【世界一周433日目】2024.6.18 クスコ
気温：1度〜16度
歩数：9,227歩
1ソル＝41円
今日の予定
- クスコからラパスの夜行バスに乗る
Twitterでブログの更新やリアルタイムに何か呟いてたりします。
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標高が高い街に来ると・・
朝8時に起きる。
・・・なんか頭が痛いよ。
・・・わかる。
Azuも体調が変らしい。
昨日の夜なんか熱っぽい感じがして体温を測ると平熱だった。
気にせず寝たけど朝になってもなんだか頭が軽くジンジンする。
頭痛とは違う感じ。
念の為持っていた高山病の予防薬を飲むことにした。
昨日は夜遅くにクスコに戻ってきたので朝食もないんだけど、チェックアウトが10時と早いのでそのまま部屋に篭ることにした。
なんせ昨日はブログが書けてないもんで。
そんなわけでギリギリまでブログを書いてチェックアウトした。
お世話になったのはSK Hostelさん。
マチュピチュに行く前にもお世話になっているので宿については詳しくはそちらを。
クスコで両替
実は財布の中身が6ソル（246円）しかない。
今日の夜に夜行バスに乗るので1日分の滞在費だけキャッシングするのもなぁ・・・
ということで両替することにした。
・・・ボリビアーノから。
ボリビアの通貨。
我々は4ヶ月前にボリビアに滞在していたのでその余りがある。
例のチリのアカタマに抜けるツアーを当日ドタキャンされて返金されたボリである。
もう一度ボリビアに戻ってくる予定があるからまぁいいかと思っていたが、アマゾンが長引いたのでラパスには到着してそのまま当日のフライトでコロンビアへ向かう。
なのでボリを持っていてもほとんど使い道が無い。
なのでボリからソルに両替しようというわけ。
どうやらクスコでの両替はエル・ソル通りが有名らしいのでそこに向かうことにした。
多くのツアー会社などが集める中心地であるアルマス広場のすぐ近く。
着いてみると多くの両替所が建ち並んでいた。
黄色の看板に黒い文字で「Money Exchange」と書かれた看板全部両替所。
まずは一番近くにあった店にレートを聞いてみる。
ちなみに今日の公定レートは１ボリビアーノ＝0.54ソルだ。
オラ！ボリビアーノからソルに両替したいよ。
OK、レートはこれだ。
そう言って電卓を叩いて見せてくれた。
画面に映っていたのはなんと、
・・・
・・
・
0.38ソル！！
悪すぎっ！！
どれくらい悪いかというと、仮に100ソル必要だとすると、
- 公定レート：184ボリ
- 両替レート：263ボリ
となる。
公定レートよりも約80ボリ多く必要。
80ボリって今のレートだと・・・
1,825円 笑
手数料高すぎ(；´∀｀)
そんな訳で目についた両替所全てにレートを聞くローラー作戦を実行することにした。
えぇ、もうどこもこんなもんだよ・・・
Azuはうんざりしているが、少しでも手数料は抑えたい。
今日は時間もあるし。
20箇所くらいに聞いてみるが、9割が0.38、たまに0.37や0.4。
そして最終的に最も良かったレートの場所で両替した。
こちらのレートは「0.42」。
これでも高いがこの通りの中では最も良かったのだからもう仕方ない。
でも多く両替するのも勿体無いと思い、ギリギリを狙って60ソル分にすることにした。
オラ！60ソルが欲しいよ。いくらボリビアーノ？
144ボリだ。
コインもあったのでそれを出したらコインはダメだと言われてしまった。
仕方ないので150ボリ分のお札を出した。
そうして64ボリが手に入った。
公定レートだと118ボリでいいところ、150ボリ払っているので差は32ボリ。
732円が手数料となった。
くそう。
キャッシングした方が安いんだけど、ボリを余らせてもいけないというジレンマ。
これもひとえにドタキャンしたあのツアー会社のせいだ。
許すまじ。
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セビーチェとお茶と再会
現金が手に入ったのでようやく食事が食べられる。
アルマス広場に戻ってきたらすごい人混みだった。
インティライミのお祭りだ。
実際はもう少し後らしいんだけど、すでに盛り上がりまくっていた。
インティライミってインカ帝国の宗教的儀式で、インティ神に感謝し、国の安泰を願うお祭りのことで、このクスコがこの辺で最大規模らしい。
