【世界一周263日目】2023.12.23 マダガスカル モロンダバ
気温:27度〜33度
歩数:6,543歩
1アリアリ=0.031円
今日の予定
- バオバブの並木道へ
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目覚め
昨日は16時間のバス移動でかなり疲れていた。
少しゆっくりしようと8時にタイマーをかけていた。
の、だが、外が騒がしい。
暑いから窓を開けて寝たのだが朝7時の段階で前の通りは大音量で音楽を流している。
よく聞いたことがあるフレーズ。
でも何を言っているか一瞬わからなかったのはフランス語だからだろう。
ジングルベール、ジングルベール、鈴が〜鳴る〜
アフリカの人たちはクリスマスが待ち遠しいって感じをひしひしと感じる。
大音量で流すもんだからそのまま眠ることはできなかったがベッドの上でうだうだしていた。
昨日は夜遅くに到着したせいで夕飯を食べそびった。
めっちゃ腹が減っているので持っていた非常食の青リンゴを食べた。
持ってて便利な青リンゴってね。
宿はテラスが付いており、音楽が賑やかな通りを眺めることができた。
多くの自転車タクシーが客を求めて通りをゆっくりと走っていた。
我々も今日の夕方バオバブの並木道を見たいのでトゥぅトゥクをチャーターせねばならない。
モロンダバの街をウロウロ
まずは朝食を食べるべく適当にこの通りをウロウロ。
奥まったところに屋台街があった。
何軒もお店はあるがどれもピンとこない。
なので一際賑わっているこのお店にすることにした。
この串に刺さった肉を炭火で焼いておりいい感じに煙が立っていた。
が、頼み方がまぁわからない。
肉だけなら頼めるがサンドイッチにしてもらおうとすると、どれをトッピングできるのか、とか全然わからん。
悩んでいると地元のデザートを売り歩いているおばちゃんが助けてくれた。
彼女もまたローカル語しか喋らないので会話は成り立たないのだが、ジェスチャーで教えてくれる。
パンを指さしてくれたり、カットするような仕草や、挟むような仕草をしてくれることで我々は首を縦に振るか横に振るかで良い。
そうして出来上がったのがこちら。ってめっちゃピンボケ!
サンドがお肉とパスタ、野菜などをトッピングして8,000アリアリ(247円)。
肉がゴロゴロしていてとても美味しかった。
タレとかかかってないけど、肉の旨みだけでイケる。
ついでに手伝ってくれたおばちゃんのスイーツも買った。
500アリアリ(16円)。
これは黒糖の羊羹みたいな食べ物だった。
食後はそのままフラフラと海へ出た。
んだけどチラ見だけしていったん宿へ。
暑すぎるのだ(;´∀`)
そして何故か冷えた水を売っているお店が見つからなかったのだ。
フロントで冷えた水とアイスを買った。
- 1.5Lの水:4,000アリアリ(124円)
- アイス:400アリアリ(13円)
冷たい水を持って再び海へ。
事前に聞いていた通り水は茶色く濁っていた。
だがそこで小さな木造の船に荷物を積んでいるシーンに出くわした。
めちゃめちゃ重そうな粉袋をビニールで濡れないように包み、小さな船に積み込んだ。
そして小さな娘さんと奥さんが乗り込んだ。
・・・どうやらこの船で家族みんなで何処かへ行くようだ。
まじか?正気か?
ちょっと波が高ければ転覆しそうな船に家族で乗り込もうってのか?
