皆様こんにちは。
先日からロシアネタが続いていますが、コメントで詳しい旅程を知りたいとの書き込みがあったので、参考になればと書いてみることにしました。
まだまだマイナーな極東ロシアですが、これから先少しでもロシアに興味が増える人が増えるとうれしいです。
極東ロシア旅行をハイライト的なまとめたものはこちら。
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旅程概要
我々が今回旅したのはざっくりこんなスケジュールでした。
1日目:成田昼便でハバロフスクへ
2日目:ハバロフスク観光後、夜シベリア鉄道でウラジオストクへ
3日目:朝ウラジオストク着後ウラジオストク観光
4日目:ウラジオストク観光
5日目:ウラジオストク昼便で成田へ
週1ペースのmosariが分割して書きすぎると時間かかってしまうので4回にわけてざっくりで行きたいと思います!よければお付き合いくださいませ!
1日目 成田空港へ
ハバロフスクへはS7航空を利用します。
聞いたこと無い人が大半かとおもいますが、これでもJALと同じワンワールドに加入しているロシアの航空会社です。
mosariはJALグローバルクラブ(JGC)会員ですので、ビジネスクラス用のチェックインカウンターやラウンジが使えるのがありがたい。
成田14時35分発 – ハバロフスク18時25分着なので朝はゆっくりです。
といってもGW2日目なので激混みなのでは?と思って早めに家を出て11時に到着。
S7航空はJALと同じ第2ターミナルのR列でした。
出発の3時間前からチェックインカウンターがオープンするようで、到着時は既に何人か並んでいましたが、混雑と呼べるレベルではありませんでした。心配は杞憂に終わったようです。
さらにmosariはJGC会員ですので”ワンワールドサファイア”のステータスを持っています。ということでエコノミークラスでもビジネスクラスカウンターを使うことができます。
エコノミークラスのカウンターは少しだけ列ができていますが、ビジネスクラスカウンターは誰も並んでおらずあっという間に手続き開始です。楽ちんです。
1個だけ心配事があったのでドキドキしながらチェックインとなりました。
mosariが持っているスーツケースはグローブトロッターの21インチモデルなのですが、機内持ち込みサイズを微妙にオーバーしているんです。
国際線の一般的な機内持ち込みサイズは
115cm以内(55cmх40cmх25cm以内)
であることが多く、今回のS7航空は更に小さな
55cmх40cmх20cm以内(かつ10kg以内)
となっていました。
S7航空より
んでmosariの21インチモデルはというと・・・
59cmх43cmх21cmと見事に超えているんですね。
これまでの旅行では一度もサイズを測られたことが無かったので預け荷物になったことがありません。ただ、S7航空は預け荷物は有料なので厳格に測ってくるかも?と思ってました。
ハバロフスクまでの預け荷物の料金は1個につき片道3450ルーブルです。2018年5月現在で1ルーブル約2円ですのでおよそ7,000円ですね。
といってもJGC会員は預け荷物が1個まで無料になるので、もしアウトだったとしても預ければいいだけなんですけどね。
ただしできれば機内持ち込みにして到着時にパッと市内に向かえるに越したことはありません。預け荷物にしていいこと無いですからね。
そんな訳でドキドキしながらチェックインの手続きを進めていると、
重さは事前に10kg以内になるようにパッキングしているので安心です。
スーツケースはどちらも10kg以内だったのですが、1個疑問があったので聞いてみました。
とのこと。ヤッタネ。これで全部機内持ち込みできたぞ。
どうやら重さは厳格、サイズはアバウトっぽいですね。もちろん明らかに大きいのは駄目でしょうけど。
「Cabin」と書かれていますね。
搭乗券が手に入ったのでラウンジに向かうべく保安検査場へ向かいます。
多少並んでいるもののGW2日目とは思えないほどガラガラです。
皆初日に飛び立つんですね。
と言ってもわざわざ並ぶ必要もないので北側の保安検査場にあるファストトラックを使うべく北側へ向かいました。JGC会員は保安検査場でも優先レーンが使えます。楽ちんですのぉ。
しかしX線に通すためにラゲッジをレーンに上げようとしたところで嫁が気づきます。
嫁「機内持ち込みOKのシールがついてない!」
言われてラゲッジを見るとmosariのシールがありません。
わずか100mほど歩いている間に取れてしまったようです。
床に落ちているかと思って探してみても・・・無い。流石日本の空港はゴミひとつ落ちていません。ラゲッジからシールが落ちた瞬間誰かに捨てられてしまったようです。
