ミシとパパによるアブハー観光で生を実感した日 サウジアラビア【世界一周218日目】

夫婦 世界一周  サウジアラビア アバ

【世界一周218日目】2023.11.8 サウジアラビア アブハー

気温:12度〜20度

歩数:10,986歩

1リヤル=40.21円

今日の予定

  • アブハー観光
mosari
今日は流れに身を任せてミシに付いていきます

 

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目覚め

ミシは8時から学校があるから7時ごろ起きると聞いていた。

あ、ちなみにミシは大学生です。

37歳が20歳の学生のお家にお世話になってるんです。はい。

 

我々もミシに合わせて7時に起きる。

が、誰も起きてこない 笑

 

朝食は適当にあるものを勝手に食べていいと言われているのだが、日本人的にはなかなか難しい。

誰かと一緒に食べようと思っていたのだが。

そしてようやく9時前にミシが起きてきた。

 

完全に遅刻だ(;´∀`)

 

昼過ぎに帰ってくるから、それまでパパと遊んでて

 

そう言ってミシはレクサスに乗って大学へ向かった。

 

程なくしてミシのパパも登場。

 

さぁいくよ。

 

どこに行くかわからなかったがパパの車に乗り込んだ。

 

パパとのアブハーツアー

パパは英語がほぼ喋れないので意思疎通はジェスチャーか、Google翻訳でアラビア語を使う。

夫婦 世界一周  サウジアラビア ジェッダ

それでも学校、病院、レストランとか簡単な単語で色々と街を案内してくれた。

最初に降りたのは気持ちのいい通り。

夫婦 世界一周  サウジアラビア ジェッダ

紫色の花が咲いていたからまさかと思って聞いてみた。

 

ジャカランタ?

 

答えはYes!

やっぱりか!シーズンじゃ無いから少し花が咲いているだけだけど、これがジャカランタの木なのか。

ジャカランタって紫色の花が咲くめちゃめちゃ綺麗な花。

 

コロナでキャンセルになったんだけど、南アフリカに行こうとした時があって、そこでジャカランタという木の存在を知った。

フィリピン留学中にミシからもアブハーにはジャカランタがあるという話は聞いていたが、ここで観られるとは。

夏には多くの人がピクニックするんだろうな。花見のように。

・・・もちろん酒は無いけど。

 

夫婦 世界一周  サウジアラビア ジェッダ

少しだけ花が咲いていて、散った花弁が芝の上に落ちていた。

紫色で美しいね。

 

あとでミシに聞いてみたら6月とか7月とかがシーズンらしい。

 

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暖かい日差しの中3人で歩いて行く。

 

夫婦 世界一周  サウジアラビア ジェッダ

少し歩くとマーケットに辿り着いた。

サラサマーケットというオールドマーケットのようだ。

服やスパイスのほか、

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蜂蜜がたくさん売られていた。

どうやらアブハーはハチミツの産地らしい。

 

そのあとは再び車で移動して朝食を食べることになった。

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パパが4種類のおかずとパンをオーダーしてくれた。(あと紅茶)

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こんな風に千切ったパン(タミーシ)でおかずを挟んで食べる。

これはレバーを炒めたものを挟んでいる。

臭みもなくとても美味しかった。

 

他にも卵炒めや日本で言う焼肉屋にあるハチノスのような内臓系を炒めたもの、豆のペーストのものがあったが、どれもパンによく合い美味しかった。

 

シャクショーカと言っていた。

 

食後にパパにいくらか聞いたけど、結局ご馳走になってしまった(;´∀`)ありがとうパパ

 

その後も車に乗ってアブハーの至る所に連れて行ってもらった。

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市内が見渡せるところ、

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街の郊外が見渡せるところ、

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写真だとイマイチわからないが、野生の猿の群れが見られるスポット、

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山の奥にある歴史的な建造物群などなど。

他にもダムやアブハーの誇る5つ星ホテルやおしゃれレストランなど。

 

間違いなく日本人で一番アブハーを満喫していると言えるだろう。

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アブハーの街は道路がよく整備されていて走りやすそうだった。

運転マナーはめっちゃ悪いけど。

信号も無いし。

 

そしてここでわかったことがある。

アブハーに車は必須だ。

バスなんて全く見ない。

店と店が離れており、商店街というものも見当たらない。

ショッピングモールはあるがそれでは街の雰囲気はわからない。

もし個人で移動しようと思ったらやはりUberになりそうだった。

 

3時間くらい案内してくれてお家に戻った。

 

ミシが学校から帰ってきたらまた案内してもらって

 

そう言ってパパさんと別れて自室へ向かった。

 

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ミシのとのアブハーツアー

さて少し休憩でもして、と思っていたら

 

mosari!!