信じられないが、どうやらこの船で行くらしい。
だが波が結構強くてなかなか沖に出れないみたいだ。
よくわからんが押すのを手伝った。
船は一度沖に出るとぐんぐんと遠ざかっていった。
無事に何処かへ辿り着きますように・・・
その隣では子供たちがネイキッドで遊んでいた。
全員素っ裸。
見てるこっちが気持ちよかったよ。
我々もサンダルを脱いで足だけチャプチャプした。
強い日差しで温められた海水は冷たすぎず、確かに気持ちよさそうだ。
めっちゃ茶色いけど(;´∀`)
でもこれは砂が巻き上げられてるだけで水自体は綺麗のようだった。
海で遊んで戻ろうとしたら先ほどのボートに乗せてやるというおじさんに出くわした。
もちろん観光客向けのアクティビティだ。
とても乗る勇気はなかったw
ついでに家を見せてもらったけどまさにほったて小屋だった。
6畳一間に家族4人で暮らしてますって感じ(;´∀`)
丁寧にお断りして昼食を食べる店を探すことにした。
途中で現地の青年と少し会話した。
どうやら子供の頃から空手をやっているみたいで黒帯の持ち主だった。
彼の名はキング。
ニックネームだ。
英語の先生をやっているそうでめっちゃ綺麗な英語を喋ってくれた。
まじで通訳お願いしたいくらいだよ。
こっちの現地の人はフランス語すら通じないから、言語でコミュケーションをとることができないのだ(;´∀`)
朝食を食べた屋台街まで戻ってきたがやはりピンとしない。
ローカル飯が大好きなAzuのセンサーも反応していない。
困ったので再び海に戻り、海沿いのレストランに入った。
メニューは手書きのフランス語なのでGoogle翻訳も機能しない。
久しぶりに完全に何が出てくるかわからない状態で適当にオーダーしたw
海沿いだから魚でも出てくればいいなと思ったが、
エビとイカだった。
シーフードなので当たりとしておこう。
味はちょっと濃かったが普通に美味しい。
何味と言われても形容できない味だった。
メインがそれぞれ10,000アリアリ(310円)、ライスが3,000アリアリ(93円)。
合計23,000アリアリ(712円)。
チップは特にいらなさそうだった。
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バオバブ行きのドライバー探し
日中にバオバブ行きのドライバーを探さなければならない。
まずは帰りのバスであるCotisseのオフィスに行ってみた。
英語が喋れる人がいると思ったから。
案の定受付の兄ちゃんは英語が喋れたのでバオバブ行きの相場の確認と、今でもトゥクトゥクで行けるか聞いてみた。
雨季だと4WDじゃないとダメなんて書いてあるサイトを見かけたからだ。
答えはトゥクトゥクで問題無し。相場は80,000アリアリ(2,474円)とのこと。
お礼を言って街の中心地にやってきた。
トゥクトゥクが数台停まっていた。
この中から誰に交渉するか。
我々が選んだのは純粋そうな目を持つ若者。
バオバブに行きたいよ。
80,000アリアリ(2,474円)だよ。
60,000アリアリ(1,855円)で頼む。
無理だよ。70,000アリアリ(2,164)はどうだい?
じゃあ別の人にお願いするわ。
わ、わかったよ。60,000アリアリでいいよ。
的なことを会話した。
英語もフランス語も通じないので交渉めっちゃ大変。
サンセットを見たいから、と伝えていたが、
よし、さぁ行こう
と、言ってエンジンをかける青年。
ダメだ全然伝わってねぇw
- 16:00
- Menabe Hotel
- 60,000MGA(アリアリ)
こうメモしたものを見せて同意をとった。
宿でダウン
宿に戻ったらやりたいことはたくさんあったが昼寝をした。
なんだか頭が痛いのだ。
薬を飲んで15時まで寝ることにした。
Azuも日中はボーっとしていたし、2人とも暑さにだいぶやられたみたいだ(;´∀`)
いきなり30度越え+強烈な日差しはキツい・・・
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いざバオバブへ
薬が効いたのかとりあえず動けそうだったので予定通りバオバブを見に行くことにした。
ドライバーのフレッドが16時に来るはずなので、時間ちょうどにロビーに降りた。
小腹が減っていたのでレセプションで売っていた味のしないパンを買って食べながらフレッドを待った。
・・・
・・
・
うん、来ねぇわw
16時15分になってそう確信した。
あー今からまた探さないといけないのか〜見つかるかなぁ・・・
街に出ようとしたら、レセプションのお姉さんが
たぶん、ドライバーは来ないわ。あなたたちはいくら払うことになっていたの?
