サマルカンドからヒヴァへ鉄道旅の始まり ウズベキスタン【世界一周183日目】

夫婦 世界一周  ウズベキスタン サマルカンド

【世界一周183日目】2023.10.04 ウズベキスタン サマルカンド

気温:14度〜28度

歩数:13,286歩

1スム=0.012円

今日の予定

  • サマルカンドを観光する
  • ヒヴァ行きの夜行列車に乗る
mosari
今日でついに6泊もしたサマルカンドを経ちます

 

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起床

今日もなんだかんだ7時に起きる。。

今日は夜行列車でウズベキスタン西部にあるヒヴァの街へ移動する日だ。

と、言うことで日中は何をするか決めていなかった。

とりあえず朝食。

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朝食はサマルカンド恒例のメニュー。

でも今日はちょっとだけいつもと違うんです。

何か気づきました?

・・・

・・

そう、緑茶が紅茶とコーヒーに変わっているんです。

いつか買おう、いつか買おうと思っていた紅茶とコーヒーを3ヶ月目目前にしてようやく購入しました(´`)

確か紅茶が25パック入りで60円くらい、インスタントコーヒーが60gで120円くらい。

かなり安く買えたので満足。

他の国だと倍以上していた気がする。

嗜好品なのでついつい後回しにしてしまっていた(;´`)

 

食後に今日どうするか相談。

イランのことやサウジのことなど今後の中東系について調べたほうがいいような気もしたが、昨日もドル入手のための銀行巡りで観光できていなかったので、街に繰り出すことにした。

シャーヒ・ズィンダ廟群というところへ行くぞぃ。

 

シャーヒ・ズィンダ廟群

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廟群と言うことで多くの魂が眠る場所。

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Azuも昨日かったワンピースを装着してウズベクマダムにクラスチェンジ済み。

 

入り口で1人40,000スム(489円)を支払う。

クレカが使えるそうだが、エラーで決済できず現金で支払った。

中央アジアは本当にカードが使えるところが少ない。

キャッシングし過ぎて枠が心配になってきた。

だが中に入ればそんなちっぽけな心配事が吹き飛ぶくらい素敵な光景が広がっていた。

階段の途中で美しいタイルアート。いきなりコレだもの。

そして階段を登ると碧の通路。

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工事中で足場が残念・・・!

ここからは数多くの霊廟がずらりと並ぶ。

その美しき碧をご覧あれ。

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クラスチェンジしたAzuはウズベクマダムだ。

ウズベキスタンに住んでる方から一緒に写真を撮って欲しいと言われたり、どこかの外国人に写真を撮られたりしていた。

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幾何学模様のタイルが好きなAzuはもう大興奮。

ひたすら写真を撮りまくっていた。

観光客も団体客が多く結構な混雑。

みなこぞって碧を写真に収めている。

でも自分の琴線に触れたのはこちらの名も無き死者が眠る霊廟。

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他の霊廟群は誰のものか記載があるのだが、こちらはUnkownと記載されていた。

内装もタイル張りが無くシンプルな土の壁。

控えめに言っても見どころと言えるものは何も無い。

誰もが覗き込んではすぐに踵を返していた。

でも何故かこのシンプルな棺に惹かれてしまった。

 

君は誰?

 

棺は当然物言わぬ。ただそこにあるだけ。

ふと気になって裏に回ってみた。

そこには更にシンプルな小さな棺があった。

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親子か夫婦か、それとも兄弟か。

様々な想像ができる。

ここに来る観光客のうち何人がこの隠れた棺に気づくだろうか?

そしてそのうちの誰かが小さな棺の上に1,000ソムを置いていった。

どんな感情でお金を捧げたのだろうか。

崇拝か追悼か、それとも哀れみか。

浪漫の詰まった霊廟だった。

 

おそらくサマルカンドで一番有名なのはレギスタン広場だろう。

でも間近に様々な美しい建造物を観れると言う意味ではこちらの方がおすすめかもしれない。

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チェックアウトから午後の休息

11時ごろに宿に戻ってチェックアウトの準備。

6泊もしたが普段から整理整頓を心がけているのでサクッと準備完了。

休憩しつつ12時前にベッドを空けた。

が、今日は日が変わった1時の便で出発するため荷物なんかは共有スペースに置かせてもらって昼食を作った。

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野菜たっぷりラーメン。

共有スペースで食べているとたまに気になることがある。

それはラーメンを啜るという食べ方。

日本人にとっては当たり前の行為だが、世界的に見るとマナーが悪いように見える食べ方。

誰かが不快な思いをしていないといいなと思いながら豪快に食べつくした。だって美味いんだもの。

 