昨日出会ったRyuさんとAyaさんもクスコでインティライミを待つと言っていた。
自分たちの踊りの番を待つお爺さんグループ。
かっこよすぎん？
こちらは若い女性グループ。
衣装が可愛い。
広場前のメインストリートでは多くのグループが可愛らしく、元気に楽しく踊りながら行進していた。
それにしても凄まじい人だ。
とても立ち止まれる感じじゃないし、我々は飯を食べるのが先だ。
可愛いアルパカの子供達を見ながら坂を登っていく。
一緒に写真が撮れるけどもちろん金がかかる。
たぶん10ソル（410円）くらい？
そんなわけでやって来ました「Mercado “San Blas”」
ここは昨日一緒にスタンドバイミーを歩いたRyuさんとAyaさんに教えてもらった。
ここで12ソル（492円）でセビーチェが食べられると聞いたのだ。
早速中に入る。
こじんまりとしていてそこまで混雑してもいない。
観光客と地元っぽい人たちが入り混じってる感じ。
そして一つのセビーチェ屋さんを発見。
お2人におすすめしてもらったJanetさんだ。
セビーチェ、味見してごらん。こっちのカラマリフリットも。
いきなりイケメンが味見させくれた。
・・・うまい！
山の中のセビーチェはちょっと不安だったが臭みも無く美味しい。
ここに決まりだ。
セビーチェとしては左から
- ペスカード（魚）：12ソル（492円）
- ミックス（イカが追加）：15ソル（615円）
- トルチャ（マス）：20ソル（820円）
といったラインナップ。
我々はペスカードを二つ注文。
セビーチェだけで無く、先ほど味見させてもらったイカのフリットにさつまいものような芋の素揚げ、チャーハンなどが付いて来た。
おいしぃ〜！！最後にもう一回食べれてうれしぃいい〜
Azu、大満足。
さらにスープまで付いて来た。
セビーチェのタレに魚介の出汁を足したようなさっぱりとした美味しいスープだった。
これで1人12ソルは嬉しいな。
クスコでセビーチェが食べたくなったらおすすめです。
食後は市場の中をフラフラ。
なんか急に寒くなってしまったので珍しく2人でお茶でもしようかという話になった。
こちらのお店がお茶が安かった。
頼んだのは右がMaca con Leche、いわゆるマカである。
これってマカ？って聞いたらおばちゃんがマッスルポーズをしてくれたので、やはり滋養強壮に良いのだろう。
あまりに可愛い仕草だったので頼むことにした。
味は甘く無いミロのような味。
最初は変な味だと思ったけど、慣れればまぁ普通に飲めた。
左はQuinua con Manzana、キヌア入りのホットアップルドリンク。
ほのかに甘くてしかもシナモン入り。
これは大当たり。
- マカが3.5ソル（144円）
- キヌアが1.5ソル（62円）
マジでクスコに滞在してたらこのキヌアドリンクを毎日飲みに来てるところだ。
これくらいの値段だと気軽に飲めて大変よろしい。
中央アジアのお茶文化を思い出した。
一昨日マチュピチュで飲んだカフェラテは1杯10ソル（410円）やもんなぁ。
お店は綺麗だったけどね。
そんな訳で2人で美味しくお茶を楽しんだ。
Azu、せっかくメニューの内容もなんとなくわかるようになって来たのにもうすぐスペイン語圏とお別れだよ。
ボリビア来たの4ヶ月前、中米も合わせれば5ヶ月だね。来て良かったね。すごく楽しかった。
2人で中南米旅を振り返った。
中南米は危険だからとスキップする旅人や、時間が無く駆け足で回る旅人も多い。
我々も中南米で5ヶ月いたけど全然足らなかった。
また来たいけどやっぱり日本からだとめちゃくちゃ遠い。
次はいつ来れるか・・・
っていうか寒暖差と標高のせいで体調崩しがちなので歳取ってから来たく無いな(；´∀｀)
お茶を飲み終わったら再び市場を散策。
Azuはお土産にチョコが欲しいと言い出した。
どうやらクスコはチョコとコーヒーの産地らしい。
良さげな板チョコが10ソル（410円）、コーヒーの豆が30ソル（1,230円）。
ちょっと高い。
Azuはすごく悩んでいたけど、いったんスーパーをチェックしてみることにした。
市場の出口に向かって歩いているとAzuが突然叫んだ。
あーーーっ！！
何事かと思って視線の先を見るとなんとそこには、昨日一緒にスタンドバイミーを歩き、この市場を教えてくれたRyuさんとAyaさんの姿が。
