。
最初の休憩で買ったパンだ。
賞味期限を長くした量産型なのでまぁ普通っす。
Azuはと言うと現実から逃げるために寝ています。
そう、最初のトイレ休憩から3時間経っているのだ。
次のトイレ休憩までは1時間ほどかかるということで寝ることで尿意を忘れようとしていたのだ。
外国のバスってトイレが付いてても使えなくなってたりするし、トイレ休憩の間隔なんて考えられてないし、トイレ行きたいって言っても、後1時間後だ。って言われたり結構大変だったりする。
できる限りバス搭乗日は水分を取らないようにした方がいいのである・・
そんな最中バスは山を越えて下界に降りてきた。
アドリア海だ!!
思わずテンションが上がってしまう。
これまで内陸部ばかりだったのでついにヨーロッパ来てから初の海だ。
そしてそれがかの有名なアドリア海なものだからそりゃテンションはあがりますよね。
フィリピンで毎日海見てたんだけどね(;´∀`)
うわーーーめっちゃリゾート感っっっw
海と砂浜が素晴らしいのはもちろんなのだが、この辺りは入り組んでおり山とのコントラストがまた美しかった。
そんなこんなでようやくトイレ休憩に辿り着くことができた。
秒でバスから飛び降りてトイレに駆け込みます。4時間ぶりいいい!
- トイレ:1人0.5ユーロ(79円)
2人でちょうど1ユーロ。
その後はコトルを目指して順調に・・
とはいかず、急に止まって動かなくなるバス。
運転手がエンジンルームを開け始めた。
トラブルだ・・・
バイクでメカニックの人が登場したり、途中でエンジンが切られて空調が止まったり。
灼熱のバスの中でいつ直るかわからないバスの出発を願います。
結局1時間ほど修理に時間がかかった。
外国のバスはほんと何があるかわかりませんね(;´∀`)
結局バスは2時間以上遅れてコトルの街に着いた。
コトルのバスは小さいのもあるが次から次へとバスが到着してきて結構混んでいた。
コトル到着
まずはホテルにチェックインだ。
先ほどの中国人と挨拶をして別れた。
彼は我々の少し先を歩いていった。
もしかしたら同じ宿かもね、なんて話をしていたら本当に同じ宿だったw
バスステーションから5分ほどの便利な立地だった。
2人で9,000円ちょっととこれまでの宿に比べたら倍以上したけれど・・・
コトルは人気スポットなのでどこも観光地価格になってしまっている。
まじでアフターコロナの後に旅行して思うのは日本人が相対的に貧乏になったなぁと言うこと。
本当に高い。
もちろん働きながらならそれでも全然旅行には行けるけど、高いなぁ、なんて思いながら旅行しなければならない。
ましては長期でお金がべらぼうにかかる世界一周のハードルは上がっていくばかりじゃなかろうか。
ツインルーム。
ドミトリーは空いてませんでした。
エアコン付きで快適な宿でした。
んで荷物を置いたらすぐにバスターミナルに戻ります。
明日にはBARという街に移動するのでチケットを買っておこうかと。
んで聞いてみたら、当日に来てくれとのことだった。
バール行きは腐るほど出ていた。
OKボス。
んでそのままATMでお金をキャッシングして旧市街に向かった。
モンテネグロは非シェンゲン国だが、ユーロを採用している。
ユーロはこの後にギリシャでも使えるので多めに引き出した。
300ユーロ(約47,000円)(;´∀`)ぎぇえええ
スポンサードリンク
旧市街散策
さてコトル。
実はmosariがバルカン半島で唯一知っていた都市である。
アドリア海に面したコトルはとても美しい都市として有名だ。
かの有名なクロアチアのドブロブニクとセットで訪れる人も多い、かなり人気のエリアだ。
今回我々はドブロブニクは飛ばすことにしたもの、コトルに行くから、というのも大きかった。
そんなコトルの旧市街をさっそく散策します。
コトル湾には多くのボートが停留されていた。
日本では馴染みの無いボートもきっとここの住民たちとっては身近な存在なんだろうな。
そしてこのコトル湾に沿って山があるのがまた一層独特の雰囲気を醸し出していた。
宿から歩いてすぐに旧市街の入り口が見えて来た。
