皆様こんにちは。
ウラジオストクという都市をご存知でしょうか?
mosariは2018年のGWに訪れているのですが、職場の同僚や友人はそろって「どこ?」って反応でした。
まだまだ知名度の低い都市ですが、ロシアの極東にあります。シベリア鉄道の終点でもあります。
最も近いヨーロッパとして去年から注目されていたところにこのニュースは嬉しいですね。
日本から手軽な旅行先として韓国が人気でしたが、これからはウラジオストクになるでしょう。
今日はそんなウラジオストクへJALとANAが就航するというニュースと、ウラジオストクの魅力をお伝えしたいと思います。
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ウラジオストク路線
現在日本からウラジオストクに就航している航空会社はロシアの航空会社である、
- S7航空(ワンワールドアライアンス)
- アエロフロート(スカイチーム)
の2社しかありませんでした。
S7航空はJALと同じワンワールドアライアンスに加盟しているのでJALとコードシェア便もありますが、運行会社としてはロシアの航空会社しかありません。
そして残念なことにS7航空はサイトが日本語対応していないんですよね。
複数言語対応されているものの日本語はありません。
ただし、コードシェアされているのでJALのサイトから購入することはできます。これがアライアンスが同じである強みですよね。
が!この価格差ですよ!
出発時間を見比べてもらえれば一目瞭然ですが、全く同じです。そう、運行会社はどちらもS7航空ですが、どちらのサイトから買ったかで5万円も変わってきます。
ただし、S7航空で買った場合は預け荷物料金が別途必要だったり、JALにマイルが積算できない予約クラスだったりするので実質的な価格差はもう少し縮まりますが、それでも高い!
S7航空の場合は4万円弱という安価な航空券にも関わらずワンワールドの航空会社ですからJGCとしてラウンジが使えたりします。
JGCってJALグローバルクラブです。
JALの上級会員として”サクララウンジ”とかが使えちゃうんですね。
海外のサイトで購入するのに抵抗が無い方はこれで問題ありませんが、大半の人は抵抗があるでしょうから、日本の航空会社が就航していると安心な人も多いでしょう。
なんとなくロシアの飛行機に乗るってだけで怖いって方もいるでしょうし。
もう一方のアエロフロートは日本語対応されているのですがスカイチームなのでちょっと使いにくいです。
日系のマイルも付かないし、JGCやSFCを持っていても何も無いので・・・
ということでロシアの航空会社しか飛んでいないウラジオストク路線ですが、ここにJALとANAが就航することになったとニュースで報じられています。
JALとANAが、「ウラジオストク直行便」参入を同時発表した背景
近くJALからも発表があるそうで、就航は2020年からになる予定です。
ANAは正式にリリースしていますね。
S7航空との値段差はどうしても発生するでしょうけれど、少しでも縮まるといいなぁと思ったり。
なお、現在S7航空を使おうと思うとウラジオストクに19:00着なんですよね。1日目は移動しかできませんし、ロシアに日が落ちた19時に到着するってなんとなく怖いですよね。おそロシア。
なのでもう少し早い時間に到着するダイヤになるとうれしいなぁって思っていたところ、JALは14:45着と日が出ている間に到着できちゃうんです。これなら多少値段が高くても安心を買うという見方もできますね。
となると、鉄道で市内に向かう選択肢もできますね。
空港から市内までの鉄道は終電がなんと17時40分なんですよね(2019年8月現在)。
なのでこれまでのS7航空だとどうしてもタクシーやバスを使わざるを得ないので不便だったんです。(といってもJAL便だと空港で1時間以上待たなければいけないので結局タクシーかバスかもですが、明るいので・・・)
ANAのダイヤはまだ未定とのこと。
JALに加えてANAまで就航するとは、SFCの方も気兼ねなく飛べますね。
ウラジオストク
極東ロシアに位置するウラジオストク。
ロシアと聞くと遠いイメージがあると思いますが、ロシアはひろーーーいんです。
見てください。この近さを!
東京からウラジオストクまでなんと2時間20分ですよ!
