【世界一周156日目】2023.09.07 トルコ イスタンブール
気温23度〜34度
歩数:12,430歩
1トルコリラ=5.5円
今日の予定
- デニズリへバスで移動する
- パムッカレ観光
- ギョレメへバスで移動する
スポンサードリンク
無くなったバスと新しいバス
昨日はバスターミナルに行ったら我々のバスが無くなったと告げられた。
イスタンブール到着日は宿が無くなり、最終日はバスが無くなった。
なんだこれ?
運が悪いのか、これがトルコなのか。
嘆いていても仕方ない。
どうするか、今から次のバスを探せるのか?
無かったら今日はバスターミナルで一晩過ごすのか?
嫌な考えがいくつか巡ったが、結果的には23時のバスに乗ることになった。
不本意だが23時のバスに振り返ってもらったのだ。
■元々のバス
19時発→5時半着
■振り替えバス
23時発→11時着
でも到着時間は11時。12時間と乗ってる時間も長くなってしまったし、これではパムッカレの開園時間を大きく超えてしまっている。
せっかく朝イチの静かな時間に間に合うはずが・・・
仕方ない。
これも旅・・なのか?
そうしてさらに4時間もバスターミナルで待つことになった。
ベンチで過ごす覚悟を決めたが、Azuが食い下がった。
どこで待てばいい?
そんなこと聞いても「知らないわ」くらいしか返ってこないかなと思ったのだが、
2階のサロンを使っていいわ
と、まさかの返答。
ただの椅子とテーブルが置いてあるだけの待合室。
でも飲み物も無料でくれたし、電源もある。
そして何より真っ暗なバスターミナルで待たずに済む。
ここぞとばかりに今日のブログを書いた。
22:30になったら下のオフィスに戻る。
手書きで修正されたチケット。
- 経路:イスタンブール発デニズリ行き
- 時間予定:23:00→11:00(当初は19:00→5:30)
- 運行会社:Isutanbul kalesi
- 料金:1人550リラ
買った時のお話は昨日の記事を参照。
後はバスに乗るだけだ・・・
そう思っていたがこれがまた難しかった。
受付のマダムに声をかけると、
もうバスは来てるわ。それよ。
と視線の先には1台のバスが。
あれか。
ドライバーに念の為デニズリ行きか声をかける。
No.
はっ?マダムはそれだって・・・
マダムにもう一度確認すると、
トルコトルコケバブケバブ!
何か言っているが全くわからないが、そのバスだと言う。
マダムはこのバスだと言って、ドライバーは違うと言う。
なにこれ(;´∀`)
どうしたものかと困っていたらトルコ人のおじさんが間に入って英語に翻訳してくれた。
どうやら、
このバスはデニズリ行きではなく、アイドゥン行き。
君たちはアイドゥンからバスを乗り換える必要がある。
だからこのバスのことを尋ねるときはデニズリ行きと尋ねない方が良い。アイドゥン行きだ。
と、言うことだった。
乗り換えだなんて聞いてねーぞ・・!
