【世界一周124日目】2023.08.06 モンテネグロ バール
1ユーロ＝156.78円
今日の予定
- バールの滝へハイキングするぞ
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眠い朝
昨日はドミトリーに泊まった。
12時前に消灯し4時くらいまでは寝れたのだが、女の子二人組の荷物をまとめている音で目が覚めた。
ずいぶん早い出発だ。
その後は大量の蚊に悩まされて結局朝まで眠れなかった。。。
そして8月だというのになんだか寒い。
今日はジャップとマールに昨日教えてもらった滝へ行くつもりだ。
顔を洗おうと部屋から出てみるとまぁびっくり。
土砂降りだ。
それに伴って気温もだいぶ低い。20度を下回っており、Tシャツ、短パンではとても寒かった。
Azuは朝方寒過ぎてウルトラライトダウンを引っ張り出して寝ていたようだ。
8月でここはバルカン半島なのに・・・
天気予報を見ても1日中パッとしない予報。。。
うーん、昨日に引き続き天気に恵まれていないな・・・
とりま朝ごはんを食べるのにキッチンのある本館へ向かう。
まじでTシャツ短パンは寒すぎる。
傘をさして震えながら200mほど離れた本館へ。
今日の朝ごはんはこちら。
クロアチアで確立した節約飯。
ただのパンが豆煮込みがあると美味しくいただけるのだ。
豆だから栄養価もそれなりにあるはず・・・
怪しい誘い
朝食タイムではクロアチア人のエレナと一緒だった。
彼女は1ヶ月もこのホステルにいるそうだ。
酒とタバコを断つためと言っていたが、昨日も今日も酒を飲んでたしタバコを吸っている気がした。
そんなエレナが聞いてきた。
今日は何するの？
本当は滝に行くはずだったんだけど、この雨だからいけないんだ。
そんなことないわよ、雨の日は特別よ。一緒に海に行きましょう。
え、この雨の中？しかも寒いよ？
海までは歩くから身体があったまる。雨の中泳ぐ体験は素晴らしいわ。その後宿に戻って暖かいシャワーを浴びたら大丈夫。翌日あなたの身体はより健康的になっているわ。
多分翌日は風邪引いてるよw
そんなことないわ。私を信じて。
じゃあとりあえず一緒に行くから泳ぐかどうかは海で決めるね。
じゃあ30分後に迎えに行くわ。逃げちゃダメよ。
まじで普通に寒いのに雨の中海に入ってそのまま濡れたまま帰ってくるとか100％風邪引くとしか思えないけれど、信じてと言われたのでとりあえずついていくことに。
・・・
・・
・
3人でいくかと思いきやトルコ人女性のミズィ、スペイン人女性のアンナも合流して5人で雨の中海に向かうことになった。
我々以外にも変わり者がいるもんだw
ミズィは1ヶ月の休暇でバールに、アンナは2週間の休暇だ。
2人とも特に何かしにきたわけではなく、
チル（リラックス）しに来たのよ。
日本人では考えられないよな。
せっかくの休みがあったら有名な観光地に行って忙しくして疲れて帰ってくるもんな。
休みの長さと考え方があまりにも違いすぎる。
日本人の休みは1種間だけだよ。
そう言うと皆苦笑いだ。
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海へ
明日風邪引かないといいな。
そう思いながら雨の中変わり者5人で海に出かけた。
なんと幸運なことに出発して10分もしないうちに雨が止んでくれた。
途中でミズィが野生のベリーといちじくをくれた。
甘くてとても美味しかった。
日本にいたら野生のフルーツを食べることってほとんどない気がする。
これも海外の面白いところだろうか。
しばらくするとすっかり晴れになった。
さっきまで土砂降りだったのにな。
バールは山が近くて迫力のある街だ。
だから天気も変わりやすいのか？
宿からは歩いて30〜40分ほどだろうか。
ビーチの入り口にたどり着いた。
これくらい歩くのは旅人では当たり前だ。
まぁ彼女たちはただのバケーションだけど、僕らよりよっぽど旅慣れている。
道中はルーマニアジプシーについて色々教えてくれたがなかなか難しいテーマがゆえあまり理解できなかった。政治とかになるとまじでわかんないす。すんません(；´∀｀)
んでビーチ。
有名なビーチでも何でもないので綺麗な砂浜ああああ！
って感じでもないんですけど、ビーチと少し禿げた山の組み合わせがとても素敵なビーチだと思った。
トルコとスペインの美女が海へ。
ほうほう、これはこれは。
良い夏じゃ。おじさん眼福。
海では沖に浮いてるブイまで皆で泳いだり、日焼けしたり。
・・・
・・
・
しばらく遊んでいるとエレナが別の場所に行きたいと先に帰っていった。
雨が降ってないとつまらないわ。
面白い人だな。
我々も腹が減ってきたので先に2人で帰ることに。
ミュジィとアンナはお酒が飲みたいわね、なんて話をしていた。
