【世界一周432日目】2024.6.17 アグアス カリエンテス 〜 クスコ
気温:12度〜24度
歩数:19,399歩
1ソル=41円
今日の予定
- マチュピチュからクスコにスタンドバイミールートで戻ります。
Twitterでブログの更新やリアルタイムに何か呟いてたりします。
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クスコへ戻る日
朝7時に目を覚ます。
今日はクスコに戻る日だ。
行きと同じスタンドバイミーを使ったルート。
往路に使った図の徒歩(スタンドバイミー)とバンを組み合わせて戻る。
14時に水力発電所を出発するバンを予約済み。
この宿のチェックアウト時間は9時半なのでそこから歩けば問題無く辿り着けるはずだ。
まずは朝食。
いつものパンとバナナセット。
夜にもらって少しぬるくなったがお湯もがあるので紅茶も。
食べ終わったらホストにポットとドンブリを返却した。
おかげで暖かい紅茶は飲めるわ、ヌードルで節約できるわでだいぶ助かった。
ありがとうございました。
続いてはこの後向かうコロンビアのメデジンの宿を予約した。
この後半戦の旅で最後の宿の予約だった。
これで残りの宿はヨーロッパ含めて全て予約したことになる。
今回はAzuがメデジンのバスターミナルの場所や市内の移動方法を調べておいてくれたのでどの地域に宿を取るのが良いか簡単に目星がつけられたので助かった。(現地に着いてからめちゃくちゃ治安の悪いエリアだったことが判明したけど 笑)
苦手な調べ物をしてくれてありがとうAzu。
もう日本への帰国が迫っていると思うと寂しくなる。
多分この後も少しだけ旅を延長するつもりだけれどその予定もちゃんと考えないとな。
最後に万が一バンが遅れた時のためにe SIMを1日200MB(0.99ドル)で契約。
クスコの宿が22時半までにチェックインしないと行けない宿だから、遅れそうなら連絡しないと宿無しになってしまうのだ。
こんな時でもサッと必要な時にe SIMが使えるGlobal YOはなかなか便利だ。
荷物を整理して9時半にチェックアウトした。
アグアス カリエンテスでお世話になった宿
さてチェックアウトしたのでマチュピチュでお世話になった宿のご紹介。
- 施設名:Quipu Hostal
- 住所:Calle Yahuar Huacac 208, マチュピチュ, ペルー
- チェックイン時間: 12:00
- チェックアウト時間: 〜9:30
- 部屋タイプ:ダブルルーム
- エアコン:無し
- 1泊:94.91ソル(3,892円)
チェックイン時に5泊分の474.55ソル(19,457円)をカードで支払った。
Booking.comだと現金のみの宿となっていたがカードが使えたし、手数料を取られる事もなかった。
ただしペルー国民のみ支払う必要のあるVAT(18%の税金)を請求されそうになったので注意。
指摘したらすぐに税抜の金額に直してくれた。
立地は少し坂の上にあるがマチュピチュのチケットセンターやバス乗り場まで5分もかからず行けるので便利な立地だ。
キッチンは無いがホストにヌードルが食べたいからお湯が欲しいとお願いしたら保温ポットにお湯を入れてくれた。
しかもドンブリとマグカップのおまけ付き。
おかげでマジで助かった。
他のスタッフにも引き継ぎしておいてくれたのでスタッフに会うとお湯をいるかどうか向こうから聞いてくれたほどだ。
さらに頼んでも無いのに4日目にバスタオルを交換してくれた。
こんなの初めてだ。
このサービス精神のおかげで快適に過ごすことができた。
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水回り
部屋にシャワー兼トイレがあった。
お湯が曲者でしばらくするとお湯がちゃんと出るのだが、しばらくするとまた水になってしまう。
これではシャワーがキツいと思っていたが攻略法を発見。
コツは全開でひねってお湯が出たら暖かいお湯が出てるうちに一度止める。
15秒くらい待ったらシャワーを浴びる、以後は同じく暖かいうちに止める、浴びるを繰り返せばOKだった。
ようは出しっぱなしがNGということ。
それさえ理解すれば暖かいお湯でシャワーを浴びることができた。
バスタオルは1枚ずつ貸してくれたし、4日目に言わずとも交換してくれた。
部屋回り
ダブルベッドにサイドテーブルにテレビがあった。
リネン類は清潔で、毛布もしっかりしていて夜も暖かかった。
マットレスも固めで寝やすい。
湿度が高く部屋干しだと洗濯物が全く乾かないのだが、窓を開けて窓際のカーテンレールに洗濯物をかければ日中に乾いてくれた。
Wi-Fiはゆっくり&よく止まる。
使えないというほどではないが動画のアップロードはかなり時間がかかると思った方が良い。
ブログの更新や調べ物ならなんとか・・・
総じてホストの親切心込みで良宿と言ったところ。
お湯ポットとドンブリ(マグカップ)は本当に偉大だった。
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スタンドバイミー
宿を出たらクスコ行きのバンが待ってる水力発電所まで通称スタンドバイミールートを歩いていく。
行きは休憩時間を除いて3時間かかった。
荷物の重さもあってかなりキツかった。
また同じルートを戻るのかとAzuも憂鬱になっている。
Azuの荷物を少しだけ持ったけど根本的な重さはそこまで変わらないだろう。
頑張れAzu!