急ぎRカウンターに戻ってお姉さんにシールが取れてしまった旨を伝えると、念のため再度重さを測らせていただきます。とのこと。
先程とは別の方のカウンターでしたが、特にサイズには触れられず、重さのみチェックされました。
先程までガラガラだったエコノミーカウンターには長蛇の列が。ビジネスクラスカウンターが使えてよかった・・・
今度は指でしっかりと圧着します。
再びファストトラックへ向かってあっさりと通過。
サテライト側のゲートでしたので、サテライト側のサクララウンジへ向かいます。
12時にラウンジに入りましたが貸し切りです 笑
びっくりするくらい誰もいませんでした。
初のロシアということで旅の成功を祈って嫁と乾杯です。
飛行機を見ながら泡を飲めるなんて贅沢ですね。持っててよかったJGC。
JALカレーを食べまくります。ほんと美味いなぁ。
機内食は軽食(サンドイッチだけ)と聞いていたので安心して満腹にできます。ビジネスクラスだと機内食のことを考えてセーブしないといけませんからね。
食後はゆっくりして時間前に歯をみがいてゲートに向かいます。
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S7航空 568便
ゲートは97番。JALの他にもスリランカ航空とのコードシェア便のようです。
ボーディングパスを見せて機内に向かう途中で今回お世話になる機体が見えたのでパシャリ。
これが一度見たら絶対に忘れないS7航空の機材よ!
枝豆カラー!
13時55分に機内に乗り込むと既にそこはロシアでした。
女性CAさんがびっくりするくらい綺麗。ななななんじゃこりゃーー!
今まで見たCAさんの中で飛び抜けて綺麗です。あわわわ。
しっかりと覚えてきたはずのロシア語の挨拶もまともにできませんでした。
レベル高すぎぃ!
この日のフライトはほぼ満席で日本人は10名くらいしかいなかったと思います。スリランカ航空とのコードシェアでしたが、アジア人っぽい方も他にあまりおらず、ほぼロシアと思われる白人の方たちでしたので、
「あぁ、ロシアに行くんだなぁ」としみじみ。
小さなお子さんがいる場合はおもちゃ?が配られるようで小さなロシアンキッズ達が嬉しそうに何かをギュッと抱きしめていてほっこり(∩´∀`)∩
座席はエクストラスペースだったので足元広々です。
足を組んでも前のシートまで余裕があります。こちらの席は950ルーブル(1,800円程度)で使用できますが、これもJGC会員のパワーで無料で座席指定できました。持っててよかったJGC。
事前の座席指定では有料のままでしたが、オンラインチェック時に選択したら無料でした。オンラインチェック時に空きがあれば狙いましょう。S7航空のアプリが便利でしたよ。
こんな感じで座席が選べます。Extra space seatを選んでも0RUBのままでしたので迷わず選択。
ヘッドレストにもExtra Spaceの文字が。
座席モニターにはモニターがありませんが2時間50分のフライトなので無くても問題無しです。
グローブトロッターもふたり仲良く無事に収納です。
滑走路混雑の影響で30分ほど遅れて15時に成田を飛び立ちました。
しばらくすると軽食が配られます。
チーズとチキンのサンドイッチと紅茶をいただきます。紙コップがピンクで可愛いですね。
噂に聞いていたとおりパンはすんげぇパサパサです。びっくりするくらいパサパサです。
日本のコンビニで売ってるサンドイッチってすごいですね。しっとりしてますもん。
こういう当たり前のことも海外に出ることで日本の良さとして実感できるのが旅の楽しいところですよね。
味自体は美味しいですよ。
食事が済んだらトイレに向かいます。
こんなところまで枝豆カラーが・・・
なお、タイミング的に食事のときしかドリンクがもらえる雰囲気じゃないのでペットボトルの水を持ち込んだ方が快適かと思います。
席に戻ってウトウトしていたら機内アナウンスが。
何言ってるかわかりませんが、きっとそろそろ下降に入るのでしょう。
しばらくして現地時間18時に無事に着陸です。
あれ、30分遅れて成田を出たはずなのに予定よりも20分早いの着陸です。
2時間で着いてしまったようです。何故?
沖止めでしたのでバスに乗って入国審査場に向かいます。
ドキドキの瞬間です。
なんせ個人でビザを取ったもんだから何か不備があったら入国できませんからね。
ブースに入ってビザが貼られたパスポートを渡すと無言でカタカタ打ち始めます。キョロキョロしていると備え付けの電話が目に入りました。Panasonic製だったので何故か安心するmosari。
3分ほど沈黙が続きますが、書類の2箇所にサインするように求められました。パスポートの署名は漢字ですがこういうときって漢字で書くのか英語で書くのどっちが正解なんでしょうね?