 

リビングの方から呼ぶ声が聞こえる。

どうやらすぐにミシも戻ってきたようだった。

 

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蜂の巣を食べさせてくれた。

後ろのタッパーにあるくらいで100ドル(15,000円)くらいするそうだ。

特別なやつなんだとか。

味は甘すぎず、パクパクいける上品な蜂蜜だった。

巣はガムのように食感の部分もあって不思議だった。

 

食べ終わると

 

さぁ行こう!

 

休む間もなく今度はミシに街を案内してもらうことになった。

 

ミシはお洒落なカフェやモールなど若者が行きそうな場所を案内してくれた。

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スイーツを買ってくれたりもした。

これがまたサクサクで焼き立ててめちゃんこ美味しかった。

サウジのスイーツというよりは今時のどこで売っても売れそうなタイプのスイーツ。

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しかしmosari的には商品よりも営業時間の方が気になった。

午後2時〜9時って(;´∀`)

暑いから午前中は営業しないというスタイル。

 

午前中やってないんだね〜って言ったら

 

午前中は皆仕事してるから

 

ミシはそう言っていた。

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お菓子てんこ盛り。

 

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ショッピングモールにも来てみた。

まぁこれはどこの町でもだいたいそうだけど、とても綺麗で大きい。

ただ違うのは、

男性は半数がトープ(白い石油王みたいな格好)をしており、

女性は99%アバヤを着て、半数以上が顔も隠していて目元しか見えない。

 

人の見た目だけが大きく違っていた。

お店自体は服や家電、フードコートや映画館など変わらない。

 

映画館があったので気になったことを聞いてみた。

 

アメリカの映画は時々ベッドシーンが出てくるけど・・・

もちろんカット!

 

ですよね(;´∀`)

さすがムスリムの国だ。

 

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ミシがコーヒーを奢ってくれた。

ピンクなのは苺じゃなくてラズベリー。上はエスプレッソ。

混ぜるとイチゴラテのような甘い味の後にほろ苦さ。

 

モールには大きなスーパーがあった。

我々もお世話になりっぱなしではアレなので日本食を作って振る舞いたかった。

そのための食材を購入。

夫婦 世界一周 サウジアラビア アブハー

野菜を選ぶAzuとミシ。

いくつか野菜を買ったんだけどお会計を払わせてくれない。

我々が作る料理だから当然自分たちで払いたいのだが、ミシが決済端末に自分のスマホをタッチして払ってしまった。

 

3日間は僕らが払う。4日目から払ってくれればいい

 

そう言えばフィリピン留学中もそんな感じのことを言っていた気がする。

そういう文化なのだろう。

37歳が20歳学生(実際はミシのパパ)に奢ってもらってばかり(;´∀`)

4日目からはちゃんと払います。。。

 

野菜も買ったしそろそろ家に戻るのかと思ったが、親戚のアパートの近くを通るからということでお家の目の前に。

ミシが電話をかけるとすぐに親戚たちがアパートから出てきた。

 

聞けばミシは学校が終わったら大抵このアパートに来て遊んでるんだとか。

 

せっかくだから中を見てみるかい?

 

と言うことだったのでお邪魔させてもらった。

 

アパートっていうから日本のように小さいものを想像していたんだけど、めちゃんこ広い。

 

どんくらい広いかと言うと、

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卓球台やテーブルフットボールが置いてあるくらいには広い。

って言うかこの組み合わせ我々が留学していたGENIUSじゃんw(ビリヤードはなかったけど)

 

他にも超巨大なテレビとソファーが6個くらい置いてあるゲーム部屋などもあった。

 

紅茶を淹れてくれる親戚たち。

コンデンスミルクと飲むのがお気に入りらしい。

てっきりコーヒー文化なのかと思ったが冬は紅茶がベストらしい。

 

親戚たちとお話ししたり、途中でミシがお祈りしたり、サッカーゲームをしているのを観戦したりして過ごした。

 

mosari、卓球やろうぜ

 

そう言ってミシと卓球もした。

フィリピン留学中はよくやっていたから懐かしかった。

4ヶ月ぶりで下手にはなっていたけど試合は勝つことができた。

 

んでその後は親戚の1人と試合したんだけど、

 

(;´∀`)強すぎる

 

試合にならないレベルで強すぎた。サーブは高速かつ低弾道で回転付き、レシーブは思いっきりハイスピードで返してくる。

ボロックソにされましたw

 

それでもフィリピンで卓球してなかったらそもそも一緒にやろうって話になってなかったと思うから、まじでフィリピンで卓球練習しておいてよかったわ。

 

Azuも別の親戚とテーブルサッカーで遊んでいた。

ダーツもした。

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外すと思いっきり壁に刺さりまくってるけど、いいのかね(;´∀`)