60,000アリアリです。
ならそれで他のドライバーを探してあげるわ。
あなたは神ですか?
そんなことある?
これまでの経験上ホテルがお願いしたらだいたい問題無く見つかっている。
捨てる神がいれば拾う神もいるのだ。
・・・ダメだわ。彼は100,000アリアリだと言っているわ。
ダメなんかーいw
しかも相場よりも高い。
お礼を伝えて街にドライバーを探しにいった。
正直旗色は悪い。
もうすぐサンセットが迫っているから本当に見たかったらもう乗るしか無いのだ。
だからドライバー側が有利。
60,000アリアリを目指しつつ、最悪80,000アリアリの覚悟で臨む。
トゥクトゥクのドライバーが何人か見えたので交渉を始める。
Azuも早速ドライバーに話しかけた。
んで、mosariはタクシーのおっさんに捕まった。
バオバブどうだい?
行きたいんだけど、僕らはトゥクトゥクを探してるんだ。安いから。
わかっている。同じ値段でいいよ。
本当に?僕らは60,000アリアリで探してるんだけど。
それで構わない。
うんうん、こんな値段じゃタクシーは動いてくれないよ・・・ね?っていいのーーー?!
え?一撃で見つかってしまったというかトゥクトゥクどころか車なんだけどいいんかい?
Azuの方に確認するとまだ見つかっていないそうだ。
と言うことで突如現れた、怪しい老人ドライバーにお願いすることにした。
トゥクトゥクドライバーですら嫌がる金額で行ってくれるなんて怪しい。
でもお金を先に渡さなければ大丈夫だろう。
そう思って車に乗り込んだ。
動き出したオンボロタクシー。
そして街の出口にあるガソスタに入った。
先に20,000アリアリくれ。戻ってきたら残りの40,000アリアリをくれればいい。
くっ、絶妙な先払いトラップ。
怪しさを増す。
でも20,000払ったとしてもまだ40,000ある。
最悪逃げられたら残りの40,000で帰りのトゥクトゥクを探せばいいか。
ドライバーに逃げられたと泣きつけば誰か拾ってくれるだろう。
ドキドキしながらタクシーは街を抜けてオフロードに差しかかった。
オンボロタクシーは気合いでオフロード道を走ってくれた。
ほんとよく壊れないよ。
そして、
あれが双子のバオバブだよ
そう言って車を止めてくれた。
ついにバオバブとご対面である。
時にはケニアとどっちに行くか天秤にかけられたり、バスが埋まっていて行けなくなる可能性もあった。
それでも何とかたどり着くことができた。
うおおお、バオバブだああああ!
めっちゃ背高いいいいいい!!
って言うかわざわざ車止めてくれるなんて、このお爺さん実はめっちゃいい人なのでは?
急に良い人説が浮上。
そしてバオバブの並木道の駐車場にたどり着いだ。
19時半まで待っててね?
わかったわかった。楽しんでおいで。
そう言ってビジネスカード(名刺)も見せてくれた。
名前と電話番号付き。
最初から見せてくれよw
そんな訳でたっぷり2時間もらったのでバオバブの並木道を歩く。
めっちゃあるううう!
太くて大きいバオバブ。
生命の力を感じずにはいられなかった。
ちょっと鳥肌。
多くの人が憧れるのも納得だ。
すごいぞおおお、と思っていたら、あっさり並木道は終了。
てっきり数キロに渡ってバオバブの木が立ち並んでいるかと思ったら、500mくらいで終わってしまった。
後はところどころ点在するだけのようだった。
ちょっと拍子抜けだが、仕方あるまい。
入り口の方に戻って撮影場所を決める。
この辺かな。
ちょっとすでにかっこいいじゃないか。
無事に場所も決めたので例の儀式をすることにした。
例の儀式
塗り塗り。
27カ国目マダガスカルを塗り潰しました!