食後はホストに出てけと言われるまで共有スペースでブログを書いた。

事前にチェックアウト後も共有スペースにいて良いか聞いたところ、滞在中のゲストのものだから本当は困るけど、混雑してなければ良いよ、と言うことだった。

混雑しないことを願いながらブログを書く。

途中で同じく世界一周中のMasahi君も今後の予定を決めていたのでアレコレ旅談義をした。

旅人にとって旅の話題は尽きない。

お互い中東や南アフリカ周辺に今後行くのでそのあたりの話もした。

・・・

・・

全然混雑しないので17時過ぎまでゆっくりすることができた。

 

レギスタン広場のライトショー

17時過ぎに街へ繰り出した。

目的の一つはAzuの被り物。

イランでは観光客であろうとも女性は肌や髪を露出してはいけないのだ。

そのために昨日ワンピースを購入していたのだ。

今日は髪を隠すためのアイテムを買いに地元の人向けと思われる商店に来た。

・・・

・・

が、難しい。

単にスカーフを巻いてるだけかと思ったら、最初にタイトな被り物をして完全に髪が出ないようにしたうえで、上からゆるっとしたものを被るのが基本のようだった。

選び方がわからないので買い物していた地元マダムたちに声をかける。

当然英語が伝わらないのでジェスチャーだけで試みる。

最初はなんだこのアジア人って感じだったが、被り物が欲しいということが伝わると次から次へと必要なアイテムを被せてくれた。

さらには後頭部にはボリュームを増すためのアイテムを装着しているということも教えてくれた。

こんな感じ。

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全然知らなかった(;´`)

快く我々の買い物に付き合ってくれて感謝。

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この間mosariは右下に写っているおチビちゃんをずっとだっこしていた。

疲れて下ろしても身体をよじ登ってくるもんだから結局ずっとだっこしっぱなし。

腰が破壊されるかと思ってヒヤヒヤした。世の中のお父さんはすごいな。

 

内側に被るやつ、外側に被るやつ、ボリュームを増すやつ。

3点で120,000スム(1,467円)だった。

高いのか安いのかさっぱりわからないが一応観光客向けの価格になっている気がするな。

でもこれでAzuもイラン対応の服装が手に入ったぞ。

 

その後はいつも買い物していたシヨブバザールの隣にあるビビハニムモスクへ。

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黄昏時はよりアラビアン感が増す。

すごく立派だがこちらはタイルの欠落が激しい。

レギスタン広場の神学校は14世紀に建てられたものなのでこちらも似たような年代だろう。

修復しながら維持しているのだろうが、それでも追いつかないんだろうな。

だってサマルカンドには多くの建造物が現存しているから。

600年以上前の建物が今もこれだけ残っているってのは本当にすごいことだ。

サマルカンドの住民たちは誇らしいだろうな。

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その後は最後にシヨブバザールへ。

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もう今日が最後だ。

毎日来てたからちょっとした愛着が湧いていた。

朝食用のナンを買っておしまい。

いいバザールやった。

 

そして初日にホストに教えてもらった近くのレストランへ。

ミナレット。

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最後にここのラグマンを食べたかったのだ。

相変わらず美味しい。

まじで牛カルビうどん。

お会計時にナンが前回7,000スムだったのに8,000スムになっていた(;´`)

そして断水中だからとトイレが使えなかった。

仕方なく近くの2,000スムのトイレを使った。

 

  • ラグマン×2
  • ナン
  • シャシリク
  • チャイ

これにサービス税10%がかかって91,000スム(1,110円)。

Azuはトイレも使えないで有料の使ったのにサービス税にぷんぷんしていた。

まぁ実際何もサービスされてないしな・・・

 

8時20分ごろにレギスタン広場へ。

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8時半からのショータイムを見るためだ。

なお、9月までは9時スタートだったが、10月からは8時半スタートに変わったそうだ。季節で変わるそうなので宿の人に聞くといいだろう。

昼のレギスタン広場も良かったがライトアップされたレギスタン広場もアラビアン感が増してとても良き。

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ショーのお供のキャラメルポップコーンもばっちり。

近くで5,000スム(62円)で売っていた。

 

