【世界一周125日目】2023.08.07 モンテネグロ バール
1ユーロ＝157.51円
今日の予定
- バールの滝へハイキングするぞ
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コーヒーとタバコ
昨日は9人ドミトリーに我々2人だけという奇跡が起きたのでスーパー快適だった。
部屋にいる虫をぬっ○ろせるスプレーを噴射し、虫除けスプレーも塗布して寝たことで蚊に襲われることは全く無かった。
物音もしないし実に快適だった。
別館で200mくらい離れてるのがネックだが、本棟に空きがあればそっちから埋めていくのかな？
天気は曇り。
相変わらず朝方は寒かった。mosariもウルトラライトダウンをお腹にかけて寝たくらいだ。
朝ごはんを食べに本棟にあるキッチンに。
そこには昨日話をしたフランス人のニコラがいた。
おはよう、コーヒー飲むかい？
あいからずのイケメンフェイスに気の利いたセリフ。
朝から眩しすぎる。
マジで女だったら惚れてるわ。
mosariにはコーヒーを淹れてくれて、コーヒーが苦手なAzuには紅茶用のお湯を沸かしてくれた。
マジでいいやつだ。
mosari、タバコ吸いにいくけど一緒にどう？
Azuも行っていいよと言ってくれたので朝の涼しい空気の中、庭でコーヒーを飲みながらタバコを吸った。
好きな音楽のことや、お互いの国のことなど、他愛の無い話。
なんてことない朝もゲストと絡むと特別になる。
インスタやってる？と聞かれたのでAzuのインスタを紹介しておいた。
初のフランス人フォロワーだ。
こうしてゲストの人と話していると日本という国の凄さも実感する。
最初は中国人と思われたりもするが、日本人だとわかると、
こんにちは、ありがとう。
など日本語を話してくれる人がすごく多い。
簡単な単語だけど、世界で日本でしか通用しない超絶マイナー言語。
それでも何故か知っている人が多いんだよな。
ニコラも
ワタシハオトコノコデス、オンナノコヲタベマシタ。
と、得意げに言っていたw
たぶんそれはプレイボーイと思われるから辞めた方がいいよ。と言ったら爆笑してたw
日本人の友達というケイスケが教えたんだろうな。
朝ごはんはヌードル。
ニコラと話している間にAzuがサッと作ってくれた。ありがトン。
冷えた身体が温まる。
キッチンさえあれば簡単に作れるし美味しいし、ラーメンはストックしておきたいな。
ハイキングとニコラ
10時半ごろに旧市街に行くバスが鉄道駅前から出ていると聞いたのでそちらを目指して歩いていく。
バス停を発見するとそこには見慣れた姿が。
ニコラ！
再びニコラに会った。
聞けば彼は祖母に会いにいくそうだ。
しかも祖母の家は旧市街にあるらしい。
ってことは同じバスだ。
なんでニコラがこの街にいるか聞いていなかったが祖母に会いに来たついでにチルってるみたいだ。
10分ほど遅れてそれらしいバスが来たのだが、ニコラが運転手に何かを確認する。
このバスはよく無いね。
そ、そうなのか。
結局旧市街に行けるバスが来ず、タクシーを使おうか、と言う話になった。
10ユーロくらいで言われると思うけど、5ユーロに交渉してみて3人で割ろう。
頼りになるぜ。
が、交渉するも10ユーロより下がらなかったようで、ニコラがどこかに電話し始めた。
OK、祖母が乗っけてくれることになった。今近くのスーパーにいるからそこまで歩いて行こう。
きゃーニコラ素敵すぎぃ！
んでスーパーへ。
クッソでけぇスーパーの駐車場で祖母の姿を探すと、遠くから元気に手を振るお婆さんの姿が。
祖母とおばさん？と合流。
ハグをして挨拶。
すげぇ元気なお婆ちゃん。
味のある車に乗り込む。
マニュアルで窓も手でハンドル回して開けるやつ。
祖母はセルビア語しか喋れないようだが、ニコラが通訳してくれた。
っていうかニコラは何ヶ国語喋れるのか聞いてみたら、驚きの4カ国・・・
- フランス語
- 英語
- スペイン語
- セルビア語
何それ最強じゃん・・・
そしてさらにポルトガル語も勉強したいと言っていた。
すごすぎ(；´∀｀)
ニコラいわく英語は簡単だとのこと。
だって世界中で英語喋れる人が沢山いて話せる機会が多いから。とにかく話す、話す、話す。だよ。
が、頑張ります。
途中で祖母が僕らにコーラを1本ずつ買ってくれた。
なんていいお婆ちゃんなんだ。。。