下の方にあるのでバオバブの木と一緒に映らないのでただの自撮り写真 笑
mosariの職場の後輩たちが作ってくれた世界白地図Tシャツ。
詳しくはこちら。
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バオバブの夕焼け
日の入りは18時半。
今はまだ17時半。
ウロウロしながら夕陽が落ちるのを待った。
この景色ならずっと見てられる。
そして日が大きく傾いてきた。
バオバブの木の影長すぎ(;´∀`)
夕陽眩しすぎ〜。ぺかーっ!
・・・
・・
・
そしてついに、
バオバブの木は色を失い、空高く、まるで塔のようにそびえ立つ。
1日が終わる。
夕暮れ時にそびえ立つバオバブの木。
地球ってなんだかすごいぞ。
パワーを感じるよ。
・・・
・・
・
日が落ちると多くの観光客は帰って行ったがここからがまた一層美しい。
太陽が残していった光が昼と夜をごちゃ混ぜにしてくれる。
グラデーションが美しい1日の終わりだった。
振り向くとここからは私の番だと言わんばかりに月が輝いていた。
こういう時はちゃんとした一眼が欲しくなる。
我々は軽量化重視で持ってきていないんだよね(;´∀`)
駐車場の近くにはショップやカフェがあるのでそこでお土産のマグネットを購入した。
そしてドライバーは、
・・・
・・
・
ちゃんといてくれた!
ありがてぇ。
どうやらまじで信用できる人だった。
帰り道の途中で警察の検問があった。
トゥクトゥクだと街の外に出れないので、警官に袖の下を渡す必要がある。
が、我々はタクシーだから書類を見せて完了。
40分くらいかけて街へ。
ちゃんと宿まで送ってくれた。
明日はサンセットを見に行くつもりだったが、バオバブはなんかもう満足してしまった。
だから近くのザザマララという森林公園に行くことにした。
ドライバーのRodinに残りの40,000アリアリ(1,237円)を渡しつつ、明日ザザマララに行きたいとお願いをした。
彼の言い値は100,000アリアリ(3,092円)。
我々は80,000アリアリにして欲しいと交渉。
ザザマララは遠いんだ。90,000アリアリでどうだ?
確かに今日のバオバブの並木道までは20kmちょっと、ザザマララは30km弱と約1.5倍の距離だ。
なら、料金も1.5倍ということか。
90,000アリアリ(2,783円)で9時にピックアップしてもらうようにお願いした。
信用できるドライバーに会えてよかった。
夕食はお弁当
帰ってきたらもう20時を回っていた。
今からレストランを探すのは面倒なので宿でお願いすることにした。
なんも読めないのでエイヤーで注文。
全く作っている気配を感じられなかったが、バオバブの実から作られたジュースを飲みながら待つ。
甘い、プルーンみたいな味。
バオバブを見たらバオバブのジュースもセットですな。
30分ほど待ってお弁当箱が届けられた。
どうやら近くのレストランに出前してもらっているようだ。
魚のフライとホルモン系の炒め物。
どちらも味はそこそこ。
お米はちょっとパサパサでイマイチ。
それぞれ12,000アリアリ(370円)。
まぁこの値段で魚が食べられるなら良いかもしれない。
世界一周中は魚が高級品だから(;´∀`)
帰ってきたらシャワーを浴びてブログやらInstagram。
日が変わってから就寝。
■Instagramはこちら
フォローするとazuとmosariが喜びます。
ブログでは伝えきれない動画などもあるので合わせてぜひ。
ストーリーを要チェック!
フォローといいね、コメントお気軽に。
https://instagram.com/jgclife.globe_trotting
ついにバオバブの木を見ることができた。
地球ってすごいぞ。
でも明日はサンライズじゃなくて森林に行って猿を見に行きます。
それでは!