そして8時半にBGMと共にライトショーが始まった。

美しい建造物が光によって彩られる。

これは綺麗だ!と思う配色もあれば、これは・・と言うものもあった。

目まぐるしく変わる。

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これから・・・

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こんな毒々しい配色から、

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こんな配色など。

 

30分程度かと思ったがなんだかんだ1時間もやっていた。

なお、昨日見にいったMasahi君のインスタを見たら全然内容が違っていた。

どうやら運がいいとプロジェクションマッピングが観れるらしい。

そっちの方が良かったがこれも巡り合わせか。

 

21時半過ぎに宿へ向かって歩き出す。

広場を出たら街頭の数は少なくかなり暗い通りだが人通りは多く不安な感じはしなかった。

でも流石に宿の近くのローカルエリアまで来ちゃうとちょっと怪しい感じ。

特にホストからも気をつけろとも言われてないので大丈夫だとは思うが。

 

22時過ぎに宿に戻る。

今日は共有スペースに人がおらず明かりがついていなかった。

暗闇の中休憩しているとホストからキッチンに入っておいでと呼ばれた。

チェックアウト後に我々が居座るのをあまり歓迎していないようなニュアンスを受けたが、あたたかいエリアでゆっくりしていいようだ。

彼には電車が1時発である旨と、タクシーを呼んで欲しい旨は事前に伝えているので、

 

電車の時間までここでゆっくりすると良い

 

そう言ってくれた。

お言葉に甘えて11時までホストと会話しながらゆっくりさせてもらった。

日本の年金制度や、彼がSAMSUNGを大好きな理由や、彼がサマルカンドに初めてホステルを始めたこと、コロナ時は大変だったことや、我々の帰国後のことを応援してくれたり。

変わったオーナーではあったが、色々とお世話になった。

宿自体の居心地は良いし、また来ることがあればリピートしたい。そう思わせる宿だった。

 

11時過ぎにタクシーを呼んでもらってサマルカンド駅へ向かった。

市内から少し離れているのでタクシーを使うといいだろう。

呼んでもらったタクシーは6.4kmで24,000スム(294円)だった。

安いなぁ。

 

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サマルカンドの宿

さて、サマルカンドで6泊した宿の紹介。

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  • 施設名:Hostel Azaliya
  • 住所:24 Kogon street Shahi-Zinda, 140000 サマルカンド, ウズベキスタン
  • チェックイン時間: 14:00〜
  • チェックアウト時間: 12:00
  • 部屋タイプ:ドミトリー 8人部屋
  • エアコン:有り
  • 1泊1人:111,000スム(1,336円)

合計で6泊したので2人で1,320,000スム(16,043円)のお支払い。現金のみ。

こちろはロシア人のオーナーがホスト。

おしゃべりでユニークなオーナーと、働き者のソフィア。

このホステルには個室もあって家族連れも何組か見かけた。

これまでのホステルにも個室はあったがあまり子連れの旅行者は見かけなかった気がする。それだけこのホステルが安いということだろうか(他のホテルが高い?)

後はやはりロシア人が多かったように見える。

ホストは親切でチェックイン後に周辺の観光スポットを教えてくれる。

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食材の購入に便利なシヨブバザールまでは10分くらい、レギスタン広場まで20分くらい。

立地は良いと思うが、宿の周辺はちょっと寂しいエリアなのと未舗装(舗装がボロボロ)なので砂埃がすごかった。

 

宿の中は快適そのものだった。

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日中はよくこの中庭のチャイハネで過ごした。

ここには電源が無いのでリクエストしておいた。

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キッチンは広く使いやすい。

調理器具は充実していたが、洗わない無法者が多かったのはマイナス。これはゲスト側の問題だけども。

緑茶はフリーだった。

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施設内はソフィアがマジで働き者でいつも掃除していた。

なのでかなり綺麗。

中庭には洗濯物が干せるラックがあったので一晩で乾くのも○。

 

水回り

全く問題無し。ドミトリーの部屋にトイレとシャワーが1個ずつ設置されている。

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こちらはシャワールーム。

湯量や排水などは問題なく、フックも充実していた。

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ただのトイレ。

問題無し。

 

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部屋回り

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2段ベッドが4個で8人部屋。

カーテン有りな時点でGood!

