【世界一周416日目】2024.6.1 ペルー パントーハ
気温:22度〜30度くらい
歩数:9,604歩
1ソル=41円
今日の予定
- ついに始まったアマゾンのハンモック船生活
![](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2016/02/my.jpg)
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ハンモックで目覚めた日
夜中ふと目が覚めた。
寒い・・・
時計を見ると2時半ごろ。
とにかく寒い。
猫みたいに丸くなって震えながら寝た。
途中で何度か起きたけどなんとか朝を迎えた。
ハンモックでの上手い寝方もわからんなぁ。
とりあえずそう簡単には落ちないことはわかったけれど。
時計を見ると6時半。
起き上がってGoogleマップを見てみると、今いる村の名前は載ってなかったけれど、全然進んで無い事がわかった。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_02-1.png)
寝た時は動いたままのはずだったけど、程なくして停泊したようだ。
これなら予定通り朝パントーハを出ても良かったのでは??
外に出てみると素晴らしい景色が飛び込んで来た。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_01.jpg)
雄大なナポ川だ。
ここの所ずっと曇りか雨続きだったのにびっくりするくらいの快晴。
すっかり冷えてしまった身体だが、太陽の日差しを浴びていたら1分で暑くなる。
赤道直下だから相変わらず恐ろしい日差しだ。
1階にいる船員が持っているビニール袋には魚が入っていた。
我々のお昼ご飯だろうか?
魚は開かれた状態になっており、船員は1枚ずつ取り出しては手で何かを払っていた。
ウロコが何かだろうか?
とりあえず魚が食べられるならそれは嬉しい事件だ。
階段を降りて青年の元に行くと足元には払って落ちた何かが沢山落ちていた。
mosari、ウジ虫です。
え?マジ?
確かによく見るとウネウネと無数のウジ虫が動いている。
まさかと思って他の魚を見ると大量のウジ虫がわいていた。
え?これ私たち食べるの?流石にヤダよ。
んーでも揚げたら死んじゃうし食べれるんじゃん。
絶対に嫌っ。
青年は手で払うのを諦めたのか川に降りてジャブジャブ洗っていた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_04.jpg)
その後デッキの上に転がっていた人が踏んづけまくった木の板の上に置いて乾かしていた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_05.jpg)
いやぁマジで細かいこと気にしてたら生きてけないんだなぁ。
って、まだウジ虫いるし(;´∀`)
これは一体誰が食べる食べ物なのだろうか。
ハンモックエリアに戻ると夜中のうちに乗客が増えていた。
おじさんは大量のお菓子を持っていた。
どこかの街で売るのかと思っていたら段ボールに陳列し始めた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_06.jpg)
つまりこの船旅の乗客も買えるという事。
そうそう。
この船旅には特別ルールを設けている。
お小遣い制度
パントーハでは禁欲生活を続けていたので滞在費が1日3,000円以下で過ごせていた。
なので船に乗れたらお小遣い制度にしようと決めていた。
これまでは何を買うにも相手の同意が必要。
えー、だったら他の味がいい。
とか、
でも今日もお金使っちゃったし・・・
とか、
昨日も食べたでしょ!
とか、まぁなんだかんだ嗜好品を買うには何かしらハードルがあるのだ。
そこで導入してみたのがお小遣い制度だ。
これは決められた額を相手の同意無しに好きなように使えるというもの。
金額はなんと1人1日20ソル(820円)!!
この金額を自由に物売りや売店から買って使って良いのだ!
これはお菓子や飲み物もそうだし、船で出る以外の食事も含む。
この船は一応3食付きなのだが量が少なさそうなのである。
なのでプラタナチップスとか焼き鳥など食べたいものがあればそれもお小遣いの中で各自食べる事にした。
めちゃくちゃテンション上がるシステムだ。
なので後でスナック菓子も買っちゃうぞーぐへへ。
ブロロロロ!
エンジンがかかる音。
アマゾン川を目指して船が動き始めた。
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初めての船飯
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_03.jpg)
ハンモックエリアにはキッチンと売店、トイレが併設されている。
売店ではなんとWi-Fiのバウチャーが売っていた。
使ってないから速度はわからないが3時間で5ソル(205円)。
キッチンからは鶏を焼いた良い匂いが漂っている。
船員たちはガツガツと朝からボリューム感溢れる朝食を食べていた。
船員たちが食べ終わると乗客の番になった。
あなたたちタッパーは持ってる?
