皆さまおはこんにちばんは。
日本帰国時の水際対策が大幅に緩和されたことで海外旅行に行くこと自体は可能になりつつあります。
実際は色々手続きが必要なのでコロナ前のように気軽に・・・という訳にはいかないものの、気合があれば海外旅行に行くことは可能です。
mosariも夏休みに行こうか検討しており、先日シンガポールに行く場合の手続きを調べてみました。
シンガポールは入国時の制限も条件付きで無いため簡単な部類になります。
それでもこんな手続きが必要なんだよ、って感じで気になる方は参考にどうぞ。
夏休みに海外旅行に行く方が一定数いるかと思うので、海外旅行解禁の機運はこれからどんどん高まっていくことでしょう。
そうなってくると夏休みはまだ怖いけど、年末ならいいんじゃ?
みたいな人も出てくると思うんですよね。
そんな人を地獄に叩き落とすのが燃油サーチャージです。6月から未曾有の燃油サーチャージ価格となっていますが、8月からはさらに上がります・・・
少なくとも北米・欧州に行こうという気が微塵も起きないレベルになります。
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燃油サーチャージの変更
6月からまさかの4段階アップで「ゾーンI」になっています。
そして8月からはさらに3段階アップで「ゾーンL」?という地獄が待っています・・・・
A | B | C | D | E | F | G | |
韓国・極東ロシア | 600 | 800 | 1,400 | 2,600 | 3,600 | 4,600 | 5,800 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 1,400 | 4,000 | 6,600 | 9,000 | 10,400 | 12800 | 16,200 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,600 | 5,200 | 7,600 | 10,200 | 11,600 | 15,000 | 18,400 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 4,000 | 7,600 | 11,600 | 16,600 | 19,600 | 24,200 | 30,000 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 5,200 | 10,200 | 15,200 | 21,800 | 15,400 | 31,200 | 36,800 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 9,000 | 17,800 | 26,400 | 35,600 | 40,400 | 48,400 | 57,600 |
H | I | J | K | L | |
韓国・極東ロシア | 7,000 | 8,200 | 9,200 | 10,200 | 11,200 |
中国・台湾・香港(東アジア) | 18,800 | 19,800 | 25,400 | 27,800 | 30,200 |
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 22,000 | 15,400 | 27,600 | 29,800 | 32,000 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 35,800 | 39,200 | 44,600 | 48,200 | 51,600 |
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 42,600 | 47,200 | 52,800 | 57,600 | 62,200 |
北米・欧州・中東・オセアニア | 66,800 | 73,600 | 83,200 | 90,800 | 98,000 |
※往復分、片道の場合は半分
※IまではJALの場合、ANAは微妙に増減
※J~LはANAの場合、JALは微妙に増減予定
表はJALの価格を記載していましたが8月以降の金額がまだ発表されていないため、J〜LはANAの金額を記載しています。
8月以降北米や欧州に飛んだら98,000円ですよw
燃油サーチャージだけでコロナ前ならアジアに旅行いけるレベル。ウケるー!