東京からなら沖縄より近いです。なんなら韓国よりも近いです。
にもかかわらずアジアではなく欧州の雰囲気の町並みが待っています。
曇りが多いのはロシア特有の気候でしょうか。
シベリア鉄道終点であるウラジオストク駅にあるオブジェ。「9288」という数字は首都モスクワからの距離です。ロシアひろすぎぃぃ!
もちろん料理もロシア感たっぷり。
↑の写真はお隣の都市であるハバロフスクで撮ったものですが、ボルシチとか最高に美味いですよ。
ウラジオストクでは北朝鮮レストランに行ってしまったんですよね。
すんげぇビビリながら入りました 笑
入り口にはクレジットカード表記があるのですが、中にはいって念の為聞いてみるとキャッシュオンリーと言われたり。
キャッシュ持ってねぇ!って言ったらカード使えましたけど。やっぱり外貨獲得が目的の北朝鮮レストランは現金の方が都合がいいのかな。
ご飯は普通にめっちゃ美味しかったです。
そしてウラジオストク観光で絶対に外せないのがバレエです!
ロシアと言えばバレエですよ!
公演中は撮影禁止ということで雰囲気を伝えられる写真は無いのですが、ウラジオストクには超本格的なバレエが見れる劇場があります。
サンクトペテルブルグに本拠地を置くロシア有数のバレエ団「マリインスキー・バレエ」の劇場がここウラジオストクにもあるんです!
バレエ自体は初めて見たのですが、めっちゃめちゃ面白かったです。しなやかで躍動感ある動きに感動してしまいました。
バレエと聞くとすごく高い大人のエンターテイメントなイメージが強いですが、ロシアでは大衆文化なこともありお値段は控えめ。
mosari達は上から2番めのグレードの席を予約しましたが1人4,000円でした。一番安い席だと300円くらいからありますよ。
ちなみにマリインスキーのバレエを日本で見ようと思ったら最低でも9,000円はかかります。いい席だと20,000円超えです・・・
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すごい綺麗にドレスアップしているカップルもいれば、カジュアルに3世代で見に来ているファミリーもいました。
Tシャツ、短パンだと浮きまくるでしょうけど、男性であれば襟付きのシャツを着ていれば全然大丈夫です。ドレスコードはそんなに気にしなくてOKですので気軽に本格的なバレエを楽しめます。
ウラジオストク自体は小さな港町ですので短期間の観光でも楽しむことができるのもポイント。
- 近い
- 安い
- 美味しい
治安も全然怖い感じはしないです。
現にウラジオストクに訪れるのは20代〜40代の女性旅が多いんです。
ロシアと聞くと心理的なハードルも高いですが、人気急上昇中のウラジオストクは気軽にロシア文化にふれることができる貴重な都市だと思います。
2019年の上期は2018年に比べて日本からの旅行者が倍になっているそうです。
まじおすすめです。
今ではウラジオストク専用のガイドブックも出ています。
極東ロシアの魅力をまとめた記事もありますので興味が湧いたらこちらの記事もどうぞ。
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ロシアはVISAが必要
世界最強の日本パスポートを持ってしてもロシアにはVISAが必要です。
が、ウラジオストクだけであれば電子申請だけで訪れるようになったのでご安心を。
8日以内の滞在であればe−VISAが発行可能です。
今は極東エリアの一部地域しか電子申請の対象になっていませんが、2021年には全都市に拡大する動きが出ています。
ロシアがどんどん身近になっていきますね。
訪問前は怖いイメージしかなかったロシアですが訪問してみて居心地の良さにびっくりしました。親切な人も多いですし、イメージが変わること間違いなし!
日本の「はい」、英語の「Yes」に相当するロシア語は「ダー」です。
ロシア人同士が会話していると「ダーダーダー」って相槌をうつのでなんか和みます 笑
繁忙期でも人気が無いのかウラジオストク路線は安いことが多いので是非次回の旅行に検討してみてはいかがでしょうか。
S7航空のサイトで検索するのは大変なのでスカイスキャナーで検索するのが簡単ですよ。
スカイスキャナーの便利な使い方なんかはこちら。
それでは!
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