同じ旅行者のシルヴィアが奇妙な事を聞いてきた。
もちろん答えはNo。
なんでか尋ねると旅行者のご飯は各自持って来たタッパーに入れて配られるんだとか。
そんなシステムだなんて聞いて無いよ(;´∀`)
シルヴィアたちは少し大きめの1個持ってるから2人分を1つによそってもらう事にしたみたい。
マジか、どうするかね。
あ、mosariメスティンは?
確かにあれなら入るか。最悪それだね。
ちょっと小さいけどね。
まぁ無いよりはマシだろう。
そんな2人の会話を見ていたシルヴィアは、
ちょっと待ってね。
そう言って地元民のおじいちゃんに声をかけてくれ、なんと2つのタッパーを貸してくれるようにお願いしてくれた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_07.jpg)
シルヴィアあなたは神ですか?
貸してくれたおじいちゃんにお礼を伝えて我々も朝食をゲットする事ができた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_08.jpg)
何かの液体と小さなパン4個だった。
なるほど船員と旅行者は別メニューなのか。
多分オートミールみたいなやつかしら?
そうシルヴィアが教えてくれた。
スプーンも無いから飲むしか無い。
グビッと飲むと暖かいソレはふわっとシナモン香る甘みのあるミルクのようなものだった。
もしかすると粉ミルクのような粉末を溶かしたものかもしれない。
パンもラスクのようにパサパサのもの。
食べ応えは無いが貰えるだけマシだろう。
スプーンが無くても食べれるし。
というかシチュエーションが良いのでそれだけでご馳走になる。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_09.jpg)
ナポ川を見ながら飲むミルクのようなものは最高だった。
でも量が多くて腹がタプタプになった。
タッパーは水道があるので各自水で洗ってまた昼に再利用する。
なお、この水道水は川の水を引いてるようで、茶色に濁っているが細かい事は気にしてはいけない。
だってここはアマゾンだもの。
改めて明るくなったので我々のハンモックがある所はこんな感じ。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_10.jpg)
隣にはシルヴィア達の蚊帳付き高性能ハンモックがぶら下がっている。
アマゾンの村を歩こう
朝食を食べてまったりしていると船が進路を不自然に変えた。
どこかの村に停泊するのだろうと思って外を見ると立派な船が停まっていた。
Azu見てごらん。この間パントーハで見た政府の船がいるよ。
ありゃ追いついたね。
政府の船は3日ほど前に出発していたはずだがまだこんな所にいたのか。
船が接岸すると、
12時までこの村にいるみたいよ。
シルヴィアが教えてくれた。
マジでありがとう。
今の時間は8時半。
シルヴィアは時計を持っていない。
スマホもこの間盗まれてしまったそう(;´∀`)
今はまだ8時半だと伝えると、
3時間半も待たなきゃいけないけど、あなた達は9日も待ってたんだから大丈夫よ。
確かに・・・
我々の船VICHU号から降りて散策する事にした。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_11.jpg)
村には多くの露店が出ていた。
政府の船が来るからここぞとばかりに商店が開くってのはパントーハと同じようだ。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_13.jpg)
ぷらぷらとお店を除いて行く。
服やスピーカー、薬なんかが売られていた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_12.jpg)
CANABIS(カナビス)って大麻のこと。
アミーゴ!これを貼れば痛みがすっ飛ぶぞ!何枚いる?
いらないけど大麻ってこんな使い方もされるんだな。
大丈夫?助けが必要?
通りがかったシルヴィアが声をかけてくれた。
こちらがスペイン語喋れないのは伝えてあるからすごく気にして色々と教えてくれたり、助けてくれようとしてくれる。
ありがとう。
引き続き露店を物色していると、見覚えのある顔を見かけた。
パントーハの村でこの間まで露店を出していたおじさんだった。
Azuは早速お小遣い制度を使ってリンゴとミカンを買う事にしたみたいだ。
便乗してmosariもミカンを1個買った。
ああああ、気持ちいいい!
気にせずお金使えるって最高ぅぅぅう!
いつもならミカンも1個でいいんじゃ無い?とか言ってそうだもーーん!