いや、確かに教えてもらったから2人がいても全然不思議じゃ無いけど再開できて嬉しかった。
ハグして再開を祝った。
と、言っても我々はもう食事を食べてしまったし、彼らは食事を取りに来たところ。
軽く立ち話をしてお別れをした。
たった少しの時間だけど再会できると嬉しいね。
スーパーへ
食後はスーパーへ向かった。
Plaza Veaという大型スーパー。
早速チョココーナーをチェック。
が、残念ながらお目当てのクスコ産のチョコは売っていなかった。
コーヒーは発見したので挽かれた状態の豆を買うことにした。
この後ヨーロッパで人に会うので一緒に飲むつもりだ。
腹も減っていたので揚げたチキンを買って食べることにした。
チキン2本とポテトフライで10.9ソル（447円）。
こういうすぐ食べられるお惣菜が売ってるなんてクスコやるやん。
外に出るとまさかの雨。
仕方ないのでスーパーの入口のカート置き場の隅で立ち食いすることにした。
Azuは絶対嫌がるかと思ったらまさかのOK。
Azuも強くなったものです。
ほんのり温かくてチキンは味がしっかりして美味しかった。
ポテトは少ししんなりしてしまっていた。
腹ごなしが済むとちょうど雨も止んでいた。
しかし乾季というのに雨振りまくりだな・・・
そういえば宿の近くにチョコレート屋さんがあった気がする。
Azuは食べ物に関する記憶力が抜群によい。
宿にもどりがてら寄ってみることにした。
・・・なんかお腹痛い。
Azuの体調に変化が。
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異変
朝からちょっと頭が痛かったのだが、今度はAzuがお腹が痛いと言い出した。
いったん宿に戻ってトイレに駆け込むAzu。
・・・水でしたぁ〜
朝は問題無かったらしいのだが、ここに来て腹をやられてしまったらしい。
屋台飯は食べまくっているのでいつなってもおかしく無いといえばおかしく無いのだがまさかこのタイミングとは・・・
だってこの後夜行バスがあるし、その後も深夜のフライトと2日連続宿無しの移動が続く。
一番過酷なタイミングで腹をやられてしまうとは最悪だ。
今は15時過ぎだがバスは22時発なので時間はまだまだある。
少し宿で休憩。
17時半に日が暮れてしまうので17時に宿を出れば良い。
それまでに落ち着くと良いのだが・・・
Azuはソファで寝てしまったので、共有スペースにいたブラジル人と話をしたり、
教育番組がやっていたのでスペイン語を勉強したりした。
・・・
・・
・
17時になってAzuの様子をチェック。
・・・全然ダメです・・・
相変わらず水のようだ。
本当なら明るいうちにバスターミナルまで歩いて行って22時まで待つつもりだったけど、予定変更。
20時過ぎまで共有スペースにいさせてもらってUberで移動しよう。
ここならトイレが使いたい放題だけど、ターミナルじゃ毎回金がかかるので精神的にも辛いだろう。
寒いかもしれないし。
そんな訳で20時過ぎまで共有スペースにいることにした。
頭も痛い、なんか暑い気がするよ・・・
Azuの体調が心配だ。
熱を測ったら平熱だったので一安心。
mosariも頭がちょっとジンジンするので高山病だろうと思いつつ測ってみる。
・・・37.2度
え、ちょっとあるやん。
うそ、この後過酷な移動が待ってるんですけど・・・
2人して体調崩してしまったとは・・・
やっぱり寒暖差がきつすぎるんだよ〜(；´∀｀)
うぅ・・・
熱があると思ったらとたんに具合が悪くなって来た。
くそっ、測るんじゃ無かった。
マジで夜行バス怖いし、ラパスは標高高いからもっと寒いし、明日は空港泊だし、どどどどどうしよう。
悪化しませんように。
ぎりぎりまで休憩して20時15分ごろに宿を出てUberを呼んでバスターミナルへ向かう。
Uberはすぐに捕まりバスターミナルへ。
車窓から見えるクスコの街並み。
ポンチョを来た現地民、買ったばかりと思われるアルパカ製品を身につけている浮かれた観光客、そして多くの屋台に露店。
いい街だ。
でもゆっくりするならもっと田舎の方が楽しそうだな。
15分でターミナルに到着。
場所はここ。
市内からも歩いて30分の距離だ。
Azuが夕飯を食べられる状態じゃないため、ソルが少し余ってしまいそうなので現金で支払うことにした。
8.9ソルだったのでチップ込みで10ソル札を渡した。
ターミナルに到着したらまずは利用する会社のカウンターへ。