そんなの聞いてないんだからわかるわけないじゃないか。
ひどいよマダム。
通訳してくれたおじさんにお礼を言いつつ、バスが出発するまでお話させていただいた。
彼の名前はイルハム。
我々がトルコに初めて来たと言うこと伝えると驚いてた。
初めてイスタンブールに来てバスを使うなんて勇気があるね。
と、言うことはこんなことは日常茶飯事ということだろうか。
だってセルビアで出会ったエイブラハムがトルコ内の移動はバスで決まり!って言うんだもん(;´∀`)
まぁ言われてなくても使うけど。
と言うことで気がついたら乗り換え便にされていて、ドライバーも自分らのことを把握していないという恐ろしい状況だった。
イルハムがいなかったらめちゃめちゃ焦ってただろうな。
本当にありがとうイルハム。
イスタンブールからデニズリへ
バスは予定どおり23時に出発した。
トルコのバスはそこそこ豪華で有名。
2-1配列なので横幅がかなり広い。
前後幅は普通のバスとあまり変わらなかったが、電源があったりモニターがあったりする。
WIFIもあると当初は聞いていたが繋がらなかった。電源もあったはあったが通電していなかった。
うん、まぁ信用してなかったよ、ちくしょう。
バスの全体スケジュールとしてはこんな感じだった。
- 23:00:イスタンブール発
- 01:00:トイレ休憩
- 03:00:トイレ休憩
- 06:30:トイレ休憩
- 07:30:アイディン到着
- 07:55:アイディン発
- 10:00:デニズリ到着
こんなスケジュールだった。
23時発でWIFIも無いもんだから寝ることしかできません。
ひたすら寝ます。
寝て起きて、寝てトイレ休憩で起こされて、寝て起きて・・・
何度繰り返したかわからないが6:30ごろまでは断続的に寝ることはできた。
横幅が広いだけで随分と楽になるものだなと感心した。
前回のギリシャからイスタンブールの夜行バスは2−2配列だったのでめちゃめちゃきつかった・・・
6:30のトイレ休憩の後はなんとなく目が覚めていた。
いつも寝ているAzuも起きていた。
東の空は赤みを増して新しい1日の始まりを告げている。
今日は特別な日。
そう、我々夫婦の結婚9年目の記念日だ。
9年前の今日、市役所に婚姻届を出した。
あの時はこんなことになるなんて思いもしなかった。
そもそも海外旅行に2人ともほぼ行ったことがなかったくらいだ。
mosariは記憶がない子供の頃の家族旅行を除けば大学の卒業旅行の1回のみ。
Azuも小学生の頃に家族旅行に行ったきり。
2人とも海外旅行に全く興味が無かったのだ。
それが今、9年目の結婚記念日をトルコという異国の地で迎えていることがなんだかおかしかった。
これまで記念日は銀座に食事に行ったり、ヒルトンとか外資系ホテルに泊まりに行ったりしていた。
9年目は夜行バスで迎えることになった。
今までと真逆すぎて笑える。
2023年になって何もかも変わった。
いや、2人が夫婦ってことは変わらないか。
昨日はシャワーも浴びてないし、夜行バス開けでボッサボサの2人。
これからもよろしくね。
2人で感傷に浸っていると車掌さんがコーヒーでお祝いしてくれた。
嘘です、ただの車内サービスです。
無料でくれます。
普段はブラックが好きだがたまには甘いのも美味しいものだ。
今度は知らない乗客のおっさんもお祝いで水をたくさんくれました。
嘘ですこれも車内サービスで無料です。でもおじさんが勝手に冷蔵庫開けて渡してくれました。
バスは2人を遠くに連れて行ってくれる。
オーストリアから基本バスで陸路を使ってここまで来ている。
飛行機だったら5時間くらいの距離だろうか、そう考えると陸路でちまちま移動しているのがバカらしくなる。
でも陸路にはロマンがある。
この後は飛行機も使うけど、陸路だけで移動してきたこの2ヶ月はとても楽しかったな。
バスは7:30ごろにアイディンに到着した。
ここで昨日お世話になったイルハムとはお別れ。
後はあのバスに乗れば大丈夫だ。
最後まで我々のことを気にかけてくれた。
道中もバスが停まったから
トイレ休憩かな?いく?
なんて話をしていたら、
ここは乗客を下ろすだけだから短いから辞めた方がいい。
なんて教えてくれたり。
こうして親切な人に出会えるとなんてことない時間が特別なものになって旅は楽しくなる。
ありがとうイルハム!
アイディンでは似たような大きさのバスを乗り換えて再びバスは走り出した。
てっきりこの辺りは田舎かとおもっていたが思ったより栄えていて驚いた。
た、タワマン!?
