【世界一周563日目】2024.11.12 デンマーク コペンハーゲン 〜 日本
1デンマーククローネ=21.96円
今日の予定
- コペンハーゲンから日本へ
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延長戦終了ッ!
ドタン!
バタン!
シャワアアアアア!
ドタン!
バタン!
ドタン!
・・・最後の夜はとても賑やかだった。
2時くらいに騒音で目が覚めてからというもの定期的に誰かが出入りしたり、部屋の中のトイレやシャワーを使っていたようだった。
ドミトリーだから仕方無いとはいえ最近こんなんばっかだなぁ。
朝方になってようやく眠れたが今日は早めの6時半にタイマー。
寝袋も使っていないので昨日の夜のうちにパッキングは済ませている。
こっそり起き上がってバックパックを背負って静かに部屋を後にした。
思えばヨーロッパは宿代と交通費も高いからついつい早朝や深夜の移動を選びがちだった。
多少安くなるからね。
でもやっぱり朝早いと睡眠時間も短いしパッキングに気を使ったり大変だな。
1階のロビーに向かう。
Azuに挨拶をする。
おはよう〜。
おはよう。ひっどい部屋だったねぇ(;´∀`)
どこでも寝れるAzuですら今日の部屋はキツかったようだ。
7時にキッチンが開くと書いてあったので7時にキッチンでお湯を沸かしたら朝食。
シナモンロールに青リンゴ。
ラウンジでしっかり食べれば良いので朝は軽め。(だってデンマークの物価は鬼高いから…)
シナモンロールは12クローネ(265円)。
あまっあま。
食べ終わったらチェックアウト。
コペンハーゲンでお世話になったUrban House Copenhagenの宿については前回の帰国時の記事をどうぞ。
空港へ
7時半に外へ出るとうっすら明るくなっていた。
でもやっぱりどんよりとした天気。
7月に来た時はスカッとした心地良さの街並みも、今ではどんよりだ。
これが北欧の秋…
これまで世界の色んな国を巡って来たけれど、「住みたい!」と思えるような場所ってなかなか無かったけれど、デンマークは住みたいって思えた国だった。(現地の通貨で給料をもらえるとして)
街も混雑していないし、人々に精神的なゆとりを感じるし、自然と暮らしが近い。
そしてジェンダーにも寛容で様々な価値観の人も生きやすいように見えた。
でも秋からこの天気はなかなか大変そうだ。
やはりちょっと見ただけでは何もわからないのだな。
宿からコペンハーゲンの中央駅は5分もかからない。
券売機でサクッと切符を購入。
市内から空港までは1人30クローネ(660円)。
コペンハーゲンの切符は市内の電車なのに時間指定して購入する。
でもどのプラットフォームから出発するかはよくわからない。
そんな訳で近くにいた駅員に聞いてみる。
そのおじさんはよく見ると右腕が無く手首にタブレットがくくりつけられていた。
障害者雇用というやつだろうか。
すいません、空港に行きたいんですけどこの時間の電車はどこから出発しますか?
あっちに電光掲示板があるからそれを見ろ。
は、はひ。
その手首のタブレットは飾りなのかい(;´∀`)
前回来た時は駅員さんが切符を買った瞬間にどこ行くか確認して教えてくれたんだけどその時とは大違いだな。
まぁ、人に寄るか。
気を取り直して電光掲示板をチェックしてプラットフォームへ移動。
やって来た電車に乗り込む。
相変わらず綺麗な車両でWi-Fiもばっちり。
でも人が多くて写真は撮れず。
15分程度で空港に到着。
出発ロビーに向かうとクリスマスに向けてイルミネーションが始まっていた。
北欧のどんより雲は嫌だが、北欧のクリスマスは素晴らしい。
まだ仕事をしていた時にエストニアのクリスマスマーケットに行ったことがあるがそれはそれは綺麗だった。
光り輝く寒空の下で飲んだグロッキ(ナッツなどをトッピングしたホットワイン)をまた飲みたいものだ。
北欧に来たのでスタバを超える人気店であるエスプレッソハウスのコーヒーを最後に飲みたかったけど1,000円以上するので我慢(;´∀`)
ラウンジでコーヒーは飲めるから・・・ひん。
フライトまでまだ3時間ちょっとあったが荷物を預けられた。(4時間前から開始?)