意を決して村の外れに向かって歩き始める。
今が9時半なので休憩&昼飯時間を考慮して4時間はかかるはず。
13時半に水力発電所に到着する予定だ。
最後に5泊したアグアス カリエンテスの村を少しだけ眺めた。
ボオオオオ!
ペルーレイルが到着したようだった。
この乗客たちは明日マチュピチュに向かうんだろうな。
楽しんで!
最後に立派な像の写真を撮って村を去ろうとしたら3人組の姿が目に入った。
日本人っぽいなぁと見てたら、
こんにちは、日本人の方ですか?
屈強そうなバックパックを背負った男性に声をかけられた。
えー!今ここで日本人トークしてるんです!
一緒にいた元気いっぱいの女性は日本人に会えて嬉しいのか大歓迎と言った様子。
聞けばカップル旅人のRYUさんと、AYAさん。
そしてこの村でおむすび屋さんオープンの手伝いをしに来たMIKIさんの3人組だった。
3人は元々クスコで出会ったそうだがこの村でも再会して話に花を咲かせていたところだったそうだ。
ってかこの村におむすび屋さんが出来るなんて今後マチュピチュに来る旅人はラッキーだな。
オープンする仕掛け人は旅人なら知ってるであろう有名な人だった。
我々が長期で旅をしてると伝えると、
えー!ブログとかやってないですか?あ、今時はブログじゃ無いか。
なんてMIKIさんが聞いて来た。
僭越ながら本ブログを紹介させていただいた。
今時ブログをやってるんですよこちとら(;´∀`)しかも毎日
そして訳もわからずおむすびカチューシャを付けられて元気いっぱいのMikiさんと一緒に記念撮影。
元気すぎるお姉さんだった。
「OMUSUBIで地球をむすぶ!」をコンセプトにおむすびを一緒にむすんだり、「おむすび」の意味を伝えながら旅してるんだそう。
ちなみに「おにぎり」ではなく「おむすび」だそう。
結ぶって意味が入っていた方が素敵でしょ。と。
なるほど確かに。
30分くらい立ち話をしてお別れ。
RYUさんとAYAさんはこの後同じくスタンドバイミールートで帰るということなので一緒に行くことになった。
だがどう見ても屈強なRYUさんのペースに着いていける気がしない(;´∀`)
まぁ辛くなったら先に行ってもらうことにしよう。
そんな訳で急遽4人で水力発電所を目指すことになった。
同じ旅人同士なので旅の話は尽きない。
かの有名なスタンドバイミールートを旅人同士で歩く。
最高のシチュエーションだった。
RYUさんは旅のプロって感じ、MIKIさんは海外留学経験はあるけど旅らしい旅は今回が初めてらしく、2人の旅レベルの差で色々とあったって話が面白かった。
いきなりハードすぎる旅の仕方なんですよおお!
でも2人ともやっぱり英語がバッチリなのであった。ぐぬぬ。
そしてRYUさんの逞しさがすごかった。
我々も滞在費節約のためにヌードルなどちょっとだけ食料を持って来たが、RYUさんは食料に加えて7Lの水やビールを持ってこの道を歩いたらしい。
し、信じられん(;´∀`)
我々が興味を持っているカミーノ巡礼も経験ずみ。
マジでカッコいい旅人だった。
そのRYUさんに喰らいつくMIKIさんと、それに合わせようとしているRYUさんとの関係性がなんだか面白くて素敵なカップルだなぁなんて思いながら歩いた。
そして気がつくと大きな橋が見えた。
この橋が見えるということはもうすぐゴールだ。
あれ?