こうやって常に一緒じゃなくお互いマイペースに行動できるのも旅の出会いならではだろうか。適度な距離感が心地よい。
ありがとうエレナ（先に帰ってしまって写真撮れなかった）、ミズィ、アンナ。
ヨーロッパ編始まって初の海は宿のゲスト同士で遊びにいくという特別なものになった。
最初は雨が降っていて1日ゴロゴロしてるだけかなぁなんて思っていたけれど、誘いに乗ってみてよかった。
まぁ雨の中泳ぐという特別な体験はできなかったが、風邪ひいても困るので結果オーライだw
アドリア海にぷかぷか浮いて目を閉じると本当に気持ちが良かった。
こうやって何もしないで浮いてるだけってのが実に贅沢な時間の使い方のように感じた。
ボスニア・ヘルツェコビナのモスタルではmosariがダウンして休憩したりはしてたけど(；´∀｀)
宿へ戻って昼食
ビーチから宿に戻る。
ほんと朝の雨が嘘のように晴れている。
ビーチから宿までは市街地を通る。
普通に街です。
が、宿に近づくに連れてどんどんワイルドになっていきます。
牛がいたり。
ほぼ道が無かったり。
宿に戻ってきたらマジで腹ペコなのでシャワーを軽く浴びて速攻昼食。
肉を焼きました。
ケバピです。（牛と牛の合い挽きハンバーグのようなもの）
ズッキーニとパンと一緒にいただきます。
スーパーで買ったケバピだがとても美味しかった。たしか3ユーロしないくらい（450円くらいだったかな）？
日本のハンバーグと何が違うんだろう、ほんとジューシーなんだよな。
そしてケチャップ味のポテチを食べた。
うめぇ！フライドポテトを食べてる感じで永遠に食べられるやつやw
昼食を食べたら帰ってきたミズィとアンナ、そしてフランス人の超絶イケメンのニコラとお話しした。
ミズィがタロット占い的なものができると言うのでAzuが占ってもらった。
女の子が占いが好きなのは日本だけでは無いようだ。
内容は的確で
まさにそうなの！
と、Azuが驚いていた。
そして、ミズィから
じゃあ次はあなたの番ね。何をしてくれる？何かを教えてくれるのでもいいわ。
何も特技が無いAzuは大困惑w
最終的に日本の文化を教えていたw
また、ニコラはケイスケという日本人の友達がいるそうで、僕らが日本人だと言うと
ファンタスティック！
と言ってとても好意的にしてくれた。ありがとうケイスケのおかげだ。
ニコラはリヨンという第2都市に住んでいてプログラマーだそうだ。
日本人はパリが大好きだよ。理由はよくわからんけど。
美しいイメージがあるからね。でも皆来たらハッとした顔をするんだよ。ゴミ落ちてたりするし。皆笑わないし。日本人はよく笑うよね。ハッハッハッ！って。
日本人は笑うと幸せになるって文化なんだよ。
いいね！
他愛の無い話をずっと庭でしていた。
1時間か2時間かわからないけどずっと喋ってた。
夕飯にギュロスの宅配を頼まないか？まだ食べてないならぜひ。
と誘ってくれて、「ギュロスってなんぞ？まだ食べてないや、いいねぇ〜」なんて話をしたら突然雨が降ってきたので慌てて解散。
洗濯物が外に干してあったから。
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夕飯
夕飯は宅配で届けてくれたギュロスになった。
突然の雨で有耶無耶になったかと思いきやちゃんとオーダーしてくれてたし、わざわざ別館まで届けてくれた。
ニコラ、ほんといい奴だなぁ。
それでいてまじでイケメンだから困る。
ギュロスって何かと思ったがほぼケバブですね。
めっちゃボリューミーで美味しかった。
やはりバルカンの肉は別格だ。
- ギュロス：ひとつ3.5ユーロ（549円）
3.5ユーロなら安そうだ！と思ったが冷静になると500円超えてるのか。
円安物価高恐るべし！
同じものを西欧で食べたら1,000円近くするんだろうな・・・ゴクリ。
美味しかったし、人からおすすめされたものはやっぱり食べたいよね。
その後はシャワーを浴びて洗濯して就寝。
奇跡的に9人ドミなのに我々しかいないので2人部屋となった。
最高。
朝まで爆睡間違いなし。
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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。
朝から雨でげんなりしたけれど、結局ゲストたちのおかげで楽しい1日になった。
このバールという小さな街、そしてその街はずれにある場末のホステル。そこにはユニークでいい人たちが沢山いた。
観光地ではこうはいかない。皆観光に必死になってしまうから。
こういう滞在も悪く無いと思った。
でも他愛の無い話をすればするほど英語力の無さを痛感する。
ちょっと難しい話になると聞き取れねぇし、発音伝らねぇ(；´∀｀)
明日こそ滝にハイキングにいけますように！
それでは！