中央にあるゲートから山頂に向かって城壁が築かれていた。
近づくと細い橋の先に小さなゲートがあった。周りが海に囲まれているので敵はさぞ侵入しづらかったんだろうな。
橋は可動式で必要に応じて固く閉ざされていたようだ。
この街が作られた時代は敵がいつ攻めてくるかわからないような争いの時代だったことが窺える。
門に足を踏み入れると、すり減って光沢を放つ美しい石畳が出迎えてくれた。
細い路地が続いていく。
路地の合間にちょっとした広場があって、カフェやお土産物屋さんが数多く存在していた。
ベネチアみたいだね。
ふとそう思った。
もちろんベネチアはこれらの素敵な路地に加えて水路があるから全く別物だけど、路地の感じはなんとなくベネチアを思い出させてくれた。
また、山に向かっては階段が多く存在していた。
路地裏でコーヒーを飲んでる男性。
猫と一緒に休む男性。
階段にはドラマがある。
広場には無料の水道もいくつか見かけた。
そしてこの街はとても猫が多い。
にゃー。
にゃー。
路地をまっすぐ進んでいくと、反対側に出た。
とても小さな旧市街なのであっという間だ。
やはり反対側も水路に囲まれており、侵入され難い作りになっていた。
山と水の天然の要塞だ。
再び旧市街に戻って路地を適当に進むことにした。
適当に進んでたどり着いたのは聖ルカ広場。
そして聖ニコラス協会がお出迎え。
そして同じ広場には、
聖トリプン大聖堂が佇んでいた。
この光景。
すすけた聖堂と背後にそびえ立つ山がとても素敵な雰囲気の広場だと思った。
他にも時計塔や、
広場が点在していた。
正門から出てみた。
ここだけ観光地っぽい感じがw
そのまま目の前のコトル湾まで行ってみた。
港に座ってアドリア海を見ながらボヘーっとした。
到着が遅かったからちょっと夕暮れになってしまったけれど、日が落ちる前は暑すぎてきつかった。
バスが暑かったこともあり、軽い熱中症なのか頭痛がしてたんですよね。
日が落ちたら一気に涼しくなっていつしか頭痛は治っていた。
海沿いの遊歩道を通って宿に向かった。
明日は頂上目指して城壁をハイキングしながら目指します。
夕食は肉肉肉!
途中でお肉屋さんで夕食をとった。
Steak&BBQの「TANJGA」さん。
旧市街を出てすぐだ。
店内はとても賑わっていた。
我々がオーダーした時は焼き上がるまで20分待ちと言われたが、食べ終わる頃には1時間待ちと言われていた。
店内には数多くのお肉が並び、注文すると鉄板で調理してくれる。
んで出てきたのが〜
肉プレート!
- ケバブ
- ソーセージ
- 鶏胸肉
- 牛
の4種類のお肉が楽しめる贅沢な一皿。
ソースはチリ、パプリカ、ヨーグルトと3種類付いている豪華仕様だ。
これにはおじさんもニッコリだ。
っていうかでけぇ・・・
肉が650g分乗っていて18ユーロ(2,814円)だ。
Azuに「ボナペティ(フランス語で召し上がれ)」と言うと隣の相席していたおじさんが笑った。
何かと思ったら彼はフランス人だった。
急にフランス語で言うから面白かったんだろうな。
うますぎるうううううう!
これを2人でシェアして食べたが、マジでお肉がジューシーでどれも美味い!
ソースもチリでピリッと食べてもいいし、ヨーグルトでさっぱり食べても合う。パプリカももちろん合う。
肉祭りだがソースで味変しながら食べるので全く飽きることなく美味しく完食。
まじでここはおすすめだ。
宿に戻ったらいつも通りシャワーを浴びて洗濯して、就寝。
コトルの旧市街はコンパクトだが実に美しかった。
明日のハイキングも楽しみだ。
記事がアップされたらその都度Twiiterにも投稿しています。
よければフォローしてください。
■mosariのTwitterはこちら
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
azuも慣れないInstagramを頑張ってるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
ついにモンテネグロ上陸です。
今度はどんな出会いがあるかな。
楽しみです。