オンラインチェックイン済みなので荷物さえ預けられれば搭乗券を使ってそのまま保安検査、そして出国検査。
特に問題なくシェンゲンを脱出することが出来た。
これでぴったり90日の滞在だ。
この7月から一時帰国を挟んで4回シェンゲンへの出入国したことになる。
フィリピンの留学中に出会った友達のKANAに会いに行ったイギリス
2人の母親を招待して一緒に家族旅行したフィンランドとエストニア
デンマークから一時帰国する前日に会ったジョンに再び会いに行ったデンマーク
1年前にアルバニアで出会ったウィリーとエレンに会いに行ったノルウェー
Azuと2人で900kmの歩いたフランスとスペイン
初めて海外でボランティアしたドイツ
このシェンゲン期間はまさに“人”との絆の旅だった。
いやぁほんと濃い90日だった。
観光らしい観光はカミーノの後のモロッコくらいしかしていないけれど、大満足だな。
帰ろううちへ。
・・・
・・
・
あ、帰る家無かった。
今回もAzuの実家にお世話になります(;´∀`)
制限エリアに入ったらラウンジへ。
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Eventyrラウンジ
プライオリティパスが使えるが前回は混雑を理由に断られてしまった。
確か12時ごろだった。
今回は8時半なので余裕で入れた。
コーヒーマシンが壊れてるからコーヒー無いけどいいかしら?
受付時にそう言われた。
せっかくラウンジで飲めると思って我慢したのに…
仕方無い。
コーヒーが無いのなら仕方無い。
いただきます!!
いやぁまさかのドイツでビール飲まなかったんですよね。
内容はシーズンで変わるようで、
クリスマスの特別なビールだよ。少し度数が強い。
どれにしようかと悩んでいたら近くのおじさんがそう教えてくれた。
そんな訳でその黒ビールにする事にした。
mosariは高校時代に居酒屋でバイトしてたのでビールサーバは任せてくださいよ。
2.5:7.5の完璧な泡を注いでみせようでは無いか。
いや、これは、その。
マシンがいけない!
そんな訳で朝食2回目。
まぁ食事の種類は全然なくて軽食。
食後はだらだらして10時半過ぎにラウンジを出ようと出口へ向かう。
すると10時半から昼メニューに変わるのかサラダやパスタが用意されていた。
タイミング合わず残念。
ラウンジを出てすぐに搭乗ゲートへ。
窓からはお世話になるA350が見えた。
さぁ、東京へ帰りましょうかね。
スカンジナビア航空 SK983便
- 便名:SK983便
- スケジュール:11月12日11:20コペンハーゲン発ー翌日7:55羽田着
- クラス:特典航空券(ANAマイルの提携航空会社特典航空券)
- 機材:A350
- 予約クラス:X
- 2人分プライス:110,000マイル+18,160円
機内は3-3-3配列。
座席幅は普通。
機材は時間通りに出発。
日本への直行便だけど日本人は少なめ。
5%とかそれくらい?いや、もっと少ないかも。
多分直行便が高すぎて今はみんな中国経由が多いのかもなぁ。
そんな数少ない日本人の方が通路を挟んで隣のシートに座っていた。
僕らは2人で3席使えるように真ん中の島を選択。
その日本人の方は右の島の通路側に座っていて、その隣にはデンマークの方が座っていた。
勝手に会話が聞こえてしまったのだが、デンマークの方はなんとこれから日本の東京の世田谷区で2週間ホームステイ(ボランティア)するんだそうだ。
ちょうど僕らもドイツで2週間のボランティアをして来たばかりだったので勝手に親近感。
それはそれは素晴らしい経験になった。
世田谷の方、外国の方を受け入れてくれてありがとう。
きっとたくさんの良い思い出ができるはずだ。
機内では少ないながらも日本語の映画あったのでそれを見て過ごした。
選んだのは「ハングオーバー」という映画。
名前のとおり二日酔いで大失敗を犯すという面白系の映画。
そんな訳で僕も一緒にビールを飲んだ。
機内サービスでドリンクが配られたのだが、ビールをお願いすると、
他には何かいるかしら?