お前らこれは登録してるか？
そう言ってチケットの裏にあるQRコードを指差して来た。
え？なになに？mosariどういう事？
多分税関申請かな？
あーチリの時にやったやつか。
そうそう。
おっちゃんここWi-Fiある？
そう、我々はsimを持っていないのでWi-Fiが無いと申請できないのだ。
ターミナルまではUberを使っているがあれは宿のWi-Fiを使って配車したのである。
おう、Wi-Fiあるぞ！
よかった。
Wi-Fiに繋がせてもらって無事に申請完了。
やっぱり税関申請だった。
名前とかパスポート番号を入れて、免税範囲を超えたタバコやアルコール類などの持ち込みがあるかのチェック。
なお、登録にはバスのナンバープレートの番号が必要なので当日じゃ無いと申請不可。
登録自体は5分で可能。
完了したらQRコードが表示されるのでスクショしておけばOK。
国境で使うはず。
荷物も預かってくれたので夕飯の調達。
バスターミナルの表側に商店や食堂があった。
商店で売っているハンバーガーは4ソル（164円）か5ソル（205円）。
食堂も高いだろうなぁと思いつつも一応値段を聞いてみるとスープ付きで8ソル（328円）だった。
Azuもスープだけ食べることにした。
スープだけだと4ソルとちょっと高め。
スープはポテトがフライドポテトだった。
たまにあるけど普通のじゃがいもの方が絶対美味しい。
でも味自体は優しい味でAzuもちゃんと飲めていた。
メインは何故かパスタの上に牛肉が乗ってるやつにした。
パスタはニンニク強めのジェノベーゼみたいな味。
牛はまぁそこそこ。
野菜が一切入って無かったのが残念。
隣のおっさんが食べてたEstofado de polloがめちゃくちゃ美味しそうだった。
そういえばどこで食べても煮込んだ肉はほろほろでめちゃくちゃ美味しかった。
ペルーに来ることがあれば煮込み系がおすすめです。
Estofadoがスペイン語でシチューみたいな意味なのでこの文字を見つけたら高確率で当たりだ。
お支払いをして外に出ると、
アミーゴ！
振り返ると若い店員さんがボトルを持っていた。
あぶねっ、ボトル忘れるところだった・・・
このボトルはすでに3代目なのだ(；´∀｀)
Azuは初代を今も使い続けている。
さすがだ。
食後はターミナルの中で座って待つ。
人も多く荷物に注意さえすれば危険な感じは無い。
バス会社のWi-Fiも繋がせてもらってるので快適だ。
最後にトイレで歯を磨いて搭乗だ。
なお、トイレは有料で1ソル（41円）。
荷物を回収してゲートに向かうと、
ペルーペルーマチュピチュマチュピチュ TAX。
なんかスタッフのおばちゃんに捕まった。
タックスという言葉が聞こえたので施設利用料的なやつを払って感じだろうか。
どこで？
あっち。
そんな訳で逆走して中央にある小さなカウンターで1人1.5ソル（63円）を支払うと、搭乗券にシールが貼られた。
必要なら払うけどちゃんと案内してくれよ(；´∀｀)
バス会社のカウンターでも何にも言われんかったぞ。
って言うか施設利用料取るならトイレくらいタダで使わせろぅ！
Azuのご指摘もごもっとも。
さて、我らのバスはっと。
なんかボロいね。
うわーボロいなぁ。あっちがいいな。
お隣のバスは2階建てで見るからに綺麗。
いいなぁ。
まぁ仕方ないので荷物を預けて乗り込む。
クスコ→ラパス
90ソル（3,690円） 14時間30分 Trans Salvador社
明るくなってから撮影
座席は2-1配列。
Wi-Fi無し、USBの電源あり。
さらに160度くらい倒れるやつだった。
広くて嬉しいがmosariはこのタイプの座席が苦手。
足を伸ばす先に板があって足をそれ以上先に伸ばせなくなっている。
180cm以上あるので足が伸びきらずにいつも踏ん張ってる感じになって起きると膝が痛くなるんだよなぁ。
バスは予定通り22時に出発。
車内の電気も消えてるし前の人も速攻フルリクライニング。
こうなったら我々も寝るしか無い。
2人とも熱っぽい感じがしていたのですぐに眠れた。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック！
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
明日はラパス到着からの空港泊と言うか深夜のフライト。
かなりキツい移動になるはず。
それでは！