10:00ごろに無事にデニズリに到着した。
バスの運行会社が「uludag」というところに変わっていた。
もちろん追加料金などは払わず通しで運んでもらえた。
こちらのバスも座席などはほぼ「Istanbul kalesi」のものと同様だった。
スポンサードリンク
ギョレメ行きのチケット探し
さぁ、やっとのことでデニズリに来たのですが、今日は観光した後にギョレメという街にまたバスで向かいます。
ネットで買おうと思っていたがクレカが弾かれてしまって買えなかったのでまずはバス探しです。
ターミナルの中にずら〜っと旅行会社がのブースが並びます。
思ったよりも多くてびっくり。
この中で適当に見たことがあるロゴのところを6ブースくらい回ってみました。
- 今日のギョレメ行きがあるか
- 何時発があるか
- 到着は何時か
- 値段はいくらか
- 2−1配列か
これらの条件を聞き出していきます。
口頭の場合もありますが、こうやって紙に書いてくれることもあります。
最終的に迷ったのが
anadolという会社とIspartaという会社のバス。
anadol
- 24:00発11:00着(11時間)
- 475リラ(2,607円)
Isparta
- 21:30発6:30着(9時間)
- 550リラ(3,019円)
Azuはできれば朝早めに付きたかったのでIspartが良いという。
mosariは安いからanadolが良いと言った。
だって24時までどうやって時間潰すよ?
WIFIがあればなんとかなるさ〜
Azuがチケット会社の人にこのターミナルにWIFIがあるか聞いたら無いとの返答。
まじか。
でも安いしな。
そこで閃いた。
Ispartのチケットブースに向かう。
おじさんに先ほど書いてくれた紙を見せながら、
君たちはこの時間帯のバスを持っているね?
そうだ。
んで550リラだよね?
そうだ。
mosariの手元には他の会社の時刻と料金が書かれた紙。
そちらに目線を一瞬移しておじさんの顔を見つめて一言。
550リラなのかい?
・・・500でどうだ。
握手をして交渉成立。
最安と比べて1人25リラ(138円)の差額なら十分だろう。
ついでに出発まで無料でキャリーケースも預かってもらった。
てっきりバスって料金が固定なイメージがあったんですよね。
でも実際は当日になると割引してるケースがあったので交渉の余地があると思ったんですよね。
航空会社やバス大手のFLIX BUSなんかはダイナミックプライシング(料金変動性)をとっている。
早ければ早いほど安くて、当日になるとめちゃめちゃ高い。
利用者としては当日に空いてるくらいなら安売りしてくれよって思うけど、そうすると皆当日しか狙わなくなるから事前に埋まり状況も読めなくなるし、安いチケットしか売れなくなる。
だから当日の安売りは長期的にみて良いことでは無いのだ。
でもターミナルの中堅バス会社は短期的な売り上げも大事なのかもしれないな。
とにかくバスであろうとツアーであろうと交渉の余地はあるのかもしれないという気づきを得た。
とりあえずデニズリからギョレメ行きのバスはたくさんあるし、当日でも全然空きがありそうでした。
無事に2人の妥協点が見つかったところで朝食だ。
買っておいたパンを3個。バナナを1本ずつ食べた。
パンはトルコの国民食シミットなど。
続いてこの後向かうパムッカレ行きのチケットを探す。
1階のバス乗り場でパムッカレ行きのミニバスを発見。
どうやらチケットなどは不要でバスの中で支払えば良いらしい。
1人27リラ(149円)。
30分間隔ほどで走っているらしく10分ほどでバスは走り出した。
途中でセブン-イレブンを発見。
流石セブンだ。こんなところにまでお店があるとは。
出発から30分ほどでお目当ての北ゲート(North Gate)に到着。
途中にセントラルゲートもあるけれど、そうすると北ゲートの近くの遺跡群を見ようと思うと坂を登りながらになる。
北ゲートから入ってセントラルゲートに向かって歩けば下りだから楽ってわけだ。
北ゲートの降り場は本当にここなの?ってくらいだだっ広い場所だった。
すぐ近くに看板があったから安心したくらいだ。
看板では左を指しているがそのまま真っ直ぐ進めば良い。
入場料1人700リラ(3,844円)を払って入場する。
クレジットカードでの支払いが可能だ。
手前に無料のトイレがあった。
ヒエラポリス
北ゲートから入るとまずはヒエラポリスがある。
ローマ帝国時代は温泉保有地として栄えた街だったそうだが、度重なる地震に悩まされ1,354年の大地震によって壊滅的な被害を受けて放棄されてしまったんだそう。
北ゲート付近は・・・かつての墓地がある。
このような石の棺が数え切れないほど放置されている。
こんな立派な石棺に埋葬されているわけだからきっと高官だったのではないだろうか。
それでも今はこのような有様だ。
放棄されてしまったこと自体は仕方ないと思うけど、こうやって観光客がズカズカと踏み入れられるような扱いでいいのだろうか?