とりあえず向こうが読めないと困ると思い英語で書いておきましたが特に何も言われませんでした。
半券をもらって無事にスタンプを押されました。
半券はホテルのチェックインと出国時に提出を求められましたので絶対に無くさないようにしましょう。
なお、入国審査場は4レーンしかなく、ひとりあたり5分ほどかかるのでけっこう時間がかかります。
預け荷物が無く、税関で申請するようなものも持っていない我々は「Green cutam?」的な方を通って到着ロビーに到着です。申告するものがある場合は「Red cuntam?」的な方を通ることになると思います。
最後に振り返ると
- 入国審査
- 預け荷物受取
- 税関
という流れですね。この時点で19時です。着陸からロビーを出るまでに1時間ほどかかってますね。
沖止めのバスは2台に分かれていましたが、mosariは1台目に乗れたものの降り口から遠い席にいたので入国審査ブースには後ろの方で並んでいます。2台目の後半の人は空港出るまでに1時間半以上かかると思います。
到着ロビーは激狭でツアーのお迎えスタッフで溢れています。本当に国際線ターミナルには何も無いようですので、国内線ターミナルを目指すべく外に出ると・・・
ハバロフスク空港
まず雨がめっちゃ降ってます。そんな中、駐車場は砂利。道路のアスファルトは穴だらけ。周りは何も無い。
・・・なんてところに来ちまったんだ。
寒さや薄暗さも相まってなんか寂しい気分というか不安な気分になります。
空港に降り立って気分が上がらないのは初めてです。
確かに今まではパリやヘルシンキ、バンコク、香港など都市部にある空港でしたので、このような地方空港に降り立つのは初めてのことでした。うーむ、勉強になります。
寂しい気持ちになっていると白タクの運ちゃんが「タクシー、タクシー」と声をかけてきます。
断りますがしつこい・・・
こちとらガチで1円も持っていないので、
で撃退を試みます。
旅行者なんだからそんなわけ無いだろう。みたいなことを言ってきますが、無いものは無いんです。ATM見つけるまではノーマネーなのです。
なお、国内線ターミナルと国際線ターミナルの間は建物として繋がっておらず400mほど離れているため、外を歩いていく必要があります。
が、2つの建物の間がちょうど工事中で高い柵で囲まれてしまっておりどうやって行けばいいかよくわかりません。
ということでおっちゃんから国内線ターミナルの行き方を教えてもらいました。最後まで乗っていけよ。って言ってましたけど。
下の図の青い矢印のようにぐるっと迂回する必要があります。
雨の中10分ほど歩いて国内線ターミナルに移動します。
国内線ターミナルに入るといきなり手荷物検査が待っています。ビビった。
ロシアでは建物の入口で手荷物検査が始まる場合が多いです。
ビビりながら荷物をベルトコンベアに乗せてmosariがゲートを通ると、ビーー!!w
金属探知機でガシガシ調べられます。ちょw痛い痛いw
容赦無いなロシア人。
何も見つからないのでそのまま釈放。いいの・・か?笑
ここでATMを探していると韓国人の旅行者のおっちゃんから声をかけられました。
コリアン?
FU○C!I’m Japanese!
日本人であることを丁寧に伝えると、カタコトの日本語で会話してきます。
おぉ、日本語しゃべれるんかい。
韓国人のおっちゃんはこれからモスクワまで飛行機と電車で向かうそうな。大変楽しそうな旅程で羨ましい。
こちらはロシアに到着したばかりで市内に向かうところだと伝えると、恐らくあのへんのバス停じゃないかな?と教えてくれた。
親切な人であった。
気を取り直して国内線ターミナルの1階を散策しているとATMを発見です。
最初は奥にあるオレンジのATMに挑戦するもロシア語から変えられなかったので断念。
お、まさか現金手に入らない?!
ビビりながら今度は手前の青いやつで試したところ英語表記にできたので無事に現金ゲットです。
しかもこいつ細かい紙幣で出してくれる超いい子でした。青いやつがおすすめです。マジで。
とりあえず現金が手に入ったので隣の自販機で水を買います。35ルーブル(70円)だったかな?これでさらにコインもゲットです。
無事に現金を手にしたら次はSIMです。スマホ使えないとキツすぎる。
何言っているかわからないし、文字も読めないし。
事前にロシアのキャリアを調べておきましたがターミナル内にキャリアショップはありませんでした。
まじかー。
1店舗だけ携帯電話屋みたいなところがありましたのでビビりながら入店します。
Hello!SIMプリーズ!!