タオルもバスタオルが1枚付いてきます。

リネン類も清潔。

ベッドの近くに電源も2個ずつ用意されているしロッカーもあったので非常に快適だった。

部屋の中にテーブルが1個あるものの椅子が1個しかないのと、電源がベッド以外には1箇所しかないので部屋の中でくつろぐのは難しめ。ベッドの中か中庭がよし。

 

ホストにはタクシーを呼んでもらったり、チェックアウト後もいさせてもらったり、印刷屋の場所を教えてもらったりとお世話になった。

唯一の欠点はレビュー依頼の圧が強いことだろうか。

書くまでずっと言われ続けたのはマイナス。

まぁ大した問題では無いか。

ほんといい宿だったと言える。

 

サマルカンド駅へ

さて、メータータクシーに乗ってサマルカンド駅へやってきた。

目的地は東部にあるヒヴァという街。

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建物の手前で手荷物検査を受ける。

ザルっぽくて何も引っかかる気配が無いが。

 

なおチケットはあらかじめ市内のチケットオフィスで購入済み。

1人144,950スム(1,772円)。

ネットで買えるんだけど、システムが止まってしまっていて購入できなかったので直接カウンターに出向いたのだ。

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サマルカンドに来て3日間も観光しない夫婦 ウズベキスタン【世界一周178~180日目】

2023年10月6日
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構内はなんだかオシャレ。

人はまばら。

電光掲示板を見たり、スタッフの人にチケットを見せてプラットフォームナンバーを聞いた。

3番から出発で、電光掲示板的には12時46分ごろに列車がやってきて、1時7分に出発するような旨がかかれていた。

 

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到着予定時刻の10分前にホームで待機する。

・・・

・・

列車がやってきた。

入り口で車掌さんにチケットを渡して搭乗する。

チケットは回収されてしまうので写真を撮っておくことをおすすめする。

 

そして車内に入って絶望する。

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通路が狭いのは仕方ないのだが、皆すでに寝静まっているのだ。

通路には靴が置いてあったり、足がはみ出てたりととてもキャリケースが引けるような状態ではなかったし、なによりも我々のベッドの位置が悪かった。

そう、直前に予約したので2段ベッドの上段しか空いてなかったのだ。

まぁそれはよいとしても、我々の荷物を置く場所が無いのだ。

いや、正確にはある。

あるのだがとても入れにくいのだ。

その場所は天井付近の最上段。

床からは届かない高さにあるのだ。

下段のベッドの上に乗ってあげるしか無いのだが、すでに下段の住人は夢の中だ。

始発じゃ無いので多くの人はすでに夢の中。

初めて光景にどうしていいか思考が追いつかない。

そして車内は蒸し風呂のように暑い。

暗いし、皆寝てるし、暑いし、狭いし劣悪な環境に見えて仕方なかった。

 

それでも荷物をあげるしかない。

寝ているので断りも入れられずに、申し訳無いと心の中で謝りながら下段のベッドの上にあがらせてもらい、15kgのキャリケースをバンザイして荷物入れにぶち込んだ。

女性ではかなり難しいだろう。

途中で車掌さんが通ったが見て見ぬふりだ。

なんとか荷物を入れたら今度は我々がベッドに上がる番だ。

でもこれも難しい。

めちゃめちゃ狭いのだ。縦も横も。

這いつくばるようにしてベッドに入り込む。

翌朝撮った写真だがこのようにベッドの上で身体を起こすことが出来ないのだ。

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上段は恐ろしく狭いし、荷物入れがさらに上にあるので荷物の出し入れがかなり大変だ。

 

シーツを自分でなんとかセットして横になる。

本当は貴重品の管理としてリュックを枕元に置こうかと考えていたが狭すぎてとても無理だ。

仕方なくリュックも最上段に置いてワイヤーでバーにくくった。

 

狭くて暑くてどうにかなりそうだった。

足は通路にはみ出てる。

鉄道は失敗したかと思った。

間違いなく快適なのは下段だけだ。

 

なんてちょっと弱気になっていたけど疲れていたのかあっという間に寝てしまった 笑

 

1時に出発して到着は10時55分の予定。10時間の鉄道の旅が始まった。

 

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コメントはmosariも読ませていただいてます。ありがとうございます。

 

明日は砂の街ヒヴァに到着するはず!

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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