不思議だった。
まだ、一度も休憩していないし、全然疲れていない。
2人のパワーを分けてもらったのか、楽しく話をしていたらあっという間に到着してしまった。
3時間かかって歩いたルートを帰りは2時間15分で歩いてしまった。
それだけ楽しい時間だったって事だ。
良い出会いに感謝だ。
水力発電所の手前に食堂がいくつかあるので昼飯。
まずはスープ。
もう腹ペコなので歩いた後の身体に染み渡る。
メインはSeco CorderoとTrucha Frita。
どちらも美味しかった。
スープ付きで10ソル(410円)。
水2.5Lが7ソル(287円)。
水力発電所にやってくるとツアー会社のスタッフみたいな兄ちゃんが名前を聞いて来た。
どうやら集合場所がどちらか教えてくれるようだった。
RYUさんとAYAさんはここから出発。
我々は行き同様に1km先にあるレストランだった。
また世界のどこかで会いましょう。
そう言ってハグをしてお別れをした。
20分ほどおかわりで歩いて無事にレストランに到着。
ここでもスタッフがいたので名前を伝えたらチェックイン完了。
14時まで待てばいいらしい。
30分ほど待ちながら1ソルのトイレを済ませてバンに乗り込んだ。
クスコへ
バンは山道を走り続ける。
行きも見たけどすぐにとんでもない道を走ることになった。
すぐ脇が崖なのにガードレールが無かったり、そんな細い道で対向車とすれ違ったり、片側が土砂崩れで通れなくなってたり。
こりゃ普通は電車を使う訳だ。
節約志向のバックパッカーはこのスタンドバイミールート+バンで10時間くらいかけて向かうけど、普通の旅行者はペルーレイルという電車を使って3時間で到着できる。
でもこんな過酷な道を走り続け、徒歩で歩いてこそマチュピチュという遺跡がどれほどの山奥にあるのかがわかる。
マチュピチュには修道女が住んでいたそうなのでやはり人里離れて修行に没頭していたのだろう。
そういう意味ではギリシャのメテオラにある天空の修道院と同じだ。
人は信仰を深める時、俗世から離れて神(信仰対象)との対話を好むものなのである。
バンは2時間ほど走って最初のトイレ休憩。
トイレは1ソル。
ハンバーガーが7ソル〜。
他にもチップスや飲み物などが販売されている。
標高があがり小雨が降っているので寒い。
たまらず長袖を着た。
水着みたいな格好で来てるお姉ちゃんたちは震えてるいた。
歩いている時はそれでいいけど、そんな格好でクスコに夜着くんだから凍えるぞ。
気温一桁台ですよ。
ここでは休憩所のおばちゃんがバンを洗車していた。
ただ水で流すだけじゃなくてちゃんと洗剤を付けてブラシで擦っていた。
多分洗車サービスを提供する代わりに、ツアー客をこの何も無いアンデス山脈の山奥の休憩所に連れて来てもらうWIN-WINの関係なんだろうな。
洗車が終わると出発。
ちょうど入れ違いでやって来たバンの中からRYUさんとAYAさんが降りて来るのが見えた。
レストラン組の方が早くクスコに着けるのかもしれない。
この休憩所に来るまではちょっと寝つつもブログの下書きを書いていた。
でもやはり標高が上がって来ると気持ち悪くなって来る。
ここから先は寝るしか無さそうだ。
さらに2時間半ほど走ったらオリャンタイタンボの村の前を通った。
ペルーレイルも見えた。
本当はこの村にも滞在したかった。
観光地化されたマチュピチュと異なり、ペルーの良き田舎が待っているそうなのだ。
本当は予定に組み込んでいたんだけど、アマゾンに行くことにしたのでペルーの多くを諦めた。
なんせ2週間以上アマゾンにいたからね。
でもアマゾンを選んで後悔は全くしていない。
あんなエキサイティングでワクワクする体験はそうそう出来るもんじゃ無い。
アマゾン編は2週間あるのでとりあえず一番最初の記事↑
その後は休憩も無くクスコに向けて走り続けた。
そしてようやくアルマス広場の近くのこの辺で降ろされた。
20時50分だった。
14時に出発しているので約7時間。
その間Azuはずっと寝ていた。
どこでも寝れるって最強の旅スキルだよなぁ。
むにゃむにゃ、まだ眠いよ。
ここから歩いて5分で我々の宿SK Hostelがあるけどお腹が減っていたので食堂に入った。
10ソル(410円)でチキンと米が食べられる定食がありそうだったのだが、売り切れ(;´∀`)
仕方ないので屋台で肉串を食べた。
最初は7ソル(287円)と言われて渋っていたら6ソル(246円)にしてくれた。
これでも定食が10ソルだと思うとだいぶボラれてる気がする。
じゃがいもと鶏と牛の串。
まぁ美味しいっちゃ美味しいけどやはり割高。
全然足らないのでチュロスも食べた。
これは1本1ソル(41円)とありがたいプライス。
宿にチェックインし、預けていた荷物を受け取って無事にクスコへ帰還。
シャワーを浴びて、ブログを少しだけ書いてベッドへ。
無事にマチュピチュを見ることが出来た。
本当に素晴らしい遺跡だった。
Azuが楽しみにしていたワイナピチュ山にも登ることが出来た。
だがマチュピチュが終わったという事は我々の南米の終わりが近づいているという事。
これで楽しみにしていた南米のハイライトが終わった。
残りコロンビアで5泊ほどするがその程度の時間しかとれなかったのであちこち見ることはできない。
もちろん何かしら楽しみはあるだろうけれどマチュピチュレベルの感動はもう味わえないだろう。
4ヶ月も過ごした南米が終わろうとしていた。
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明日は夜に夜行バスでボリビアのラパスへ向かいます。
それでは!