すげー怪訝な反応されます。ロシア語で何か言っているけど無表情でこえーよw
念のために用意しておいたロシア語で「すいません、SIMカードが欲しいんです」って翻訳しておいたiPhoneのメモを見せます。
Извините, я хочу купить припейд сим для.
とりあえず↑見せればSIMは買えると思います。
すると頷いたような仕草の後にメニュー表を見せてくれました。
とりあえず5daysと伝えると、
*******ハバロフスク?****
という単語が聞こえたのでどこで使うのか聞かれたのかな?と思いウラジオストクもと言っておきました。
そしたらメニュー表のひとつを指差してくれたのでOKと言っておきます。
今度はこちらのふたりを指さされたのでmosariの分だけとジェスチャー。嫁のはSIMフリー端末じゃないので使えないんです。
すると彼らはパチパチパソコンを叩きはじめます。
****パスポート****
と聞こえたのでパスポートを出します。
少しするとSIMカードがカウンター上に出されました。
650ルーブルを現金で支払ってSIMカードが手に入りました。
他に客がいなかったのでその場でSIMカードを入れてみると特に設定なく電波をキャッチしてWEBページが表示できました。
安心して自然とスパシーバ!(ありがとう)って言ってしまいました。
すると今まで無表情で淡々と処理していた店員がふたりとも笑顔でパジャールスタ!(どういたしまして)と。
おいw 今までの無表情どこ行ったww
いい顔するじゃないか。流石イケメンの国。
なお、メニュー表はこんな感じ。
事前に調べていたBeeLINEでした。
提案されたのは少し濃いオレンジになっている650ルーブル(1,300円程度)のプラン2でした。
よくわかりませんがなんとなく30日間24GB使えるプランっぽいですね。
隣の400ルーブルのプラン1でも問題無いような気がするのですが、プラン2でも十分安いですし、色が濃いオレンジになっているのできっとおすすめなのでしょう。
気になる電波ですが建物内だとけっこう不安定でしたね。3Gになることもしばしば。ですがネットで調べるくらいなら問題ありませんでしたし、ウラジオストクでも使えました。嫁のiphoneとのテザリングもできたのでその場しのぎなら十分ですね。
これで現金とSIMカードが手に入りました。これで勝つる(∩´∀`)∩
この時点で19時半頃になっていました。
こちらのお店は20時で閉まってしまうので入国審査で時間を取られるとけっこうギリギリになりますのでご注意を。なるべく機内の前方、通路側を確保して1台目のバスに乗り込めるようにしましょう。
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ハバロフスク市内へ
ターミナルの外に出るとすっかり暗くなっていました。
さっさとホテルを目指しましょう。
mosariが予約したホテルはシベリア鉄道利用時の利便性を考慮して駅前です。
ハバロフスク空港から市内へ向かう場合はトロリーバスが一般的です。
1番線:アムール川付近の市内中心部行き 06:30-22:58(4分間隔)
2番線:中央駅前行き 07:11-22:08(17分-33分間隔)
ということで1番線の方が圧倒的に本数が多いのですが、今回は2番線利用なので場合によってはけっこう待ちそうです。
そこでおすすめなのが35番線の市バスです。
35番線:中央駅前行き 06:17-21:00(7分間隔)
運行の最新情報はハバロフスク空港のページをご参照ください。なお、国際線空港ですがロシア語オンリーです 笑
空港:Аэропорт
中央駅:Вокзал
これだけ覚えておけばとりあえずOKです。
↑のターミナル間の移動を説明した画像の緑色の★マークの位置にあるバス停で待っているとすぐに35番が来ました。
赤字で書かれているのが路線番号で、下にある青いステッカーが料金ですね。
一律30ルーブル(60円)ということですね。
事前に切符を購入する必要はなく、中の車掌さんへひとり30ルーブルを渡してチケットをもらいます。
車掌さんとは言うものの私服のおば様です。
mosariは制服を着た人が車掌さんかと思って一番後ろの席に座っていた空港職員?さんに声をかけてしまい恥ずかしい思いをしました(;´∀`)
30分ほど揺られて中央駅に到着です。バス停のアナウンスも無く今自分がどこにいるか全くわからなくなりますが、google mapがあれば無問題です。