どうなってんのこれ┐(´д`)┌
JALで北米や欧州に行くのはガチお金持ちじゃないとキツいですね。
ハネムーンを海外で予定している人がかわいそすぎ・・・
JALとANAの燃油サーチャージのページはこちら。
JALはまだ8月以降の燃油サーチャージを発表していませんが、ANAは政府認可申請中の状態で価格を発表しています。
基本的にJALとANAは同じ動きをとるので、JALもこれくらいの価格感になります。(ANAとは微妙に増減があります)
燃油サーチャージ変更時期
燃油サーチャージはシンガポールケロシンという燃油取引価格の平均額に基づいて設定されます。
航空燃油(シンガポールケロシン)の各日*1のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします*2。
額改定を行う場合には、関係国政府に認可申請いたします。なお、2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、「燃油特別付加運賃」を適用いたしません。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/table.html
シンガポールケロシンはリアルタイムにサーチャージに適用されるわけではなく、JALとANAは年間2ヶ月ずつの6つの期間を設定しており、それぞれ対応する集計期間中の平均額に基づいて決定しています。
燃油サーチャージの適応期間と、集計期間、発表時期の関係はこのとおり。
適応期間 | 集計期間 | 発表時期 |
4月〜5月 | 12月〜1月の平均 | 2月中旬頃 |
6月〜7月 | 2月〜3月の平均 | 4月中旬頃 |
8月〜9月 | 4月〜5月の平均 | 6月中旬頃 |
10月〜11月 | 6月〜7月の平均 | 8月中旬頃 |
12月〜1月 | 8月〜9月の平均 | 10月中旬頃 |
2月〜3月 | 10月〜11月の平均 | 12月中旬頃 |
今回発表されたのは3番目の8月〜9月発券分になります。
なので4月〜5月のシンガポールケロシンの取引価格の平均を元に計算されています。
燃油サーチャジが適応されるのは発券時であり搭乗時ではありませんので7月までに予約すると「ゾーンI」が適用され、8月以降に予約すると「ゾーンL」が適用されます。
もし年末年始に海外旅行にどうしても行きたい!ってなった場合、8月以降は燃油サーチャージが高すぎます。8月中旬に10月、11月の燃油サーチャージ価格が発表されるので上がるようなら8月中に予約、下がるようなら10月になってから予約するのが良さそうです。
が、残念ながら現在も原油価格は高騰しており、何も対策が取られない場合は同じ、または上がることになるでしょう。
少なくとも劇的に下がるってことは無い気がします。。。
もし年末年始に海外旅行を予約しようと思っている場合、今が一番燃油サーチャージ的には安い気がしますね(;´∀`)今ですらめっっちゃ高いですけど
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過去の推移
参考までに北米・欧州路線の燃油サーチャージの推移です。
時期 | ゾーン | 北米・欧州路線価格 |
2016/4〜5月 | 無し | 0円 |
2016/6〜7月 | 無し | 0円 |
2016/8〜9月 | 無し | 0円 |
2016/10〜11月 | 無し | 0円 |
2016/12〜1月 | 無し | 0円 |
2017/2〜3月 | A | 7,000円 |
2017/4〜5月 | B | 14,000円 |
2017/6〜7月 | B | 14,000円 |
2017/8〜9月 | A | 7,000円 |
2017/10〜11月 | A | 7,000円 |
2017/12〜1月 | B | 14,000円 |
2018/2〜3月 | C | 21,000円 |
2018/4〜5月 | C | 21,000円 |
2018/6〜7月 | C | 21,000円 |
2018/8〜9月 | D | 28,000円 |
2018/10〜11月 | D | 28,000円 |
2018/12〜1月 | D | 28,000円 |
2019/2〜3月 | E | 35,000円 |
2019/4〜5月 | B | 14,000円 |
2019/6〜7月 | C | 21,000円 |
2019/8〜9月 | D | 28,000円 |
2019/10〜11月 | C | 21,000円 |
2019/12〜1月 | C | 21,000円 |
2020/2〜3月 | C | 21,000円 |
2020/4〜5月 | C | 21,000円 |
2020/6〜7月 | 無し | 0円 |