 

その後は親戚たちと一緒に(名前が聞き馴染みがなさすぎて発音できなくて書けないのだ)彼らの農園に向かうことになった。

 

丘の上の家に辿り着くとソレは”元”農園のようで今は家畜はおらず、農産物も見当たらなかった。

その代わり素敵な建物があり、今なお作っている最中だった。

何かと思ったら、昔ミシのパパが住んでいた実家だそう。

それを改修してホテルを作ってるんだとか。

丘の上だからビューもいいし、ギリシャ風のオシャレなデザインで完成が実に楽しみだった。

 

ミシのパパはアブハーに家を複数持っているようで、この農園もかなり広い。

お金持ちだと思っていたが、想像以上なのかもしれない。

 

畑まで近づいて見ることになり、車で移動する。

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これ、やってみたかったんですよね。

荷台がついた4WDの後ろに座って走るの。

 

やってみたいと言うと、

 

本気か?奴の運転はクレイジーだぞ?

 

もう1人の親戚に止められたが、乗ってみたかったので皆で荷台に乗り込んだ。

 

想像以上に揺れたが実に爽快だった。

笑いが止まらん。

 

これ。日本じゃできないからね。

 

畑の中心に巨大な穴がある。

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かなり深い井戸のようだが、ここにたくさん水を溜めて、隣の小屋にあるポンプを使って水を吸い上げる。

そして農園中に張り巡らされたパイプを伝って水を行き渡らせるんだそう。

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ポンプは長らく使っていないよう見えたが、頑張って下の車輪についているハンドルを回してエンジンをかけてくれた。

水が少ない地域だからこうやって水を溜めて、効率的に撒ける仕組み。

 

農園の隅には夏によくここで寝泊まりするという秘密基地があった。

居心地の良い小屋の中には紅茶を楽しむための囲炉裏やヤカンなどの他、

古びたテレビとラジオが置いてあった。

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もうボロボロで壊れてるとしか思えなかったが、今だに動くんだぜ?

そう言ってラジオを流してくれた。

日本製は最高だよ、そう言っていた。

 

このラジオはJVC(日本ビクター)、テレビはサンヨーだった。

ちなみにアブハーの街では2台に1台は日本車だ。

日本人としてはとても嬉しいね。

 

紅茶をご馳走になりながらこの小屋でもたくさんの話をした。

ミシが英語とアラビア語をトランスレートしてくれる。

 

ついさっき会ったばかりなのに遊んだり、紅茶を飲んで会話を楽しんでいる。

サウジアラビアのアブハーという街の片隅にある小屋で。

 

それはなんだかとても贅沢な時間だった。

仕事をしていたら、まずサウジアラビアに行こうという選択肢は出てこなかっただろう。

もし出ていたとしてもアブハーの街には絶対に来ない。

 

仕事を辞めたことで偶然が何度も重なって今僕たちはここにいて彼らと出会った。

人生というのはなんて面白いもんなんだろうか。

 

もちろん仕事をしていたことで出会う何かはあっただろうし、仕事を辞めたことで失ったものもたくさんあるだろう。

 

それもでこの不思議な出会いと縁に感謝せずにはいられなかった。

 

俺、生きてる。

 

サウジアラビアの田舎で暖かい紅茶を飲みながら、なぜだかそう思えた。

 

夕食

すっかり遅くなってしまったので夕食は買って帰ることにした。

日本食は明日以降になった。

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フライドチキンのようだがプロストと言うらしい。

サクッとジュワッと美味しいチキンをミシとサラの4人で食べた。

2日目なのでミシの奢りで(;´∀`)

 

今日はパパはもう一つのお家に行くそうなので夜は不在だった。

もう一つのお家って(;´∀`)

 

今日は朝から色んな場所を巡った。

ずっと英語での会話が続いたので頭はショート寸前だ。久しぶりだよこんな英語漬けだったの。

改めて英語力の無さを痛感する。

でもこれを繰り返すのが上達の一番の近道なのかもしれない。

必要なフレーズだけを勉強できるから実感しやすいだろうし。

でもまた機会があったら留学ももう1回したいな。

 

ほんと英語ってすごいツールだから。

学生時代の自分にほんともっと頑張れって伝えてあげたいよ。

 

夜はへとへとになって就寝した。

 

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どうやら明日からジーザーンという街へ行きます。

それでは!



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名前:mosari
年齢:30代アラフォー
性別:男性

2023年4月2日から夫婦の夢だった世界一周の旅に出ました。

小学校の同級生夫婦のポンコツ世界一周旅で世界の絶景、地球の美しさ、多種多様な文化を見てきます。 現在は3ヶ月のフィリピンでの語学留学を終えて、世界を巡ってます。

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