なお、前述のとおりgoogle mapのアプリが不安定でしたのでブラウザ版で確認していました。
駅前が目的地なので窓の外を見ていてもわかるかと。
ホテル エニグマへ
ハバロフスクでは「ホテル エニグマ」のお世話になります。
中央駅から歩いて5分の駅チカが魅力です。
バス停から降りて駅正面に向かって右側の道沿いに歩けばすぐにホテルが見えてきます。
何故かイルミネーションがギラギラなのですぐにわかるかと。
敷地内に2つの建物がありますが、奥にある方が「ホテル エニグマ」になります。
フロントの女の子がこれまた可愛い。
チェックインプリーズでBooking.comの予約表を印刷したものを提出します。
パスポートとイミグレーションカードを預けます。国の法律で滞在登録なるものをしなければいけないルールのようですので、その場で返却されずいったん預ける必要があります。
続いて現地決済だったので、クレジットカードを渡します。
すごいわかりやすく聞きやすく簡単な英語でやりとりしてくれます。
こちらから聞かずともWifiパスワードや朝食会場の場所、時間を教えてくれます。親切だ。
鍵はアナログな鍵式です。
海外のホテルで初めて物理キーをもらいました。
外資系ホテルは電子キー方式が主流ですからね、新鮮でした。
今回予約したお部屋はスーペリアルームです。1泊2名の朝食付きで7,000円と格安でした。これまで泊まったホテルの中で抜群に安いです。
お部屋の内装がこちら。
うーん、ギラギラしてますね 笑
電気を消すと・・・
ラブホ? 笑
何故かブルーライトモードがあります。
完全に消灯することもできるのでご安心を。
枕元のコンセントは日本式のコンセントがそのまま刺さりました。
この値段でバスローブもついています。ありがたやー。
そういえばツインの部屋でした。間違ってツインを予約してしまったようです。
こちらが水回り。
猫脚のバスタブですよ!ヒャッハー(∩´∀`)∩
シャワーカーテンが無いので床がびしょびしょにならないように気を使う必要がありますが、開放感があって気持ちよかったです。
シャンプーとボディーソープが壁に備え付けられていますが、洗面台にも置いてありました。
後は石鹸とシャワーキャップ、歯ブラシが置いてありました。
スリッパやセーフティーボックス、ドライヤーもちゃんとありましたよ。
まずは部屋までたどり着いて一安心です。
グローブトロッターがびしょ濡れなので拭き取ったら、外に出て夕食を買いに行きます。
ホテルは駅近ですが食事を取れるような場所は近くに無さそうです。
ホテルのレストランという選択もできますが、24時間営業のスーパーが近くにあると聞いていたので駅前まで戻ります。
駅のすぐ脇にスーパーを発見。
パンコーナーがあったのでピロシキでも食べようかと思ったら惣菜の量り売りコーナーを発見。
海外で量り売りはまだ未経験のmosariでしたがmosari嫁が指差しで買い始めます。おぉ、やるやん。
まずは料理を指差して、その後にカウンターの上にサイズ違いで置いてある4つのケースのうち一番小さいものを指差します。
それだけでおばちゃんがテキパキと取り分けてくれます。1個ずつ量って包装してバーコードを貼り付けてくれます。
お会計は他の商品と合わせてレジで行います。
このレジのおばちゃんは最強に無愛想でした。
ロシア語で何か言ってきますが恐らく袋のことだろうと思って自分のバッグを指差して不要だと伝えます。
それで伝わったのか商品のバーコードを次々とスキャナーで読み取ります。
お会計はカードが使えたのでカードを出すと、カードリーダーを指さしたので自分で挿入してPIN番号を打ち込みます。
何故か承認に1分ほど時間がかかってしまい気まずい&後ろの方に申し訳なかったです。
承認が通ったっぽいのでカードを取り出そうと手を伸ばすと、ロシア語でまた何か言ってきます。
あまりにも無愛想すぎて「まだ駄目だよ 。」みたいな否定のニュアンスなのかと思い手を引っ込めると今度は、
「とっとと取れや!」みたいなニュアンスがはっきりと伝わってきました。
トホホ。
( ´_ゝ`)ロシアゴムズカシイネー
駅とホテル間の街灯はオレンジ色でなんだか優しい情景であった。
日本のように白熱灯やLEDの方が明るいでしょうけど、こんな夜道も悪くないかな。と思った。
治安を考えると明るいほうがいいんでしょうけどね。
ホテルに戻るとフロントで声をかけられます。
滞在登録が終わったようでパスポートを返してもらえました。
お部屋に戻り夕食の準備をします。