死者を蔑ろにしているようで複雑な気持ちになった。
ひょー!かっこいいー!すごーい!
Azuは今日も元気だった。
石を積み重ねて作られている部分もかなり残っており、よくもまぁ何百年も崩れないものだと感心してしまう。
本当に地震が原因なのだろうかと勘繰ってしまうほどに。
墓地を抜けると市街地に差し掛かる。
この門が街の入り口らしい。
ここから居住区が続いていたと思うと実に感慨深いものがある。
ここに家があり、人が暮らし、多くの物語が紡がれていたのだろう。
そこには今と変わらない人の営みがあった。
でも今では風化してしまい、物言わぬ門だけがそれをずっと記憶しているのだろう。
門を触ってみたけど冷たい感触が寂しいと言っているようだった。
こんなにも日差しは強いのに。
このようなアーチ状の部分も残されており、かつての建築技術の高さがうかがえる。
何百年も石同士が支え合っているなんて凄すぎだろう。
門から続くメインの通り。
ここにはどんなお店が並んでいたのかな。
2階の窓から子供達が凱旋してきた街の勇者たちを羨望の眼差しで見ていたりしたのかな。
そう考えるだけで楽しい。
数多くの家があったんだろう。
また、街には水を流す水路のようなものを見かけた。
ゆるやかに下っており、多くの場所に水を届けていたことが伺えた。
間違いなくここに人が住んでいたという証だ。
すごい広大なエリアなんだけど、今もなお発掘作業は続いているようだった。
ここまで来ると多くの観光客がいるのだが、皆発掘現場など興味が無いのか脇目も降らずに通り過ぎていた。
強烈な日差しの元ツルハシを振り下ろすその作業はとても重労働だ。
でも過去の歴史を探す仕事と思うととてもロマンのある仕事だと思った。
もし何か見つけたら、これはお父さんが見つけたんだぞ!って家族に自慢するんだろうね。
Azuがそう言った。
そうだよな、やっぱり自慢したくなる仕事だよな。これ。
子供みたいな目をしていてずっと見ていたからか、汗だくのおじいさんがサムズアップしてくれた。
こちらもサムズアップして応えておいた。
そしてこの円形のシアター。
巨大なそれは1万人も収容できるんだとか。
街の小高い丘の上に建てられたシアター。
きっとこの街最大の娯楽だったんだじゃないだろうか。
その収容数の多さから大衆向けだったと思う。
どんなエンターテイメントが繰り広げられていたかわからないが、きっと街の人はそれを楽しみに丘を上がっていき、満足して丘を下って行ったんだろうな。
街自慢のシアターだったに違いない。
舞台を囲むように作られた石段には多くの民衆。
中央の舞台では曲芸師がショーを行う。
そして舞台の向こう側には美しいオレンジ色の屋根の家と、それを縫うように細い石畳の道。
こんなにもはっきり街の様子がイメージできたのは初めてだった。
すっかりこの過去の街に魅了されてしまいしばらく立ち尽くしてしまった。
トルコすごすぎるな。
ボスポラス海峡に続いてまたも魂が震えるような情景に出会ってしまった。
一番上にずっと立っていたんだけど、自分も過去の街の人の一部になりたくて中段に腰掛けた。
ずっとこうしていたかった。
過去と触れ合った後は今日一番の目的であるパムッカレを見にいく。
トルコの大自然といえば、パムッカレかカッパドキアの名前が真っ先に上がると思う。
それくらい有名。
mosariも何度も画像で見たことがある。
棚田のような真っ白な石灰岩のプールにエメラルドグリーンの温泉が溜まった様は本当に美しい。
のだが、近年は水が枯れてきてしまっており、かつてのような風景は期待できないと聞いていた。
だからあまり期待しないでおいた。
・・・
・・
・
イメージどおりの真っ白なプールに綺麗な碧。
これがパムッカレか。
石灰エリアの端だから一面の白!って感じではないが、パムッカレの美しさの一部を確かに見ることができた。