全部1個1ソル(41円)
オヤツを手に入れたらとあるものが目についた。
・・・毛布である。
これがあれば夜の寒さもかなり軽減されるだろう。
恐らく残りの4泊ほどがかなり快適になる。
ただしデカいからイキトス着いたら捨てるだけのもの。
恐る恐る値段を聞いてみると40ソル(1,640円)。
た、高い。
正直欲しかったが捨てるのがわかっているのでハンモックのように必需品では無いので諦めた。
今夜はヒートテック着てみるか。
その後はアマゾンの村を散策してみた。
なーんにも無い村。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_15.jpg)
手漕ぎのボートがすごく似合う風景。
まっすぐな道を進んでいくと広い場所に出た。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_16.jpg)
いくつかの家と学校があった。
電柱があったからこの村にも電気は通ってるようだった。
学校以外に何も無さそうなので引き返す事にした。
あっという間に露店のあるエリアに戻って来た。
まだまだ時間はたっぷりある。
Azuこの後どうする?
え?船に戻るんでしょ?
もう少しぷらぷらしない?
どこを?
その辺。
そんなやり取りをして再びウロウロ。
すると政府の船の上から声をかけられた。
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海軍の船に乗ろう
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_17.jpg)
何処から来たんだい?
こんにちは。日本からだよ。
いつものやり取り。
ここまではスペイン語なんだけど、これ以上はなかなか難しい。
今回もスペイン語で色々聞かれたけどスペイン語は喋れないと伝えると英語に切り替えてくれた。
さすが政府の船だ。
ペルーは初めてか?
うん。
この後はどこ行くんだ?
イキトスまで行ったら飛行機でリマに行って、ワカチナとかマチュピチュ見に行くよ。
そうかそうか。ところでこの船が何してるか知ってるか?
ドクターとか銀行のサービスを提供してるんでしょ?パントーハで僕らもATM使ったよ。
よく知ってるな。じゃあこの船が海軍のものって知ってたかい?
うん、船の側面に書いてあるからね。
そんな他愛の無いやり取りをしていたら海軍ニキの後ろの扉が開いたのが見えた。
コッシーナ(台所)!
Azuがすかさず反応した。
そうだよ。ここでご飯を作ってるんだ。
これはまさか、行けるか?
とある事を閃いて質問してみた。
隣のお部屋は何ですか?
ここは海軍クルーの寝る部屋だよ。なんだ船に興味あるのか?良かったら見に来るか?
イエーーーース!!!
キタぁぁあ!
なんか優しい人だからワンチャン行けるかと思ったがマジでイケたあああ!
船の入口には行政サービスを受けるために並んだ人がいるが、割り込んで船に乗る。
当然スタッフが止めに来るがこちらは招待されている。
アミーゴ(友達)
そう言いながら上で待ってる海軍ニキを指差す。
すると素直に入れてくれた。
come!come!
促されるまま梯子を登って秘密のエリアに足を踏み入れる。
そしてドアを開けたらいきなり、
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_18.jpg)
ブリッジぃぃぃい!!!
いきなりテンション上がるやつうううう!エアコンも効いててめっちゃ涼しぃいいい!
これはGPSで、これはエンジン。こっちのディスプレイは地図を表示するんだ。
設備を色々と教えてくれる海軍ニキ。
他にもこのナポ川を含むアマゾン川周辺の川に対して8隻の船でこうした行政サービスを提供していることなどを教えてくれた。
俺たちは海軍で武器を持ってるけど戦うためじゃ無くて自国を守るためにある。そして俺たちはこうした様々な行政サービスを提供するのがミッションなんだ。
軍といっても色々あるんだな。
そしてこのナポ川にも海賊ならぬ川賊が出るらしい。
なので銃を持った人が周囲を警戒していた。
あ、そうだ。せっかくだから写真でも撮ったらどうだ?
何この人いい人すぎる。
せっかくなので一緒に写真を撮った。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_19.jpg)
距離が空いてるのは操縦桿を映したかったからだよ。
ちなみにこの写真は海軍ニキが人をわざわざ呼んで来て撮ってもらった。
ブリッジを抜けたら通路の脇にいくつかの部屋が並んでいた。
ここは俺の部屋だ。
そういって見せてくれた部屋は個室だった。
って言うか立派。
え?これってキャプテンルームでは?
そうだよ。
つまりあなたはこの船のキャプテンなんですか?
そうだよ。
キャプテェエエン!勝手に下にいるスタッフに友達とか言ってすいませんでしたあああ!