お皿とフォークは部屋に備え付けがあるのでそちらを利用させていただきました。
水とお湯は廊下にウォーターサーバーがあるので飲み放題です。超便利。
電子レンジも廊下にあるので惣菜を温めて、スープ代わりのカップラーメンにお湯を入れてお部屋で食べます。
ウォーターサーバーのお湯なので沸騰はしていないのでちょっとだけぬるいですが 笑
写真の写りがよくありませんが惣菜は思ったよりも美味しくて驚きました。
日本人の舌に合いますね。
大皿と電子レンジが用意されているのでホテル的にもスーパーで買ってこい。ってのをおすすめしているのかも。
ロシアのホテルはチップの習慣は無いようですが、水も大量にいただきましたし、皿を使ったのもあり100ルーブル置いておきました。
食後はお風呂に入って就寝です。
ブルーライト・・ではなく真っ暗で。
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2日目
朝は8時半にまったり起床します。
朝食は7時半〜10時までです。
1階の奥にある会場に行くと誰もいません 笑
食事は置いてあったので勝手に食べ始めました。だんだん図太くなってきたな自分。
種類は多くないですが1泊なら問題なし。
とりあえず街歩きできるくらい腹に溜まればよし。いつものヒルトンの朝食と比べてはいけません。
ひとりあたり1泊3500円ですからね。。。
朝食を食べたら部屋に戻って歯をみがいたらチェックアウトの準備をします。
荷物を持ってフロントに向かうと超絶美人のお姉さんが!
昨日の方も綺麗でしたが今日の方はほんと美人。はー。なんて素敵なホテルなんだ。
チェックアウトプリーズすると、5秒でOK!Bye!で終了。 笑
早すぎるwww
確かにミニバーが存在しないので追加料金の類が無いため鍵さえ返せばOKなのかも。
あまりにも早すぎて呆気にとられてしまいましたが、荷物を預かって貰わなくては。
鍵を持って入り口近くにある鍵付きの部屋に案内されたのでそちらに荷物を置かせていただきました。
特に引換券などは無かったのでそのまま街に繰り出します。
今日は20時50分発のシベリア鉄道に乗りますのでそれまではハバロフスク観光です。
チェックアウトしたのは10時半なので10時間ほどですね。
ハバロフスク観光
アムール川と玉ねぎのついた聖堂に行ければいいやーと思っていたので特に下調べもせずアムール川の方向へ歩いていくことにしました。
駅前からアムール川までは真っ直ぐですし、聖堂も川付近にあるので適当に歩けば見つかるでしょう。
まずは駅前まで来ました。
駅が綺麗で可愛いですね。
反対を向けば川に向かってまーーーっすぐな遊歩道があります。
こんな感じのオンボロなトラムが走っていますが、mosari嫁は歩けばすぐっしょ!と徒歩を提案してくれます。嬉しい。
mosariは基本観光は徒歩が好きなんです。車窓からでは見えない景色が見えるから。
もちろん距離がある場合や時間を優先する場合は当然バス使いますけどね。
この遊歩道おもしろくてトラムの線路が近いんです。駅前は歩道の上を線路が縦横無尽に走っています。
統一感のない様々なカラーのトラムがひっきりなしに目の前を通るので見ているだけで楽しいです。
道の途中は廃材で作ったアート作品が設置されていました。
mosariのお気に入りはこちらの牛さんです。
躍動感ハンパねぇ・・・!今にも動き出しそうです。
道の脇にはベンチも多く、子供から老人までゆっくりとした時間を過ごしています。
うん、すごくいい感じ。
ちびっこたちの犬の散歩に癒やされます。
途中道の脇に市場のようなものが見えました。
これはまさしくマーケットですね。「Central Market(中央市場)」だそうです。
衣料品や食品、釣具、金物などのお店が並び地元の方も多く利用しているようでした。
恐怖!
集団首吊り熊!(・(ェ)・)
建物の中に入ると精肉や惣菜、フルーツ、お菓子なんかが売られていました。
建物内にコーヒー屋さんがあったのでいただくことにしました。
80ルーブルだったかな?
何故かストロー付き。
これがロシアのコーヒーか・・・うん、普通ですね。
コーヒー頂戴!って言ったらアメリカン?って聞かれたのでアメリカンが一般的なのかな?
市場を出て再び遊歩道をアムール川に向かって歩きます。
Google mapでウスペンスキー大聖堂の場所をチェックしながら歩いていたら、この左側にあるこの階段をのぼると良さそうです。
めちゃめちゃボロボロですね(;´∀`)
足元に気をつけながら上って少し歩くと公園の奥に玉ねぎが見えましたよ!