そう聞いてくれたのでオレンジジュースもお願いした。
なんて優しいお姉さんなんだ。
んで機内食。
相変わらず種類は選べずパスタのみ。
味はまぁまぁ。
でもサラダは乾燥しててイマイチ。
やはり機内食は日本発が美味しいね。
食後はちゃんとコーヒーか紅茶のサーブがある。
やっとコーヒーが飲めた(;´∀`)
食後は交代で1人2席使って横になったり、映画を見たり。
途中でラップサンドの軽食が配られた。
こういうちょっとした気遣いがあるのが嬉しいね。
そしてデンマーク時間では夜なので気分は夕飯なのだが、日本は朝なので朝食が配られた。
パッとしない感じがするが、パンにチーズとサラミを挟むととてもおいしかった。
いつものサンドイッチだったのでAzuは完全に飽きているようだったけど。
真ん中のオレンジ色の袋は味のないグラノーラみたいなやつ。
ヨーグルトと一緒に食べるやつ。
機内は平和そのもの。
なんだかんだ映画を2本見たらあっという間に日本到着。
往路はアメリカの北側を飛んでいたが、帰りはロシアの南側を飛んでいた。
ちゃっかり世界一周していしまったかもしれない。
↓が往路。
いや、世界一周してるなこれ。
いつの間にか世界一周を2回しちゃってました。
荷物がなかなか流れてこなかった以外はサクッと入国。
自動化ゲートだとスタンプがもらえないので、ゲートの先にあるカウンターで日本の入国スタンプをゲット。
これがあると帰国日の証明になるので各種手続きで使えることがあるので。
あー、帰って来てしまったー。
でももう日本食が食べたくて仕方がない。
さぁ!Azu!何食べようか。
お腹減ってないからまだいらないわ。
ひぃえ。
なんということでしょう。
1人で食べても感動は半分だ。
仕方ないので地元の駅まで帰ってから食べることにした。
平日なのでサラリーマンたちに紛れてAzuの実家の最寄駅へ向かう。
これまで旅行にはキャリーケースを使っていたのだが、今回はバックパックだ。
なんかバックパックだとより”遊んでいる”感がある気がして日本の平日にバックパックを背負って電車に乗っているのはなんだか居心地が悪かった。
まぁ実際1年半以上遊び続けている訳だけれども・・・
いや、この旅終わったらほんとどうしましょうかね。
東京は徐々に気温が下がって来ていてコートを着ている人もちらほら。
でもさむ〜〜い北欧から帰って来た我々からするととっても暖かい。
北海道から東京に来た人の感覚ってこんな感じなんだろうなぁなんて思いながら地元駅の近くのすき家へIN!
僕はネギ玉牛丼(中盛り)4.7ユーロ(770円)。
Azuは牛玉かけ定食(小盛り)2.2ユーロ(360円)。
いや、安すぎでしょ・・・
欧州だったら7ユーロじゃサンドイッチに飲み物1杯くらいしか食べられない。
信じられない。
しかもめちゃくちゃ美味しい・・・
ファストフードは間違いなく世界一コスパが高い食べ物だと思う。
美味い、安い、早い。
最高かな。
しかも麦茶まで無料で出てくる・・・
恐るべし日本。
お腹も満たされたらテクテクと家までの道を歩く。
もう暑くて2人とも半袖のTシャツ。
秋の装いの人々の中、Tシャツでバックパックを背負った2人が歩く。
なんだかとても滑稽で、そんな2人が面白かった。
15分ほどで家に到着。
Azu母が出迎えてくれた。
おかえりなさ〜い。
今日からまたお世話になります!
38歳住所不定無職。
妻の実家に居候生活の始まりです。
いや、ほんとすいません(;´∀`)
そんな訳で1週間のオアシスに辿り着いた我々。
次はいよいよこの旅の終点。
ニュージーランド編です。
■Instagramはこちら
フォローするとAzuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリー欄を要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
もうすぐ我々の旅も終わりますが、もう少しだけお付き合いくださいませ。
それでは!