そう言って少し照れくさそうにこの船が自分のものである事を教えてくれた。
キャプテンに案内してもらうとかとんでもない事をしてもらってるぞこれ。
ここはドクターとか銀行スタッフなんかが泊まる部屋。
6人部屋だった。
医者もここでは3段ベットなのか。
ここはダイニングルーム。キャプテンと副キャプテンとドクターたちのスタッフがここで食べるんだ。テレビも映るぞ。
綺麗に整った快適そうなダイニングルームに1人の肖像画が飾られていた。
この人はペルー海軍の英雄なんだ。
そう誇らしげに言ったキャプテンからはこの人を尊敬している事が伝わってきた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_20.jpg)
このお方が英雄。
んでここが台所だ。この船の中で1番重要な部屋だ。
やっぱり食は大事だよね。
3人が一生懸命今日のご飯を作っていた。
こっちは海軍クルーが食べる部屋だ。
先ほどのダイニングルームと違ってシンプルに長テーブルと椅子が置いてあるだけ。
これをどうぞ。
先ほどキッチンで調理していた人がパンとレモネードを持って来てくれた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_21.jpg)
みんな優しい。
レモネードはスッキリとして美味しかった。
ここでも飲みながら色々と話した。
Azuの職業が元助産師だと伝えると、
この船でも2人出産したんだ。
なんとこの船にも産科医が乗ってるんだそう。
しかも驚く事にこの辺りのアマゾンに住む人は寝ながら産むのを拒むらしい。
立って出産するのが伝統的なスタイル。
だからこの船にもスタンディングスタイルに対応した部屋と設備があると写真を見せてくれた。
すげぇ所だなアマゾン(;´∀`)
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_23.jpg)
後は3階に上がって洗濯機や筋トレマシーンを見せてくれたり、今日のお昼の焼き豚を見せてくれた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_22.jpg)
めちゃくちゃ美味そう。
ここでも写真を撮ったらどうだ?川をバックと、旗をバックにも撮ろう!
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_24.jpg)
キャプテン良い人すぎるんだが。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_25.jpg)
見学を終えてブリッジに戻ってきた。
ちょっと待ってな。
そう言ってどこかへ行くキャプテン。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_26.jpg)
勝手に触る悪い大人。
ちなみに船の写真はアップしていいと許可をもらっているよ。
戻って来たキャプテンの手には帽子がひとつ。
これは俺たちの船の船員が身につけてる帽子だ。ひとつしか無くて申し訳無いけど君たちにプレゼントしたい。
そう言って大事な備品を我々にくれた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_27.jpg)
めちゃくちゃ嬉しいんですけど(∩´∀`)∩
その後Instagramを交換してお別れをした。
本当に貴重な体験と楽しい時間をありがとうございました!
Azuも帽子をもらえて嬉しそうだ。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_28.jpg)
ハンモックの船で食べる昼食
11時ごろに船に戻ると船員が何やら柵のようなものを作っていた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_29.jpg)
何が乗ってくるのか楽しみにしていたけど作るだけで何も乗ってこなかったのでシャワーを浴びる事にした。
昼間は暑いので水シャワーでも問題無し。
シャワーはトイレにあった。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_33.jpg)
こういう所のトイレは99%汚いものだが、ここはそうでも無い。
いや、写真は汚そうに見えるけれど、こういう場所のトイレは大抵地獄のような汚さであることが多い。
それと比べるとこれはかなり綺麗だ。
使ってみるとその理由がわかった。
シャワーの水圧が単純に強い。
豊富な川の水を使っているのだろう。
勢いよく天井に着いた水道から水が飛び散る。
そのせいで便器や床が綺麗に流されるのだw
なので誰かがシャワーを浴びた後はわりかし綺麗なのである。
手抜いを出すのを忘れたので濡れたまま服を着たが暑いのですぐに乾いてしまった。
ちなみにトイレとシャワーの水は川の水なので茶色い。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_34.jpg)
こんな感じ。
水は茶色いけど、便器は綺麗でしょ?