近づきます。
綺麗ですねぇ・・・
中に入る場合は肌の露出に気をつけるのと、女性は髪を隠す必要があります。ストールなどで覆いましょう。お持ちでない場合は中に貸出用のストールがあったのでそちらを使いましょう。
入る前と後に身体の前で十字架を作ってお辞儀するのが礼儀です。周りの人は必ずやっているので真似すれば大丈夫ですよ。
皆さんかなり真剣にお祈りされているので静かにしましょうね。写真撮影も禁止ですよ。
聖堂の前には仮設トイレがあるので使っておくといいでしょう。1人20ルーブルだったと思います。水道が壊れているので手が洗えないじゃないかー!嫁に怒られるなぁ・・と思って外に出るとおばちゃんがウェットティッシュをくれました。ほっ。
ウスペンスキー大聖堂からはアムール川沿いに降りることができます。
いやーでかい!でかいですぞー!アムール川!
これが冬は凍って対岸に歩いて渡れるというのだから驚きです。
遊歩道から砂浜?に降りることができます。釣りをしている人が何人かいました。夏はここで川遊びをするのかな?
GW中の旅行でしたがこの日の最高気温は16度。まだ水遊びは厳しいですね。
アムール川に向かって右側(元の遊歩道の方向)に歩くことにしました。
小さな遊園地?のような場所に出ました。
平日のはずですがけっこうファミリーが多く憩いのスポットになっているようです。
売店も幾つか出ていたので肉まんのようなものを食べることにしました。
中身もほぼ肉まんでした。わざわざロシアで食べることなかったな 笑
小腹を満たしたところでスパソ・ブレオブラジェンスキー大聖堂の場所を調べます。
現在の位置はウスペンスキー大聖堂から元の遊歩道に戻ってきた形になりますが、スパソ・ブレオブラジェンスキー大聖堂はなんとウスペンスキー大聖堂のさらに奥側でした。
ちーん。
再びウスペンスキー大聖堂に向かうために上った階段を経由して大聖堂に戻ります。
大聖堂の奥側はレンガ作りの建物が多く、ヨーロッパ!って感じの街並みが続きます。
少しうろちょろしてスパソ・ブレオブラジェンスキー大聖堂に向かいます。
遠くに金の玉ねぎが見えますが、すごい下った後に、すごい上りが待っています。
嫁ヒーヒーいいながら上ります。頑張れ。
圧巻です。
こちらも同様に中に入る場合、女性は髪をストールで覆い、手で十字架を作ってからお辞儀して入りましょう。
mosariは魂が邪悪なのかこういう聖なるところにいると息が苦しくなるんですよね。
見学したら建物の裏手に回ると絶景ですので是非見てくださいね。
再びウスペンスキー大聖堂まで戻りますが、当然坂を下って上ります。
坂の途中で嫁の足が止まりました。休憩だそうです。ど、どんまい。
けっこう大変なので歩きなれた靴で行きましょうね。
ウスペンスキー大聖堂付近のレンガ作りの建物周辺まで戻ったらハバロフスク一番の繁華街であるムラヴィヨフ・アムールスキー通りを散策がてら、カフェで休憩することにしました。
いやー英語メニュー無いし、写真無いから全く想像が付きません。
ここでふたりの性格の違いが出ます。
mosari:よくわからないからエイヤーでロシア語メニューを指差し注文
嫁:ガイドブックに書かれたロシア語の紅茶の文字を指差し注文
これで嫁は確実に紅茶が出てきますが、mosariは何が出てくるかわかりません。
可愛いベリー入りの紅茶が出てきました。お洒落〜☆
透明なグラス、ストローが刺さっていたら普通アイスだと思いますよね?
一気にすすったらめっちゃ熱かったです。
ロシア式トラップにまんまと引っかかってしまいました。そういえばホットコーヒー頼んだときもストローついていたなぁなんてことを思い出しました。
ケーキはショーケースに入ってたので簡単に指差しです。
談笑しているとキュートな青い髪の店員さん(やっぱり可愛い)がクッキーをくれました。
優しい・・・
心が温まりますね。
カフェでしばらく休んだ後はそのままムラヴィヨフ・アムールスキー通りを進んでレーニン広場へ向かいます。
現地の若者たちに混じってベンチでぼへ~っと過ごします。こんな風にゆったりとした時間を過ごすのも悪くないですね。
ふと時計を見ると16時半過ぎでした。
少し早いのですがお腹も減ったことだし夕飯を食べることにしました。
夕飯の場所だけは嫁がちゃっかり調べてきており、強制的にそのお店に行くことに。
レーニン広場から徒歩10分ほどでしょうか。
ロシア料理が食べられるレストラン「Kabachok」です。
レンガ作りの素敵な建物でした。お洒落〜。
内装もとっても素敵でした。
中世のお家にお邪魔してきたような感じです。
スタッフの制服も可愛いもGood!