2020/8〜9月 | 無し | 0円 |
2020/10〜11月 | 無し | 0円 |
2020/12〜1月 | 無し | 0円 |
2021/2〜3月 | 無し | 0円 |
2021/4〜5月 | 無し | 0円 |
2021/6〜7月 | B | 14,400円 |
2021/8〜9月 | B | 14,400円 |
2021/10〜11月 | C | 23,200円 |
2021/12〜1月 | C | 23,200円 |
2022/2〜3月 | E | 35,000円 |
2022/4〜5月 | E | 40,400円 |
2022/6〜7月 | I | 73,600円 |
2022/8〜9月 | L | 98,000円 |
上がった月を赤字、下がった月を青字にしています。
JALの場合、ANAは微妙に誤差あり
2022年4月以降は単価の変更があったので反映
コロナ前は「ゾーンE」でも高い!!!って思ってましたが、「ゾーンI」で2倍近く、「ゾーンL」にもなると3倍近い価格に・・・
ロシアとウクライナの状況を見るとそう簡単に原油価格が下がるとも思えませんし、しばらく海外旅行はつらい状態が続きそうですね(;´∀`)
特典航空券の場合
残念ながらマイルを使った特典航空券であっても燃油サーチャージがかかることがほとんどです。
一部のエアラインでは徴収していないのでそういったところを使えば更にお得になりますが、けっこう限定的なので基本的にはかかると思ったほうがよいです。
中東とかは寛容な事が多く、mosariも過去燃油サーチャージ無しで発券できたことがあります。
↑これとかですね。
が、流石にここまで高いと徴収してると思います(;´∀`)
なので特典航空券の場合燃油サーチャージが少ないほどお得感がでてくるのですが、ここまで高くなると、特典航空券で運賃を無しにして、その分を高額な燃油サーチャージに補填するっていう使い方になるのかな。。。
PCR検査して陰性証明を手に入れなきゃいけませんし、コロナ前と比べて海外旅行はほんと行きにくいですね。
本格的に海外旅行需要が戻るのは2024年ごろとの予測もありましたがほんとにそんな感じになりそうですね。
- 円安が110円程度まで戻る
- PCR検査不要で渡航できる
- 燃油サーチャージがゾーンE以下まで戻る
このうち2つが解決されないと一般層は割高感があって厳しいかな〜と思います。
海外旅行好き好き層は今でも行くんでしょうけどw
飛行機乗りたい病の人とかね(∩´∀`)∩
そんな訳で暫くは海外旅行にかかる費用が上がるので運賃だけでもマイルで減らせるといいのかなと思います。
いざという時のキャンセルや変更に対するペナルティも優しいので、そういった安心面でもマイルを使った特典航空券がは強いです。
今マイルを貯めるなら定番ですがマリオットBonvoyアメリカンエキスプレスプレミアムカードがおすすめですかね。
一番お得なのがホルダーからの紹介ですね。
入会キャンペーンで45,000ポイントも獲得できます。
もし周りにホルダーの友達がいないって場合はmosariからも紹介可能ですのでコメントか問い合わせ先にからご連絡くださいませ。
コロナ発生後マイルは貯めたところで使えない・・と方向転換された方も多くいると思いますが、直近海外旅行に行きたいけどお金は少しでも抑えたい・・・という時に便利なのかなと。
mosariも発券してます(`・ω・´)b
後は燃油サーチャージのかからないZIPAIRなんかもありですね。
キャンセル等ができない運賃なのでコロナ禍で使うとどうなのか?ってのはありますがそこは保険と併用ですかネ(;´∀`)
mosariは夏にシンガポール行きを発券しようとしているのと、年始に予約したフィンランド行きがあります。
フィンランド行きは「ゾーンE」で泣く泣く発券していましたが、今思うと安かったんだなと・・・
特典航空券+ゾーンEの燃油代で済んでるので行けたら嬉しいぞ。
フィンランドもワクチン接種証明書だけで入国できるし、後は円安ですね。
ユーロは今は141円・・・まぁ高いけど、ドルや、シンガポールドルとかと比べると上昇はマイルド・・かな。
135円くらいの時に行ったこともあるので。。。
ホテルもオフシーズン?だからかそこまで高くないし行けるといいな。
冬のヘルシンキ・・何しようw
市場とかやってるのかな?
温かいスープとか飲めたら楽しそう。
以前訪れた時はこんなマーケットが広場にあったんですよね。
具だくさんでめっちゃ美味しかったなぁ・・
サーモンスープ7.5€!
1,000円くらいしてたのか・・いいお値段。まぁ具沢山ですからね・・・
それでは!
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