はい、あなたの分、こっちはあなたの分。ニコラの分は無いわ。
ごめんニコラw
目的地付近に着いたらニコラが旧市街の入り口まで案内してくれることに。
祖母たちとはここでお別れ。
ニコラにセルビア語でありがとうは何て言うか聞いて、
ファラ〜ババ。（ありがとうおばあちゃん）
ハグしてお別れした。
70歳過ぎだと言うのにとても元気なお婆ちゃんだった。
ニコラと一緒に旧市街の入り口まで歩いていく。
朝の肌寒さが嘘のように暑くなってきた。
旧市街の入り口の階段まで連れてきてくれた。
今日の夜飲もうな！
そう言ってお別れした。
何から何までありがとうニコラ。
ニコラと別れて旧市街へ。
せっかくなので冷たいうちにコーラをいただいた。
しかもCoca-Colaだ。
高級品だからこれまでは体調を崩した時くらいしか飲んでいない。
めっちゃ元気出た。
ありがとうニコラ祖母。
軽快な足取りで旧市街へ。
旧市街は階段に沿ってお店が並んでいた。
とても小さな旧市街だが、観光客がちらほら。
本当はこのまま滝を目指すつもりだったけど、ニコラ祖母が要塞に行ってみたら？と言っていたので寄ってみることにした。
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Fortress Old Bar
入場料1人3ユーロ（473円）を支払って内部へ。
あまり期待していなかったのだが、城壁や教会なんかがけっこう残ってて、なかなか見どころのある内部だった。
奥にそびえ立つ山がいい感じ。
要塞自体も丘に作られているので登っていくのだが結構な広さだった。
要塞というよりもちょっとした街のように多くの家があったんではなかろうか？
一際高い壁に登ることができたのだが、バール市内やアドリア海が見えた。
反対側には水道橋もあった。
規則的に並ぶアーチと、その奥にそびえる山々がとても美しかった。
高い壁がそこかしこに残っているので他の史跡よりも当時の雰囲気が感じられてとても楽しい要塞だった。
Azuもとても楽しんでいた。
思ったよりも楽しんでしまったので昼食を調達してから滝に向かうことにした。
近くのレストランを覗いてみたが、ケバブで7ユーロくらい。
昨日食べたケバブは3.5ユーロだったからちょうど倍だ。
観光地価格(；´∀｀)
まぁしゃーないかなと思ったらAzuがグーグルマップで旧市街の外れにパン屋を発見。
ちょっと戻らなければいけなかったがパン屋を覗いてみることに。
すると観光地だが価格は良心的だった。
焼きたてのチーズブレクとアップルパイ、飲むヨーグルトをゲットした。
2.8ユーロ（442円）とレストランで食べるよりかなり安く済ますことができた。
パンは滝で食べることにして飲むヨーグルトだけ先に飲んでいくことにした。
こっちは飲むヨーグルトといえばカップが一般的だ。
滝へ
滝の名前はVodopad Vrteljak u selu Turčini。
オールドタウンからは2kmほどの登り。
1時間もあれば到着すると聞いている。
我々初心者にはちょうど良い距離。
旧市街を抜けてほんの少し歩いたら家は無くなり、冒険の始まりだ。
この滝はたぶん日本語での検索では引っかからず、聞いているのは滝の名前と1時間もあれば着くだろう、ということだけ。
どんな道なのかも全くわからないのだ。
そびえ立つ山に向かって伸びていく道がどうしようもなくワクワクさせてくれた。
道が急斜面に沿ってクネクネと作られており歩いてるだけで楽しい道だ。
写真ではなかなか伝わらないが、とてもダイナミックな景色が続く。
途中でウォーターフォールを示す看板を見つけた。
よかった。道は合ってるみたいだ。
とりあえずこの赤と白目印が至るところにあるのでそれを目印にしていけばOKのようだ。
・・・
・・
・
途中1回休憩を挟んで無事に滝に到着した。
木に囲まれている中にひっそりと佇む小さな滝。
滝壺の周りがちょっとしたプールのようになっており、泳ぐ人もいるみたいだ。
が、水が鬼冷たいと聞いていたので我々は水着を持ってこなかったw
朝方は寒くて身体が冷えるし、昨日も海で遊んでるし、今日はハイキングだけ。
美女がブランコで遊んでいた。
楽しそうにはしゃぐAzu。
子供じゃ無いんだからまったく。
ひゃーーたのしいいい！
買っておいたパンも滝でいただいた。
チーズブレクとアップルパイ。
ほんとこっちはパンが美味いぜ。