頼んだ料理は・・・
野菜が食べたかったのでまずはサラダ。
「Chef salad」だったかな。
意外にも醤油ベースのドレッシングがかかった牛肉入りのサラダでした。うん、美味しい。
ボルシチですね。
これが美味いのなんの。ビーツという馴染みのない野菜を使ったスープなので癖があると思っていたのですが、ミネストローネに近い感じで違和感無く飲めます。
サワークリームとにんにく入りのソース?を入れると違う味が楽しめます。
絶対に食べたい一品です。
カツレツです。ビーフ、チキン、フィッシュ?から選べましたが、チキンを選択。
衣に味がついているのでそのままかじれます。
自家製ソーセージ。
超粗挽きで食べごたえのある一品。
ビーフストロガノフですね。
牛肉を玉ねぎと一緒にサワークリームで煮込んだ料理です。
これがまたマッシュポテトと合うんですよね。ガツガツいけます。美味い!
ロシア料理美味いやないか・・・
最後にりんごのミルフィーユとフルーツ付きアイスクリームをいただいて終了。
はー食べた食べた。
これらの料理と飲物を2杯いただいて3,000ルーブル(6,000円)ほどでした。
雰囲気も相まって美味しい楽しい時間を過ごせました。満足じゃー。
カードで支払いましたが、チップは不要でした。
席に明細を持ってきてくれるので、席で支払いでOKです。
時計を見ると18時半でした。
google mapを使って駅前までの帰り方を調べてトラムに乗り込みます。
1番トラムに乗って駅前を目指します。
車内はこんな感じでボロいベンチシートです。
先頭に立っている革ジャンを来たサングラスのおば様が車掌さんです。
この方にひとり24ルーブル(48円)を渡します。
やすいですなぁホント・・・
10分程度で駅前に到着です。
少し日が傾いてきました。
時刻は19時です。
20時50分発なので駅の下見、車内で食べる夜食の調達なんかを考えるとちょうどいい感じの時間に戻ってこれました。
少し長くなってしまったので今日はここまでにしたいと思います。
残りはシベリア鉄道編、ウラジオストク編の3部作で書きたいと思います。
ハバロフスクはThe観光名所!と言えるようなスポットは無く、「ヨーロッパの雰囲気の街並みを歩いて地元の方と一緒にゆっくりとした時間を楽しむ街」というのが1日回ってみての感想です。
アクティブに動き回る方には物足りないと思いますが、まだ日本人観光客が少ないのか、すれ違いざまに視線を感じることも多かったです。
そういえば市内で日本人はひとりも見ませんでした。
小さな街ですがゆったりとした時間を感じることができる癒やし系な街ですね。ヘルシンキとかに近いですかね。
最近では電子ビザの緩和の話も出ています。
それでは!
はじめまして!
来月のウラジオストク旅行に向けて調べていたらmosari様の記事を見つけました。情報が希薄なこの地域の中でとても分かりやすくありがたいです泣
質問させていただきたいのですが、当方OWサファイアを所持しており、mosari様と同じくS7で渡航します。記事にもあった「JGC会員は預け荷物1個無料」は元の運賃が預け荷物0個のベーシック運賃でも適用されるのでしょうか。
OWのサイトには「BAの機内持ち込みのみ運賃は対象外」と書かれているのですが、あくまで対象外なのはBAのみでS7は0個が1個OKになるという解釈でいいんでしょうか?
初歩的なのですが…教えていただけると幸いです。
aka様
はじめましてこんにちは!
海外にいてお返事遅くなり申し訳ございません。
私も預け荷物0の運賃で購入した際は手荷物の10kgのみ可能と表示されていましたが、s7アプリを使ってJALのマイレージ番号を登録したところ、チェックイン可能になったタイミングで23kgまでの預け荷物も可能と表示が追加されていました。(そのタイミングで有料席も無料で選択できました。)
結果的に手荷物で持ち込めたので預け荷物枠は使っていないので空港でどのようなやりとりが発生するるかはわからずです。
楽しんできてくださーい。