これはすごいな・・・
自然が作り出した奇跡。
でもこれももうすぐ見れなくなるかもしれない。
事前に聞いていたとおり、大半のエリアにはもう水が無かった。
雨などの条件で変わるのかもしれないが、写真で見たような一面の青を見ることはできなかった。
水を引くための水路も今では塞がれてしまっている。
一部だけでも人のいない綺麗なパムッカレが見れただけでも感謝しないとな。
美しさの片鱗を見たところでオヤツタイム。
持ってきた青リンゴを齧る。
皮があるからちょっと食感はあれだけど、爽やかな酸味で美味しかった。
残念ながら大半のエリアは枯れてしまっていたけれど、真っ白な銀世界はそれはそれで異世界に来たような不思議さは未だ持ち合わせていた。
途中近くにある古代遺跡のプールにも寄ってみた。
水は色々と浮いており綺麗とは言えなかったが、そのかわり遺跡など色々と沈んでいた。
入場するだけなら無料。泳ぐ場合は200リラ(1,099円)だ。
まぁ泳がなくても見れれば十分かな。
最後は人工的に水を張ったと言われるエリアを通ってセントラルゲートへ。
ここからは水を張った石灰のプールに入ることができる。
一番手前のプールは人で溢れていた。
が、無理にここに入る必要は無い。
何故なら下れば下るほど空いているからだ。
下の方は誰も入っていないことも。
なお、このエリアは土足厳禁。
裸足で歩いていくことになるのだが、
このようにトゲトゲしている部分も多くあり、まじで足が痛い。
でも靴は履けないので我慢して歩くしかない。
真っ白な壁を見ながらゆっくり20分ほどかけて最下段へ。
持っていた水で足を軽く洗ってからサンダルを履いてセントラルゲートから出た。
目の前に商店があったので冷たい水を買った。
- 水500ml:5リラ(28円)
2人で一瞬で飲み干した。
火照った身体に冷たい水が染み渡る。
本当はコーラが良かったけど、Azuが連日ジュースを飲んでることを気にしているので今日は我慢。
店員さんにバス停の場所を聞いてそちらに歩き出す。
帰りのバス停はこちら。
バス停がGoogleマップに表示されていないのでだいたいの場所をピンに指している。
この辺りまで来たら周りのお店に聞いたら教えてくれると思います。
ちょうどバスが来ていたところだったので待ち時間無し。ラッキーだ。
再び30分ほどかけてデニズリのバスターミナルへ。
帰りは1人24リラ(187円)。
北ゲート発着だと27リラ、セントラルゲート発着だと24リラっぽい。
スポンサードリンク
バスまでの待ち時間
バスターミナルに戻ってきたらトイレ。んで残っていたパン3個を食べた。
- トイレ:1人2リラ(11円)。
バスの時間までまだ4時間ほどある。
バスターミナル内部にはWIFIは飛んていないと言っていた。
なのでターミナルの隣にあるカフェに来てみたらWIFIが飛んでいた。
よし、出発までの拠点はここで決まりだ。
店員さんにチャイ2つとWIFIのパスワードを教えてもらった。
チャイ:1個13リラ(72円)
これでWIFIが使えるし、出発まで椅子に座ってられる。
トルコはチャイが安い文化だから助かるな。
出発時間までmosariはウズベキスタンのツアー会社とのやりとり、明日の宿のホストへの連絡などの細かい作業とブログを書いていた。
Azuがお腹減ってそうだったのでお財布を渡したら水とトウモロコシを買ってきた。
- 水500ml:10リラ(55円)
- トウモロコシ:30リラ(165円)
チョイスが渋い 笑
コーンはバターで炒められており、意外と美味しかった。
バルカン半島に入ってからずっと焼きとうもろこし屋さんがあったのでこの辺ではおやつにトウモロコシを食べる文化なんだろうな。
・・・
・・
・
全然時間が足らずにあっという間にバスの1時間前になった。