食べ終わると同じ宿のエレナともう1人ドイツ人の男性がやってきた。
まさかこんなところで会うとは。
躊躇せずに飛び込む2人。
クッソ寒いはずだが元気だった。
もう1人飛び込んだ若い青年は岸に上がってガタガタと震えていたw
滝の近くにはカフェがあったので生搾りオレンジ＆レモンジュースをいただいた。
- 生搾りジュース：3ユーロ（473円）
程よく疲れた身体に酸っぱさが元気をくれます。
禁酒、喫煙中のエレナはここでもビールとワインとタバコを吸っていた。
エレナたちはこの後もまだまだ飲む感じだったので我々は先に帰ることにした。
登ってきた道を引き返します。
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儀式
旧市街に戻る途中で例のアレをやることに。
滝でやるの忘れてた
行きにダイナミックな道でワクワクさせてくれたあたりで。
塗り塗り。
8カ国目、モンテネグロ塗りました〜！
いやぁ相変わらずバルカンの国は小さいので全然塗られた感がありませんなぁ 笑
帰りから夕飯、そして大事件
旧市街でお土産のマグネットを購入したらバスを使って鉄道駅のバス停を目指します。
旧市街を出てまっすぐいったらバス停があるとエレナから聞いていたのでそちらを探す。
バス停はこの辺りにあります。
ほんとオールドタウンを下って まっすぐ進んだら、タバコやお菓子が売ってる売店があるのでそこがバス停です。
次のバスを訪ねると1時間後と言われたが、30分くらいで来た。
ほんとこの国の情報は当てにならない。。。
運転手にトレインステーション？と聞いてYESと言ってくれたので乗り込んだ。
バス代は1ユーロ。
運転手に直接渡せば大丈夫です。
んで宿に戻ってシャワーを浴びたら夕食。
トマトパスタを作りました。
野菜はパプリカと玉ねぎ。
もう美味いんですよこれが。
一緒に調理していた激カワドイツ人女子たちが何を作ってるのか興味津々だったのが面白かった。
パスタなのに鍋一つで？wみたいな。
- 鍋に水をちょっと入れて、トマト缶をぶち込みつつ野菜を茹でる
- 沸騰したらパスタを投入
- 味を整えて完成
と、一つの鍋で簡単にパスタが作ることができるのだ。
共同で使わなければいけないドミトリーで簡単かつ時短は大事だ。
一口のコンロで作れるのはまじで優秀なのである。
明日はコソボに移動するのだが、この後とんでもないことが起きる。
・・・
・・
・
＼(^o^)／Azuオワタ
ニコラと飲もうと約束していたので夜に本棟に行って挨拶だけしようと思っていたら、ホストのおじさんに声をかけられた。
やぁ今日はどうだった？ビーチ行った？
滝行ってきましたよ。めっちゃおもろかったっす。
奥さんはどこに？
たぶん風邪ひいてしまったので部屋で休んでます。
それは大変だ薬を持ってこようか？
大丈夫です。彼女は薬を沢山持っているから。だって彼女は看護師だから。
なるほど。
そんな会話をしていたら、22時ごろにノーブックの客が何人かやってきた。
ホストのおじさんが対応。
戻ってきたら、
今新しいゲストが到着したけど、君たちの部屋は2人だけに調整してるから心配いらないよ。君の奥さんはゆっくりと休息が必要だろうから。
ふぇ？そうなの？
私は君に感謝している。我々を助けてくれたから。
ふぇ？そうなの？
全然心当たりが無かった。（Gratefulと言われてその後に助けてくれたからと言われた）
ホストの小さな娘さんのベリー集めを手伝ったくらいしかしてない気がするぞ。
でもそれはもう娘さんから直接ありがとうって言ってもらってるしな。
なんだろう、何が彼に引っかかったのかわからなかったがその気遣いがとても嬉しかったし、ありがたかった。あったけぇぜバルカン半島。
ともあれ今日も2人だけで寝ることができる。
ゆっくり休んで元気になってくれ〜Azu〜。
結局ニコラは24時になっても帰ってこなかったのでメッセージを送って寝た。
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azuも慣れないInstagramを頑張ってるのでぜひフォローといいね、コメントくださいまし。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
ハイキングは楽しく元気に終えられたのですがまさかのAzuがダウン。
どうなる明日！
それでは！