ちなみに便座は無いので中腰です。
ハンモックエリアに戻ると船代の支払いがあった。
パントーハからイキトスまで1人130ソル(5,330円)。
5日か6日かかるので1日3食付いていて1日1,000円ほどと格安。
まぁ食事は気持ち程度だけど。
支払うと何かチケットを2枚くれた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_30.jpg)
何を説明してるか全くわからなかったがシルヴィアが颯爽と翻訳してくれた。
1枚は初回キッチンスタッフに渡す。
もう1枚は毎回渡してサインしてもらったら受け取る。
そんな仕組みのようだった。
とりあえず無くさないようにしなければ。
その後は晴れてるうちに洗濯をする事にした。
シャワールームへ向かおうとすると新たに先ほど乗って来たおじいさんに声をかけられた。
まずは飯をもらうんだ。時間が決まってるからな。洗濯は後だ。
なるほど、なるほど。
こうして初の昼食。
タッパーとチケットを持ってキッチンに並ぶ。
チケットは1枚渡して、1枚は受け取ったサインをして返してもらった。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_31.jpg)
パスタに米(下に隠れている)にチキン。
いつもの炭水化物セットだった。
味はともかく量がすごい。
箸しか持ってないのでそれで食べてたら現地の方たちがすごい興味を持っていた。
見ろよ、あれで挟んで食べるんだってよ!
そうか、アマゾンには箸すら存在しないんだな。
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アイツらが乗って来た
食後も船は多くの村を経由しながらゆーーーっくり進んでいく。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_37.jpg)
気持ちが良い。
いつまでだってこのアマゾンの景色を見ていられる。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_35.jpg)
途中でこんなところに家があるの?と言うようなところで建築資材を放り投げるところを見ていたらおばちゃんがスイカをくれた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_36.jpg)
アマゾンでは有機物は全て自然に返す。
ガブっといったら種は全て川に吐き捨てる。
子供の夏休みに戻ったような気分で最高だった。
村に到着するとデッキに出て様子を見学する。
この村では荷物はほとんど降ろさずに船員が何人か降りて行った。
しばらくすると、
プギー!プギー!
プキョエエエエ!
とんでもない声が鳴り響いた。
これはパントーハの村でも似たような声を聞いた。
この声の主は、
・・・
・・
・
豚である。
先ほど柵を作っていたから何事かと思っていたが豚が1匹船に乗せられて来た。
激しく抵抗するもんだから蹴られたり引っ叩かられたり、引きづられたり、船の上に放り投げられたりとなかなかに激しい扱いだった。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_39.jpg)
足を持って引きづられる豚。
その度に豚は悲痛な叫びをあげた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_40.jpg)
柵に引き込まれる豚。
自分の終わりを察したのだろうか、柵の中で豚は目を閉じで涙を流していた。
次の村では鶏も8羽乗って来た。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_41.jpg)
シルヴィアいわくこの鳥は食用としてこの船で食べるらしい。
さっきの豚はイキトスまで運ばれるみたいだった。
おやつタイム
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_38.jpg)
15時になったのでおやつを食べる事にした。
お小遣いシステムなので自由に買い物ができる。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_42.jpg)
- ローカルコーラ(350ml):2ソル(82円)
- スナック:2ソル(82円)
- アイス:1ソル(41円)
雄大なアマゾンを見ながら食べるおやつは格別だ。
船の中なのにそんなに高く無いのもありがたい。
パントーハの村と同じ値段だった。(もちろんアマゾン価格で市場価格よりは高い)
1日の終わり
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_43.jpg)
17時半に船はとある村に停泊した。
シルヴィアが今日はこの村で一晩過ごすと教えてくれた。
少し大きな村だから夕飯が必要なら食べてくるといいわ。夕食は朝みたいなやつだから。
そうなのか。
じゃあ散策を兼ねて村へ夕飯を調達しに行こう。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_45.jpg)
が、家はあれどもお店が見当たらない。
そうしてるうちにまた川辺に戻って来てしまった。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_44.jpg)
mosariよ、これは無さそうだね。
今日の夕飯は船飯だけで我慢しますか。
船に戻ってくるとちょうど日が沈むところだった。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_46.jpg)
パントーハの村は立地的に夕日の方が森に遮られて見えなかった。
天気もずっと悪かったので初めてちゃんとしたアマゾンの夕日だ。
1日が終わる。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_47.jpg)
夕飯は朝と同じようなメニューだが、味がミロみたいなココア味になっていた。
![夫婦 世界一周 ペルー アマゾン ハンモック船 イキトス パントーハ](https://xn--jal-2j4be6qrb8jqas9n.jp/wp-content/uploads/2024/06/rtw-day416_48.jpg)
燃えるようなアマゾンを見ながら寂しい夕食を食べた。
ご飯はともかく景色は最高だ。
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夜はやる事も無いので適当に星を見たりおしゃべりしたり、ブログの下書きを書いたりして過ごした。
22時になると電気が消灯したので我々も寝る事にした。
明日もアマゾンの楽しい時間が続くはずがまさかの事態が起きてしまうのであった。
それでは!