中央アジア以降は飛行機もあるし、情報もかなり限られている。
細かい調べ物が多く空いてる時間は全て使って調べてるって感じで余裕0。
トルコ国内に関してはAzuがめちゃめちゃ楽しみにしていたこともあって、移動手段などはmosariが調べるものの、その日何をするかはAzuに任せていた。
夕食からバス搭乗
夕食はケバブを食べることにした。
トルコと言えばケバブだ。
てっきりイスタンブールでは毎日食べると思っていたが、まさかの鯖サンド3連続だった。
このままではイカンと言うことでバスターミナルを出て目の前の通りにあったお店でケバブを注文。
ついでにナスと肉の炒め物も。
・ケバブ:1個40リラ(220円)
・ナスと肉の炒め物:60リラ(330円)
味はどちらもまぁまぁ。
でもついにトルコでケバブ食べられたことに満足。
これが結婚記念日のディナーだ。
前みたいにコース料理でも無いけれど、今2人で旅に出れてること自体がご馳走だ。
食べながら明日何するかという話に。
明日は2日連続のバス移動で体調がどうかわからないから、何も決めてないよ。
あ、そうなのね。でも、もし2人とも元気だったら何するかの目処くらいついてるんでしょ?
あー特に考えてなかったわ。
ということで夕食を急いで食べて、スーパーで水を買って再びバスターミナルのカフェに。
- 水1.5L:10リラ(28円)
残り30分である程度明日何するかを調べてくれた。
これで明日の移動手段と宿の確保、何をするかが決まった。
再びトイレで顔を洗ったり歯を磨いたりしていざバスに搭乗だ。
今日の寝床はバスだ。
しかも二日連続の過酷な移動。
シャワーも2日浴びれていない。
疲れてるし、髪はぼさぼさ、身体はきっとちょっと匂うかもしれない。
この旅が始まって以来、一番過酷な日が結婚記念日になった。
でもAzuが日程的にいけないと諦めていたパムッカレに来ることができた。
このためにブルガリアを削ったりギリシャを駆け足で抜けて調整してきた。
なんとかAzuの希望を叶えることができてよかった。
バスの中では前の席に座っていた子供がおめでとうとプラムをくれた。
嘘です。なんかめっちゃAzuに懐いてて、もらっただけです。
4歳と6歳くらいの女の子でめちゃんこ可愛い。
指でハートを作ってくれる。
Azuもハートを作って返すと彼女たちは喜んだ。
3人でハートを送り合う平和な世界。
mosariがハートを作っても返してくれなかった。
心の中で泣いた。
バスのお兄さんもお祝いで水をくれました。
嘘です。無料の車内サービスです。
バスの座席は昨日と同じで横幅の広い2−1配列。
実際のスケジュールはこんな感じ。
- 21:30:デニズリ発
- 23:30:給油(ノートイレ)
- 23:45:トイレ休憩(5リラ)
- 02:45:トイレ休憩(5リラ)
- 04:25:トイレ休憩
- 06:20:トイレ休憩
- 07:45:ギョレメ着
4時以降のトイレ休憩は行ってないので値段はわからず。
トイレ休憩が無いとキツいけど、たくさんあっても毎回起こされるから辛い。
途中のバスターミナルでは村の英雄が旅立つのか非常に多くの見送りが来ており、花火で祝福したりして驚いた。
よくあることなのかあまり驚いている人はおらず、バスのスタッフも動画を撮っていた。
長い長い1日。
2日連続の夜行バス。
途中何度も起こされながらとうとう朝日が昇った。
■azuのInstagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
azuも頑張ってポストしてるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
明日は奇岩の生んだ奇跡の街ギョレメのカッパドキアを散策します。
それでは!